ベビーカー種類多すぎ…重さ・価格・日よけなど失敗しない選び方

ベビーカーでごきげんな赤ちゃん

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ベビーカーの種類多すぎ!

赤ちゃんが生まれたときのために、妊娠中に買っておくのはベビー服やベビーベッド、おむつ、哺乳瓶など、赤ちゃんの生活にかかわるものです。

そして、忘れてはいけないのはベビーカーです。ベビーカーの使用は生後1か月を過ぎてからですが、種類が多く選ぶ基準がたくさんあるため、ある程度の選定は早めの方が無難です。

ところで、ベビーカーはどうやって選べば良いのでしょうか。「A型、B型、バギーで大体の年齢や体重の制限、機能が分かれてるから、その種類に合わせて買うだけじゃないの?」

たしかに、ベビーカーは以下のA型、B型、バギーの特徴を理解して選ぶ必要があります。

ただし、ベビーカーは商品の進化によって、タイプに境目がなくなってきています。そのため、単純にA型、B型、バギーの特徴を理解するだけでなく、使う環境に合った機能や特徴で選ばなければいけません。

そこで今回は、ベビーカーを選ぶための10項目と選び方のコツについてお話したいと思います。

ベビーカーの選び方で重視するポイント

2013年にトレンド総研が行なったアンケート調査(有効回答数500人)によると、ベビーカーを選ぶ基準は「安全性(74%)」「価格(66%)」「押しやすさ、軽さ、耐久性(58%)」が上位となっています。

ベビーカーを選んだ基準は

出典|予想される猛暑、乳幼児の熱中症について徹底調査 ポイントは「外出前の水分補給」、「ベビーカー」、「赤ちゃんのサイン」 ベビーカーの車高、通気性の重要性とは!? – トレンド総研のプレスリリース

安全性|74%
価格|66%
押しやすさ|58%
軽さ|58%
丈夫さ、耐久性|58%
ベビーカーのタイプ|55%
ワンタッチで開閉できる|40%
メーカー・ブランド|39%
日よけの機能|37%
子供の座り心地の良さ|34%
デザイン性|31%
大きさ|27%
クッション性|25%
通気性|24%
荷物が多く入る|19%
シートの高さ|19%
友人・知人の奨め|6%
洗濯のしやすさ|5%
オプションが充実している|1%

たしかに、安全性や価格、押しやすさがベビーカーの選定基準の上位に来ることは理解できます。ただし、ここで考えるべきことは、「安全性とは何か?」「価格の基準はいくらか?」「押しやすいとはどういうことか?」です。

失敗しないベビーカーの選び方

A型、B型、バギーの特徴を踏まえたうえで、以下のベビーカー選びのポイントを参考にしてベビーカーを選んでみてください。

選び方1.対象年齢の確認

ベビーカーには対象年齢(対象月齢)が記載されています。生後1か月、生後2か月、生後4か月、生後7か月から使えるものがあるため、いつからベビーカーを使いたいのか考えて選びましょう。

また、何歳まで使えるかも重要です。こちらも、2歳、3歳、4歳まで使えるものがあるため、いつまで使うかを考えて選びましょう。ただ、初めての育児の場合、2歳、3歳、4歳の生活はイメージできないはずです。

個人的な意見ですが、お出かけが多い家庭であれば、2歳ではなく3歳対象のベビーカーがおすすめです(現在は生後1か月-3歳までのベビーカーが多い)。なぜなら、3歳前の子供は思っているより自分で歩いてくれませんし、疲れるとすぐ眠ってしまうからです。

逆に、4歳は集団生活に慣れているため、外でママに抱っこをされると恥ずかしいと感じる子が増えます(これも個人差がありますが……)。

選び方2.リクライニングの確認

生後7か月よりも前に使いたい場合は、基本的にA型ベビーカーを検討します。歩いて移動が多い都市圏のママは、まずA型ベビーカーを選ぶようにしましょう。

と言っても、意識するのはA型うんぬんではなく、リクライニング機能の有無です。生後7か月以前の赤ちゃんをベビーカーに乗せる際は、できるだけフラットなリクライニングは必須です。

SG規格では、生後1か月から使えるベビーカーは、150度以上のリクライニングが基準になっています。そのため、150度以上でどこまで座面を倒せるかも確認が必要です。

B型ベビーカーの中にもリクライニング機能付きはありますが、一部(アップリカのスティックなど)を除いて、ほとんどが150度以上にはならないため、小さな赤ちゃんには使えません。

また、A型ベビーカーを長く使いたい場合は、リクライニングを起こしたときの角度も異なるため、慎重に選びましょう。

選び方3.重さの確認

ベビーカーの用途や使う環境によって、ベビーカー本体の重さはとても重要です。

とくに、毎日お買い物に行くママ、電車やバスなどの公共交通機関を利用するママは、ベビーカー自体ができるだけ軽い方が良いと思います。

最近のベビーカーの重さの目安は、A型が4.5kg-8kg、B型が3kg-6kg、バギーが2kg-4kgほどです。重さの目安からわかる通り、B型ベビーカーの方がA型ベビーカーよりも軽いと言っても、A型最軽量クラスであればB型中量級クラスと重さは変わりません。

