哺乳ストライキをする赤ちゃん

赤ちゃんが哺乳ストライキ!なかなか治らない原因と対策

投稿日:2019年4月13日 更新日:

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突然、赤ちゃんがストライキ!

ある日突然、赤ちゃんがストライキを起こしました。

「もうそろそろお腹すいてるはずなんだけどなー……。」授乳に慣れてきたママは、赤ちゃんの生活リズムを把握しているので、お腹が空く時間はわかっています。でも、赤ちゃんがまったくおっぱいを飲んでくれません。

遊び飲みを経験してイライラし、飲みむらを経験して母乳不足を心配し、いろんな苦難を乗り越えてきたのに、まだ赤ちゃんはママを困らせます。赤ちゃんは授乳を全力で拒否しています。何だかとても嫌そうな顔……。

このように、突然赤ちゃんが授乳を嫌がることを「哺乳ストライキ」と言います。なぜ、赤ちゃんはおっぱいを嫌がっているのでしょうか。

今回は、赤ちゃんが哺乳ストライキを起こす理由と対策についてお話したいと思います。

哺乳ストライキとは

哺乳ストライキとは、赤ちゃんが突然ママのおっぱいから顔を背けて授乳を嫌がったり、一時的に母乳を飲まなくなる行動のことです。「哺乳拒否」とも言います。

これまで直接ママのおっぱいを吸っていた赤ちゃんが、哺乳瓶に変わって哺乳を拒否することは「哺乳瓶拒否」と言い、哺乳ストライキとは違う行動です。

哺乳ストライキはいつ起きる?

赤ちゃんが哺乳ストライキを起こす時期に、明確な決まりはありません。ただ、早い場合は生後3か月ごろに哺乳ストライキが起こり、一般的には生後7-10か月ごろに起こる傾向があります。

哺乳ストライキの期間は?

哺乳ストライキは一時的に哺乳を拒否する行動なので、長い期間続くものではありません。通常は2-4日ほどでおさまりますが、1週間哺乳ストライキを起こす子もいます。

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また、赤ちゃんは1日中哺乳を拒否するわけではなく、1日に複数回ある授乳の何回か嫌がって飲みません。お腹が空けば飲んでくれるのですが、やはり十分に栄養摂取できているか心配になります。

哺乳ストライキと卒乳の違い

もし、赤ちゃんの哺乳ストライキが起きた時期が生後10か月ごろだとしたら、ママは「もしかして、自然な卒乳?」と思うかもしれません。

もちろんその可能性もありますが、突然授乳をやめるわけにはいかないため、まずは哺乳ストライキなのか、卒乳なのかを見極めましょう。赤ちゃんが自然卒乳をするのは、以下の条件が揃っている場合です。

赤ちゃんが自然卒乳をする条件
・毎日しっかり3回食を摂っている
・ストローマグやコップを使える
・徐々に授乳量が減っている
・寝付きの授乳がいらなくなる
・昼間に健康的に遊んでいる

赤ちゃんが自ら卒乳をするためには、離乳食で十分な栄養を摂取しているだけでなく、授乳量そのものが減っていて、寝付きにおっぱいを欲しがらないなど、卒乳をする傾向が見えています。

もし卒乳の傾向がなく授乳を拒否している場合は、哺乳ストライキの可能性が高いでしょう。

赤ちゃんの哺乳ストライキの原因

赤ちゃんが哺乳ストライキを起こす原因は、ママが確認してわかるものとわからないものがあります。原因がわかるものは、早めに解消するようにしましょう。

病気や健康不良で不快感を感じているから

赤ちゃんは、哺乳に直接関係がある鼻詰まりや口内炎、歯の生え始めの違和感だけでなく、おむつかぶれや肌荒れ、また別の病気によって不快感を感じている場合、哺乳ストライキを起こす可能性があります。

