父親の自覚がない夫…妊娠中に子供と育児を意識させる方法とは

5人家族の家族団らん

この記事の読了時間は約 6 分です。

夫に父親の自覚がなくて困る

「なんだか思っていた育児生活と違う……。毎日幸せな気分になれると思ってたのに……。」

育児は、そんなお花畑な考えだけで取り組めるほど、甘いものではありません。とは言え、夫婦二人で協力をすれば、今よりも楽に乗り越えられる壁のはずです。

ところが、いざ出産をして育児を始めると、夫があまりにも育児に非協力的でびっくりする……という人もいるでしょう。

では、どうすれば旦那さんに父親の自覚を持ってもらい、積極的に育児をしてもらえるのでしょうか。

世の中の男性一律に父親の自覚を持ってもらう方法はありませんが、父親の自覚を持つのは早いほど良く、「出産後に様子を見てからでいいや。」では遅いかもしれないんです。

そこで今回は、出産後の旦那さんに父親の自覚がなくて不満……となる前に、妊娠中に父親の自覚を促す7つの方法についてお話したいと思います。

旦那さんに父親の自覚を促す3つの心構え

すべての男性が、然るべきタイミングで勝手に父親の自覚を持ってくれるわけではありません。なるべく早く父親の自覚を持ってもらいたいなら、ママが意識する基本事項があります。

心構え1.妊娠中から子供を意識させる

旦那さんに父親の自覚を持ってもらう最も効果が高い方法は、出産までに夫婦で赤ちゃんに対する意識の差を作らないことです。

女性は、妊娠中からお腹の中の赤ちゃんを実感しますが、旦那さんはなかなか赤ちゃんの存在を実感できません。そのため、10か月の妊娠期間で、夫婦に大きな意識の差が生まれます。

妊娠をどう無事に過ごすかで頭が一杯になることはわかりますが、最初の段階でどれだけ旦那さんに頼るかで、父親の自覚の出現時期が大きく異なります。

心構え2.旦那さんに感謝をする

ドラマの中で妊娠した奥さんに対して旦那さんが、「俺の子を妊娠してくれてありがとう!」と感謝するシーンを見て、「あー、そんなこと言われたいわー。」と思うことがあるでしょう。

もちろん、妊娠・出産はとても大変なことですが、女性にとって妊娠・出産を経験することは、赤ちゃんが愛おしく思える要素の1つです。そしてそんな気持ちが味わえるのも、旦那さんと結婚して、お互いが赤ちゃんを家庭に迎えることに合意したからです。

そのため、旦那さんからの感謝を妄想するよりも「わたしたち夫婦の赤ちゃんを妊娠できたよ。ありがとう。」と奥さんから感謝の気持ちを伝えましょう。旦那さんが赤ちゃんの存在を実感するためには、赤ちゃんを授かったことがとても嬉しいことだという気持ちを共有することが大切です。

心構え3.自分がすること・相手にして欲しいことを伝える

妊娠中はつわりや腰痛で、家事などが手につかないことがあります。ましてや2人目、3人目の妊娠になると、子育てが大変で満足に自分の体調を気遣うこともできません。

こんな状況の中で、旦那さんから積極的に気遣って欲しい気持ちはわかりますが、まずは自分から「これから妊娠・出産があって大変になるから、今のうちに色々役割分担しておこう。」と声掛けしてください。

旦那さんは、自分が何をして良いかわからないことがあります。そこで、頼りにしていることや感謝の気持ちを伝え、自分がすること・旦那さんにして欲しいことを話し合うことで、旦那さんにも環境の変化を意識付けられます。

妊娠中に父親の自覚を持たせる方法

さて、前述した通り、旦那さんに父親の自覚を持ってもらには、妊娠中に赤ちゃんの存在を意識させることが大切です。そのため、家事の協力も重要ですが、それ以上に旦那さんには妊娠中に赤ちゃんの存在を実感してもらいましょう。

自覚を持たせる方法1.いっしょに妊婦健診に行く

妊婦健診に行き、エコーで赤ちゃんが動いている様子を確認できると、旦那さんも赤ちゃんの存在を実感できます。

ただし、妊娠中も仕事を続けている女性は多く、土曜日は病院が混みます。そのため、毎回旦那さんに同行してもらう必要はありません。赤ちゃんが確認できたら1度同行してもらい、妊娠12週までは流産リスクが高いことも共有しておきましょう。

年齢と妊娠週数による流産の確率

参考|年齢別・妊娠週数別の流産確率・割合は?初期流産は予防できる?

