育児ストレスと育児ノイローゼの違いとは?症状・原因・対処方法

育児ストレス、育児ノイローゼ、産後うつの違い

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育児ストレスと育児ノイローゼは違うもの

みなさんは、育児をしていて自分が育児ノイローゼだと感じたことがありますか?

MMD研究所とメディアインクルーズ株式会社が、10-40代以上の主婦636人(有効回答件数)に対して行った、育児ノイローゼの共同リサーチによると、約半数が「育児ノイローゼだと感じた事がある(49.1%)」と回答したそうです。

参考|育児ノイローゼに関する実態調査

育児ノイローゼは、育児ストレスが溜まった結果、身体や心の病気にかかってしまうことで、場合によっては心療内科に通う必要性もある重い症状です。

そのため、上記の質問は少し曖昧に感じます。仮に「育児に不安やストレスを感じたことがあるか?」という質問なら、ほとんどのママが「Yes」と答えるでしょう。一方、「病院で育児ノイローゼ(何らかの神経症)だと診断されたことがあるか?」だと、ほとんどのママが「No」と答えるはずです。

たしかに、育児ノイローゼには明確な判断基準はないのですが、育児ストレスと混同しても良いのでしょうか。育児ノイローゼと育児ストレスを分ける違いはないのでしょうか。

そこで今回は、育児ノイローゼと育児ストレスの症状や原因の違いについてお話をしたいと思います。

育児ノイローゼ(神経症)とは

育児ノイローゼとは、育児が原因で強いストレスを感じ、普段の生活が不便になるほど不安定な精神状態になったり、ストレスが原因で体調の変化を起こす神経症の一種です。

現在はノイローゼという言葉はほぼ使われません。ノイローゼは神経症のことで、不安神経症、抑うつ神経症、パニック障害、強迫神経症、対人恐怖症、各種恐怖症、PTSD、適応障害、解離性障害、ヒステリーなどの総称です。
育児ノイローゼの症状例
・食欲がなくなる
・食べて気を紛らわせたくなる
・眠れなくなる
・無気力になりやる気がでない
・理由がないのに突然悲しくなる
・悲観的でマイナス思考になる
・すぐにパニックを起こす
・もの忘れが激しくなる
・子供が可愛いと思えなくなる
・自分の育児が間違っているように感じる
・誰とも会いたくなくなる
・ちょっとしたことで怒鳴ってしまう
・無意識に自傷行為を考えてしまう

もちろん、症状に個人差はありますが、抑うつ神経症と同じで、昨日まで元気だった女性が、いきなり育児ノイローゼになることもあります。これは急に育児ストレスを感じたためでなく、普段のストレスに対して自覚症状がなかったためです。

育児ノイローゼが悪化すると、子供を虐待してしまったり、育児放棄をして家出してしまったり、自傷をすることもあります。このように育児の不安を原因とする育児ノイローゼは、不安障害とも呼ばれます。

育児ストレスとは

育児ストレスとは、育児が思い通りにならないことで感じるストレスのことです。

育児ストレスは、子供の世話や教育(家庭教育)・躾などを負担と感じていたり、あるいは子供の身体的ないし精神的な成長具合に対する不安ないし焦りなどの葛藤、あるいは公園デビューに絡んで母親グループのコミュニティに馴染めないなどの問題に精神的な苦痛を受けている状態である。

引用|育児ストレス – Wikipedia

育児によって感じるストレスの大きさは人それぞれですし、ストレス耐性も人それぞれです。そのため、日々育児ストレスを感じているとしても、育児ノイローゼ(神経症)に至らない人もたくさんいます。

仕事で感じる疲れがすぐにうつ症状(抑うつ神経症)に結びつかないことと同じように、育児ストレスと育児ノイローゼ(神経症)は境界線があいまいです。

ただし、境界線があいまいなため、ストレスに自覚症状を持ちづらく、気が付いたら育児ノイローゼ(神経症)として心身を病んでいたということになりかねません。

ちなみに産後うつとは

ちなみに、産後うつと育児ノイローゼ(神経症)は症状が似ていますが、起こる環境が異なります。

産後うつは出産後3か月以内に発症し、数か月-1年程ほど続くうつ症状(抑うつ神経症)のことで、気分の落ち込み、睡眠障害、食欲の減退、倦怠感などが現れます。

産後うつの多くは一時的な症状ですが、重症化すると重い抑うつ神経症や精神障害を伴ったうつ病と診断されることもあるため、長引く場合は心療内科や精神科で本格的な治療が必要になります。

産後うつと育児ノイローゼ(神経症)の違いは、育児ストレスから症状が発症するのが育児ノイローゼ(神経症)、出産後の女性ホルモンの影響で発症するのが産後うつという解釈です。または単純に出産後が産後うつ、育児中が育児ノイローゼ(神経症)という解釈の仕方もあります。

育児でストレスを感じたら

もし、日々育児をする中でイライラすることが増えたり、普段よりも身体に疲れを感じたり、何となくやる気が出ないと感じたら、育児ストレスが溜まっていることを自覚しましょう。

イライラしながら育児をしていても良いことはありません。身体が疲れていたり、やる気が出ないときに子供と向き合っても、愛情に鈍感になってしまいます。

そのため、まずは育児を離れて、リフレッシュしたり、十分な睡眠をとることができる環境を作りましょう。もちろん、ほとんどのママは、育児だけでなく、家事や仕事で手一杯です。そのため、家族の協力や子育て支援サービスの活用も必須です。

「わたしは大丈夫!」と思う前に、今自分がどれくらい育児ストレスを抱えているのか、客観的に自覚症状持つための自己診断をしてみても良いでしょう。

ただし、前述した通り、ママは育児ストレスを感じていても、育児ノイローゼ(神経症)だという自覚はなかなか持てません。そのため、心療内科などの専門医に診てもらい、何らかのアドバイスをもらった方が心が落ち着きます

日々の育児に忙殺される中、運良くストレスをやり過ごしているママもいますが、ストレスを悪化させ育児ノイローゼ(神経症)の症状が出てしまうと、子供や家族に影響を及ぼします。

悩みは1人で抱えずに相談する相手を作り、自分が自由になれる時間を持てるようにしましょう。これを読んでいる旦那さんがいたら、奥さんをよく見てちゃんと気づかってあげて欲しいです、切に。


ちなみに、ストレスは睡眠に影響を与えます。ストレスによる睡眠不足は体調を悪化させ、体調不良はより強いストレスを感じる原因になります。自分では元気なつもりでも、「やる気がでない」「集中力が続かない」「いびきをかく」「イライラする」「便秘気味」な人は、睡眠不足の影響を受けているかもしれません。

家族に頼ったり、様々なサービスを利用することは当然として、食事に気を使ったり、睡眠サプリを使うなど、根本的な睡眠の質を上げることを考えましょう。睡眠サプリは、試しやすそうなものをいくつか選んでみてください。

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