赤ちゃんの爪切りはいつから?頻度は?はさみ・やすりの使い方とコツ

生活・家族

爪切りはいつから?赤ちゃんの爪切りの種類と爪を切るコツ

投稿日:2019年3月26日 更新日:

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赤ちゃんの爪切りは一苦労

産まれたばかりの赤ちゃんは、まだ自分の思ったとおりに手を動かすことができません。そのため、手で身体のあちこちを触る際に、自分で顔や腕を引っ掻いてたくさんの傷を作ってしまいます。

赤ちゃんは強い力で引っ掻くわけではないのですが、爪が鋭いため傷が付きやすいんです。赤ちゃんの爪はいつの間にか伸びていて、身体のあちこちにひっかき傷を作る原因になります。

うちの息子も新生児のころに、顔を引っ掻いて傷だらけになってしまったことがあったため、「赤ちゃんは爪を切ってあげなければいけない」と意識するようになりました。

ただ初めは、小さな指の上にちょこんと乗った小さな爪を見て、いっしょに手を切ってしまわないか心配で、緊張しながら爪を切っていました。同じように赤ちゃんの爪切りで苦労しているママもいるでしょう。

そこで今回は、赤ちゃんの爪切りの基礎知識、また爪切りの種類などについてお話したいと思います。

赤ちゃんの爪の特徴

まず、赤ちゃんの爪の特徴を知っておきましょう。

赤ちゃんの爪を切った後にやるべきこと | わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

爪が薄く鋭い

大人の親指の爪の厚さは0.8mmほどあります。それに対して、赤ちゃんの爪は0.1-0.2mmほどしかありません。ちなみに、カッターナイフの刃は0.38mm、カミソリは0.12-0.15mmだそうです。

赤ちゃんが引っ掻くとすぐに傷ができてしまうのは、赤ちゃんの爪がカミソリ並に薄いためです。

親指の爪の厚さの比較
大人|0.8mm
0歳児の男の子|0.22mm
0歳児の女の子|0.12mm
7歳児の男の子|0.44mm
7歳児の女の子|0.39mm

爪の伸びが早い

赤ちゃんや子供の爪は、大人よりも早く伸びます。大人の親指の爪が根元から生え変わるサイクルは120日ほど、一方、子供は約90日ほどで生え変わります。

爪が柔らかい

赤ちゃんの爪は水分量が多いため、柔らかくて透き通っています。爪が透き通っていると、切るときに意外と見えづらいため、深爪をしてしまわないかヒヤヒヤします。

また、爪が柔らかいため、爪切りの切れ味が良くないと、爪がぐにゃっと曲がってしまいます。

赤ちゃんの爪切りが必要な理由

赤ちゃんの爪切りが必要な理由はいくつかあります。身だしなみの問題だけでなく、赤ちゃんの安全のためにも必要なことです。

爪で自分の顔をひっかくため

赤ちゃんは、自分の手や指をじっと見つめたり、手指を口の中に入れたりします。個人差はありますが、このような「ハンドリガード」は生後2-3か月ごろからみられます。

見つめているだけなら問題ないのですが、赤ちゃんは手を動かしながら確認作業を行うため、自分の手で顔を引っ掻いてしまうこともあります。

そのときに爪が伸びていると、顔に傷がついたり、目に当たって雑菌が入ったりなどの心配があります。

爪で口の中を傷つけるため

赤ちゃんはよく自分の指を口の中に入れたり、舐めたりします。もし爪が伸びていると、口の中の粘膜を傷つけてしまうかもしれません。

大人でも、口の中に傷があると食事のときに気になります。同じように赤ちゃんの口の中に傷があると、授乳に影響を与える可能性があります。

爪の中に雑菌が入って繁殖するため

大人の場合、長さ0.5mmの爪に約4200個の細菌が付着しており、爪が1.5mmに伸びると、細菌は13倍の53000個に増えてしまいます。

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自分で動けない赤ちゃんは雑菌に触れる機会も少ないのですが、ハイハイをしたり、一人遊びをするようになると手も汚れます。伸びた爪で口腔粘膜を傷つけると、細菌やウイルスが感染するリスクがあるため注意が必要です。

