妊婦になって後悔した…妊娠前にしておけばよかったこと

妊娠・出産

妊娠前にしておけばよかった…妊婦になって後悔した6つのこと

投稿日:2019年3月2日 更新日:

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注釈本記事はライター寄稿記事を一部修正したものです

妊娠発覚!でもやり残していることがたくさんある…

妊活中は、少しでもはやく赤ちゃんがほしい!と願う気持ちが大きく、それ以外のことにはなかなか気が回りません。

ところがいざ妊娠すると、「妊娠前にもっと○○しておけばよかったな……。」「妊婦になったから○○できないじゃん……。」という後悔をいくつもするものです。

わたしは、30代の初めに夫婦で「婦人科検査(妊娠力検査、妊娠力診断など)」を受け、どちらも「特に異常なし」という診断結果だったため、「子供はそのうち授かるだろう。」と軽い気持ちで過ごしていました。

ところが、気付けば30代の後半……。夫婦ともに「不妊治療をしてまでは……。」という考えだったため、「いつか授かればいいね。」から「夫婦2人の生活も悪くないよね。」という思いに変わっていき、そのころにはもう子供は半分諦めかけていました。

そんな矢先に、妊娠が発覚しました。もちろん、妊娠自体はとても嬉しい気持ちでしたが、前述した通り、「妊娠前にもっと○○しておけばよかったな……。」と後悔したことを覚えています。妊娠して初めて気付くやり残しはたくさんありました。

そこで今回は、わたしが妊娠する前にしておけばよかったこと、後悔したことについてお話したいと思います。

妊娠前にしておけばよかったこと1.筋トレなど基礎体力づくり

わたしは運動が苦手です。子供のころから走るとビリかブービー、逆上がりも二重跳びもできません。散歩程度に歩くことは好きですが、体を鍛えたり、運動をすることは大人になってからも好きではありません。

ただ、妊婦健診の際に「出産は体力勝負だから少しがんばろうね。」と医師に言われてハッとしました。

妊娠中期からウォーキングを始めてはみたものの、基本的には体力も筋力もないため代謝が十分に上がることはなく、妊娠中は少し肥満気味に……。あまり身体に負担をかけたくないと自分に言い訳をして、それ以上の運動もしませんでした。

ただ、妊娠中はいろいろな意味で体力が必要になりますし、基本的な体力や筋力があることで安産になる可能性が高くなります。

難産になりやすい妊婦・難産が起きる原因
1.妊婦が肥満
2.妊婦の体力・筋肉不足
3.妊婦が高齢出産
4.妊婦の背が低い
5.妊婦が痩せすぎ
6.妊婦が冷え性
7.妊婦が高血圧
8.妊婦が糖尿病
9.妊婦が初産

また、赤ちゃんの育児は妊娠中よりも体力を使うため、筋力があって動きやすい身体をしている方が便利ですし、育児のイライラも多少は軽減します。

しかも、妊娠中の体型を早く元に戻すためには、基礎代謝が高くなければいけません。食事はしっかり3食摂らなければいけない、運動の時間はなかなか取れないという中で、基礎代謝が低いと日々鏡を見るたびにゲンナリします。

妊娠前にしておけばよかったこと2.虫歯や歯周病の治療

妊婦になると歯の定期検診はとても大切ですが、できれば妊娠前に虫歯や歯周病の治療をしておくことの方がもっと大切です。

わたしは、妊娠してからひどいつわりに悩まされていたため、その間はしっかりと歯磨きをできませんでした。そして、それが原因で虫歯ができてしまいました。

妊婦が虫歯や歯周病になりやすい原因
1.唾液の減少、粘り気
2.吐きつわり
3.食べづわり
4.逆流性食道炎

歯科に行くと、虫歯は結構進行していたようで、治療が大変でした。わたしが行った歯科は、たまたま妊婦対応をしてくれるところでしたが、レントゲンや麻酔の注射をすることができない歯科もあるそうです。

ちなみに、妊婦が虫歯や歯周病を持っていると、炎症を抑えるプロスタグランジンという物質のせいで早産になる可能性が高まります。

American Journal of Obstetrics and Gynecology(196:135,2007)によると、7151人の妊婦を対象とした歯周状態と早産・低出生体重児の関係性の研究において、歯周病がある妊婦は歯周病がない妊婦と比較して、早産・低体重児出産の割合が2.83倍、早産児の割合が2.27倍、低体重児出産の割合が4.03倍多いことがわかっています。

早産・低体重児出産に対する歯周病の危険率

また、赤ちゃんに虫歯菌が移りやすくなり、将来の虫歯の可能性が高まります。

妊娠前にしておけばよかったこと3.持病や症状に向き合うこと

持病と言っても重い病気だけではありません。肩こりや冷え性、偏頭痛、むくみなど、女性なら時期によって健康を害する何らかの症状を持っているはずです。

妊娠中は服用できる薬の成分に制限があるため、自分だけの判断で市販の薬を服用してはいけません(市販薬・処方薬どちらにしても、妊娠中に飲んで安全だと断言できる薬はほとんどない)。

妊婦に禁忌の薬一覧 – くすりの勉強 -薬剤師のブログ-

わたしは妊娠前から慢性的な片頭痛に悩んでいましたが、面倒だったため頭痛外来などを受けずに、市販の鎮痛剤で痛みを抑えるだけの生活を続けていました。

しかし、妊娠をすると安易に薬を飲むことができないため、定期的な痛みにひたすら耐えなければいけませんでした。その後、先輩ママから鍼灸院を紹介してもらい、頻繁に通うことになりました。