そのため、小さな赤ちゃんが乗るA型ベビーカーが、B型ベビーカーに比べて必ずしも重いわけではありません。

選び方4.値段の確認

ベビーカーの値段は、ベビーカーによってピンきりですが、目安としてはA型ベビーカーが1番高くて3-6万円前後、B型ベビーカーは2-5万円前後、バギーが1-3万円前後となっています。

ベビーカーの値段の違いは、機能の違い以外にも、ブランドの違いや新旧モデルの違いでもあるため、値段が高いから良いベビーカーだとは言えません

どちらにしても、3年ほどしか使わないものなので、「最新型ベビーカー!」のコピーに踊らされないようにしましょう。

選び方5.折りたたみやすさの確認

最近のベビーカーは、バギーも含めて折りたたみ可能なタイプが増えています。そのため、まず折りたためるかどうかのチェックが必要です。

次に、折りたたみができても手元でワンタッチで折りたためるタイプ、両手を使うタイプ、足を使うタイプなどがあります。

ベビーカーを折りたたむときは、赤ちゃんを抱っこして折りたたむことをイメージしながら、折りたたみやすさの確認をしましょう。もちろん、ワンタッチで折りたためると便利です。

選び方6.折りたたみサイズの確認

折りたたんだときのベビーカーのサイズは、できるだけコンパクトな方が良いですね。

一般的には、バギー、B型、A型の順にコンパクトに折りたためますが、折りたたみサイズはタイプの差よりも、種類の差の方が大きいと思います。重さと同様、これも比べなければわかりません。

とくに、普段からバスや電車に乗らなければいけないママは、折り畳んだサイズがコンパクトな方が安心できますね。

選び方7.日よけの確認

ベビーカーの上部についている日よけ用のホロは、大きさがそれぞれ違います。また、可動具合も違います。

とくに、A型は大きく可動域が大きいのですが(可動域はまちまち)、バギータイプの中には「これ全く日よけにならないよね……。」というお飾り程度のホロもあります。

赤ちゃんの肌は弱いため、最低1歳ごろまではある程度日よけができる大きめのホロがついたベビーカーがおすすめです。

選び方8.荷物スペースの確認

ベビーカーが必要な理由は、赤ちゃんとお散歩するためだけでなく、赤ちゃんを連れて買い物など日常の用事を済ますためです。

そのため、買い物後のエコバッグなどを置く荷物スペースがあると便利です。とくに、毎回大量の荷物を持ち運ぶママは、基本的に荷物スペースも大きく作られたタイプが良いでしょう。

ベビーカーの種類によっては、小ポケットが複数ついたタイプもあります。赤ちゃんに必要なおもちゃやママの飲み物を入れるなど、ポケットがあると便利だというママは収納部分もチェックしてください。

ただし、日々の買い物はほとんどネット通販で済ませるというママは、ベビーカーの荷物スペースを減らすことで軽量化を図りましょう。

選び方9.目立ち具合の確認

ベビーカーはある程度目立った方が良いのですが、その理由は「あのベビーカー素敵ね!」と言われたいわけではなく、目立たないとどこにあるかわからなくなるためです。

たとえば、動物園などで○○コーナーに入るときは、ベビーカーを外に置いて館内に入るなどのルールがあったりします。

一通り見終わってベビーカーを取りに行くと、ズラッと40-50台ほどのベビーカーが……。わたしのベビーカーは特徴的な色だったのですが、1度間違えられました。

もし、シンプルな色・作りのベビーカーを購入した場合は、ストラップなどを付けて目印にすると良いですね。

選び方10.熱中症対策の確認

夏場に赤ちゃんをベビーカーに乗せる際に注意すべき点は、暑さ対策・熱中症対策です。実際、夏場にベビーカーの中に手を入れるとその暑さがわかります。

体感気温の差はあちこちで情報を見かけますが、ベビーカーの中と外ではおよそ4-6度ほど違うようです。つまり、気温34度だとベビーカーの中は40度の可能性があるんです。

そのため、ベビーカーはメッシュ素材など通気性が良く、地面から高く調節できる方が良いでしょう。ただし、ベビーカーの作り的に暑さ対策がされていなくても、内側に保冷剤を入れるスペースやポケットがあると安心です。

ベビーカー選びで大切な生活面の使いやすさ

ベビーカーを選ぶための項目、選び方、失敗しないポイントについてお話しましたが、これだけ選ぶ基準を設けても、やっぱりまだ曖昧な気がします。

実際に赤ちゃんをベビーカーに乗せて生活していなければ、曖昧に感じることは仕方がありません。

そのため、もしベビーカーを使っているママ友がいるなら、赤ちゃんが乗ったベビーカーを実際に押させてもらったり、今のベビーカーで改善して欲しい所などを聞いて、自分の産後の生活をイメージすることが大切です。

もし、妊娠中にベビーカーを用意できない場合は、検討だけはしっかりとしておき、赤ちゃんが外出できる生後1か月以降に、お目当てのベビーカーをテストするためにお店に行っても良いでしょう。

ベビーカーはベビーグッズの花形なので、できるだけ可愛くて最新のものを欲しくなる気持ちはわかりますが、頻繁にお出かけをするようになると、ベビーカーは割と雑に扱われます。

そのため、ベビーカーにこだわるなら、機能面、生活面でこだわってください。