赤ちゃんのおならが多い原因、新生児がおならで泣く理由

投稿日:2016年4月16日 更新日:

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赤ちゃんのおならは可愛いけど…

すやすや眠っている赤ちゃんから、突然「ぷぅぅー。」というおならが聞こえると、思わず笑ってしまいますよね。赤ちゃんは何をしても可愛いです。

おなら一つでこんなに和やかになるのは、赤ちゃんや子供だからこそ。これが夫だとしたら……。

当たり前ですが、おならに年齢は関係ありません。赤ちゃんでも大人顔負けの音で、家族みんなを笑わせてくれます。

≡33 ブッ!!( ゚д゚)ハッ!

天使のような顔で眠る赤ちゃんが、自分のおならの音でびっくりして起きるのも「赤ちゃんあるある」ですね。そして、おならで起きた赤ちゃんは、ほとんどの子が泣き出します。

ところで、赤ちゃんはおならが多いように感じるのは気のせいでしょうか。また、おならの前後でよく泣く気がするのは偶然でしょうか。

「うちの子、やけにおならが多い気がする……泣きながらおならもするし……病気……?」と心配するママもいるかもしれません。

そこで今回は、赤ちゃんのおならが多い原因とおならの前後によく泣く理由についてお話したいと思います。

赤ちゃんのおならが多い原因

赤ちゃんのおならが多い原因は、さまざまな理由でたくさんの空気を口から取り込んでしまうからです。

ミルクが上手に飲めないため

産まれたばかりの赤ちゃんは、母乳・ミルクを上手に飲むことができず、たくさんの空気も一緒に飲み込んでしまいます。飲み込んだ空気の多くはゲップ、残りはおならとして排出されます。

母乳を飲んでいるため

授乳は、哺乳瓶で飲むよりも直接おっぱいから飲む方が、強く吸う力が必要です。強く吸い込むため、それだけ空気をたくさん吸い込んでしまい、それが赤ちゃんのおならが多い原因になります。

よく泣くため

たくさん泣く赤ちゃんは、それだけ大きく息をしています。大きく息をするため、大量の空気を吸い込み、たくさんおならが出てしまいます。

ゲップを出せないため

赤ちゃんは、授乳後に背中をトントンして、ゲップを出してあげますよね。ところが、ちゃんとゲップを出せないとお腹に空気が溜まってしまい、おならが多い原因になります。

胃軸捻転症のため

ゲップが出ずにおならばかりする赤ちゃんは、「胃軸捻転症(いじくねんてんしょう)」の可能性があります。

胃軸捻転症とは、赤ちゃんの内臓がまだ固定されていないときに、赤ちゃんの動きで胃がねじれて食道を圧迫する症状のことで、ゲップで空気が出せないためおならが増えます。

赤ちゃんの胃軸捻転症は軽度の場合が多いのですが、お腹の張りが解消されなかったり、お腹の張りでぐずりがひどければ、早めに小児科を受診してください。

赤ちゃんがおならで泣く理由とは

では、赤ちゃんがおならの前後で泣く理由は何でしょうか。

びっくりするため

赤ちゃんは、身体が小さい割に豪快なおならをします。そのため、自分で出したおならにビクッと驚いて、泣いてしまうことがあります。このときのビクッという反応をモロー反射と言います。

モロー反射とは、赤ちゃんが物音を聞いたとき、お風呂に入ったときなど、急に環境が変わることで赤ちゃんが驚いて起こる原始反射の一種です。

抱っこで寝かしつけた赤ちゃんを布団におろすとビクッとして起きてしまうのは、置くときの音や振動を感じたり、布団の温度差でモロー反射が起こるためです。

赤ちゃんは基本的にノンレム睡眠でも眠りが浅く、物音や衝撃でモロー反射が起きやすいため、あんなに豪快な音を聞いてびっくりしないわけがありません。

空気でお腹が張るため

授乳後はお腹の中に空気が溜まっているため、ママが背中をポンポン叩いてゲップを出しますが、ゲップで出ない空気はおならで出すしかありません。

ところが、赤ちゃんは腹筋や腸の機能が未発達なので、自分で上手におならを出せません。そのため、おならが溜まってお腹が張った状態の赤ちゃんは、苦しくて泣いてしまいます。