爪切りの種類

赤ちゃんの爪切りにはいろいろな種類があります。月齢によって使いやすさが違うため、赤ちゃんの成長に合ったものを選んでください。

ハサミ型爪切り

ハサミ型爪切りは、新生児用・ベビー用(生後3か月以降)など、月齢によって使い分けてください。

新生児用はハサミの刃が薄く、刃の長さがベビー用の半分ほどのため、小さくて柔らかい新生児の爪が切りやすい仕様です。どちらも刃先が丸く、赤ちゃんの肌を傷つけない作りをしています。

持ち手のハンドル部分は商品によって大きさが異なるので、安定して持てるサイズを選んでください。

テコ型爪切り

テコ型爪切りは、テコの原理を利用した爪切りです。大人は使い慣れた形状なので、安定して持ちやすいですね。クリッパー爪切りとも言います。

刃が小さく平らで深爪をしにくい仕様ですが、赤ちゃんの爪が柔らかいと負担がかかりやすく、二枚爪の原因になることもあります。

赤ちゃんの爪は、生後9か月ごろになると少しずつ厚く、固くなってくるので、様子を見ながらテコ型爪切りが使えるかどうか検討しましょう。

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赤ちゃん用爪やすりの使い方

赤ちゃんの薄い爪は、先端が尖っているとカッターナイフのように皮膚を傷つけてしまいます。そのため、気になった場合は、爪切り後に爪やすりで尖った部分を整えて、滑らかな爪にしてください。

ただし、粗い目のやすりを使うと、柔らかい赤ちゃんの爪が削れてしまうため、目が細かいものを選んでください。

赤ちゃん用爪やすりは安価なものが多く、コンパクトで持ち運びに便利です。使用後に丸洗いできるガラス製、お手入れ不要の使い切りタイプなど種類も豊富です。

また、電動タイプも販売されています。アタッチメント式もあるため、成長しても長く使えます。

赤ちゃん用爪切りはいつからいつまで

赤ちゃん用の爪切りは、いつからいつまで使うものなのでしょうか。

赤ちゃん用爪切りはいつから?

赤ちゃんの爪切りは新生児期からです。個人差はありますが、爪先(先端の白い部分)まで伸びた状態で生まれてくる子もいます。

出産後の入院中に爪切りをしてくれる産院もあるため、早い子は生後1週間以内に爪切りが必要だと考えましょう。

赤ちゃん用爪切りはいつまで?

赤ちゃん用の爪切りは、赤ちゃんの爪の成長具合によって適切なものを選びます。1歳からテコ型爪切りを使う場合もあれば、2歳ごろまでハサミ型爪切りを使う場合もあります。

対象の月齢や年齢は商品によって異なりますが、子供の爪が変わったと実感するまでは、使いやすいものを選べば良いでしょう。

赤ちゃんの爪を切るタイミングと頻度

赤ちゃんの爪を切るタイミングや頻度は、赤ちゃんの個性によります。一般的な目安は以下の通りです。

爪を切るタイミング

お風呂上がり以外の時間

大人の場合、お風呂上がりに爪を切る人は多いと思います。ところが、赤ちゃんの爪はお風呂上がりだと、柔らかすぎて切りにくかったり、切りすぎて深爪になるため不向きです。

赤ちゃんの小さな爪を切ろう!切り方や注意点は?|ベネッセ教育情報サイト

ぐっすり寝ている時間

赤ちゃんが起きているときに爪を切ろうとすると、泣いて暴れることも少なくありません。そのため、肌を傷つけないように赤ちゃんの身体や指を固定する必要があります。

赤ちゃんがぐっすり寝ているタイミングだと、じっとしてくれているので肌を傷つけたり深爪の心配が減ります。

ご機嫌な時間

寝返りやハイハイをするようになると、起きているときの爪切りは更に難しくなります。途中でぐずって1回で終わらせられないときは、数回に分けて切るのも1つの方法です。

息子は、寝ているときに爪を切ると起きてしまうため、大好きなお風呂に入って体が温まった少し後のご機嫌な時間帯を見計らって、爪切りをするようにしています。

爪を切る頻度

赤ちゃんの爪切りの頻度は5日に1回が目安と言われます。ただし、少し伸びただけでも顔を引っ掻く癖のある赤ちゃんは、週に2回程度にするなど、爪切りの回数を増やしてください。

