子供の将来の夢・なりたい職業ランキングと本当に実現する割合

手を挙げる小学生の男の子・女の子

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子供の頃の将来の夢は?

みなさんは、子供の頃どんな夢を持っていましたか?
大人になったら、何の職業に就きたいと思っていましたか?

子供の頃の夢と言っても、保育園児・幼稚園児に聞くと「プリキュア~!」「プリンセス~!」「○○レンジャー!」「ポケモンー!」などが多く、6歳前後からようやく「サッカー選手」「ピアノの先生」「ケーキ屋さん」など、今の習い事や好きなことから、自分が将来やりたいことを考えられるようになります。

では、少し成長した小学生くらいになると、将来の夢や将来やりたい職業は何と答えるのでしょうか。

また、実際に子供の頃の夢を叶えて、自分がやりたい職業に就いた大人の割合はどれくらいいるのでしょうか。

今回は、子供の将来の夢・なりたい職業ランキングとなりたい職業を実現した割合について、いくつかのアンケート結果を用いてお話したいと思います。

第一生命による子供の将来の夢・職業

第一生命は、2016年に全国の保育園・幼稚園児、及び小学校1-6年生1,100人を対象に、”第28回「大人になったらなりたいもの」アンケート調査”を行いました。

出典|第28回「大人になったらなりたいもの」アンケート調査結果|第一生命

男の子の将来の夢
1位|サッカー選手:12.1%
2位|学者・博士:5.5%
3位|警察官・刑事:5.3%
4位|野球選手:5.0%
5位|お医者さん:4.7%
5位|食べ物屋さん:4.7%
7位|大工さん:4.5%
8位|水泳選手:3.2%
9位|電車・バス・車の運転士:2.9%
10位|飼育係・ペット屋さん・パイロット:2.1%

男の子の将来の夢は、やはりサッカー選手が多いですね。サッカー選手は直近20年間で、9回も1位を獲得しています。

最近は野球選手の順位が少し下がり気味ですが、同じく20年間で見ると1位を10回獲得しています。さらに、今回8位の水泳選手も20年間で4回ベスト10にランクインするなど、昔からスポーツ選手は男の子のあこがれのようです。

女の子の将来の夢
1位|食べ物屋さん:15.5%
2位|保育園・幼稚園の先生:5.5%
3位|学校の先生(習い事の先生):5.3%
4位|お医者さん:5.3%
5位|看護師さん:5.3%
6位|デザイナー:4.7%
7位|飼育係・ペット屋さん・調教師:4.2%
8位|美容師さん:3.9%
9位|歌手・タレント・芸人:2.9%
10位|ダンスの先生・ダンサー・バレリーナ・ピアノ/エレクトーンの先生・ピアニスト・薬剤師さん:2.5%

女の子は、食べ物屋さんの人気が断トツで、保育園・幼稚園の先生や学校の先生も人気の職業です。その他、看護師さんや美容師さん、デザイナーなど、昔からおなじみの女の子らしい職業のほか、最近ではダンスの先生やダンサー、歌手・タレント・芸人も人気があります。

日本FP協会による子供の将来の夢・職業

もう1つ、子供の将来の夢に関する調査を見てみましょう。

日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)は、2016年に実施した作文コンクールの応募作品3,606点の集計結果から、”第10回小学生の「将来なりたい職業」ランキング”を発表しました。

出典|小学生の「将来なりたい職業」集計結果 | 日本FP協会

男の子の将来の夢
1位|サッカー選手・監督など:186人
2位|野球選手・監督など:148人
3位|医師:104人
4位|ゲーム制作関連:71人
5位|建築士:48人
6位|バスケットボール選手・コーチ:46人
7位|教師:40人
8位|警察官・警察関連:39人
8位|水泳選手・コーチ:39人
10位|テニス選手・コーチ:38人

第一生命の調査結果同様、男の子の将来の夢はスポーツ選手が多く、やはりサッカー選手、野球選手、水泳選手は人気があります。また、バスケットボールやテニスなど他のスポーツ選手がランクインしていることも特徴的です。

女の子の将来の夢
1位|保育士:133人
2位|医師:117人
3位|パティシエール:110人
4位|看護師:96人
5位|薬剤師:73人
6位|獣医:70人
7位|教師:69人
8位|ファッション関連(デザイナー等):68人
9位|美容師:59人
10位|幼稚園教諭:44人

女の子の1位は保育士で、医師(お医者さん)や獣医(ペットに関係する仕事)、パティシエール(食べ物屋さん)、教師(学校の先生)など、第一生命の調査結果と似ていますね。デザイナーや美容師もランクインしています。

子供のころの夢が実現する割合は?

小学生が将来の夢を話すことは、仮に拙い発想だとしても微笑ましく、親としては暖かく見守ってあげたいものです。

では、大人になってどれくらいの人が、「小学生の頃の夢」「将来就きたいと考えていた職業」を実現しているのでしょうか。

1つの指標として、株式会社セレスが20-59歳の男女・就業者1004人に対して行なった「子供の頃の夢と職業比較」というリサーチの結果を見てみます。

夢の職業に就くことができたか

出典|♪バイト・お仕事調査♪ 子供の頃の夢と職業比較調査 2012|バイト・仕事を楽しむキャリアマガジンCareer Groove by モッピージョブ

結果を見ると、どの年代の人も憧れていた職業に「就くことができ、今も就いている」はおよそ10%前後、また「就くことはできたが辞めてしまった」が5-8%ほどとなっています。

1度でも夢の職業に就いた人の割合
50代|20.7%
40代|15.7%
30代|14.9%
20代|15.9%

つまり、子供の頃(小学生の頃)に憧れた職業に(一度でも)就ける割合は、およそ15-20%ほどということになります。

親は子供の将来の夢をどう応援すれば良いか

子供の頃の将来の夢の実現率は15-20%…………この割合を高いと見るか、低いと見るかは、人によって変わります。もちろん、子供のときに憧れていた夢の職業に就いても、4割ほどが辞めてしまう現実もあります。

子供が大人になって夢の職業に就けるかどうかは、職業の適性や職業への憧れ度合いだけでなく、金銭の問題や環境の問題によっても変わるのでしょう。もしかしたら、親の方針によって諦めてしまった人もいるかもしれません。

ちょっと前は「キャバ嬢になりたい!」、最近では「ユーチューバーになりたい!」という子供がいると話題になりましたね。こんなとき、親として応援すれば良いのか、理由をつけてやめさせた方が良いのか迷う人もいるはずです。

子供の頃に思い描く夢と現実の生活は違います。そのため、個人的には、親が子供の将来に口を挟んで(もしくは暗に)、やめさせても良い場合もあると思います。

ただし、子供の夢を咎めたり、社会の厳しさを教えるのは、小学生ではなく中学生・高校生ごろで良いでしょう。

小学生の頃に、そこまで深く考えて将来の夢を語る子はほとんどいません。中学生以降で少しずつ現実を知り、本当にどうしてもやりたければ、親が止めても子供は夢の実現を目指して頑張るはずです。

ちなみに、わたしは小学生の頃の夢を叶えて保育士になりました。拘束時間も多く、世間一般では薄給の部類ですが、毎日子供たちと触れ合って、自分では楽しくやれていると思います。

夫は、小学生のころの夢が何だったか覚えていないそうです。こういう人も意外と多いんでしょうね。

さて、今7歳の息子は、憧れているプロサッカー選手になれるでしょうか。そして、4歳の娘は忍者になれるでしょうか(少し前まではエルサでしたが……)。