乳腺炎で母乳の味が変わって違和感を感じたから

ママが乳腺炎を起こすと、母乳の味が変わることがあります。母乳の味が変わると、赤ちゃんが違和感を感じて哺乳ストライキを起こす可能性があります。

香水や化粧品などでママの匂いが変わったから

抱っこで授乳されている赤ちゃんは、ママの匂いが香水や化粧品で変わったことに違和感を感じて、哺乳ストライキを起こす可能性があります。

授乳中に感じた嫌悪体験を思い出したから

たとえば、赤ちゃんに乳首を噛まれて、「痛いっ!」などの大きな声を出すと、赤ちゃんが声に驚いて嫌な体験だと学習する場合があります。このような授乳中の嫌悪体験によって、哺乳ストライキを起こす可能性があります。

生活のリズムが変化したから

ママの職場復帰や二人目の妊娠、引っ越し、里帰りからの帰宅などで生活環境が変化することで、授乳の時間が変わったり、授乳場所が変わるなど、生活のリズムが変化すると、赤ちゃんが違和感を感じて哺乳ストライキを起こす可能性があります。

ママが不安を抱えている・嫌々授乳している

ママが精神的に不安定になったり、育児ストレスによって授乳をすることに抵抗感を持っていると、赤ちゃんがそれを察知して哺乳ストライキを起こす可能性があります。

とくに理由はなく不快な感情があるから

赤ちゃんは成長の過程で、とくに理由はなく(もしくは理由はまったくわからず)不快な感情があることで、かたくなに飲みたくない意思を示すために哺乳ストライキを起こす可能性があります。

赤ちゃんの哺乳ストライキ対策

もし赤ちゃんが突然哺乳を拒否したら、ママはまず健康不良を疑います。発熱や嘔吐・下痢はないかなど基本的な健康状態をチェックしつつ、鼻詰まりや口内炎、おむつかぶれや他のかぶれ症状がないかなどを確認してください。

一通り確認してとくに問題がなければ、一旦授乳はやめて、次の授乳で赤ちゃんの飲み具合を確かめましょう。また、赤ちゃんの抵抗が強い場合は、赤ちゃんが眠そうなときに授乳(まどろみ授乳)を試みて、抵抗するかを見てください。

その他には、授乳の代わりに赤ちゃんと遊ぶ、散歩に行く、スキンシップをとる、ドライブに行くなど、赤ちゃんの気が紛れることをいくつか試してみましょう。

それでもだめなら、2-3日様子を見てください。前述した通り、一般的な哺乳ストライキは2-4日ほどで収まるため、1日のうち許容できる範囲の拒否であれば、赤ちゃんの哺乳ストライキに付き合ってあげましょう。

赤ちゃんが哺乳ストライキを起こしている間は、授乳量が低下しないように、定期的に搾乳をしてください。ついでに、母乳を哺乳瓶に入れて赤ちゃんの前に置くなどしてみてください。

この時期の赤ちゃんは、「パープルクライング」があることからも分かる通り、何をしても思い通りにならないことがあります。無理やり何かをしようとしても、余計に抵抗されるかもしれません。

ただし、それ以上哺乳ストライキが続く場合は、もう一度健康面の原因を疑って、一度小児科や母乳外来に相談してみてください。

子育ては科学的に学ぶ時代

子育ては日々変化しています。今日OKな子育てが、明日はNGになるかもしれません。

「なんで泣き止んでくれないの?」「わたしの言うこと聞いてよ!」「もっとしっかり食べてほしいのに……。」こんな悩みを解決する子育てはできてますか?

今もっとも正しい方法は、脳科学や心理学的を使った子育てです。赤ちゃんや子供の心を理解できれば、子育てがもっと楽しくなります。

まーさ
わたしも保育士として、年10回は発達心理学、栄養学、衛生管理学などの研修を受けます。

保育士が心理学を学ぶのは当たり前。幼児教育に力を入れる園ほど研修は多いです。子供の気持ちを知りたいママは、以下から資料を取り寄せてみてください。

子供の気持ちを理解できるようになって、乳幼児教育アドバイザーという第二の人生を始めてもいいですね。

昔からの子育てには正しい方法もありますが、ママが辛いだけの方法もあります。「うちの子かわいい!」がずっと続くよう、楽しい子育てをしてください。

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まーさ

保育士資格、幼稚園教諭免許(一種)を取得後、保育園・幼稚園・支援センターを複数回経験して、もうすぐ業界歴20年です。 仕事と2人の子育てをこなしつつ、勉強をしつつ、ゆっくり情報を発信しています。

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