夜間の発熱・嘔吐・ケガに小児救急電話相談!繋がらない場合は?#8000

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子供が発熱!嘔吐!急病時の対応はどうする?

子供の体調不良やケガは、夜間休日関係なく突然やってきます。

・子供がいきなり40度の高熱!
・急に全身にブツブツの湿疹!
・全身の痙攣が止まらない!
・熱中症で意識を失っている!
・何か飲み込んで嘔吐している!
・頭をぶつけて血が止まらない!

などが急に起こると、どれだけ気丈なママも慌ててしまうのは仕方がありません。

普段利用している小児科の診療時間であれば、すぐに子供を連れて行って診てもらえば良いのですが、休日や深夜の場合どう対応してよいか迷うこともあるでしょう。

もちろん、子供がまだ乳児であれば何があるかわからないため、すぐに救急車を呼ぶこともやぶさかではありませんが、それでも救急車が来るまでの10分、15分がとても長く感じます。

また、子供がコミュニケーションが取れる幼児の場合は、「救急外来に行こうか……。救急車を呼ぼうか……。もう少し様子見ようか……。」とためらうこともあるでしょう。

このような場合にママが取る行動の1つが、「小児救急電話相談(#8000)」への電話です。

今回は、小児救急電話相談の使い方や注意点についてお話したいと思います。

小児救急電話相談とは

小児救急電話相談(事業)とは、厚生労働省が行っている事業で、夜間休日に子供の急病やケガなどがあった場合に、

・子供の症状に合わせた対処法を知りたい
・病院の診療を受けた方が良いか知りたい
・すぐ診てもらえる病院を案内して欲しい
・救急車を呼ぶべきかを知りたい

という要望や子供の病気の判断に迷った親が、電話で相談できる窓口のことです。

小児救急電話相談は、全国同一の短縮番号に電話すると都道府県が用意した相談窓口に自動転送され、待機している小児科の医師や看護師が、子供の症状・状況に応じた適切な方法をアドバイスしてくれます。

小児救急電話相談は、プッシュ回線の固定電話・携帯電話からは局番なしの「#8000」で電話をかけることができますが、ダイヤル回線・IP電話・光電話からは「#8000」には繋がらず、通常の電話番号に電話しなければいけないため注意が必要です。

電話相談ができる日時は都道府県によってバラバラのため、必ず住んでいる地域の対応時間を調べておきましょう(以下に一覧を掲載)。

都道府県の小児救急電話相談対応日・時間一覧

小児救急電話相談の対応時間・曜日は都道府県で違うため、自分の住んでいる場所の対応時間・曜日を確認してください。

プッシュ回線の固定電話・携帯電話からは局番なしの「#8000」で電話をかけられます。ダイヤル回線、IP電話、光電話の場合は、都道府県横に記載した通常の電話番号から電話をかけてください。

以下2018年8月現在の情報です。都道府県をクリックすると、各都道府県の医療関連サイトに移動します。

北海道|011-232-1599|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日19:00-08:00

青森 |017-722-1152|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日19:00-08:00

岩手 |019-605-9000|月-金曜日19:00-23:00|土日祝日19:00-23:00

宮城 |022-212-9390|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日19:00-08:00

秋田 |018-895-9900|月-金曜日19:30-22:30|土日祝日19:30-22:30

山形 |023-633-0299|月-金曜日19:00-22:00|土日祝日19:00-22:00

福島 |024-521-3790|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日19:00-08:00

茨城 |029-254-9900|月-金曜日18:30-08:00|土曜日 18:30-08:00|日祝日08:00-08:00

栃木 |028-600-0099|月-金曜日18:00-08:00|土曜日 18:00-08:00|日祝日08:00-08:00

群馬 |03-5367-2330|月-金曜日18:00-08:00|土曜日 18:00-08:00|日祝日08:00-08:00

埼玉 |048-833-7911|24時間365日

千葉 |043-242-9939|月-金曜日19:00-06:00|土日祝日19:00-06:00

東京 |03-5285-8898|月-金曜日18:00-23:00|土日祝日09:00-23:00

神奈川|045-722-8000|月-金曜日18:00-00:00|土日祝日18:00-00:00

新潟 |025-288-2525|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日19:00-08:00

