いびきは何歳から?赤ちゃんや子供がいびきをかく割合は

親子で豪快ないびき

この記事の読了時間は約 4 分です。

子供もでもいびきをかく

パ「おとなりさん、けっこう早く寝るんだね。まだ9時だよ。」
マ「え?この時間まだ帰ってきてないはずだけど。」
パ「だって、いびき聞こえるじゃん。あれ?」
マ「そう、それうちの娘……。」

3歳の娘は豪快ないびきをかきます。5歳の息子もいびきをかきます。夫に「100%パパの遺伝じゃん。」って言ったら「お前のいびきもバイク並みじゃん。」と返される……。そう、うちはいびき一家なんです。

100歩譲ってわたしのいびきは仕方ないとして、子供たち、とくに娘がいびきをかくのは不憫です。「子供もいびきかくの?」と思う人もいるかもしれませんが、音の大小や時間の長短はありますが、子供がいびきをかくのは普通のことです。

では、子供は何歳くらいから、どれくらいの割合で習慣的にいびきをかくのでしょうか。もしかして、赤ちゃんもいびきをかくのでしょうか。

今回は、子供がいびきをかく年齢や割合について調べてみました。

いびきとは

鼾(いびき)とは、「軟口蓋(なんこうがい)」や「舌根(ぜっこん)」が呼吸の通り道である気道を塞いで気道が狭くなり、空気が出入りする際に軟口蓋、舌根、のどの粘膜が振動して音がなる現象です。

日本人は欧米人に比べて顎が小さいため気道も狭く、とくに寝ているときは喉の筋肉が緩むため、余計に気道が狭まり、いびきも出やすくなります。

また、子供は風邪やアレルギー性鼻炎で鼻が詰まりやすいこと、咽頭扁桃(アデノイド)や口蓋垂(のどちんこ)が喉に占める割合が大きいこと、感染によってどちらも腫れやすいことが、主ないびきの原因になります。

参考|夜、いびきをかく、と言われました|一般社団法人日本呼吸器学会

ただし、子供がいびきをかきやすいといっても、習慣的にいびきをかく子供は「睡眠時無呼吸症候群」を発症している可能性があります。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠が不安定になるため慢性的な睡眠不足になるだけでなく、日常生活や成長に影響を与える恐れもあります。

赤ちゃん・子供がいびきをかく割合

現在のところ、赤ちゃんや子供が習慣的にいびきをかく割合を調査した結果は少なく、とくに日本では具体的な数字が見当たりません。欧米では、参考値として以下の数値が出ています。

小児のいびきは就学前から小学校低学年で多く、いびきの有病率については、米国小児科学会が既報をまとめた結果、2~8歳で習慣的にいびきをかく小児の割合は3.2~12.1%であり、1歳児の6.6%に習慣的ないびきがあるとの報告があります。

引用|いびき、睡眠時無呼吸症候群(小児) | 南新宿クリニック 耳鼻科・小児科

また、アメリカの国立生物工学情報センター(NCBI)に掲載されている情報によると、イギリスのレスターシャー州に住む1-4歳の子供6811人に対する調査において、過去12か月間で59.7%の子供がいびきをかいたことがあるとわかりました。

また同調査において、習慣的にいびきかく子供は1歳で6.6%、4歳になると13.0%に増えることがわかっています。

参考|Snoring in preschool children: prevalence, severity and risk factors. – PubMed – NCBI

0歳児の情報はありませんが、1歳児の6.6%が習慣的にいびきをかくということは、0歳児の赤ちゃんでも習慣的にいびきをかく可能性は十分に考えられます。

さらに、前述した通り日本人は欧米人に比べて顎が小さく気道が狭いため、いびきをかく子供の割合が増えることも予想されます。

一過性のいびきなら問題ない

子供がいびきをかく原因はさまざまですが、習慣的ないびきではなく、一過性のいびきであればとくに問題はありません。

習慣的ないびきは病気が原因の場合もあり、その病気自体が子供に影響を与えたり、前述した睡眠時無呼吸症候群による健康面、生活面で影響を受ける場合もあります。いびきの原因と影響は、以下を参考にしてください。

ちなみに、娘はわりと頻繁にいびきをかきますが、毎日ではありません。とても疲れているとき、風邪で鼻づまりのとき、寝相によって枕が高くなりすぎるときなど、いくつかの条件でいびきをかきます。

子供を小児科で診てもらったところ、2人とも他の子より少々扁桃腺が大きくて、いびきをかきやすいのは間違いないようですが、心配する程ではないとのこと。小学校低学年までは、しっかり運動をさせて心肺機能を高めれば大丈夫だそうです。

ここで、「わたしのも見てもらえませんか?」とはさすがに言えず……。女はいくつになっても、いびきをかくのは恥ずかしいものです。