赤ちゃんの外気浴はいつから?時間帯や効果は?日光浴との違い

初めての外気浴

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1か月健診が終わったら自由に外出できる?

気が付いたら、赤ちゃんが生まれてもう3週間……。1か月健診が終わったら、そろそろ赤ちゃんを連れてお散歩の準備を始めても良いころです。

赤ちゃんといっしょにお出かけできるなんてウキウキしませんか?

「景色を見に行こうかなぁ、公園もいいなぁ。可愛いベビー服見に行ってもいいなぁ。」と考えているママはちょっと待って!

赤ちゃんをいきなり外に連れ出したり、長時間連れ出したり、人が大勢いるところに連れて行くことはNGです。

「そう言えば、お母さんが赤ちゃんはまず太陽の光を浴びて、しっかり日光浴しなきゃって言ってたな……。」と教わったママもちょっと待って!

生まれて間もない赤ちゃんに、長時間の日光浴をさせることもあまりおすすめできません。赤ちゃんは日光浴よりも、まず「外気浴」をさせましょう。

今回は、赤ちゃんに必要な外気浴の方法と注意点、また日光浴との違いについてお話したいと思います。

外気浴(がいきよく)とは

外気浴とは、字のままで、赤ちゃんが外の空気を肌に浴びて、外の空気に慣れる行為のことです。

赤ちゃんだけでなく、産褥期の身体の回復と赤ちゃんのお世話に手一杯でお家に引きこもりがちなママも、外の空気を感じることで気分がとても良くなります。

天気が良く外の空気が気持ち良さそうだと感じたら、強い風や直接日差しが当たらないような時間帯を選んで、赤ちゃんの肌や感覚を外の空気に慣れさせてみましょう。

と言っても、外気浴でいきなり赤ちゃんをお散歩に連れて行くわけではありません。赤ちゃんは、まだ外の空気に対する抵抗力がついていないので、まずはベランダや庭などで外気浴を行います。

外気浴を行う時間帯は、午前中の早めの時間帯(たとえば9-10時ごろ)、夕方の遅めの時間帯(たとえば17-18時ごろ)が目安です。

季節や地域や天気によって時間帯は変わりますが、少しずつ生活リズムを作るため、同じ時間帯で習慣にできると良いですね。

外気浴の効果

生後1か月の間、赤ちゃんはほぼ室内で過ごします。もしワンルームマンションに住んでると、窓から見える景色も変わらないですし、空気もこもりがちです。

そこで、赤ちゃんと外気浴をすることで、外の空気に触れて皮膚に刺激を与える新しい感覚を味わわせたり、室内と外気の温度変化で体温調節の機能向上を図ったり、光の加減によって昼と夜の違いを少しずつ理解できるという効果が期待できます。

外気浴のメリットは、今後行うお散歩の効果とも似ています。お散歩の効果やメリットは、以下を参考にしてください。

赤ちゃんと散歩する効果
1.昼夜の区別が付くようになる
2.赤ちゃんの生活リズムができる
3.好奇心で心と身体が成長する
4.外気に触れることで抵抗力が高まる
5.ママに対して早く信頼関係が生まれる
6.近所の人と顔馴染みになり交流が生まれる
7.赤ちゃんとママの気分転換になる

外気浴と日光浴の違い

昔は「新生児黄疸(しんせいじおうだん)」の予防・回復のために、産後すぐの日光浴をすすめる医師や専門家が多かったようです。新生児黄疸と太陽光の関係は、以下を参考にしてください。

ところが最近では、赤ちゃんにとって過剰な紫外線を浴びる悪影響の方が問題視されているため、産後すぐの日光浴は控えた方が良いと教えられます。

また、わざわざ直射日光を浴びなくても、一般的な新生児黄疸(生理的黄疸)は過剰に心配する必要が無いと知られるようになりました。

もちろん、赤ちゃんが紫外線を全く浴びずに生活することはできませんし、過剰に紫外線予防をすることが良いわけではありません。

新生児のうちはまだ新しい刺激に身体が慣れていないため、わざわざ意識して日光浴をさせる必要はありませんし、自然な対応で済むようにもう少し待ちましょうというだけのことです。

