後悔しない赤ちゃんの名前に…キラキラネームを避ける名付け方は

投稿日:2016年6月10日 更新日:

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赤ちゃんの名付けで後悔する親が急増?

最近よくネットの掲示板やQ&Aで見かけるのが、「○○という名前をつけたいのですが、これってキラキラネームでしょうか。」「○○という名前は、キラキラじゃないですよね?」などの質問です。

こんな質問をする親は、「キラキラネーム=好ましくない名前」というイメージを持っているため、自分が考えた赤ちゃんの名前が一般的にどう思われるか知りたいんでしょう。

これはなかなか難しいお話しで、名前は年齢によって感じ方が違いますし、男女によっても違います。また、周囲の子供の名前など環境によってもイメージが変わります。

それどころか、「キラキラネーム」が可愛い今風の名前なのか、ちょっと変わった個性的な名前なのか、読むことができない変な名前なのかという定義も人によります。

とは言え、質問をする親がどこにでもある一般的な名前を子供に付けたいわけではなく、自分がつけた個性的な名前に対して、「その名前良いじゃん!」と承認されたいんです。でも、年齢も性別も環境も違う全ての人から承認されることは、限りなく不可能に近いでしょう(^_^;)

そこで今回は、人から受け入れてもらえる赤ちゃんの名付けをするために、どうすれば良いかというお話しをしたいと思います。

ちなみに、キラキラネームの一般的な定義は以下の通りです。

キラキラネームの一般的な定義
キラキラネームとは、音の響きをメインで考えた名前や読み方が変わっている個性的な名前に、漢字の当て字を使った名前のこと。または、話題になった「悪魔ちゃん」のように、これまで人の名前に使わなかった漢字や響きを名前に取り入れた斬新な名前のこと。

キラキラネームにしない名付け方1.正しい漢字の読み方に従う

わたしは人の名前で最も大切なことは、漢字を見て名前が読めること、またはある程度読み方の予想が付くことだと思います。

あえて書きませんが、「えーー、なんでその漢字でそう読むの!?」という名前はたくさんありますね。また、最近は名前のぶったぎり(豚切り=ネットスラングです)が当たり前になっています。

豚切りとは、たとえば夢、愛、心、空などの漢字の読み仮名を1文字、2文字だけ「ゆ」「あ」「こ」「そ」のように使って、名前につけることです。慣れて読める名前も増えましたが、職業がらこれ以上覚えたくないです……(^_^;)

ぶったぎりの一部は浸透しているのでまだ良いのですが、どこをどう読んでもその読み方ができない漢字の当て字は、必ず人から読み間違われます。そして、間違われるたびに、本人は一々訂正しなければいけません。

これが70歳、80歳まで続くんです。人が一生でかかわりを持つ人の数は3万人と言われています。この人たちに対して一々名前を訂正する行為は、大きなストレスになります。

キラキラネームにしない名付け方2.漢字の意味を知っておく

たとえば、以下の漢字があなたの名前に使われていたらどう思いますか?

悪、毒、病、殺、死、害、腐、臭、霊、忌、堕、暴、醜、損、敵、虚、盗、狂、犯、殴

そもそも、これらの漢字は名前に使える漢字でしょうか?……こんな質問をするということは「使える」ということです(^_^;)

ここまであからさまに悪い意味、悪いイメージの漢字を使う人は珍しいとは思いますが、「この漢字素敵!」とあなたが思った漢字は、知らないだけで悪い意味を持っているかもしれません。

あなたの仲の良いお友達が、「死」や「腐」の意味を知らずに娘の名前につけようとしたら、さすがに他人事でも止めますよね?

ただし、このような漢字を使っていたり、あからさまにおかしな名前だと感じる場合は、役所で出生届が不受理(再提出)になる場合もあります。

キラキラネームにしない名付け方3.当てるためだけに漢字を探さない

音の雰囲気に漢字を当てるために、今まで使ったことも見たこともない漢字を探す人がいます。

自分が見たこともない漢字ということは、他の人も読めない可能性が高いということです。そして、書き間違われる可能性があるということです。

当て字にするとしても、せめてこれまでに見たことがあり、読むことができる漢字や意味を知っている漢字の違う読み方を使って、当て字にした方が良いでしょう。

名付けをする親は、子供が成長していく過程で他人からの読み間違え、書き間違えによるストレスがあることだけは十分に理解しておきましょう。

キラキラネームにしない名付け方4.個性的な名前にこだわらない

日本人の名前に使える漢字や文字は限られています。

名付けに使える文字は、漢字とひらがなとカタカナです。漢字では「常用漢字(1945字)」と「人名漢字(285字)」合わせて2230字あります。
※2016年4月現在