富山 |076-444-1099|月-金曜日19:00-09:00|土日祝日19:00-09:00

石川 |076-238-0099|月-金曜日18:00-08:00|土日祝日18:00-08:00

福井 |0776-25-9955|月-金曜日19:00-09:00|土曜日 19:00-09:00|日祝日09:00-09:00

山梨 |055-226-3369|月-金曜日19:00-07:00|土曜日 15:00-07:00|日祝日09:00-07:00

長野 |0263-34-8000|月-金曜日19:00-23:00|土日祝日19:00-23:00

岐阜 |058-240-4199|月-金曜日18:00-08:00|土日祝日08:00-08:00

静岡 |054-247-9910|月-金曜日18:00-08:00|土日祝日18:00-08:00

愛知 |052-962-9900|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日19:00-08:00

三重 |059-232-9955|月-金曜日19:30-08:00|土日祝日19:30-08:00

滋賀 |077-524-7856|月-金曜日18:00-08:00|土曜日 18:00-08:00|日祝日09:00-08:00

京都 |075-661-5596|月-金曜日19:00-08:00|土曜日 15:00-08:00|日祝日19:00-08:00

大阪 |06-6765-3650|月-金曜日20:00-08:00|土日祝日20:00-08:00

兵庫 |078-731-8899|月-金曜日18:00-08:00|土曜日 18:00-08:00|日祝日09:00-08:00

奈良 |0742-20-8119|月-金曜日18:00-08:00|土曜日 13:00-08:00|日祝日08:00-08:00

和歌山|073-431-8000|月-金曜日19:00-09:00|土日祝日09:00-09:00

鳥取 |03-5276-9137|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日08:00-08:00

島根 |03-3478-1060|月-金曜日19:00-09:00|土日祝日09:00-09:00

岡山 |086-801-0018|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日18:00-08:00

広島 |082-505-1399|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日19:00-08:00

山口 |083-921-2755|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日19:00-08:00

徳島 |088-621-2365|月-金曜日18:00-08:00|土日祝日18:00-08:00

香川 |087-823-1588|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日19:00-08:00

愛媛 |089-913-2777|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日19:00-08:00

高知 |088-873-3090|月-金曜日20:00-01:00|土日祝日20:00-01:00

福岡 |093-662-6700|月-金曜日19:00-07:00|土曜日 12:00-07:00|日祝日07:00-07:00

佐賀 |0952-24-2200|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日19:00-08:00

長崎 |095-822-3308|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日19:00-08:00

熊本 |096-364-9999|月-金曜日19:00-08:00|土曜日 15:00-08:00|日祝日08:00-08:00

大分 |097-503-8822|月-金曜日19:00-08:00|土曜日 19:00-08:00|日祝日09:00-17:00

宮崎 |0985-35-8855|月-金曜日19:00-08:00|土日祝日19:00-08:00

鹿児島|099-254-1186|月-金曜日19:00-08:00|土曜日 19:00-08:00|日祝日08:00-08:00

沖縄 |098-888-5230|月-金曜日19:00-23:00|土日祝日19:00-23:00

福岡県のみ「092-661-0771」「0942-37-6116」「0948-23-8270」の番号も存在する
また、対応時間が08:00-08:00となっている場合は、当日午前8時から翌午前8時の意

参考|小児救急電話相談事業(#8000)について |厚生労働省

小児救急電話相談の使い方と注意点

小児救急でんわ相談

出典|小児救急電話相談事業(#8000)について |厚生労働省

小児救急電話相談の対象年齢

小児救急電話相談の対象は、新生児を除く乳幼児となっています。一般的には生後1か月過ぎから6歳までが対象ですが、都道府県で対象年齢が異なる場合があるため確認が必要です。

