子供のウォシュレットは何歳から?使い方の順番・マナーと普及率

トイレに座る男の子

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ウォシュレットは何歳から?

みなさんの子供は、トイレを正しく使えますか?
子供がうんちをした後、ちゃんとおしりを拭けますか?

おしりの拭き具合は人によりますし、小学生になると自分の判断で「もっと拭いた方が良いかな。」と少しずつ判断できるようになっていきます。

ただし、幼児がおしりの拭き具合を判断するのは難しく、何となく拭いて終わりにすることが多いはずです。拭き残したうんちは、パンツが汚れるだけでなく、かぶれの原因にもなります。

そのため、子供がしっかりおしりを拭けるまでは、ママの仕上げ拭きが必要です。ここで「じゃあ、ウォシュレットの使い方を教えたら良いじゃん。」と思うママもいるでしょう。でも、それはまだ早すぎます。

ウォシュレットは、おしりがきれいに拭けるようになってから教えてください。目安は小学校にあがったくらいでしょうか。ママは、それまでにおしりをきれいに拭けるように指導しましょう。

今回は、子供がおしりをきれいに拭けるようになった後に教えるウォシュレットの使い方、使う際のマナーについてお話したいと思います。

ちなみに、ウォシュレットはTOTOの商品名で、正式には「温水洗浄便座」と言います。また、シャワートイレと言ったりもしますね。

ウォシュレットの使い方と順番

男の子・女の子ともに、うんちをした後にウォシュレットを使う場合は、以下の順番・手順で行います。

1.うんちをしたくなったらトイレに行く
2.電気が必要な場合はつける
3.ドアを開けてトイレに入る
4.スリッパを履く
5.ドアを閉める
6.フタが下りていたら上げる、便座が上がっていたら下げる
7.ズボン・スカートとパンツを脱ぐ
8.便座に座る
9.うんちをする
10.最後まで出たことを確認する
11.おしりの位置とウォシュレットの強さを確認する
12.ウォシュレットの開始ボタンを押す
13.5-6秒水流をあてて洗い流す
14.ウォシュレットの終了ボタンを押す
15.トイレットペーパーを決めた分畳みながら出す
16.肛門にポンポンと当てる様に拭く
17.レバーをひねって水を流す
18.ズボン・スカートとパンツを履く
19.スリッパを揃える
20.電気をつけていたら消す
21.洗面所で手を洗う
22.タオルで手を拭く

ちなみに、女性がおしっこの後でウォシュレットを使うのは、間違った使い方です。おしっこ後にウォシュレットを使うと、尿路感染症や膀胱炎など、感染症になる可能性があるため注意してください。

勢いよくシャワーをおしっこの出口である外尿道口にあてると、
周囲の菌を尿道内に押し込んでしまうのです。
女子の場合、尿道は短いためその菌は膀胱内に侵入し、膀胱炎を起こすと考えられています。

引用|女子は排尿後、ウォッシュレット使用は☓です。 | 五本木クリニック | 院長ブログ

ウォシュレットを使うときの注意点とマナー

ウォシュレットを使うときの注意点とマナーをしっかりと子供に教えましょう。

以下参考|皆が知らない!ウォシュレットの使い方

ウォシュレットのマナー1.水温を冷たくしない

いきなり冷たい水が出るとびっくりします。温度調節ができるウォシュレットは、温度の確認をしましょう。また、次に使うの人のことも考えて、水温は冷たいままにしないでおきましょう。

ウォシュレットのマナー2.水圧は最弱から始める

ウォシュレットの水圧が強いと、水が跳ねて便器の周囲に飛び散ります。また、水圧が強いと肌が弱い肛門部分を傷つける可能性があります。

ウォシュレットの水圧を強くしても、汚れの落ちが良くなるわけではありません。うんちを洗い流す程度の水圧にしましょう。また、次に使うの人のことも考えて、水圧は最弱にしておきましょう。

ウォシュレットのマナー3.長時間使用しない

ウォシュレットは、5-6秒水流をあてるだけで十分汚れを洗い流せます。長時間水流をあて続けると、肛門から腸内に菌を流し込んでしまい、炎症を起こす可能性があります。また、腸内が洗浄されることで、腸内環境が変わる恐れもあります。

ウォシュレットのマナー4.肛門よりも周囲を洗う

ウォシュレットを使う場合は、肛門を集中的に洗うのではなく、肛門の周囲に残ったうんちを洗い流すイメージで使いましょう。

ウォシュレットのマナー5.子供の使用後は確認する

尿はねと同じで、子供がウォシュレットを使った後は、「どう使ったらこんなに水が飛び散るの……。」と感じるくらい周囲が水浸しなることもあります。

この問題を解決するには、子供がウォシュレットの使い方に慣れるしかありません。少しずつ座る位置を調整したり、強い水流でウォシュレットを使っていないか確認してください。

ちなみに、男の子だけじゃなく、女の子も便座の隙間から尿はねします(とくにU型便座)。

ウォシュレットの普及状況

現在、一般家庭のウォシュレットの普及率は80%ほどです。若い世帯の方が洋式トイレ・温水洗浄便座の普及が進んでいるでしょうから、小さな子供がいる世帯の多くはウォシュレットを使える環境があるはずです。

温水洗浄便座の一般世帯での普及率

出典|各種統計-統計・資料|トイレナビ 一般社団法人 日本レストルーム工業会

さらに、普段買い物に行く場所や遊ぶ場所にもウォシュレットが設置されていると、「もう全国どこでもウォシュレットだよね?」と考えるママもいると思います。

ところが、平成28年に文部科学省が発表した「公立小中学校施設のトイレの状況調査」によると、公立小中学校のトイレの全便器数は約140万個あり、そのうち洋便器数が約61万個(43.3%)、和便器数が約79万個(56.7%)とのことです。

参考|公立小中学校施設のトイレの状況調査の結果について|文部科学省

つまり、少なくともこれから通う小学校のトイレの56%以上にはウォシュレットが無いどころか、和式トイレなわけです。

今後、洋式トイレの普及は進んでいきますが、現段階では小学校に入って初めて和式トイレに遭遇する子もいます。慌てて駆け込んだトイレが初めての和式だったら……。

そう考えると、ウォシュレットを教えるのはおしりをきれいに拭けるようになってからというのが理解できるはずです。むしろ和式トイレの存在を教えた方が良いのかもしれませんね。