鍼灸師さんによると、妊娠や出産で持病が悪化するケースはよくあり、とくに血行と関係する頭痛(偏頭痛)、腰痛、肩こりは、妊娠で酷くなる傾向があるとのことで、わたしと同様に薬が服用できずに苦しむ人は多いのだそう。

わたしはお腹が大きくなり、動きづらくなってからも鍼灸院に通わなければいけなかったため、妊娠前から根治を目指して頭痛に向き合っておけばよかったと後悔しました。

妊娠中は、何がきっかけで胎児や妊婦自身に影響を与えるかわかりません。そのため、健康上で気になることがある場合は、小さなことでも妊娠前に診断して治療や対策しておくことをおすすめします。

妊娠前にしておけばよかったこと4.妊娠中の心身のトラブルの勉強

マタニティブルーというのは妊娠中に漠然とした不安に襲われること、つわりは食べ物のにおいなどが原因で嘔吐すること、妊娠前のわたしの認識はこの程度のものでした。

そのような大雑把な認識しかなかったため、たとえば妊娠初期に眠気が酷かったときもそれがつわりの一種とは知らずに、「食事の支度もせずにソファで寝てしまう自分はたるんでいるのかな……。」と自己嫌悪に陥っていました。

また、仕事をしているときになかなか集中できなかったり、人混みを歩いているときにどちらに避けるか一瞬の判断がうまくできないなど、普段の生活の中で集中力や判断力が鈍っていると感じることも多々ありました。

これらは全て妊娠中のホルモンバランスの変化によるものですが、他にも以前は気にならなかった部屋の些細な汚れが異常に気になったり、夫の何気ない言葉に無性にイライラしてしまうなど、自分が自分ではないような気味悪さすら感じていました。

理由が分かっていれば、不健康なわけではなく「一過性のものだから。」「ホルモンバランスのせいだから。」と余裕を持つことができましたし、相手に説明することもできたのですが、知識がないことで自分を責めたり、周囲にも誤解を与えていた気がします。

妊活中のわたしは、妊娠ゴールだという考えもあったのでしょう。妊娠後の自身の変化やケアについて、まったく考えていなかった気がします。

もちろん、知識不足は精神的な影響だけではなく、健康面に影響を与えることもあります。自分だけでなく、お腹の中の赤ちゃんや周囲にも影響を及ぼすことがあるため、妊娠中の身体の変化や影響についてはあらかじめ学んでおかなければいけません。

妊娠前にしておけばよかったこと5.趣味を存分に楽しむこと

妊娠をすると、以前のように楽しむことができない趣味や楽しみがあります。代表的なものとしてはお酒ですね。

わたしは普段からそれほどお酒を飲むわけではないのですが、夫に付き合って、たしなむ程度にゆっくりとお酒を飲む時間が好きでした。

妊娠をして初めて知ったのは、妊娠中はたしなむどころか、お酒をまったく飲んではいけないことでした。

夫もわたしに気を使って、わたしの前ではお酒を飲まず、お酒を飲んだという話もせずに我慢していました。授乳期間も含めて、2年ほど我慢させたのは申し訳ないと思いました。

また、わたしはジェットコースターなどの絶叫マシンに乗るのが大好きでしたが、絶叫マシンが苦手な夫に配慮して、結婚後は乗らないようにしていました。

ところが、妊娠が発覚してからは身体が思うように動かせない分、「思いきり大きな声をだして心身をリフレッシュしたい!」という気持ちのあらわれなのか、絶叫マシンに乗りたい衝動が以前よりも強くなりました。

もちろん、妊娠中なのでホイホイと絶叫マシンに乗ることはできません。せめて、妊娠前で自分が乗りたいなと思ったときに、夫に遠慮せずに乗っておけば良かったと後悔しました。

妊娠前にしておけばよかったこと6.ペットとの関り方の見直し

我が家では、以前から犬と猫を飼っていますが、わたしが妊娠したことで散歩に行けないときや、かまってあげられない時期のストレスをどう緩和するか、夫婦できちんと話し合っておくべきだったと後悔しています。

我が家の犬は30kgを超す大型犬種で、妊娠初期にわたし1人で散歩に連れて行った際、近所で起きた車の衝突事故が原因でパニックを起こし、わたしを引き倒して走り回ったことがありました。それを境に、散歩は主人が担当するようになりました。

出産間近になると、夫の仕事が忙しくなり、犬の散歩が難しくなったことから慌てて散歩代行をしてくれるペットシッターを探したのですが、大型犬に対応してくれる人が見つからず、結局警察犬訓練学校に通って運動させてもらうことになりました。

時間をかけて慣らすわけでもなく、突然現れた訓練士さんに車に乗せられて知らない場所に連れていかれることは、愛犬にとって相当辛く怖い思いだったでしょう。

飼い主が、散歩などの基本的な世話もできない状態のとき、少なからずペットも異変を感じてストレスを受けています。そのため、妊娠前からこういったことを想定して散歩を頼める人を探し、定期的に会って慣らしておけば良かったと後悔しました。

妊娠後はこれまでと同じようにペットと過ごすことが難しくなる可能性もあります。ペットを飼っている人はお世話が難しくなったときのケアをどうすべきか、妊娠前から考えておくようにしましょう。


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