最も大変な0-2歳の子育てで、パパの苦手な育児内容とその理由

パパと子どものお散歩

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育児が大変な子供の年齢は0-2歳

パパに父親の自覚を持ってもらいたいと考えるママは多いでしょう。もし気長なママなら、あまり心配しないでください。徐々に父親の自覚は出てきます。

ただ、パパに父親の自覚がなくても、赤ちゃんは成長します。赤ちゃんの成長はとても早いため、父親の自覚が生まれるころには、もう保育園……もう小学生……というのはよくあることです。

コンビタウンが2010年に子育て中のママを対象に行った「子育てがつらいと思う時」というアンケートによると、子育てが大変な子供の年齢は、0歳が最も多く44%、次いで2歳が24%、1歳が18%となっています。つまり86%のママが0-2歳の子育てが大変だったと回答しています。

子育てが辛いと感じる子供の年齢

出典|【コンビタウン】子育てがつらいと思う時|妊娠・出産&口コミ情報サイト

たしかに、わたしも子育てが大変だと感じた時期は0-2歳です。ただ、子育てが大変な時期こそ最も思い出に残るときであり、わたしと子供の愛情が育まれた時期だという実感があります。

「父親の自覚が出たときには子供はもう保育園に通っていた……。」では遅いのです。過ぎた時間は戻りません。成長してしまった赤ちゃんは戻ってきません。本当にもったいないことです。

そこでママは、パパに父親の自覚を早く持ってもらうために、たくさん赤ちゃんに触れるように促します。パパに育児をさせるコツは、「パパが苦手でやりたくない育児」を理解した上で、どう克服するかを1つ1つ考えると良いでしょう。

そこで今回は、パパがあまりやりたがらない0-2歳の苦手な育児とその理由についてお話したいと思います。パパはいくつ当てはまっているか危機感を持って読んでみてください。

パパが苦手な育児内容1.抱っこ

パパは子供がある程度大きくなれば抱っこもしますし、肩車もします。ところが、生まれて間もない赤ちゃんをあまり抱っこしないパパは、割と多いと思います。

赤ちゃんの首がすわる時期は、生後3-4か月ごろですが、それまでは赤ちゃんに取り扱い注意のイメージが強いですよね。そのため、首がすわって安心できるまで、パパはあまり抱っこができないんです。

また、赤ちゃんの首がすわった後に、もう1つハードルがあります。それは赤ちゃんがパパ見知りを起こして、泣いて嫌がること……。何度抱っこしても赤ちゃんが泣いて嫌がると、パパの心は折れてしまいます。

これをクリアするためには、赤ちゃんのパパ見知りが始まる生後5-6か月になる前、できれば赤ちゃんの首がすわる前からパパが何度も抱っこするなど積極的なスキンシップをとり、赤ちゃんに慣れてもらうしかありません。

パパが苦手な育児内容2.うんちのおむつ替え

パパは、おしっこだけのときは問題なくおむつ替えができますが、うんちになると途端に及び腰になってしまいます。

おむつ替えでうんちの処理をすると、あの匂いとうんちのイメージでどっと疲れてしまうようです。とくに、赤ちゃんが女の子の場合は、デリケートなおしりやおまたをきれいに拭くことに抵抗があります。

女の子は、間違ったおしりの拭き方をすると尿路感染症や細菌性腟炎になることもあるため、パパが神経質になる気持ちもわかります。

ママが男の子のちんちんを見たり、おしりを拭くのは全く抵抗ないんですけどね(^_^;)

パパの苦手なうんちのおむつ替えは、回数をこなして慣れるしかありません。何度おむつを替えていても臭いものは臭いですし……。

どちらにしても、ある程度の年齢になると、女の子も自分でおしりを拭かなくてはいけません。子供の病気予防のために、パパも女の子のおしりの拭き方は知っておきましょう。

パパが苦手な育児内容3.お風呂に入れる

赤ちゃんをお風呂に入れる行為も、抱っこやおむつ替えと同じように、パパは赤ちゃんを傷つけてしまわないか、変な扱いをしないか心配するようです。

たしかに、人生で自分の体以外を洗う機会はあまりないですよね。「ベビーソープで赤ちゃんの体や頭を洗って目や耳に入れないように、優しく体を洗ってあげられるかな……。」など、パパが心配する気持ちはわかります。

