逆子治したい!逆子体操・外回転術・半身浴など6つの方法

妊娠したママのお腹を触る女の子

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どうしても逆子を治したいと思ったら

もし、妊婦が妊娠後期(妊娠28-39週)に入って、医師から「逆子だから、治らなければ帝王切開になるよ。」と言われたら、何とかして逆子を治す方法を漁るはずです。

逆子になる原因の多くは、たまたま胎児が頭位ではない姿勢を取ることが多いときに、成長などで子宮内が狭くなり、うまく胎動ができずに頭位以外の姿勢で安定してしまうことです。

いざ逆子がわかったときにその原因は明確にはできませんが、胎児の成長や多胎妊娠、狭骨盤、巨大児、前置胎盤、子宮奇形、羊水過少症・過多症などさまざまな原因で胎児が胎動できなくなることが考えられます。

では、妊娠30週前後で医師に逆子だと告げられてから出産予定日までの数週間で、胎児の逆子を治すことは可能なのでしょうか。

今回は、どうしても逆子を治したい妊婦が検討する方法についてお話したいと思います。

逆子を治す方法1.骨盤位外回転術(こつばんいがいかいてんじゅつ)

骨盤位外回転術とは、逆子を治して帝王切開を回避するための医療行為のことです。単に外回転術(がいかいてんじゅつ)とも呼ばれます。

骨盤位外回転術では、子宮を弛緩させる弛緩剤を点滴し、エコーで胎児の向きを確認しながら、医師が妊婦のお腹の外側から胎児の頭とおしりを押さえて180度前回り回転をさせます。

時期的には正産期(妊娠37-41週)直前に行うもので、骨盤位外回転術にかかる時間は5分程度です。ただし、経過観察のために1日入院を必要とする場合があります。

また、骨盤位外回転術は、一過性胎児心拍数異常、常位胎盤早期剥離、胎盤血腫、絨毛膜下血腫、母児間輸血症候群、前期破水、子宮内胎児死亡などが起こるリスクもあり、外回転術施行中に緊急帝王切開が必要となる可能性もあります。

参考|当院における骨盤位胎児外回転術の検討|徳島赤十字病院

逆子を治す方法2.逆子体操(さかごたいそう)

逆子体操とは、妊婦が逆子を治すための姿勢を取り入れた体操のことで、妊娠32週以降で早産などの危険性がないことを医師に確認してから行います。

逆子体操は骨盤位外回転術とは違い、胎児の自発的な回転を促すため、就寝前などのリラックスした時間帯に行うと良いでしょう。

逆子体操の種類1.ブリッジ法

ブリッジ法

ブリッジ法とは、仰向けに寝ておしりを上げた姿勢を15分ほど保つ逆子体操の方法を言います。

おしりを浮かせる時間は15分程度ですが、時間が保たない場合はおしりの下にクッションを入れて逆子体操を行います。

逆子体操の種類2.胸膝法(きょうしつほう)

胸膝法

胸膝法とは、四つん這いの姿勢からゆっくりと顔と胸を床につけた姿勢を15分ほど保つ逆子体操の方法を言います。

固い床で行うと膝や肘が痛くなるため、絨毯の上で行なったり、顔の下にクッションがあると楽に行えます。

逆子体操の種類3.側臥位(そくがい)

側臥位とは、ブリッジ法、胸膝法を行った後に休むための姿勢のことです。ブリッジ法、胸膝法から起き上がらずに、側臥位にうつった方が逆子を治す効果が高いそうです。

1回の逆子体操を長くする必要はなく、妊婦も無理をせず楽に行います。また、胎児が起きている周期で行い、胎動を促しましょう。

逆子を治す方法3.鍼灸治療(しんきゅうちりょう)

鍼灸治療院では、逆子を治すための鍼灸をよく行っています。これは鍼灸でツボを刺激することで全身の血行を良くし、子宮が弛緩することで、胎児を動きやすくするというものです。

鍼灸による逆子の治療によって、「妊娠8か月目で90%の逆子が治った」、「妊娠9か月目で80%の逆子が治った」、「妊娠34週で40%以上の逆子が治った」などが鍼灸治療院のサイトに掲載されています。

わたしは鍼灸治療を行なったことがないので、成功率の真偽の程は何とも言えませんが、妊婦の血行が適度に良くなることは良いことなので、試してみる価値はあるかもしれません。

逆子を治す方法4.半身浴

妊婦の身体の冷えが血行を悪くし、子宮や内臓を固くすることで逆子の原因になる場合があります。

逆子の原因は赤ちゃんによりますが、どちらにしろ身体の冷えは妊婦にとって大敵ですし、子宮を弛緩させる意味でもじっくり半身浴を行うことは理にかなっている方法です。

逆子を治す方法5.マタニティスイミング

マタニティスイミングは、妊婦の肥満防止だけではなく、全身の血流を良くして冷え防止につながります。

水の中は身体への負担も少ないため、早めにマタニティスイミングを始めると逆子対策や逆子予防に効果があるそうです。

一般的に、マタニティスイミングは臨月に入るまでは行えますが、念のため医師の許可を取ってから行なった方が良いでしょう。

逆子を治す方法6.胎児への語りかけ

胎児は、妊娠30週を過ぎるとお腹の外の音も聞き分けられるようになります。胎内を通して響くママの声は、とくに胎児によく聞こえるはずです。

そのため、「○○ちゃん、頭を下にして産まれてきてね。」という語りかけをすると、逆子が治る場合もあるそうです……(^_^;)

真偽はわかりませんが、どちらにしても、胎児への語りかけはママになる意識を高め、出産に集中できる心を作る行為であり、出産後の語りかけ育児の練習にもなります。

そのため、逆子とは関係なく語りかけを行うようにすると良いでしょう。

母子ともに健康な出産が1番

逆子を治す方法は、全て”逆子が治る可能性がある”方法にすぎないため、過信せず、無理のないように実践しましょう。

ただし、切迫気味の人は医師から運動の類を止めらるため、逆子体操など陣痛を促進してしまうようなことはできません。

また、骨盤位外回転術は医療行為です。もし逆子を悩んでいるなら、医師に逆子を治す骨盤位外回転術が可能か相談してください。

わたしは逆子だと聞いた後、「え……帝王切開……?どうしよう……。なんとかしなきゃ……。」と考え、逆子を治そうといくつかの方法を試しましたが、結局治りませんでした。

もちろん、人によっては紹介した逆子を治す方法がバッチリはまることもありますし、わたしと同じように何をしても逆子が治らない場合もあります。

もし、妊娠36週までに逆子が治らなかったとしても、赤ちゃんが生めないわけではありませんし、条件さえ整えば自然な経膣分娩ができないわけでもありません。

ただ、いくら自然分娩で赤ちゃんを生みたいからといって、赤ちゃんにとって安全な出産方法をとらないことは良くありません。そのため、帝王切開の出産でも、最終的に母子ともに無事で、赤ちゃんがすくすく育ってくれれば良いと前向きに考えましょう。

そのためには、医師と積極的に話し、納得できるように逆子の治療に挑んでください。