赤ちゃんの遊び飲みとは?いつからいつまで?原因と対策

赤ちゃんの遊び飲みはいつからいつまで?原因と対策

投稿日:2019年3月16日 更新日:

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赤ちゃんの授乳時間が伸びた…

新生児期の赤ちゃんの授乳は、試行錯誤の連続です。

抱っこの位置が悪くて赤ちゃんがなかなか乳首をくわえられなかったり、せっかくくわえてもパッと放してしまったり、赤ちゃんがたどたどしく飲むためママが疲れてしまったり、授乳の途中で赤ちゃんが寝てしまったり……などなど。

初めは授乳時間も片方10-15分以上かかり、左右で30分ほどの時間を費やします。

そんなこんなで、2-3か月ほど経つと赤ちゃんも徐々に授乳に慣れてスムーズに飲めるようになり、ママも毎日の習慣として授乳のやり方が身についてきます。ところが、急に赤ちゃんが母乳を飲んでくれなくなることがあります。

授乳5分で乳首から口を放してあちこち見回したり、ママの顔を見てニコニコしたり、たまに乳首を噛んだり……。そのため、せっかく短くなってきていた授乳時間も元に戻ってしまいます。

いやまぁ、赤ちゃんがニコニコするのはかわいいから良いんですよ。でも、これが毎日続くと時間がいくらあっても足りません。このような授乳中の赤ちゃんの行動を「遊び飲み」と言います。

今回は、赤ちゃんが遊び飲みをする原因と対策についてお話したいと思います。

遊び飲みとは

遊び飲みとは、哺乳に慣れてきた時期の赤ちゃんが、授乳の途中からおっぱいをしっかり飲まずに、様々な行動をしはじめることを言います。遊びのみは、おっぱいだけでなく哺乳瓶でも起こります。

授乳を始めた赤ちゃんは、吸い初めの5分で必要な授乳量の半分を飲み、次の5分で必要な授乳量の8割を飲むと言います。遊び飲みをする赤ちゃんは、その後の10分~は遊んだり、何となく乳首を咥えていたり……というものです。

遊び飲みの事例

遊び飲みは、赤ちゃんの決まった行動ではありません。授乳に集中せずに、以下のような行動をとります。

・乳首を噛む
・乳首をくわえたまま、吸わない
・乳首を引っ張る
・おっぱいを叩く
・おっぱいに爪を立てる
・ママの顔を見てニコニコする
・じっとママの顔を見る
・暴れて抱っこから抜けようとする
・泣く
・反り返る
・うーうー唸る
・哺乳瓶を払いのける
・辺りをキョロキョロ見渡す
・音がする方をじっと見る
・母乳を口から出す
など

遊び飲みはいつからいつまで?

遊び飲みは、赤ちゃんが生後2-5か月ごろ、授乳に慣れ始めたころによく起こります。それ以前は、必要な量を飲むことに必死で、遊び飲みをすることはほとんどありません。

遊び飲みがいつまで続くかは、赤ちゃんによります。対策を講じることで1-2週間ほどで終わる子もいれば、ずっと続く子もいます。もちろん、個人差があるため、授乳中まったく遊び飲みをしない子もいます。

赤ちゃんの遊び飲みの原因

赤ちゃんが遊び飲みをする(飲みが悪い)のは、以下の原因のせいかもしれません。

あまりお腹が空いてないため

実は赤ちゃんはお腹がいっぱいで、ちょこっとだけ飲んで、後は遊び飲みをしている場合があります。

赤ちゃんは成長とともに授乳量が増えて、授乳回数が減っていきます。そのため、ずっと同じ授乳間隔だと思い込んでいると、ある日赤ちゃんが飲んでくれない場面に遭遇するかもしれません。

実はすでに満足しているため

赤ちゃんは成長によって、一口の哺乳量が増えています。そのため、5分程度の授乳でも満足してしまって、後は遊んでいるのかもしれません。

母乳の量が少ないため

反対に、十分な母乳が出ないことで赤ちゃんが授乳に満足できず、ストレスを感じて遊び飲みをしている可能性があります。

周囲の音や光で集中できないため

テレビや外の音などが聞こえると、授乳に集中できない赤ちゃんもいます。また、太陽や部屋の光の当たり具合が気になって、授乳に集中できない子もいます。

この時期の赤ちゃんは、目が少しずつ見えるようになり、周囲に興味が湧き出すころです。そのため、集中力を乱しそうな要素があれば、環境を変えて授乳してみてください。

ママの行動が気になって集中できないため

授乳中は手持ち無沙汰のため、赤ちゃんに悪いと思いつつも、スマホをいじっているママは多いでしょう。ところが、赤ちゃんはママのそんな行動を見ています。ママが赤ちゃんそっちのけで授乳をしていると、赤ちゃんの集中力も切れてしまいます。