ただ、赤ちゃんのころから身体を洗ってあげたり、いっしょにお風呂に入ることに慣れておかなければ、子供が成長してパパといっしょにお風呂に入りたがらなくなくなります。

もちろん、赤ちゃんの身体はある程度優しく洗う必要はありますが、パパが神経質に考えるほど、ママは赤ちゃんの身体を丁寧に洗っているわけではないはずです。

パパにはできれば、入浴の前の沐浴からしっかり慣れてもらうように促しましょう。

パパが苦手な育児内容4.語りかけ

赤ちゃんに語りかけることをあまりしないパパは、以下のどちらかの理由に分かれます。

・赤ちゃんに語りかけることが気恥ずかしい
・父親としての自覚がない、子供に抵抗がある

前者はある程度慣れれば問題ないのですが、後者はママからすると将来が怖いと思ってしまうでしょう。

まずはママが音頭をとって、パパに赤ちゃんへの語りかけを促してください。赤ちゃんが反応してくれなくても、パパが語りかけをすることで、パパ自身が赤ちゃんの存在を認識できるようになっていきます。

また、赤ちゃんに語りかけながら1つ1つの仕草を確認することで、父親の自覚が生まれてくるはずです。語りかけは難しくありません。ポイントは以下の5つです。

赤ちゃんに対する語りかけ方
1.基本はあいさつ
2.泣いていたら理由を聞く
3.クーイングにはオウム返し
4.今から行う育児の行為を伝える
5.育児の行為の感想を伝える

パパが苦手な育児内容5.離乳食・授乳

調乳や離乳食を作ったり、授乳や離乳食を食べさせる行為が苦手なパパもいます。

調乳や離乳食作りをしないパパは、単純に面倒くさいだけでしょう……。反対に、「ミルクできた?後は俺がやるから。」という「いいとこ取り育児」をしたいパパは多いかもしれません。

一方、哺乳瓶での授乳行為を嫌がるパパは、抱っこを怖がったり、吐き戻しを嫌がったり、飲ませる量がわからなかったり……などが考えられます。

初めはママが授乳のポイントだけ教えて、横で静かに見てあげましょう。「パパがミルクあげた方がたくさん飲んでくれるね。」と言っておけば、次から調子に乗って授乳したがります。

そのときに、ミルクの調乳と授乳と後片付けは1セットだと教えてあげましょう。

パパが苦手な育児内容6.歯磨き

赤ちゃんの乳歯が生え始めるのは、一般的に生後3か月以降なので、歯磨きを始めるのもそのころからです。

歯磨きといっても最初から歯ブラシを使うわけではなく、離乳食が始まるまではガーゼを濡らしてキュキュっと拭いてあげるだけなので誰でもできます。

ところが、歯磨きをされる赤ちゃんがいつもおとなしいわけではなく、ときには激しく泣きわめいて抵抗する場合もあります。

赤ちゃんの歯磨きは、ご機嫌を伺いながら素早く行うことが鉄則です。そのため、パパが赤ちゃんの歯磨きをする場合は、スキンシップを図りつつ、機嫌が良い瞬間を見極めて、素早く歯を磨かなければいけません。

赤ちゃんの口を無理やり開けたり、強くこすり過ぎると歯磨きに苦手意識ができるため注意が必要ですが、そんなことを言っても歯磨きが好きな赤ちゃん・子供はいません。

そのため、育児は赤ちゃんや子供に好かれることだけを行うわけではないということもパパに知ってもらいましょう。

パパが苦手な育児内容7.あやし・泣き止ませ

泣いている赤ちゃんをあやして泣き止ませる基本は、抱っこや語りかけです。そのため、パパは抱っこと語りかけに慣れなければ、赤ちゃんをあやすことはできません。

最初は泣いている赤ちゃんがとても可愛く思えますが、5分……10分……15分経っても赤ちゃんは泣きやまず、パパはもう限界……。そして、「もうどうにもならない。」とママにパスしてしまいます。

赤ちゃんをあやして泣き止ませる行為は、赤ちゃんを安心させ、赤ちゃんが泣いている理由を理解するために必要な行為です。赤ちゃんから信頼を得るのは、一朝一夕ではありません。

そのため、あやし・泣き止ませは泣いている理由を探りつつ、最低30分は粘らなければダメだとパパに教えましょう。またその際に、ママの胎内環境を作る方法も教えましょう。

ママの体内環境の作り方
1.部屋を薄暗くする
2.ピンクノイズ
3.タオルや毛布でくるむ
4.抱っこしてゆらゆらする

もちろん、ママも身1つで赤ちゃんをあやしたり、泣き止ませるわけではありません。おもちゃを使ったり、ぬいぐるみを使うなど、赤ちゃんが喜ぶ方法を探るのも、あやし・泣き止ませの一環です。

