父親が育児参加しない・子育てしたくない7つの理由とは

外で子どもたちと遊ぶパパ

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女性は男性の育児を求めてる

世の中の女性は、男性がどの程度育児をすることを望んでいるのでしょうか。女性は、基本的には男性の育児参加を求めていますが、程度はさまざまです。

「なんで育児してくれないの?信じられない!」
「せめて時間を決めてこれだけやって欲しい……。」
「育児参加して欲しいけど、まぁ仕方ないかな。」

象印マホービン株式会社が2011年に行なった「父親の家事・育児に関する意識調査」では、男性の育児参加に対する男女それぞれの見解がわかります。

仕事が忙しくとも、男性も、家事・育児に参加すべきだと思いますか

出典|父親の家事・育児に関する意識調査 | 象印調査シリーズ | 知る・楽しむ | 象印

この調査結果を見る限り、男性の育児意識は決して低くなく、むしろ「育児に協力すべき」と考えていることがわかります。

パパの育児参加に対するパパ・ママそれぞれの見解

男性の育児に対する意識が実態とどれだけ合っているかわかりませんが、それでもやっぱり「育児はしたくない」「子育てはしない」と考えている一部の男性もいます。

将来の家庭像や子育て方針は、夫婦で話し合って決めるべきですが、ママはパパが「育児はしたくない」「子育てはしない」と考える理由をちゃんと把握していますか?

夫婦で育児について話し合うためには、パパがなぜ育児をしないのか、その理由を押さえておく必要があります。

そこで今回は、パパが育児参加しない理由・子育てをしたくない理由についてお話ししたいと思います。

男性が育児参加しない理由1.父親の自覚がないから

男性は、父親の自覚ができるまでに時間がかかると言います。ママは、「自分の子供なのに父親の自覚ができない意味がわからない……。」と思うかもしれませんが、残念ながら本当です。

女性は妊娠・出産を経験して、赤ちゃんの存在を認識し、母親の自覚を持ちます。そのため、産まれてくる子の母親として、育児をすることが当たり前だと感じるようになります。

また、授乳行為をスムーズにできるように、プロラクチンやオキシトシンなどの女性ホルモンが大量に分泌されるなど、身体の構造的にも赤ちゃんを愛する意識変化が起こります。

ところが、男性は妊娠を経験できないため、突然目の前に赤ちゃんが登場することになります。そのため、育児をする心の準備が整っておらず、どこか他人事のように感じてしまうのかもしれません。

男性に父親の実感が湧くまでには、ある程度の時間がかかるものだと認識しましょう。ベストは、妊娠中に父親の自覚をもたせることです。

男性が育児参加しない理由2.仕事が忙しすぎるから

単純に仕事が忙しすぎて、子育てに時間が割けないという男性もいるでしょう。

男性は、父親の自覚が芽生えていなくても、男として家族を支えている自覚と責任感は持っています。

そのため、赤ちゃんが産まれると、育児のことよりも、「1人増えたから、今後の生活を何とかしないと……。」と考えることが多いはずです。

いくら男性が育児をする時代でも、仕事を疎かにすると家庭の将来が不安になりますし、時間面や金銭面で今より良い条件の仕事に転職できる人は限られます。

そのため、単純に仕事が忙しい状況を打開することは難しく、それが男性の育児参加を妨げる原因になってしまいます。

男性が育児参加しない理由3.ママの説明が具体的ではないから

女性は、妊娠中に出産後の育児をたくさん勉強し、先輩ママたちの経験談をたくさん聞きます。

出産前から病院で産後のレクチャーを受け、出産後はすぐに授乳や沐浴を実践し、毎日緊張しながら赤ちゃんと接するうちに数か月経ちます。

そして、いつの間にか授乳、おむつ替え、沐浴、寝かしつけ、夜泣き対応、病気の確認などは、ママの生活の一部として当たり前になっていきます。

そのため、ママにとって当たり前の育児をパパに要求しても、いきなり言われたパパは具体的に育児の方法がわかりません。

ママは「わたしは何もわからないところから努力したんだから、パパも同じようにがんばってよ!」と思うかもしれませんが、そもそも妊娠・出産を経験できない男性と女性の意識の差は大きいと思った方が良いです。