ママと赤ちゃんの外気浴の流れ

どこまでを外気浴、どこからお散歩というのか……明確な違いはないとは思いますが、少しずつ赤ちゃんを外気や外の景色に慣れさせていくことが大切です。

生後1か月、生後2か月の違いはあまり問題ではないので、ママは焦らずに赤ちゃんとゆっくりとステップを踏んでいきましょう。どうせこれから何年も一心同体ですから。

流れ1.屋内で窓やベランダを開ける

初めての外気浴は、窓を開けて外の空気を感じるだけで十分です。ただし、赤ちゃんを直接風に当て過ぎたり、直射日光を浴び過ぎないように注意しましょう。程度の問題なので、あまり神経質にならなくても良いと思います。

ママが赤ちゃんを抱っこして、窓やベランダから外を眺めながら10-15分程度、赤ちゃんに「気持ちいいね。」「早くいっしょにお散歩に行きたいね。」など話しかけます。

これまでとは違った環境でコミュニケーションをとること、違った風景を見せること、風や太陽光などを感じることなど、全てが赤ちゃんの刺激になります。

流れ2.庭や家の周りを1周程度

新生児期に数回の屋内外気浴を体験したら、次はベランダに出たり、庭に出る、家の周辺に出るというステップを踏みましょう。家の外に出る時期は生後1か月過ぎが良いですね。

時間はママが抱っこしていても疲れない10分程度で問題ありません。家の外に出る場合は、周辺をゆっくり1周する程度の距離にしてください。家の周辺なら、何かあってもすぐに戻れます。

赤ちゃんには風が直接当たらない服装にし、日光が直接当たらない帽子など日除けを意識島しょう。ベビーカーの場合は、日差しが避けられればOKです。

育児書などでは1日30分の外気浴が推奨されている場合もありますが、あまり深く考えないでください。朝と夕方の2回外気浴をしても良いわけですから。

流れ3.往復で10-20分程度の距離を歩く

生後2-3か月になると、徐々に首がすわり始める子もいます。少しだけ離れた場所まで歩くと、ママもたくさんの景色を目にするため、赤ちゃんとコミュニケーションが取りやすいですね。

ただし、この時期の外出は特別なことがない限り、目的を伴った外出は避けましょう。赤ちゃんと何気なく外を歩くことが最優先です。

もちろん暑すぎない、寒すぎない、乾燥しすぎないように衣服で調整してください。こうなると、もう軽めのお散歩と言っても良いですね。

外気浴でママが注意する点

外気浴でちょっとだけ外に出るようになったときの注意点です。

注意点1.ママと赤ちゃんの体調次第

赤ちゃんとの初めての外出は、お家にこもって気分が優れなかったママの方がウキウキしているはずです。ただし、「外の空気を感じたい!」「とにかく外出したい!」とママが思っても、赤ちゃんの体調が悪い場合はNGです。

もちろん、ママの体調も同様です。床上げが終わっても、産褥期が終わるまで身体の調子が戻らないこともあります。外気浴は義務ではないので、母子ともに無理をしないでください。

注意点2.行動範囲はなるべく狭く

あくまでも外気浴であって、遠出のお散歩ではありません。外気浴とお散歩の境目は難しいですが、そういう気持ちでいれば良いと思います。

ママは、赤ちゃんと外に出ると楽しくなって少し遠くへ行きたくなりますが、もうちょっと我慢して、庭やお家の周辺で赤ちゃんと色々な発見を楽しみましょう。

注意点3.授乳・睡眠時間は避ける

紫外線が強いお昼ごろを避けるのは当然ですが、授乳、おむつ替えの時間も避けるようにしましょう。授乳しておむつを替えて、「さあ、ちょっとだけ外出ようか。」というのが良いですね。

また、赤ちゃんが眠っていても外気浴の意味はあります。むしろ、刺激に敏感な赤ちゃんは、眠ることで過剰な刺激を受けないように脳が調整をしていると言われます。そのため、赤ちゃんが睡眠中でタイミングが合わなくても、軽めの外気浴をしても良いでしょう。