パパが苦手な育児内容8.寝かしつけ

赤ちゃんの寝かしつけも、慣れていないパパにはとても難易度が高い育児行為です。

「夜はどうしてもママなんだよなぁ。」とすぐに諦めてしまうパパは、ちゃんと最後まで寝かしつけをしたことがないパパです。

赤ちゃんのころからパパが積極的に寝かしつけをしていれば、成長してもパパといっしょに寝られる子に育つんですけどね(^_^;)

上手に寝かしつけるためには、慣れと根気とちょっとした工夫が必要です。工夫は赤ちゃんの月齢や子供の年齢によって変わります。パパが子供を寝かしつける方法やコツは、以下を参考にしてください。

また、赤ちゃんは月齢が少ないほど夜中に何度も起きますし、夜泣きが始まると不定期に起きます。本当は、赤ちゃんの夜泣き対応を手伝ってくれると助かるんですがあまり期待できません。

赤ちゃんの夜泣きは、早い子で4か月前後、遅い子は1歳過ぎに始まり、いつ終わるかわかりません。そのため、パパが夜泣き対応をすることは難しいかもしれませんが、せめて夜泣き対応するママを気遣ってあげてください。

パパが苦手な育児内容9.お留守番

ママが、お家を空けなければいけないこともあるでしょう。赤ちゃんをいっしょに連れていけないこともあります。

そんなときママは、「ごめーん、3時間ほど出なきゃいけないから後はお願い(人∀・)」と軽くお願いをして出かけたいんです。ところが、パパにはたった3時間が永遠の時間に感じます。

「あーもしもし、ごめん。○ちゃんがもう30分泣きやまないんだけど。」……まだ外出して1時間も経ってないのに毎回こんなヘルプが入ると、ママは安心してお出かけできません。

パパが赤ちゃんとお留守番をするためには、最低でも抱っこ、語りかけ、あやし、おむつ替え、調乳、授乳ができなければいけません。寝かしつけもできれば、より安心してお留守番を任せられます。

パパにとっては難易度が高い育児行為のため、いざお留守番をするパパはドキドキするかもしれませんが、ママは毎日赤ちゃんと2人きりで過ごしているということをお忘れなく。

もちろん、ヘルプが入ったら仕方がないので、多少は急いで帰りますけどね……(´・ω・`)

パパが苦手な育児内容10.お散歩

「あと30分でご飯できるから、ちょっとお散歩行ってきて。」というのは、土日の夕方によくあるシチュエーションです。……そう、夕方なので、赤ちゃんの「黄昏泣き(コリック)」真っ最中だったりします。

黄昏泣きとは、夕日が沈んで暗くなる時間帯に赤ちゃんが突然泣き出してしまう現象のことです。

黄昏泣きの赤ちゃんは母乳をあげても泣きやまず、うんちやおしっこをしたわけでも、体調が悪いわけでもありません。そのため、気分転換にお散歩に連れて行くことが多いんです。

決して、黄昏泣きをパパに押し付けているわけではなく、たった30分だけ邪魔をされずに、さっと夕飯の用意をしたいんです。

ところが、パパは泣いている赤ちゃんを散歩に連れ出すことを重荷に感じます。赤ちゃんとのお散歩は、寝かしつけよりも、お留守番よりも楽なんですが、ママが近くにいないことを不安に感じるようです。

ママも初めから育児ができるわけじゃない

さて、世の中のパパは一体どれだけの項目が当てはまったでしょう。さすがに半分以上当てはまったパパは頼りないかも……。

わたし個人的には、子育て以上に家事を手伝ってくれたり、たくさん仕事をして稼いできてくれるというのでもOKです。

リクルートライフスタイルが2014年に0-2歳の子供を持つ既婚男女2000人を対象にして行なった「乳児のパパ・ママ意識調査」によると、パパが行う育児内容は以下の割合になっています。

夫が関わっている育児内容

出典|乳児のパパ・ママ意識調査

この調査結果を見ると、パパの育児行為に対するママの見方は「パパは育児をやってるつもり」と感じていることがわかります。

ただ、ママも最初から育児ができるわけではなく慣れるまでは必死です。そのため、ママはあまりパパの育児にダメ出しをせず、1つずつ慣れるように助けてあげましょう。

パパが育児に慣れてくればママも嬉しいですし、赤ちゃんからの信頼も高まります。できる育児から参加するうちに、少しずつ父親の自覚も目覚め、育児にはまっていきます。

もちろん、パパが育児をしない理由が、単純に”苦手”なだけではない場合もあります。その場合、どのような理由でパパが育児をしないのか、パパの育児に対する思いを明確にしてから、どうやって育児をしてくれるかを考えてみてください。