便秘でお腹が苦しいため

「赤ちゃんが泣いていて、匂いがするからうんちと思ったら出てない。なーんだ、おならか。」という場合は、うんち回数を確認しましょう。うんちが出ずにおならだけ出て、苦しくて泣いている可能性があります。

便秘は離乳食後に始まるイメージがありますが、赤ちゃんは腸の機能が未発達なので、新生児から排便に苦労する赤ちゃんもいます。

赤ちゃんは、生後2か月前後から小腸や大腸の機能が発達します。小腸は水分の吸収率が上がってうんちが泥上になり、大腸はうんちを溜める容量が増えるため、うんち回数は減っていきます。

赤ちゃんによっては、そのころに便秘になる子もいます。そのため、赤ちゃんはおならで泣いているように見えて、便秘で苦しんでいる可能性があることを認識しましょう。

ちなみに、生後2か月の赤ちゃんの1日のうんち回数は2-5回、1回のうんち量は20-40グラム程度です。月齢平均よりもうんち回数・量が極端に少ない場合は便秘も疑ってください。

おならの多さが気になったら

赤ちゃんのおならの多さが気になったら、ゲップが出ているか、お腹が張っていないか、機嫌が悪くないかを確認してください。

お腹の張り具合は赤ちゃんによって変わるので、気になったら病院でお腹が張っている状態を確認してもらいましょう。

赤ちゃんのお腹の張りは、お腹を中心に全身マッサージ(のの字マッサージ)をしたり、ガス抜き体操をしたり、定期的な水分補給をすることで解消されます。たとえば以下のマッサージは、便秘にも効果があるので有名ですね。便秘もガス溜まりも、腸を刺激すれば解消しやすくなります。

また、赤ちゃんのおならが出なくても、うんちが出ていればそれほど気にする必要はありません。ママが気付かないだけで、おならもいっしょに出ていることがほとんどです。

もし、哺乳瓶を使っていて空気を飲み込みすぎる赤ちゃんは、哺乳瓶の角度によって空気が入りにくくなります。一般的には赤ちゃんの口に対して哺乳瓶を90度にすると赤ちゃんが飲みやすくなりますが、そこから少しずつ調整して授乳にベストな角度を探ってみましょう。

赤ちゃんは、おならだけではなく、うんちやおしっこでも泣く場合があります。多くは心配無いのですが、いくつか注意すべきこともあるので、押さえておきましょう。


胃軸捻転 — 日本小児外科学会

子育ては科学的に学ぶ時代

子育ては日々変化しています。今日OKな子育てが、明日はNGになるかもしれません。

「なんで泣き止んでくれないの?」「わたしの言うこと聞いてよ!」「もっとしっかり食べてほしいのに……。」こんな悩みを解決する子育てはできてますか?

今もっとも正しい方法は、脳科学や心理学的を使った子育てです。赤ちゃんや子供の心を理解できれば、子育てがもっと楽しくなります。

まーさ
わたしも保育士として、年10回は発達心理学、栄養学、衛生管理学などの研修を受けます。

保育士が心理学を学ぶのは当たり前。幼児教育に力を入れる園ほど研修は多いです。子供の気持ちを知りたいママは、以下から資料を取り寄せてみてください。

子供の気持ちを理解できるようになって、乳幼児教育アドバイザーという第二の人生を始めてもいいですね。

昔からの子育てには正しい方法もありますが、ママが辛いだけの方法もあります。「うちの子かわいい!」がずっと続くよう、楽しい子育てをしてください。

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まーさ

保育士資格、幼稚園教諭免許(一種)を取得後、保育園・幼稚園・支援センターを複数回経験して、もうすぐ業界歴20年です。 仕事と2人の子育てをこなしつつ、勉強をしつつ、ゆっくり情報を発信しています。

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