注意点4.必要最低限の持ち物を用意

たった10分の外出でも、一応赤ちゃんに必要なものは持っていきましょう。おむつ、おしりふき、ビニール袋、おむつ替えマット、ミルクなどをポーチに入れて持ち歩きます。

外気浴は家の周りで行うものなので、おむつ替えや授乳は帰ってきてからで良いと思います。これは、ママが本格的なお散歩を見越して、今のうちに持ち物チェックに慣れるためです。お散歩の持ち物は以下を参考にしてください。

注意点5.冬や寒い地域の外気浴

赤ちゃんの生まれた時期が冬だったり、気温が寒い地域だと、「寒いから風邪引かないかな……?」と外気浴を躊躇するママもいると思います。

外気浴は、赤ちゃんのために絶対に行う行為ではありませんし、日時を決めて規則的に行う行為でもありません。また、早ければ良いものでもないため、少々時期がズレても構いません。

早く外に出たいママにとってはつまらないと思いますが、初めは窓を開けて赤ちゃんといっしょに外気を感じるだけで良いんです。赤ちゃんとの外出は、気候が良くなるまで楽しみにとっておきましょう。

注意点6.温かい春の外気浴

春はポカポカ暖かく、外気浴に適した気候です。ただし、2月から5月にかけては花粉の飛散時期です。もし赤ちゃんがアレルギー体質を遺伝していると、花粉症を起こすIgE抗体を生成しやすく、早い場合は1-2歳ごろに花粉症になる恐れもあります。

窓を開けるとき、窓を閉めた後もしばらく空気清浄機と加湿器を付けておきましょう。こまめに床の掃除もしてください。花粉症予防は以下を参考に。

注意点7.日差しが強い夏の外気浴

赤ちゃんが6-7月生まれだと、外気浴の時期は夏本番の暑い日が続いているはずです。そのため、夏はあまり外に出ずに、窓を開けて外気を感じる程度にとどめましょう。外出できそうな気温の場合は、肌を出さない服と帽子があると、紫外線対策になります。

露出した肌にも日焼け止めを塗りたいところですが、赤ちゃんや小さい子供には、市販の日焼け止め(合成紫外線吸収剤)の刺激は強過ぎます。また、赤ちゃんはなかなかおとなしくしてくれないため、クリームや乳液を何度も塗り直すには不便です。

そこで、新生児にも使えるミストタイプの日焼け止めを使いましょう。100%天然由来成分のアロベビー「UV&アウトドアミスト」は、日焼け止め果と虫除けの2つの効果があるため、ママの手間を軽減できて便利です。

アロベビー「UV&アウトドアミスト」は、15日間の返品・返金保証もあるので、気軽に試してみてください。

⇒日焼け止めと虫除けに使えるアロベビーの「UV&アウトドアミスト」公式サイト

ただし、夏場のベビーカーは、アスファルトの照り返しやこもった空気のせいで、外気温よりも4-6度ほど暑くなります。そのため、真夏の日中(とくに12-14時前後)にベビーカーでの外出は、控えた方が良いと思います。

外気浴を理解してもらおう

もしママが「日光浴は絶対ダメ!外気浴もルールを守って時間も守(略」とマジメに考えているなら、もう少し肩の力を抜いてください(^_^;)

日光浴が絶対にダメなことで、外気浴が絶対に良いことというわけではありません。

もし、お姑さんから「日光浴させなきゃダメよ!」なんて言われた場合は、「昔と違って今は外気浴が~~」なんて言う必要もありません。

「わかりました。徐々に慣らしていきます。」程度に答えておけば良いと思います。どうせいつかは外に出るんですから、過度な反応をする必要はないと思います。

医療の進歩により、育児の方法や考え方は昔とは全く違っています。たった5-6年前、うちの子が赤ちゃんのころと変わってしまった育児の方法もあります(とくに離乳食関係)。今の常識も10年後には全く違う内容に変わっているかも知れません。

さて、外気浴に慣れたら、次はいよいよ赤ちゃんと長めのお散歩です!ママと赤ちゃんのお散歩の注意点は、以下を参考にしてください。