育児・教育

夫の育児にイライラ…いいとこ取り育児がダメな理由と18の事例

投稿日:2016年12月17日 更新日:

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パパの育児に満足してますか?

「いいとこ取り育児」という言葉を知っていますか?

「子供はいつでも、何をしても可愛い。」という人は、聖母マリア様か育児を知らない人のどちらかです。たしかに、子供は可愛い面もたくさんありますが、ときどき強烈に憎たらしいときもあります。

そんな育児の光と闇の中で、光の育児しかしないのが「いいとこ取り育児」です。とくに、外面が良い自称イクメンパパが、いいとこ取り育児を行いがちです……。

そして、パパがいいとこ取り育児をすると、ママの手間が増えるだけでなく、ママが損な役回りをしているように感じてしまいます(もちろん、ママがいいとこ取り育児をしている家庭もあると思います)。

では、ママの手間が増えるだけ、ママ損な役回りをするだけのいいとこ取り育児にあてはまる育児とは、具体的にどのようなものでしょうか。

今回は、パパがやりがちないいとこ取り育児の具体例と、いいとこ取り育児がダメな理由についてお話したいと思います。今回のお話は、ぜひパパに知っておいてもらいたい!

いいとこ取り育児とは

いいとこ取り育児とは、さまざまな子育て行為の中で自分がやりたいことだけ、または子供が満足することだけを行う育児のことです。いいとこ取り育児の要素は以下の通り。

自分が満足する育児

いいとこ取り育児は、離乳食を食べさせる、おむつを替えるなどはしますが、離乳食の準備と後片付けはママ、おむつの中身がうんちの場合はママ……など、子供と触れ合う部分や手間が少ない育児のみ担当し、嫌な育児はしません。

人に見られる育児

子供を公園に連れて行く、人前でのみ着替えやおむつ替えをするなど、「育児に積極的で優しい旦那さん」と思われるために、家族以外の前でだけ育児をすることです。

子供に好かれる育児

子供を泣き止ませるためにおかしやおもちゃを買い与えるなど、喜ばせる接し方だけをし、子供が嫌がる歯磨きや叱る担当などをしない育児のことです。

パパがやりがちないいとこ取り育児の事例

うんちのおむつ替えはしない

いいとこ取り育児のパパは、子供がおしっこをしたおむつは替えても、うんちをしたおむつは替えません。

背中まで到達したうんち、横漏れしたうんちを拭き取ることも立派なおむつ替えです。もちろん、子供は暴れるため、手にうんちがつくこともあります。

おむつかぶれのケアはしない

いいとこ取り育児のパパは、おしっこのおむつは替えても、ちゃんとおむつかぶれのケアはしません。

夏でも冬でも、簡易シャワーなどでおしりをきれいにして、ベビーローションやベビーオイルを塗るのは面倒ですが、おむつかぶれを放っておくのは子供がかわいそうです……。

お風呂はいっしょに入るだけ

いいとこ取り育児のパパは、子供と湯船に浸かっただけで、「俺はいつも子供といっしょにお風呂に入ってる。」と言います。間違いではないんですが、単純に子供と湯船に浸かって欲しいのではありません。

お風呂を洗って、お湯を溜め、子供のパジャマや下着を用意し、服を脱がせ、身体を洗い、身体を拭き、パジャマを着せ、水分補給をして、髪を乾かして、肌のケアまでして欲しいんです。

調乳はしない

いいとこ取り育児のパパは、子供に授乳をしたがりますが、哺乳瓶が出てくるまで待っています。

たしかに毎日の授乳は大変ですが、唯一の癒やしである赤ちゃんとの触れ合いをパパに奪われると、ママはただの調乳係になります。

哺乳瓶は洗わない

いいとこ取り育児のパパは、授乳をしたあとに哺乳瓶を洗ってくれません。

本来、哺乳瓶の消毒は1歳ごろまで必要です(神経質すぎても良くないのですが、夏場は気をつけたい)。ところが、授乳で満足したパパは、哺乳瓶をキッチンに持っていくだけ……。せめて、サッと水洗いくらいして……。

離乳食の準備をしない

いいとこ取り育児のパパは、離乳食の準備をせずに子供に食べさせるだけ。離乳食の準備は、パパのご飯を作るよりも簡単です。もちろん、哺乳瓶と同じで、離乳食後は食器も洗ってください。

離乳食を根気良く食べさせない

いいとこ取り育児のパパは、離乳食を中途半端に食べさせます。

子供の離乳食は、適当に食べさせるのではなく、必要量をちゃんと食べさせて欲しいんです。もちろん、子供は暴れますし、ペッと吐き出します。でもそれを何度もすくって食べさせる必要があります。

気が向いたときだけあやす

いいとこ取り育児のパパは、自分の気が向いたときだけ泣いている子供をあやします。

泣いている子供をあやすのは、1番は泣いている理由を探るため、2番が泣きやませるためです。子供に触れたいため、抱っこしたいためじゃないんです。

おもちゃや絵本は出しっぱなし

いいとこ取り育児のパパは、おもちゃや絵本で子供と遊んだら出しっぱなしにします。いやいや、子供が出しっぱなしにしたおもちゃや絵本を「ちゃんと片付けなさい。」と促すのが親の役目なんですが……。

準備しないで散歩に行く

いいとこ取り育児のパパは、準備をしないで子供を散歩に連れ出してしまいます。

小さな子供との散歩は、ちょっとした外出でも準備が必要です。散歩に連れ出す時間を考慮して、おむつ替え、授乳と離乳食、あやしグッズ、着替えなどが必要ですし、外の気温を感じて防寒具や日除け対策も必要です。