方法2.いっしょに名前を決める

エコーで赤ちゃんが確認できたら、次は男の子か女の子かという話になります。赤ちゃんの性別がわかるのは妊娠20週前後なので、それまでの間に、旦那さんに男女両方の名前候補を”たくさん”考えてもらいましょう。

もちろん、名前候補を決めるにあたって後で揉めたくないので、ママの意見とルールを伝えて、お互いが納得した上で旦那さんに任せることが大切です。

方法3.育児雑誌をいっしょに読む

育児の勉強は、妊娠中から始まっています。ママは空いた時間に、1人で育児雑誌を読みたいと思っているかもしれませんが、まずは一通り雑誌のつまみ食いをしてから、夫婦の時間に旦那さんに育児雑誌の話題を振りましょう。

育児雑誌はいろいろな種類がありますが、育児に関する重要な説明はどの雑誌も変わりません。そのため、あまり”おしゃれママ”に振った育児雑誌ではなく、ファミリー向けや男性向けの育児雑誌を見せた方が旦那さんも興味を持ってくれます。

「たまごクラブ」「ひよこクラブ」は基本として、ファミリー向けには「クーヨン」、男性向けには「FQ JAPAN」など、一通り確認してください。

方法4.ベビーグッズを選んでもらう

出産後は何かと物入りになります。そのためお金の意識も大切です。ベビーベッドやベビーカーなど大きなものから、抱っこひも、哺乳瓶など小さなものまで、ある程度計算しておいた方が良いですね。

そこで1度必要なものをリストアップして、それぞれ雑誌やカタログを見ながら旦那さんにベビーグッズを選んでもらいましょう。

方法5.胎動を感じてもらう

さて、妊娠20週を過ぎると、ママも赤ちゃんの胎動を感じ始めます。旦那さんには、なるべく赤ちゃんの動きが活発な時間帯にお腹を触らせり、お腹に耳を当てて胎動を感じてもらいましょう。

この時期の赤ちゃんは、すでに聴覚が発達して耳が聞こえているため、せっかくなら決めた名前で呼びましょう。そのときに「パパの声に反応したよ!」と言ってあげるのはお約束です。

方法6.父親学級・両親学級に参加してもらう

妊娠30週を越えると、母親学級とは別に父親学級・両親学級が行われます。父親学級と言っても男性一人だけで参加するわけではなく、夫婦で参加することが一般的なので両親学級と同じです。

父親学級・両親学級では、赤ちゃんのお世話の他に、出産までの妊婦の体調の説明や出産に向けた準備なども学べるため、旦那さんには参加してもらうべきです。人に言われると感じ方も違いますしね。

この父親学級・両親学級は、何か月も前から事前に話して、旦那さんと参加の約束をしておきましょう。性別がわかって、胎動を感じたころは気持ちが乗っているはずなので、約束させる良いタイミングだと思います。

方法7.赤ちゃんがいる家族と食事会をする

旦那さんが赤ちゃんを実感するには、本物の赤ちゃんと触れ合った方が良いでしょう。そのため、お友だちで赤ちゃんがいる家族と食事会を開いて、赤ちゃんと触れ合う機会を作ってください。

ただし、生後6か月未満は授乳が忙しく、赤ちゃんも眠っている時間が長いため、生後7か月-1歳未満の子がいればベストです。もちろん、それ以上の子でも旦那さんが赤ちゃんのいる生活をイメージをできれば良いと思います。

早めに父親になるイメージが大切

出産をしてから父親の自覚がないことにママがびっくりするのは、子供の存在を意識するスタート地点が違うことで、夫婦で子育てをするイメージが共有できていないためです。

そのため、旦那さんは余計に育児に及び腰になり、ママはそんな旦那さんの姿を見て「もうちょっと育児に協力してよ……。」「もっと父親らしくがんばってよ……。」と思ってしまいます。

ただ、これは旦那さんが悪いわけでも、ママが悪いわけでもありません。

妊娠中に自然に赤ちゃんの存在を実感するママとは違い、旦那さんは積極的に赤ちゃんにかかわらなければ、出産まで赤ちゃんの存在を実感できません。

父親になるイメージを持つことは欧米では当たり前のことですが、日本ではその大切さは誰も教えてくれません。ずっとそういう文化でしたからね。

育児は仕事ではありません。夫婦2人が赤ちゃんを望んだわけですから、お互いが責任を持ち、それぞれの役割を理解して赤ちゃんに触れ合っていくことが、旦那さんも含めた家族みんなのためになることを知っておきましょう。