赤ちゃんが笑わない・笑わなくなった…社会的微笑がない原因は自閉症?

投稿日:2017年2月12日 更新日:

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赤ちゃんが笑わない・笑わなくなった…

赤ちゃんは、新生児期から反射的に笑う「生理的微笑(新生児微笑)」を見せます。

新生児微笑は、外部の刺激を受けて笑顔を作る外発的微笑に変わり、より積極的に親の笑顔を真似する自発的な「社会的微笑(しゃかいてきびしょう)」を見せるようになります。

親としては生理的微笑だろうが、社会的微笑だろうが、赤ちゃんがニコニコ笑ってくれるだけで嬉しいのですが、生後3-4か月を過ぎてもあまり笑顔を見せない赤ちゃんもいます。

「あれ?新生児のときは笑ってたのに、全く笑ってくれなくなった……。もしかして、自閉症……?」

ママが心配するのは当たり前のことだと思います。一生懸命お世話をして、愛情を注いでいる赤ちゃんの笑顔が見られなければ、寂しさよりも先に心配するものです。

このように、社会的微笑がある時期にもかかわらず、赤ちゃんに笑顔が見られない原因はなんでしょうか。

今回は、赤ちゃんが笑わないときに考えられる原因についてお話したいと思います。

赤ちゃんが笑わない原因

まだ発達過程にあるため

一般的に、社会的微笑は生後1か月から生後6か月ごろまで見られるもの(外発的微笑を含む)ですが、その時期に笑わない赤ちゃんは、まだ機能の準備が整っていないことが考えられます。

赤ちゃんの機能発達には個人差があります。社会的微笑は、笑顔を向けられたり、語りかけや抱っこなどの行為に対して、刺激を受けた赤ちゃんが笑顔の真似を徐々にできるようになるものです。そのため、赤ちゃんの学習が遅れれば、社会的微笑も遅れてしまいます。

刺激を感じにくい性格のため

赤ちゃんが抱く感情は、学習しながら身につけていくものです。そのため、社会的微笑につながる刺激を感じにくいと、赤ちゃんは笑顔と「快刺激(かいしげき)」を結びつけることができません。

もちろん、社会的微笑が遅れても、赤ちゃんが成長して無愛想な性格になるわけではありません。

ママやパパの笑顔が少ないため

赤ちゃんが社会的微笑をするには、脳に快刺激が必要です。脳が快刺激を受けるためには、赤ちゃんが何度も刺激を受ける必要があります。

赤ちゃんに笑顔を見せる回数が少ないと、赤ちゃんも刺激を受けて笑顔を真似することができません。

自閉症(じへいしょう)

自閉症とは、「対人障害」「ミュニケーション障害」「興味行動障害」などを伴った先天的な発達障害を言います。

自閉症の赤ちゃんは表現が乏しいため、一定の時期を過ぎても社会的微笑が見られません。ただ、この時期の自閉症は判断が難しく、表現が乏しいことで一概に自閉症だと判断はできません。

脳性麻痺

脳性麻痺とは、胎児から生後4週までの周産期の間に「脳形成異常」「脳出血」など、何らかの原因で脳に損傷を受けてしまい、脳の運動機能が損なわれる病気を言います。

脳性麻痺の赤ちゃんは、顔の筋肉が動かないことが原因で、表情を作って笑えない可能性があります。

脳性麻痺 – Wikipedia

赤ちゃんが笑わないときの対処法

たとえ、生後3-4か月を過ぎた赤ちゃんの笑顔が少なくても、原因の多くは個人差です。個人差以外が原因だとしても、まだ何が原因かはわかりません。そのため、まずは積極的に赤ちゃんに関わり、刺激を与えることが大切です。

声掛けと笑顔を増やす

赤ちゃんの反応が薄くても、まだ反応ができないだけで、赤ちゃんは理解できているかもしれません。そのため、常に笑顔で声掛け、語りかけをして、赤ちゃんにママの存在を意識させましょう。

泣いたらすぐ抱っこする

赤ちゃんに刺激を与えて感情を引き出したいなら、赤ちゃんの不快の感情にしっかりと向き合い、泣いたらどんどん抱っこをしてあやす必要があります。赤ちゃんが泣き止むかどうかは関係ありません。理由もなく不快になっているかもしれませんが、不快な感情に付き合うことが大切なんです。

このとき、抱っこしないと泣き止まない、甘えん坊に育つなどのいわゆる「抱き癖・抱っこ癖」は気にしないでください。赤ちゃんの不快の感情に対して、ママが相応に反応しなければ、赤ちゃんの感情表現が乏しくなるかもしれません。

いろいろな刺激を与える

赤ちゃんは、どのようなことに快刺激を受けるかわかりません。そのため、笑顔で話しかける、抱っこするの他に、外の景色を見せる、くすぐる、声を変える、変な顔をする、おもちゃで遊ぶなどいろいろな刺激を与えましょう。

赤ちゃんは新奇刺激(新しい刺激)をもらうことで、感情表現の意識に芽生えるかもしれません。さまざまな音楽で、たくさんの刺激を与えても良いでしょう。

生後3-4か月では何もわからない

生後3-4か月過ぎで赤ちゃんが笑わなくても、原因がわからないため何らかの治療を行えるわけではありません。

この時期の赤ちゃんは笑顔をみせても感情で笑っているわけではないため、「いないいないばあをすれば笑うはずだ。」「くすぐれば笑うはずだ。」と考えることは間違っています。

ただし、生後6-7か月を過ぎても著しく感情表現が乏しく、ママが目を見ても自然に視線を逸したり、身体の反り返りが強かったり、極端に体重が少ない未熟児で産まれてきた赤ちゃんであれば、一度小児科で相談をしてみてください。

今はまだわからなくても、何らかの障害を持つ子には、より大きな感情表現を示してあげることで意思疎通が行えるようになります。

とにかく、心配をしすぎないでください。それは根拠もなく「大丈夫!」と思うことではなく、心配でストレスを溜めすぎて赤ちゃんに伝わらないように配慮するということです。

まずは、できるだけたくさんのコミュニケーションを取り、多くの刺激を与え、赤ちゃんの脳の発達を促しましょう。

ちなみに、赤ちゃんがいないいないばあを理解できるのは、「物の永続性」を理解してからなので、早くても生後5-6か月以降だと言われています。

子育ては科学的に学ぶ時代

子育ては日々変化しています。今日OKな子育てが、明日はNGになるかもしれません。

「なんで泣き止んでくれないの?」「わたしの言うこと聞いてよ!」「もっとしっかり食べてほしいのに……。」こんな悩みを解決する子育てはできてますか?

今もっとも正しい方法は、脳科学や心理学的を使った子育てです。赤ちゃんや子供の心を理解できれば、子育てがもっと楽しくなります。

まーさ
わたしも保育士として、年10回は発達心理学、栄養学、衛生管理学などの研修を受けます。

保育士が心理学を学ぶのは当たり前。幼児教育に力を入れる園ほど研修は多いです。子供の気持ちを知りたいママは、以下から資料を取り寄せてみてください。

子供の気持ちを理解できるようになって、乳幼児教育アドバイザーという第二の人生を始めてもいいですね。

昔からの子育てには正しい方法もありますが、ママが辛いだけの方法もあります。「うちの子かわいい!」がずっと続くよう、楽しい子育てをしてください。

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まーさ

保育士資格、幼稚園教諭免許(一種)を取得後、保育園・幼稚園・支援センターを複数回経験して、もうすぐ業界歴20年です。 仕事と2人の子育てをこなしつつ、勉強をしつつ、ゆっくり情報を発信しています。

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