新生児の具合が悪くなった場合、何か異変を感じた場合は小児救急電話相談にかけるまでもなく、救急外来や救急車を利用しましょう。

かかりつけ医制度によって、普段使っているかかりつけ医でも夜間休日に電話がつながる場合があるため、こちらも先に利用法などを確認をしておきましょう。

小児救急電話相談の使い方1.電話のかけ方

夜間や休日に子供の具合が悪くなった場合に、適宜「#8000」に電話をかけてください。前述した通り、ダイヤル回線・IP電話・光電話を使っている場合は、上記一般電話番号を使います。

小児救急電話相談は、たくさんの人が利用しています。利用者は子供の具合が悪くなり、「どうしよう……。」と心配しているママやパパです。他の利用者のことも考えて、質問や相談事項は端的に行いましょう。

小児救急電話相談の使い方2.質問の内容

まず、子供の年齢、性別、住所などを伝えてから、体調が悪くなった子供の症状を的確に伝えます。そのうえで前述した通り、

・子供の症状に合わせた対処法を知りたい
・病院の診療を受けた方が良いか知りたい
・すぐ診てもらえる病院を案内して欲しい
・救急車を呼ぶべきかを知りたい

この順番に聞いていけば良いと思います。

小児救急電話相談の使い方3.利用の判断

小児救急電話相談は、あくまでも現在の状況や次の対応を相談する窓口です。ママが焦るくらい子供の体調が悪いと判断したら、すぐに救急外来を利用するか救急車を手配してください。

たとえば、発熱した赤ちゃんに以下の症状が見られる場合は、救急外来や救急車を使った方が良いでしょう。

・元気がなくぐったりしている
・呼びかけても反応がない
・顔色が青く、呼吸が荒い
・おっぱいなどの水分を摂取できない
・生後0-3か月の赤ちゃんの高熱
・41℃以上の高熱になった
・血便や血尿が出た
・嘔吐や下痢が激しい
・熱性けいれんがあり、5分以上続く
・熱性けいれんが何度もある

小児救急電話相談が繋がらない場合の対処方法

小児救急電話相談は、専門の医療知識を持っていない一般のママにとってはありがたい公共サービスですが、都道府県別の対応時間を見て分かる通り、地域によって利用できない時間帯があります。

また、いざ使ってみると混戦して電話が通じない……ということもあります。それだけ日々子供の身体のトラブルは起こっているということです。

でも、いざというときに必要な小児救急電話相談が使えないのは困ります。こんなときは、日本小児科学会が運営しているサイト「こどもの救急(ONLINE-QQ)」も利用してみてください。

参考|こどもの救急(ONLINE-QQ)

こどもの救急は、子供に以下の症状がある場合にチェック方式で「救急車を呼ぶ」「救急外来を利用する」「様子を見る」といった対応の目安や、応急処置、救急外来を利用する際の持ち物などの情報を教えてくれるサイトです。

・発熱(38℃以上)
・けいれん・ふるえ
・吐き気
・せき・ゼェゼェする
・腹痛
・皮膚のブツブツ
・下痢
・泣き止まない
・おしっこが出ない
・意識がおかしい
・耳を痛がる
・頭痛
・誤飲
・ウンチが変
・鼻血
・動物に咬まれた
・虫に刺された
・やけど
・頭を強くぶつけた

利用方法は以下の動画を見ると分かりやすいでしょう。

子供の発熱・嘔吐・ケガは突然やってくる

子供の病気やケガは、親の都合を考えてはくれません。さっきまで元気だったのに、急に具合が悪くなったり、無茶をして頭や身体をぶつけてケガをすることは珍しくありません。

言葉でコミュニケーションが取れる子供であれば、状態の確認ができますが、赤ちゃんはママが見た目で判断するしかないため心細いですよね。

もちろん、赤ちゃん・子供の身体のことは今後も勉強が必須ですが、「救急外来に行こうか……。救急車を呼ぼうか……。もう少し様子見ようか……。」と迷った場合は、積極的に小児救急電話相談(またはかかりつけ医制度)を利用しましょう。

ただし、小児救急電話相談はあくまでも電話対応なので、子供の状況を目で見て判断することはできません。そのため、最終的な判断はママが行わなければいけないことはお忘れなく。