吐き気が治まるなら…辛いつわりの迷信・ジンクス・言い伝え

つわりが辛い女性

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つわりの迷信やジンクスは信じても良い?

妊娠中のつわりに悩む妊婦は多いですね。つわりには多くの症状がありますが、日常生活で吐き気を催す「吐きつわり」、食べ物の匂いや強い匂いで吐き気を催す「匂いつわり」、空腹時に吐き気をを催す「食べつわり」が主なつわりの種類と症状です。

基本的につわりの治療は、つわりの種類に合わせて少しでも症状が軽減するように対処療法を行うことですが、重いつわりの治療は薬の投与しかなく、妊娠中の投薬に抵抗がある人も多いでしょう。

そのため、なるべく投薬治療をしたくないなら、一般的には妊娠14-17週、または約7割の人が治まる妊娠19週ごろまで対処療法で耐えるしかありません。

そんなつわりには、昔からいくつかの迷信やジンクスがあります。有名なものは、「つわりが重いと安産になる」などですが、このようなつわりに関する言い伝えはどれくらい信憑性があるものなのでしょう。

今回は、辛いつわりに関する迷信・ジンクスとその信憑性についてお話したいと思います。

つわりに関する迷信やジンクス

1.つわりが重いと赤ちゃんは丈夫になる

つわりが重いと赤ちゃんが丈夫になる・健康になるという話がありますが、これは残念ながら迷信です。

世の中には、あまりにもつわりが辛すぎて、人工中絶を望む妊婦もいます。そのため、辛いつわりを乗り越えて赤ちゃんを出産できるようにと言う励ましの意味が含まれているのだと思います。

2.つわりが軽いと難産

同じく、つわりが軽いと難産になる、つわりが重いと安産になるという話も迷信です。

妊婦のつわりが重いと、「良かったねぇ。つわりが重いなら安産よ。」という年配の方がいますが、もちろん根拠はありませんし、そもそも安産・難産の定義は人によります。

3.初産婦よりも経産婦の方がつわりが重い

つわりは、1人目の妊娠よりも2人目以降の妊娠の方が症状が重いという話があります。反対に、つわりの確率は2人目以降の妊娠よりも1人目の妊娠時の方が発症率が高いという話があります。

これは、日本産科婦人科学会によると「その傾向がある」とのことなので、迷信ではなく本当の話です。

つわりは全妊婦の50~80%に発症するが,妊娠悪阻の頻度は全妊婦の0.1%前後といわれる.また,経産婦より初産婦にその頻度は多いとされているが,重症化するものは経産婦に多い.

引用|妊娠悪阻にまつわる諸問題|日本産科婦人科学会

4.つわりが重いと女の子、軽いと男の子が生まれる

つわりが重い・軽いで性別はわからないため、これは迷信です。

ただし、前述した通り、経産婦はつわりが重い傾向があり、さらに人口に対して女の子の方が出産割合が高いという事実があるため、「経産婦はつわりが重い=女の子が生まれる」と考えられやすいのかもしれません。

5.つわりが軽いとママと同じ血液型になる

赤ちゃんの血液型は、つわりが重い軽いで変わるものではありません。両親の血液の遺伝子型によって、赤ちゃんの血液型がどれになるのかという確率が変わるため迷信です。ちなみに、血液の遺伝子型と日本人の割合は以下の通りです。

O型(OO型)|29%
A型(AA型)|8%
A型(AO型)|31%
B型(BB型)|3%
B型(BO型)|19%
AB型(AB型)|10%

5.2人目のつわり症状が1人目妊娠時と違う場合は性別が異なる

たとえば、1人目が男の子で、2人目を妊娠したときに1人目のときのつわり症状と違うと女の子が生まれるというお話ですね。もちろんこれも、迷信です。つわりの症状で性別はわかりません。

