乳幼児健診とは?任意・定期の違いと日程・場所・費用など

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乳幼児健診とは?任意・定期の違いと日程・場所・費用など

投稿日:2019年4月24日 更新日:

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出産後に意識する乳幼児健診

出産後に意識することの1つに、子供の乳幼児健診があります。"健診"というくらいなので、妊婦健診のように健康状態のチェックだということはわかります。ただ、それだけではありません。

おそらく、初産のママは乳幼児健診について何となくイメージができても、どのような目的で何をするのか詳しくは知らないでしょう。

乳幼児健診に行く回数は、1回だけではありません。また、いつどこでも受けても良いというものでもありません。

乳幼児健診は、子供の月齢や年齢に合わせて行くべきもので、日程や場所も決められています。しかも、お金がかかる場合もあります。

出産を終えたばかりの人は少し億劫に感じるかもしれませんが、まずは乳幼児健診を受ける目的を理解して、大切な子供のために役立ててください。

今回は、乳幼児健診の目的、乳幼児健診が行われる日程や場所、費用についてお話したいと思います。

乳幼児健診(にゅうようじけんしん)とは

乳幼児健診(乳幼児健康診査)とは、母子保健法第12条及び第13条により、市町村が乳幼児の年齢に合わせて行う健康診査、または個人が個別に受ける乳幼児の健康診査のことです。

乳幼児健診は、身長・体重などの身体測定や病気の早期発見だけでなく、月齢・年齢に合わせた成長や機能の発達を確認するために行われます。

なお、乳幼児健診は、決まった時期に集団で健診を受ける「定期健診」と個別で健診を受ける「任意健診」に分かれています。

定期健診(集団検診)

乳幼児健診における定期検診とは、自治体が指定した保健福祉センター、委託した小児科、地域の公民館などの施設で、決められた日に行われる無料の集団健診のことです。

定期健診は、3-4か月健診、1歳6か月健診、3歳健診があり、月齢・年齢に合わせて必ず受けなければいけません。指定日の都合が悪い場合は、市町村に申し出ることで他の日程で受けることができます。

任意健診(個別健診)

乳幼児健診における任意健診とは、法律に定めがなく個人が任意で受ける健診のことで、子供の成長に合わせて出産した産院や自治体が指定する病院を予約し、有料で受ける個別健診のことです。

任意健診は、地域によって時期や回数が異なります。主に、1か月健診、6か月健診(生後6-7か月)、9か月健診(生後9-10か月)、1歳健診、2歳健診があります。任意健診に補助金が出る地域もあるため、広報などを確認してください。

乳幼児の定期健診(集団検診)
3-4か月健診
・1歳6か月健診
・3歳健診

乳幼児の任意健診(個別健診)
1か月健診
・6か月健診(生後6-7か月)
9か月健診(生後9-10か月)
・1歳健診
・2歳健診

乳幼児健診の目的

前述した通り、乳幼児健診の目的は、子供が年齢に合わせて適切に成長をしているか、子供特有の疾患や先天的な病気を患っていないか、発見された病気に適切な治療・対策を行っているか、機能が順調に発達しているかを確認するために行われます。

(1)子どもの成長発達の状態を明らかにし、最適な成長発達を遂げるよう健康管理、保健指導をおこなう。
(2)放置されやすい疾病異常、慢性疾患及び障害を早期に発見する。
(3)発見された疾病異常については、早期治療、継続的健康管理及び療育相談等の措置を講ずる。
(4)行動発達上の問題を早期に発見又は予防することである。

第3章 乳幼児健診の実際 - あいち小児保健医療総合センター

また乳幼児健診は、子供の健康だけでなく、子育てをする親が抱えている不安や悩みを医師・保健師・栄養士などの専門家に相談して、アドバイスを受けられる場所としての役割を担っています。

乳幼児健診の日程と場所

乳幼児健診の日程は市町村によって異なり、誕生月によって健診実施月日が決められています。また、実施場所も決められています。

たとえば杉並区在住で、荻窪保健センターに割り当てられた人の場合は、以下のように誕生月に対する実施月日が割り当てられます(杉並区の場合は4か月健診)。

平成31年度日程表
  該当者誕生月実施月実施日
平成30年12月生4月【健診】11日、18日、25日 【子育て情報】9日 
平成31年1月生5月【健診】16日、23日、30日   【子育て情報】7日
平成31年2月生6月【健診】13日、20日、27日 【子育て情報】4日
平成31年3月生7月【健診】11日、18日、25日   【子育て情報】2日
平成31年4月生8月

