つわりで仕事は休める?妊婦が診断書をもらう基準と根回しの仕方

投稿日:2018年12月14日 更新日:

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つわりで仕事を休みたい…

つわりなどの妊娠初期症状には、個人差があります。重さや期間はさまざまなので、一概に何かを参考にしたり、誰かと比較ができないのが難しいところですね。

とくに重いつわりの症状は他人にはなかなかわかってもらえないため、「妊娠は病気じゃないから……。」と間違った解釈をして悩んだり、「たかがつわりでしょ。」などの心無い言葉で傷ついた人もいるでしょう。

注釈「妊娠は病気じゃない」は否定的な考え方ではなく、本来「妊娠は病気ではないため、治療による症状の回復が見込めない」と言う意味です。

ちなみに、わたしは妊娠初期から吐き気だけでなく、頭痛やだるさを感じて参っていました。「どうやって仕事を乗り切ろう……。」と考えて過ごす日々でした。

さすがに立つのも困難なときはお休みをもらいましたが、この辛さが理解されているのか心配で申し訳ない気持ちになり、それが大きなストレスにもなっていました。

妊娠は病気ではないとは言え、無理をすると母体に負担がかかります。無理をして何かがあったら、取り返しが付きません。

つわりで仕事を休むことに罪悪感を感じないように、診断書をもらうなど正式な事由として認めてもらうにはどうすれば良いのでしょうか。また、診断書はどうすればもらえるのでしょうか。

そこで今回は、つわりで診断書をもらう基準や妊婦が仕事にどう向き合えば良いかなどについてお話したいと思います。

つわりで診断書をもらえる基準

つわりは尿中ケトン体の量によって数値化をするなど、軽度・重度を可視化することはできます。そして、その診断結果によって診断書をもらうことができます。

たとえば、尿中ケトン体が陽性の場合は勤務時間の短縮などの措置が必要となりますし、1週間に3-4kgの体重減少、尿中ケトン体が(2+)以上、脳症状や肝機能障害(GOT、GPTが100lU/l以上)を示す場合は入院措置などが必要になります。

妊娠中の症状等に対応する措置|厚生労働省

つわりで診断書をもらうために上記以外の明確な基準はありません。そのため、正式な診断結果以外では、自己申告をしたうえで担当医の判断によると考えた方が良いでしょう。個人の感覚で業務が困難だと思っても、医師がこれくらいなら問題ないとする場合があるということです。

ところが、つわりの感じ方には個人差があるため、数値上は問題がなくても症状に悩まされる人はいるんです。

また、たとえ診断書をもらえたとしても、それが職場の理解につながるとは限りません。冒頭でお話した通り、「妊娠は病気じゃない」という考え方を持っている人もいるためです。

そのような妊婦を助けるために、診断書をもらう以外にも、母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)というものがあります。

母性健康管理指導事項連絡カードとは

母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)とは、病院で医師が診察した内容とそれに伴う指導事項を記載したカードのことで、妊婦が医師から医療指導を受けていることを会社に伝えるために使います。

会社は、母健連絡カードの記載内容に応じて、男女雇用機会均等法第13条に基づく適切な措置を講じる義務があります。

母性健康管理指導事項連絡カードの活用方法について

母健連絡カードは診断書と同等の効力があり、医師に記載してもらえれば職場の理解にもつながりますが、診断書同様、記載してもらえるかどうかは医師の判断によります。

そう考えるとやはり不安ですし、たとえ診断書や母健連絡カードがあって会社に承諾をしてもらっても、同僚や上司の個人的な感情に考慮が必要かもしれません。

妊婦が仕事を休むための事前の根回しの仕方

つわりなどの妊娠初期症状が辛くても、仕事を休むということは、誰かが自分の仕事を負担していることを忘れてはいけません。妊婦なら何でも許されると勘違いする人もいます。「妊婦さま」なんて言われますが……。

無理をしないためにも、余計な気を使ってストレスを溜めないためにも、事前の根回しをきちんとしておいた方が良いでしょう。

上司・同僚に断りを入れておく

妊娠を会社に報告する際は、体調変化で迷惑をかけるかもしれない旨を伝えましょう。

そして、仲の良い同僚や直接の上司には、現在の体調や今後考えられる状態を細かく伝えるようにしましょう。何も知らされないで休むよりも、事前にお願いしておくだけで、周囲の受け入れが変わります。

つわりで休む基準を伝えておく

診断書が出ないつわりは、判断基準が明確ではありません。そのため、「つわりで起き上がれない」「つわりで仕事ができない」「つわりで迷惑をかけるかもしれない」などいくつかの基準を設けて、症状を伝える相手になるべく今の状態が理解できるようにしておきましょう。

このような違いがあることを認識してもらうだけで、「つわりで起き上がれない=休む」などが伝わりやすくなります。

休日出勤・残業などで代替する

つわりで休んだときには、代休として別の日に出勤したり、残業する旨を伝えておきましょう。これは可能な限りのお話ですが、そのような意志を伝えておくだけで、単純に休みたいだけだとは思われなくなります。

もちろん、締め切りなどの関係で周囲に迷惑をかけることもあるでしょう。その場合は、今度は自分が依頼を受けて仕事を引き継ぐなどの意志を示すことで、周囲もより手厚いサポートをしてくれるようになります。

診断書は医師法で決まっているが

医療行為が必要な症状など、対処が明確な診断結果に対して患者本人が診断書を望んだ場合、医師法によって医師は診断書の発行を拒むことはできません。

ところが、対処が明確な診断結果ではなく、医療行為が必要な症状だと医師が認識しなければ、医師は診断書を書く必要はありません。これは母健連絡カードも同様です。

残念ながら、そのような医師の対応にイライラした妊婦は少なくないでしょう。

妊娠によって起こる症状は十人十色のため、本来は妊娠していることがわかった時点で、柔軟な働き方ができるように会社や周囲の人が考え方を改め、妊婦をサポートしなければいけないとは思いますが、そうではないのが現状です。

そのため、やはり会社や仕事関係者への根回しは重要ですし、いざというときのために普段からの働き方や態度も大切です。

妊婦は体調が悪いときに決して無理をして仕事をしてはいけませんが、周囲に現状の理解を求めつつ、甘えすぎずにサポートが受けられる環境を作れるようにしましょう。

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まーさ
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まーさ

保育士資格、幼稚園教諭免許(一種)を取得後、保育園・幼稚園・支援センターを複数回経験して、もうすぐ業界歴20年です。 仕事と2人の子育てをこなしつつ、勉強をしつつ、ゆっくり情報を発信しています。

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