ちなみに、男の子・女の子が生まれる確率は、ある程度決まっています。

6.つわりが重いと赤ちゃんの髪が薄くなる

つわりが重いと髪の毛が薄く、つわりが軽いと髪の毛がフサフサの赤ちゃんが産まれるという言い伝えがありますが、何の根拠もありません。

赤ちゃんは、生理的脱毛や脂濡性湿疹、後頭部の擦れによるハゲで髪の毛が薄い子がたくさんいますが、2-3歳までには太く重い髪に生え変わるためとくに心配はいりません。

7.つわりが重い方と子供の頭が良くなる

つわりが重いと子供の頭が良くなる……もちろん迷信ですが、頭の良い子に育ってくれるなら、「もう少しくらいつわりが重くても耐えられるかな……。」と思えるかもしれません。

8.つわり中に好きになった食べ物は子供の好物になる

ママに食べ物の好き嫌いがあると、嫌いな食べ物は基本的に食卓には並びません。幼少期に培われた味覚形成は、一生の味覚を左右すると言われており、 とくに食べ物の好みは3歳までに慣れた味が関係します。

そのため、ママがつわり中に好きになった食べ物というよりも、ママの好き嫌いと子供の好き嫌いには一定の関係はあるのだと思います。

つわりの迷信やジンクスは信憑性なし

というわけで、残念ながらつわりに関する迷信やジンクスは、ほぼ信憑性がないと言って良いですね。

つわりの迷信・ジンクスが多いのは、妊婦が辛いつわりの症状を耐えて、出産までがんばる希望を持てるようにという励ましのものが多いようです。

もしくは、辛いつわりに耐えて頑張ったことの意味を持たせたいために、後付けされたものではないかと思います。

前述したとおり、つわりが辛くて何も食べられないだけでなく、重症妊娠悪阻になると入院や中絶が必要な妊婦もいます。

今と比べて、つわりの対処や治療方法もなかったころは、何かにすがるしかなかったわけです。

もちろん、迷信やジンクスなどは、人によっては信憑性云々よりも、「~~らしいよ。」という言葉に面白みを感じたい人もたくさんいるため、使われ続けているものだと思います。

つわりが辛いならサプリも試す

「迷信なのはわかってるけど、盛り上がれる方が楽しいじゃん!」と言われれば、たしかにその通り。辛いつわりを一時でも忘れられるなら、迷信やジンクスで盛り上がっても良いですし、神頼みをしても良いですよね。

ただ、つわり症状が重いと、吐き気で飲食できない時期が続くこともあります。そのため、妊婦本人も家族も「単なるつわり」とは思わずに医師に相談したり、少しでも吐き気を解消する努力を試みてください。

アメリカ産科婦人科学会(ACOG)も日本産科婦人科学会(JSOG)でも、つわりの治療にはビタミンB6が推奨されています。そのため、個人差はありますが、ビタミンB6を多く含んだサプリメントを摂取することで、症状が和らぐ妊婦もいるでしょう。

ただし、ビタミンB6単一では栄養が偏るため、妊婦に必要な栄養素をバランスよく摂取しましょう。妊活用の葉酸サプリの中で、ビタミンB6が多めに含まれているサプリを選んでください。


たとえば、「マカナ」は他の妊活サプリ(健康食品)と違い、栄養成分基準値を満たした栄養機能食品に認定されています。ビタミンB6も1回4粒(1.6g)で2.5mg含まれており、効率良く摂取できます。わたしが調べた限り、他の妊活サプリは0.3-1.8mgほど。

公式サイトのみ送料無料で初回6580円が3980円になるため、一度試してみてください。ちなみに、定期コースはいつでも解約できます。

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つわりが妊娠中期(妊娠16-27週)に入っても治まる気配がない場合、また、つわりが辛くて何も食べられない場合は、医師の指導のもとで対処療法や生活指導を受けてください。

他にも、妊娠や出産、子育てに関する迷信やジンクス、言い伝えはたくさんあります。以下を参考にしてください。

参考|こんなにある!子宝、安産祈願など妊娠・出産の迷信やジンクス
参考|妊婦の行動が赤ちゃんの性格や病気に影響?妊娠中の迷信やジンクス
参考|男の子?女の子?性別判断や産み分けの迷信・ジンクス・言い伝え