子供の習い事をやめさせたい親の割合は?理由は何と言えば良い?

子どもの習い事で悩む夫婦

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小学生未満の子供の習い事率は8割超え!

将来のさまざまな可能性を持って欲しくて、子供が希望する習い事をさせている親は少なくありません。

ベネッセ教育総合研究所が0歳6か月-6歳就学前の乳幼児をもつ保護者3,522名に行なったアンケート調査によると、4歳児で半数近く、6歳児になると82.7%が何らかの習い事をしていることがわかります。

習い事をしているか(子供の年齢別 経年比較)

出典|第5回 幼児の生活アンケート レポート[2016年]|ベネッセ教育総合研究所

子供の習い事に関する親の悩みの1つに、「子供に習い事のやる気がみられない。」「子供が習い事をやめたがっている。」というものがありますが、習い事をやめたいのは子供だけでしょうか。

もちろん、いくら子供のためにやらせている習い事でも、親が子供の習い事をやめさせたいと思う場合もあります。

そこで今回は、子供の習い事をやめさせたいと思う親の割合、やめさせたい理由、その時の行動や考え方についてお話したいと思います。

子供の習い事をやめさせたい親の割合

さて、子供が習い事をやめたいと言う前に、親が「習い事をやめさせたい……。」と思っても良いのでしょうか。

2016年にベネッセが小学生の子供を持つ親1,587人に行った調査によると、親が「子供の習い事をやめさせたい。」と思ったことがある割合は27%だそうです。

親が親が習い事をやめさせたいと思ったか

出典|【子供の習い事】やめどきを見極めるのも子供の成長にとっては大事!?|ベネッセ教育情報サイト

すでに子供に習い事をさせている親に限定すると、「子供の習い事をやめさせたい。」と思ったことがある親は34%です。つまり、3人中1人の親が、1度は子供の習い事を「やめさせたい。」と感じたようです。

子供の習い事をやめさせたい理由

親が子供の習い事をやめさせたいと思った理由は以下の通りです。

親が習い事をやめさせた理由

出典|【子供の習い事】やめどきを見極めるのも子供の成長にとっては大事!?|ベネッセ教育情報サイト

本人が興味を持てなくなったから|421人(20.4%)
成果や続ける価値を感じられなくなったから|348人(16.9%)
経済的な負担が大きいから|241人(11.7%)
通わせるのが大変だから|191人(9.3%)
その他のことがおろそかになるから|114人(5.5%)
先生と方針が合わなかったから|92人(4.5%)
その他|656人(31.8%)

複数回答のため、「その他」の割合が多くなることは仕方ないのですが、子供の「やる気が感じられない」「習い事の成果が見込めない」ために、習い事を続けることに意味がないと感じる親が多いようです。

また、「経済的な負担が大きいから(11.7%)」「通わせるのが大変だから(9.3%)」という親の負担の大きさ、大変さが理由の2割を占めていることもわかります。

習い事は親の負担が大きい…

たしかに種類にもよりますが、子供の習い事は親の金銭的な負担や時間的な負担がかかり、大変だと感じている人も多いでしょう。

習い事の費用の負担

「ケイコとマナブ」が2016年に行なった調査では、未就学児1人あたりの習い事平均数は1.7個で、毎月かかる習い事費用の平均額は11,708円、1つの習い事の平均費用が6,800円となっています。

子供1人当たりの習い事数と金額

出典|~ 習い事ランキング/費用に関するアンケート結果~『ケイコとマナブ』2016年 子供の習い事ランキング

1つの習い事だけで6800円……しかも兄弟姉妹がいると人数分だけ費用がかかります。子供の習い事だけで月々数万円の出費がある家庭では、金銭的な負担が大きく、親が習い事をやめさせたいと考える気持ちは痛いほどわかります。

習い事の時間的な負担

わたしたちが子供のころと違い、今の保育園児や小学校低学年の子供は、子供だけで遊ぶ機会が少なくなっています。というのも、園児や低学年の子供が親から離れて遊びに行かないように指導する保育園・幼稚園・小学校が増えているからです。

もちろん、習い事も同様で、バスなどで送り迎えのない習い事は親の送迎が必須です。そのため、日中の中途半端な時間を2時間ほど取られます。また、お手伝い、発表会や試合などの強制参加だけでなく、親同士の交流会など習い事に関する拘束時間は短くありません。

子供の習い事で時間が取られることは、シングルマザー、シングルファザー、共働きの家庭ではとても大きな負担です。

つまり、「子供に習い事をさせる金銭的な負担に加えて、それを補うために働く時間を確保することが難しい……。」というダブルパンチ状態だということです。

親の負担が大きい習い事の対応

以前、子供の習い事の選び方についてお話しましたが、もちろん習い事を始める基準には、習い事費用や親の時間の負担を考慮しなければいけません。

ところが、始めるときに大丈夫だと思っていても、当時と現在では家計状況や環境も変わります。そのため、子供の習い事は先を見越して、親に大きな負担がかからない範囲でスタートさせることが大切です。

子供にも、「お金がかかるし、時間も使うから、真剣にできないなら通わせることはできない。」としっかり言う必要があります。

ちなみに我が家も、息子の「体操教室」を1つ減らして、少しだけ費用負担が軽くなりました。息子には、「お金もかかるし、時間もないから、本当にしたいものを選んで。」と選ばせました。

それでも月々26000円は大きな出費ですし、子供の習い事にかかるわたしの時間もそれほど減ってはいませんが……。

息子が通っている習い事
・サッカー教室|約7,000円
・スイミングスクール|約6,500円
・体操教室|約6,500円

娘が通っている習い事
・スイミングスクール|約6,500円
・体操教室|約6,500円

子供に習い事をさせることは、親の義務ではありません。そのため、1度始めた子供の習い事をやめさせる決定権は、親が持つ権利です。

とは言え、大人だけでなく子供にとっても納得行く形で習い事を続けるかどうかを決めたいところですね。