着床痛・着床出血はいつ起こる?出血量や痛みの特徴は

投稿日:2019年7月8日 更新日:

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着床痛と着床出血

着床痛とは

着床痛とは、一般的に、受精卵が子宮内膜に着床するときに感じる生理痛や腰痛のような痛みのことです。

着床痛は、妊娠時に必ず現れる症状ではありません。一部の人は痛みを感じるとは言うものの、「着床痛」の原因は解明されておらず、医学的な根拠はありません。

一般的な着床の流れは、0.2mm程の大きさの胚盤胞(細胞分裂した着床前の受精卵)が、子宮内膜に付着して徐々に包み込まれることで始まります。

着床開始から完了までは3-4日かかり、着床による身体の反応は小さな部位でゆっくりとおこる小さな変化のため、痛みを感じないと考えられています。

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着床出血とは

着床出血とは、不正出血の一種で、受精卵の絨毛(じゅうもう)が子宮内膜にもぐりこむ状態になり、その際少量の出血を伴うものです。着床出血の有無は、妊娠の判定には関係ありません。

着床出血は、妊娠全体の8-25%の割合で起こるとされています。

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着床痛の特徴

着床痛が起こる時期

排卵後、卵子が精子と出会って受精卵になり、子宮内に着床するまでに約7-12日かかります。そのため、着床痛が起こるとすれば、排卵1週間後から生理予定日数日前の期間になります。

着床痛が起きる期間

着床痛が始まってから治まるまでの期間は、個人差がありますが1-3日程度続く場合が多いようです。

着床痛の痛みの特徴

着床痛と認識している人が感じる痛みは、生理痛のように下腹部痛または腰痛として痛みを感じる場合が多いようです。

痛みの強さも、「チクチク」「鈍い痛み」「刺すような強い痛み」など個人差があります。

着床痛の原因はわからない

前述したとおり、着床時に痛みを感じる人がいるとしても、医学的な根拠はありません。

痛みを感じる原因として考えられているのは、着床時期に偶然子宮収縮が起こっている可能性です。

妊娠初期は、人によって「お腹の張り」を感じる場合があります。張りを感じるときに、お腹に手を添えると子宮周辺がが硬くなっているのがわかりますね。

他に、子宮収縮によって下腹部痛を感じるタイミングとしては、生理痛があります。

生理痛の原因の1つは、月経血を排出するために子宮が収縮をするからです。この子宮収縮を促す要素が、プロスタグランジンというホルモンの過剰分泌す。

生理痛(月経痛)の原因とその対処方法を教えてください! – 日本産婦人科医会

痛みに敏感な人、または妊娠を強く望む人は、たまたま着床が疑われるタイミングと子宮収縮のタイミングが重なることで、「あ、着床痛かも!」と認識するのかもしれません。

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着床出血の特徴

出血が起こる時期

着床出血が起こる時期は、生理予定日の約1週間前です。そのため、生理が始まったと勘違いする妊婦もいるでしょう。

出血が起きる期間

着床出血は、出血が始まってから1週間以内で治まることがほとんどです。つまり、出血が起きる期間は生理予定日の1週間前から、生理予定日前後までになります。

出血の特徴

着床出血の出血量は、ほとんどの場合少量で、色は生理のような鮮血だったり、ピンク・茶褐色のおりもののような場合もあります。

着床痛・着床出血では妊娠を判断できない

前述した通り、着床出血が起こる妊婦は、妊娠全体の8-25%の割合でかなり個人差があります。ましてや着床痛は、存在しない可能性が高い痛みです。

妊娠を希望していて、普段よりも自分の身体に気を配り、痛みに敏感になっていると症状に過敏になることもありますね。わたしも着床出血がきっかけで初めての妊娠発覚が発覚しました。

生理予定日の約1週間前に、鮮血でおりもの混じりの出血がナプキンの1/3程度あり、3日程で出血が治まりました。

いつもとは違う出血のパターンだったため、「あれ?着床出血?」と思い、勘違い覚悟で産婦人科を受診したところ、妊娠が分かりました。

もちろん、着床痛や着床出血が起こらないからといって、妊娠の可能性が下がるわけではありません。

ただし、妊娠初期の出血は、着床出血ではなく切迫流産の可能性があります。妊娠検査薬で陽性反応が出ても、子宮外妊娠の可能性もあります。

そのため、自分の身体を守るため、またもし妊娠している場合のために、出血に少しでも違和感を感じたら、自己判断せずに婦人科を受診してください。

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まーさ

保育士資格、幼稚園教諭免許(一種)を取得後、保育園・幼稚園・支援センターを複数回経験して、もうすぐ業界歴20年です。 仕事と2人の子育てをこなしつつ、勉強をしつつ、ゆっくり情報を発信しています。

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