また、赤ちゃんの爪が伸びていると、赤ちゃんを抱っこしたときに、引っ搔かれて傷ができてしまいます。赤ちゃんとのスキンシップで傷を作りたくなければ、それぞれの赤ちゃんに合った爪切りのペースをみつけましょう。

赤ちゃんの爪を切るコツ

赤ちゃんの爪切りは難しいと感じる人も多いですが、何度かに分けて切ったり、爪切りの種類を変えるなど、工夫して練習すればきっと上手にできるようになります。

赤ちゃんの爪切りはどうすべきか。 | わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

定期的に切る

赤ちゃんの爪は伸びるのが早いため、5日に1回程度が目安です。ある程度目安を決めて、スケジュールを作っておけば、切り忘れることはありませんし、切る量が一定なので深爪のリスクも減ります。

角を丸く整える

薄くて鋭い赤ちゃんの爪は、尖った部分が無いように、角を丸く切ってあげることが大切です。また、切った後に爪やすりを使うと、さらに滑らかになります。

白い部分は残しすぎない

爪切りは深爪に注意が必要ですが、爪先を残すと、伸びたときに割れてしまうこともあります。爪先を残しすぎない程度に切った方が、赤ちゃんにとって安全です。

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爪が散らばらないようにする

赤ちゃんが1歳近くになって、ハサミ型爪切りを使うと爪が飛び散ります。また、ティッシュの上に爪を集めようとしても、赤ちゃんがバタバタ動いて飛び散ってしまいます。

切った爪が散らばったままだと、赤ちゃんが踏んで肌が傷つくかもしれません。そこで、SNSなどで話題になった、爪が飛び散らない技があります。

その方法は、ハサミ型爪切りの刃にワセリンを塗るだけです。すると、切った爪が飛び散らずに刃にくっつきます。爪切りが終わったら、刃についたワセリンと爪をティッシュで拭えばOK。とても簡単で、わたしも毎回実践しています。

わたしは爪やすりがお気に入り

赤ちゃんの爪はそれぞれ個性があって、どのように切れば良いかは赤ちゃんによって違います。

使いやすさもあるため、ハサミ型爪切り、テコ型爪切り、赤ちゃん用爪やすりをどの時期に使うかは、試してみなければわかりません。

ただ、基本はハサミ型爪切りなので、まずはそちらから始めてください。

また、赤ちゃん用爪やすりは必須ではないのですが、尖った爪が気になる人は試してみてください。うちでは、昔から赤ちゃん用爪やすりを使っています。爪が短くても長さや形を整えられるので重宝しています。

息子は今でも肌が弱く、自分でお腹やおしりを引っ掻いてしまうため、爪切りは週に2回して、気づいたときにやすりがけをするようにしています。

生後半年ごろから、赤ちゃん用爪やすりをいろいろ買って試しましたが、最終的にガラス製やすりに落ち着きました。

その時期の赤ちゃんの爪は、目が粗いやすりだと少し力を入れただけで大きく削れてしまうため、慎重に扱わなければいけません。

1歳半ごろになると、ある程度目が粗い爪やすりでもキレイに整えられるようにため、扱うのが怖い人は1歳過ぎを1つの目安にしてみてください。


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まーさ

保育士資格、幼稚園教諭免許(一種)を取得後、保育園・幼稚園・支援センターを複数回経験して、もうすぐ業界歴20年です。 仕事と2人の子育てをこなしつつ、勉強をしつつ、ゆっくり情報を発信しています。

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