生え始めの歯が気になるため

赤ちゃんは、生え始めの歯に違和感を覚えて、不快に感じることがあります。歯のむずがゆさや舌が当たる感覚に慣れるまでは、イライラして遊び飲みが続くかもしれません。歯の不快感は、哺乳ストライキの原因にもなります。

哺乳瓶の乳首に違和感があるため

哺乳瓶の乳首は赤ちゃんの哺乳量によって適正サイズが異なります。生後3か月ごろは乳首のサイズを変更する時期のため、今の哺乳瓶の乳首サイズに違和感を感じているのかもしれません。

赤ちゃんの遊び飲みの対策

赤ちゃんの成長具合を確認する

もし赤ちゃんが遊び飲みをする原因が、あまりお腹が空いていなかったり、もうすでに十分な母乳を摂取しているなら問題はありません。赤ちゃんの体重が増えているか、成長曲線に収まっているかを確認してください。

赤ちゃんの母乳不足を確認する

もし、体重が増えているかで判断がつかない場合は、母乳不足を疑ったうえで、医師や助産師に相談してください。

母乳不足のサイン・見分け方
・赤ちゃんの体重が増えているか
・おしっこやうんちの回数が少なくないか
・授乳後の機嫌が悪くなったか

赤ちゃんが集中できる授乳環境を作る

もしこれまでの授乳環境が音や光が気になる状態で行っていたのであれば、1度それらを遮断した環境で授乳を試してみてください。もちろん、ママもスマホを触らずに、赤ちゃんを見ながら集中して授乳に取り組んでみましょう。

哺乳瓶の乳首を替える

哺乳瓶の乳首のサイズが赤ちゃんの口に合わないと、乳首が口から離れやすくなるため、サイズを少し大きくして授乳を試してみましょう。

遊び飲みか満足しているかを見極めよう

赤ちゃんの遊び飲みが激しい場合は、遊び飲みが始まった時点で1度授乳を切り上げて、赤ちゃんとは離れずにスキンシップをとって見てください。

そこで、もし赤ちゃんがぐずらなければ、すでにお腹がいっぱいで満足していることが考えられますし、ぐずるならただの遊びのみだと考えられるため、もう1度授乳を試してみましょう。

また、赤ちゃんは眠いときに授乳をする(まどろみ授乳)と抵抗なく飲んでくれることがあるため、一時的に授乳のタイミングを変える工夫をしてみても良いですね。

母乳通信 第 26 号|新城市

赤ちゃんの遊び飲みは授乳に時間がかかるので、ママはイライラするかもしれません。ちゃんと満足して飲めているのだろうかと心配になるかもしれません。

ただ、赤ちゃんが遊び飲みをするのは、それだけ周囲に対する好奇心が増していたり、さまざまなことに敏感に反応するようになった成長の証拠で、個性の1つです。そのため、あまり神経質にならずに赤ちゃんの成長を見守りましょう。

赤ちゃんは遊び飲みをしていても、哺乳を拒否しているわけではなく、お腹が空いたらちゃんと飲んでくれます。ひとまず、体重が順調に増えていれば問題はありませんが、気になるようであれば専門家に相談してみてください。

子育ては科学的に学ぶ時代

子育ては日々変化しています。今日OKな子育てが、明日はNGになるかもしれません。

「なんで泣き止んでくれないの?」「わたしの言うこと聞いてよ!」「もっとしっかり食べてほしいのに……。」こんな悩みを解決する子育てはできてますか?

今もっとも正しい方法は、脳科学や心理学的を使った子育てです。赤ちゃんや子供の心を理解できれば、子育てがもっと楽しくなります。

まーさ
わたしも保育士として、年10回は発達心理学、栄養学、衛生管理学などの研修を受けます。

保育士が心理学を学ぶのは当たり前。幼児教育に力を入れる園ほど研修は多いです。子供の気持ちを知りたいママは、以下から資料を取り寄せてみてください。

子供の気持ちを理解できるようになって、乳幼児教育アドバイザーという第二の人生を始めてもいいですね。

昔からの子育てには正しい方法もありますが、ママが辛いだけの方法もあります。「うちの子かわいい!」がずっと続くよう、楽しい子育てをしてください。

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まーさ

保育士資格、幼稚園教諭免許(一種)を取得後、保育園・幼稚園・支援センターを複数回経験して、もうすぐ業界歴20年です。 仕事と2人の子育てをこなしつつ、勉強をしつつ、ゆっくり情報を発信しています。

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