ちょっと連れ出して満足する

いいとこ取り育児のパパは、子供をちょっと外に連れ出しただけで満足してしまいます。

「お昼まで時間あるから、お腹空かせてきてって言ったのに……。」子供は遊び好きですが、飽きっぽくもあります。そのため、いっしょに遊べないと、10-15分で帰ってくることになります。

困ったらお菓子やおもちゃを買う

いいとこ取り育児のパパは、子供の喜ぶ顔を見るため、ぐずられるのが嫌なため、すぐにお菓子やおもちゃを買ってしまいます。ママが子供に我慢させていると知っていながら……。

子供の歯磨きはしない

いいとこ取り育児のパパは、子供が嫌がる歯磨きをしません。歯磨きで毎日泣く子もいますが、ママだって子供に泣かれると辛いんです。仕方なく押さえつけて磨くときもあります。

子供を病院に連れて行かない

いいとこ取り育児のパパは、子供が発熱したり、体調が悪くても病院に連れて行ってくれません。

もちろん、子供は病院に連れて行くだけではダメで、熱や身体の痛みなど1つ1つ確認しながら病院を予約し、その間も声掛けや水分補給などが必要ですし、感染しないよう扱いにも注意が必要です。

着替えはしても洗濯はしない

いいとこ取り育児のパパは、子供の着替えはしてくれても、その着替えを洗濯カゴに入れておしまいです。

子供の服を洗濯して、干して、取り込んで、畳んで、タンスにしまうことも立派な育児の1つですよね。そのため、子供用(赤ちゃん用)の洗濯洗剤の種類さえ知りません。

寝かしつけ途中で諦める

いいとこ取り育児のパパは、子供の寝かしつけに挑戦はしてみるものの、7-8割の確率で諦めてしまいます。

子供がなかなか寝なかったり、泣き出すと「ママー、やっぱりダメだー。」と呼ばれ、もし子供が眠ったら「俺子供の寝かしつけ得意だから。」というドヤ感を出します。

外出したときだけ張り切る

いいとこ取り育児のパパは、家族で外出したときだけはとても張り切ります。

「おむつは?」「着替えは?」「そろそろ授乳時間でしょ?」こんな風に「いつも育児してますよ感」を出されると、普段手際の良いママほどイライラしてしまいます。

ギャン泣きに心が折れる

いいとこ取り育児のパパは、子供が泣いて「ママがいい~」という言葉を素直に聞き入れてしまいます。

子供が泣くことは当たり前です。ママでも子供が泣いて、手がつけられないときはあります。子供が言う「ママがいい~」を翻訳すると、単純に「いや~」です。「ママがいい~」をそのまま受け取らないでください。

いいとこ取り育児がダメな理由

パパの育児がいいとこ取り育児でも、「育児をしてくれるなら良いじゃん。」という人もいます。もちろん、初めはいいとこ取り育児でも良いと思います。

ただ、いつまでもいいとこ取り育児のままで良いわけではありません。なぜ、パパのいいとこ取り育児をそのままにしてはいけないのでしょうか。

ママの負担が軽減しないから

お風呂がわかりやすいですね。前述したとおり、子供といっしょに湯船に浸かるのではなく、子供をお風呂に入れる一連の流れがなければ育児を分担しているとは言えません。

湯船に浸かるだけなら、一連の流れでその他の行為も全てできます。どうせ後でママもお風呂に入りますから……。

ママの癒やしが奪われるから

子供を寝かしつけて、たまたますんなり寝てくれたらママも嬉しいんです。授乳のとき、一生懸命飲んでる顔で癒やされるんです。

その癒やしの部分だけをパパに奪われて「俺ちゃんと育児してるから。」なんて言われたら、やっぱりママはカチンと来るでしょう。

感情のズレにイライラするから

育児は良い悪いではないため、数字で評価されることはありません。ただ、周囲の人に「がんばってるね。」「いつも大変だね。」と言われると、社交辞令でもとても励みになります。

パパのいいとこ取り育児で、周囲の人が「育児に積極的で優しい旦那さん」という評価をしていることを聞くと、イライラしてしまいます。

初めはいいとこ取り育児でも良いけど

前述した通り、育児に慣れていないパパが、まずは「育児をしてくれるなら良いじゃん。」という「いいとこ取り育児」からスタートしても良いとは思います。

でも、いつまでも育児の大変な部分に全く触れようとしないで、「本来育児はママの役割で、俺は育児をしてやっている(手伝ってやっている)。」と言わんばかりの言動があると、絶対にケンカになりますよね。

「中途半端に育児に手を出されたら余計に面倒!イクメンヅラしたいだけならやって欲しくないわ!」と感じるママがいてもおかしくないです……(^_^;)

もちろん、このイライラを抱え続けたまま、いいとこ取り育児を続けさせるわけにはいきません。パパに育児を頑張ってもらうにしても、ママが全ての育児をするにしても、次のステップが大切です。

というわけで、次回はいいとこ取り育児を打破するための方法についてお話したいと思います。


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まーさ

保育士資格、幼稚園教諭免許(一種)を取得後、保育園・幼稚園・支援センターを複数回経験して、もうすぐ業界歴20年です。 仕事と2人の子育てをこなしつつ、勉強をしつつ、ゆっくり情報を発信しています。

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