【健診】8日、22日、29日    【子育て情報】6日

令和元年5月生9月

【健診】12日、19日、26日   【子育て情報】3日

令和元年6月生10月【健診】10日、17日、24日   【子育て情報】1日
令和元年7月生11月【健診】14日、21日、28日   【子育て情報】5日
令和元年8月生12月【健診】12日、19日、26日   【子育て情報】3日
令和元年9月生1月【健診】16日、23日、30日   【子育て情報】7日
令和元年10月生2月【健診】13日、20日、27日   【子育て情報】4日
令和元年11月生3月【健診】12日、19日、26日   【子育て情報】3日

乳幼児健診|杉並区公式ホームページ

このような乳幼児健診の場所や日程は、担当地域の保健センターから、1か月以上の余裕をもって「健診のおしらせ」が郵送されるので、そちらで確認してください。

健診のおしらせは、出産後に投函する「出生連絡票(出生通知書)」を元に郵送されるものなので、忘れずに提出してください。

乳幼児健診にかかる費用

乳幼児健診は、費用がかかるものとかからないものがあります。

定期健診|無料で受けられる
任意健診|有料で受けられる、地域によって費用負担してくれる場合がある

一般的には、3-4か月健診、1歳6か月健診、3歳健診は定期健診なので、無料で受けることができます。

任意健診は、個人が有料で受けるものですが、地域によっては費用を一部負担(または全額負担)してくれる場合があります。

任意健診費用の一部負担、または全額負担については、地方自治体に問い合わせてください。

なお、任意健診は市町村から委託を受けた地域の医療機関が行いますが、かかる費用は任意健診の内容や医療機関によって異なります。費用の目安は、1回の任意健診で2000円-5000円ほどです。

乳幼児健診に必要な持ち物

乳児健診に行く際は、以下の持ち物を持っていきましょう。

定期健診に必要な持ち物

定期健診に必要な持ち物は以下のとおりです。

・母子健康手帳
・定期健診の案内(受付票)
・定期健診の受診票(ある場合)
・問診票(事前に配布されている場合)

あると便利な持ち物、または必要に応じて持っていくものは以下のとおりです。

・おむつ
・おしりふき
・着替え
・タオル
・飲み物
・おもちゃ
・筆記用具
など

任意健診に必要な持ち物

任意健診に必要な持ち物は以下のとおりです。

・母子健康手帳
・診察券
・健康保険証
・乳幼児医療費受給者証(東京都の場合はマル乳医療証)
・任意健診の受診票(ある場合)
・問診票(事前に配布されている場合)

あると便利な持ち物、または必要に応じて持っていくものは以下のとおりです。

・おむつ
・おしりふき
・着替え
・タオル
・飲み物
・おもちゃ
・筆記用具
など

筆記用具を持っていくのは、母子手帳の乳幼児健診の欄に、忘れないうちにいろいろとメモをしておくためです。

乳幼児健診の場所や実施日のまとめ

最後に、乳幼児健診の場所や実施日をまとめておきます。ただし、地域によって場所や費用の有無、実施日の決定方法は異なる場合があります。

※1種類場所※2費用※3実施日
1か月健診任意健診出産した産院有料病院指定日
3-4か月健診集団検診保健センター無料誕生月による
6-7か月健診任意健診小児科有料指定日から予約
9-10か月健診任意健診小児科有料指定日から予約
1歳健診任意健診小児科有料指定日から予約
1歳6か月健診集団検診保健センター無料誕生月による
2歳健診任意健診小児科有料指定日から予約
3歳健診集団検診保健センター無料誕生月による

注意任意健診を受ける月齢・年齢は地域によって異なります。
注意乳幼児健診の正式な場所は、保健センターから郵送される「健診のおしらせ」を確認してください。
注意任意健診の費用の有無は、地方自治体の窓口に確認してください。


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