おんぶで寝た赤ちゃんを置くと泣く理由は?起きないおろし方は?

おんぶで眠る赤ちゃん

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せっかく赤ちゃんを寝かしつけたのに…

息子は3歳前に夜泣きが再発しましたが、そのときはなぜかおんぶでしか寝ない子になっていました。

おんぶで赤ちゃんを寝かしつけた経験があるママならわかると思いますが、おんぶでの寝かしつけは抱っこに比べると体力的に楽です。

ところが、せっかく赤ちゃんが寝たと思っても起きる確率が抱っこよりも高い……。

なぜなら、抱っこは抱えている赤ちゃんをそのまま布団やベッドにおろすことができますが、おんぶは布団やベッドにおろす動作が、抱っこよりも1つ、2つ増えてしまうからです。

せっかくおんぶで時間をかけて寝かしつけたのに、もう少しのところで赤ちゃんが起きてしまうと、ママのイライラは溜まるばかり……。

そこで今回は、おんぶで寝かしつけた赤ちゃんを起こさないように布団やベッドにおろす方法についてお話したいと思います。

おんぶと抱っこで起きるタイミングは違う?

以下の抱っこで寝た赤ちゃんをおろすときにも話しましたが、赤ちゃんがビクッとして起きてしまう理由の多くは、モロー反射が起こっているためです。

では、おんぶで寝た赤ちゃんを布団におろすときは、どのタイミングでモロー反射が起こるのでしょうか。

起きるタイミング1.体勢を変えるとき

抱っこは横抱きと縦抱きがあり、横抱きはそのまま布団におろします。縦抱きの場合も、ゆっくり確認しながら横抱きに体勢を変えて布団におろしますが、ここで赤ちゃんにモロー反射が起こります。

おんぶの場合は赤ちゃんが見えないため、確認しながらができません。焦って赤ちゃんを背中からグイッと持ってくると、赤ちゃんがビクッとして起きてしまいます。

起きるタイミング2.おんぶ紐・抱っこ紐を外すとき

おんぶ紐・抱っこ紐を使って寝かしつけを行うと楽ですが、どうしても赤ちゃんを寝かしつけた後に抱っこ紐を外す動作が必要です。

最近の抱っこ紐は正面がファスナーで開くタイプが多いため、赤ちゃんが眠ったら前のファスナーを開いて、通常の抱っことそれほど変わらずおろすことができます。

ところが、おんぶの場合は、赤ちゃんを前に持ってくるか、赤ちゃんをおんぶしたままゆっくり後ろに倒れ込むしかないため、慣れるまでは赤ちゃんがビクッと起きやすくなります。

起きるタイミング3.体感温度が変わるとき

抱っこもおんぶもママと密着した状態から一度離れるため、赤ちゃんは体温の変化を感じます。また、赤ちゃんをおろしたときに肌に触れる布団の温度でも変化を感じ、ビクッとして起きてしまいます。

これは抱っこもおんぶもどちらも変わりません。

赤ちゃんが起きないおんぶのおろし方

基本的には、抱っこで寝た赤ちゃんをおろすときと同じですが、おんぶで眠った赤ちゃんは刺激を与えるポイントが多いため、時間をかけて布団におろしましょう。

おろし方1.眠ってから少し待つ

モロー反射は脳の眠りが浅いレム睡眠時に起きやすいため、赤ちゃんが眠ってもすぐにはおろさずに、脳の眠りが深くなるノンレム睡眠まで10分ほど待ちましょう。

赤ちゃんが寝入る時間はそれぞれ違うので、経験で把握するしかありませんが、一度熟睡してしまえばこっちのもの。ママが少々体勢を変えようが、布団におろそうが起きることは減るはずです。

ちなみに、子供のレム睡眠の周期は以下の通りで、たとえば生後3か月の赤ちゃんであれば、50-60分間隔で眠りが浅いレム睡眠の周期がきます。

子供のレム睡眠の周期
新生児|40-50分
生後2-4か月|40-50分
生後3か月|50-60分
生後5-6か月|50-60分
生後7か月-1歳|50-60分
1歳以降|60-90分に移行していく

おろし方2.鏡などで寝ていることを確認

おんぶで寝かしつけをすると、赤ちゃんの顔が見えないため、眠っているのか起きているのかがわからない場合があります。

そのため、赤ちゃんをおんぶしていても顔が見える位置に鏡を置いて、眠っていることを確認できるようにしましょう。部屋は暗くしているはずなので、鏡の置き場所や明かりの取り入れ方などを工夫してください。

おろし方3.おんぶしたまま後ろに倒れる

おんぶ紐のタイプによって赤ちゃんのおろし方は異なりますが、おんぶしたまま後ろに倒れる方法は、以下の2525pochiさんという方の動画がわかりやすいと思います。

このように、ママが後ろに倒れながら赤ちゃんをおろす場合は、必ずおしりから赤ちゃんをおろすことになりますが、頭からおろさなければ起きてしまう赤ちゃんはこの方法が合いません。

また、赤ちゃんを布団におろしても、抱っこ紐(おんぶ紐)の正面が開かないタイプは、下敷きになった抱っこ紐(おんぶ紐)を引き抜くときに余計な刺激を与えてしまいます。

この場合は、赤ちゃんが熟睡していることを確認してから、首の後を支えて抱っこ紐(おんぶ紐)をずらし、次におしりを支えて抱っこ紐(おんぶ紐)を抜き取りましょう。

おろし方4.抱っこしなおしておろす

おんぶでしか寝てくれないうえに、おしりからおろすと起きてしまう赤ちゃんは、おんぶから抱っこに抱えなおしておろすしかありません。

ただし、赤ちゃんが熟睡していなければ高確率で起きるため、起きているときのおんぶで何度も練習して、おんぶから抱っこにスムーズに切り替える練習をしましょう。

おろし方5.密着して背中・お腹トントン

赤ちゃんを布団におろしたら、後は抱っこのとき同様くっついてお腹・胸トントンを開始します。布団におろしたときに目が覚めても、赤ちゃんが泣かなければお腹・胸トントンを続けて、そのまま寝かせましょう。

赤ちゃんに密着する理由は、「背中スイッチ」ではなく「お腹スイッチ」があるためです。

少しすると赤ちゃんが起きてしまう…

「ようやく眠った……疲れた……Zzz」と眠りについたのもつかの間、また赤ちゃんが起きて泣いています。時計を見ると、さっき寝かせた時間から1時間も経っていません……。これもあるあるです。

赤ちゃんが眠ってからおよそ1時間後に起きるのは、単なるあるあるではなく、前述したレム睡眠の周期で何らかの刺激を受けたからです。そのため、とくに入眠の1時間近辺は気をつけた方が良いでしょう。

夜中の眠りが浅いときに赤ちゃんが起きる原因はさまざまですが、主に「不規則なお昼寝」「眠る環境の準備不足」「不安や寂しさを感じる」などが考えられます。もし赤ちゃんが何度も起きてしまうなら、生活習慣を少し見なおしてください。

赤ちゃんを寝かしつける方法はたくさんありますが、「これで絶対に眠る!」という完璧な寝かしつけ方はありません。赤ちゃんの生活習慣を作りつつ、ママに負担が少ない寝かしつけを身につけましょう。以下も参考にしてください。