つまり全て合わせて2,500文字弱の文字の組み合わせで出来ているのがわたしたちの名前なんです。

これだけ名前に使える文字が少ないと、どこにもない誰も付けていない名前にこだわると、かなり特殊な名前になることが予想できます。

もし、あなたが付けようとしている個性的な名前が、自分の名前だったらどう感じるのかを考えてみてください。もしくは、自分の親の名前だったらどう感じるかを考えてみてください……。

大人になった今は変わった個性を処理できる人格を持っているかも知れませんが、保育園、小学校、中学校、高校、大学、職場など、これまで人と会ってきた背景を踏まえて考えると、ちょっと嫌なシチュエーションは思い浮かぶはずです。

変わった名前で悩んでいる子供たちは、意外と多いそうですよ。

キラキラネームにしない名付け方5.世の中の流行りに乗っからない

マンガやアニメのキャラから名前をつける親もいます。親がマンガやアニメに感銘を受けたり、感動することはありますし、マンガやアニメのキャラの名前が悪いものだとは思いません。

ただ、明らかに流行りに乗っかっただけのアニメキャラの名前は、5年後、10年後に古さを感じます。きっとシワシワネームと揶揄される名前よりも古く感じるはずです。

シワシワネームの一般的な定義
シワシワネームとは、キラキラネームとは反対に昔ながらの名前、使い古された名前、一般的過ぎる名前という意味で付けられた名前のこと。たとえば「○○子」「○○美」「○○男」「○○夫」という名前が例に挙がることが多い。

キラキラネームにしない名付け方6.親の趣味を名前にしない

アニメキャラの話と被りますが、親のディープな趣味を子供の名前につけるということは、その子の人生もそのようにしたいというあらわれです。

たとえば、藤川球児さんのように名前負けせずにプロ野球選手になった人は素晴らしいのですが、その裏では何百、何千という子供が親の趣味で付けられた名前で人生を左右されているかもしれません。

ディズニーが趣味だったら……ブランド品収集が趣味だったら……音楽が趣味だったら……。

名前で子供の人生を決めてしまったり、子供が出会う人にそういうイメージを持たれない方が、名前による将来へのプレッシャーはかからないでしょうね。

キラキラネームにしない名付け方7.コミュニティ外に意見を求める

今の若いママ世代の感性とその親世代の感性は全く違うものです。20代、30代、40代、50代が思っている普通の名前はそれぞれ違います。

そのため、子供の名前に意見を求めると、世代間でぶつかる可能性は高いでしょう。もし、他人に意見を求めるなら反対されることを覚悟で、冷静に話ができるように心がけてください。

ママたちにとって大切なのは、同世代の同コミュニティの人たちの感性ですが、今の子供たちが大きくなって社会人になったときに接触する世代は、今の10代あたりでしょう。

この世代の男女に違和感がない名前であれば、子供が成長して社会に出てからも、変なイメージや感覚を与えることはありません。……と言っても、そんな感覚がわかるわけがありません。

「わたしはこの名前が良いと思う!」と強く気持ちはわかりますが、それはあなたの名前ではなく、子供が何十年も背負っていく名前だということを理解して名付けをしてください。

個性は名前ではなく子供自身が作るもの

キラキラネームでとくに問題なのは、どれだけ人と違うか、どれだけ個性的な名前かというこだわりが優先されていることだと思います。

少々の当て字や多少変わった響きの名前であれば、今の時代では常識の範囲内です(世代によりますよ)。

いくら子供が可愛くても、いくらあなたにとって特別だとしても、世の中の99.9%の人の人生は、他人に比べて特別に華やかな人生ではありません。

特別に変わった個性的な名前をつける親は、「子供に将来どんな大人になって欲しいか」ではなく、「わたしたちの前でどんな子供であって欲しいか」という感覚を持っていると聞いたことがあります。

子供は個性的な名前をつけなくても、そこにいるだけで十分可愛いんです。子供の間はみんな華があって、特別な存在なんです。

そのため、ママやパパは、もう一歩先の子供が成長した姿を想像して名前をつけてあげると良いのかもしれません。

ちなみに、成長した子供が自分の名前が嫌で、どうしても名前を変えたくなった場合は、改名の許可申立書を裁判所に申請する手続きが必要です。

改名は簡単ではないので、将来子供が嫌がらない・親が後悔しない素敵な名前をつけてあげられると良いですね。

まーさ
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まーさ

保育士資格、幼稚園教諭免許(一種)を取得後、保育園・幼稚園・支援センターを複数回経験して、もうすぐ業界歴20年です。 仕事と2人の子育てをこなしつつ、勉強をしつつ、ゆっくり情報を発信しています。

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