赤ちゃんに慣れていない男性にとっては、子供とのお留守番やお散歩どころか、抱っこ、おむつ替え、語りかけさえも苦痛に感じるかもしれません。

男性に積極的に育児をしてもらうには、ママの目線を下げ、育児の内容を1つ1つ具体的に教えてあげましょう。

男性が育児参加しない理由4.子供との接し方がわからないから

男性は、育児をしたくても、子供とどう接して良いのかわからないため、積極的に育児にかかわっていない可能性があります。

妊娠前までは子供が苦手だったママでも、「自分の子は可愛い」「育児をすると変わる」と言いますが、これは育児に対する当事者意識を持つことと、実際に育児を通して子供との接し方がわかるようになるためです。

ママは子供が小さいころから、積極的にパパに接触させることで、子供との接し方をわかってもらうしかないでしょう。

男性が育児参加しない理由5.育児論を否定されるのが嫌だから

もっと積極的に育児に参加したいパパも、ママと対立してしまうという理由で、一歩退いたスタンスをとっている場合があります。

たとえば、普段からママがパパに対して育児の愚痴をこぼしていたり、「子供はこう育てなきゃダメ!」という育児論を聞いていると、「どうせ俺が育児しても喧嘩になる……。」と感じてしまいます。

また、パパが抱っこをすると「そんなんじゃ泣きやまないよ。」と指摘したり、ミルクを作ったら「これじゃ熱くて飲めないでしょ!」と叱ったり……。

これではパパが育児をしたくても、ママから「手を出さないで!」と言われているようなものです。

子供を作ることが義務ではないように、男性の育児参加も義務ではありません。どちらも家庭環境や夫婦の考え方によって話し合いをし、家庭ごとに決めるべきものです。

そのため、ママがパパに育児参加して欲しいのであれば、普段の言い方を考え、パパが育児をしやすい環境を作るようにしましょう。

男性が育児参加しない理由6.子供が好きではないから

育児をしない男性の中には、子供が好きではないという理由もあると思います。そして、それをわかっていて子供を作った夫婦もいるでしょう。

このような夫婦の場合、子供を作る際に「俺は育児には参加しない。」などの条件があったはずです。となると、パパの育児参加どうこうの問題ではありません。

パパに育児参加してもらうためには、考え方を変えてもらうしかないのですが、ママはカウンセラーではないので、子ども嫌いをどうにかすることは難しいと思います。

ただ、パパがそっけなくても、子供がパパのことを嫌いになるわけではありません。子供が傷つかないように子育てをするためには、カウンセラーなど、専門家に相談した方が良いのかもしれません。

男性が育児参加しない理由7.父親は育児すべきでないと考えているから

昭和の頑固親父を理想の父親像にしているパパは、「子供には触れたいけども……厳格なイメージは崩したくないし……。」という考え方を持っているかもしれません。

もし、パパが厳格な父親に育てられ、厳格な父親像を理想としているのであれば、自分もそのように生きたいと思うのは不自然なことではありません。

理想の家庭像は夫婦で話し合って決めるべきですが、たとえ厳格な父親でも暖かい家庭を作ることはできますし、育児に参加することもできます。

まずは夫婦で話し合って、理想とする家庭と子育てがどのようなものか見極めてみてください。

中途半端育児なら参加しない方がマシ?

パパが育児をしてくれるのは嬉しいんですが、やりたい育児だけ中途半端にかかわって「俺イクメンだから!」みたいな顔をされるのは嫌ですよね(^_^;)

パ「おしっこのおむつ替えは任せて( ー`дー´)」
マ「え……うんちの方は……(´・ω:;.:…」

パ「20分がんばったけど寝なかったから代わって。」
マ「…………( ゚д゚)」

パ「俺買い物に付き合うよ!」
マ「わたしが行くから子ども見ててよ……。」

このように、パパがやりたい育児、気持ちの良いところにだけ触れる育児を「いいとこ取り育児」と言います。

実際、いちいちヘルプが必要な育児をされたら、「何もしない方がマシ……。」と思うこともあります。中途半端な育児なら、家事を手伝うか、稼いできてくれた方が嬉しいなぁ……なんて(^_^;)

とは言え、少しでもパパを育児に参加させたいなら、ママはパパが育児をしない理由を見極めたうえで、どうやって育児に興味を持たせるかを考えなければいけません。

男性が育児をしない理由
1.父親の自覚がないから
2.仕事が忙しすぎるから
3.ママの説明が具体的ではないから
4.子供との接し方がわからないから
5.育児論を否定されるのが嫌だから
6.子供が好きではないから
7.父親は育児すべきでないと考えているから

まずは以下を参考にして、パパの興味を惹いた上で(ちょっとぐらい残念でも仕方がないと思いながら)イクメンの世界に少しずつ引きずり込むようにしましょう。