赤ちゃんのはいはいはいつからいつまで?平均時期と練習方法

外でハイハイをする子ども

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赤ちゃんははいはいで動きが早くなる

赤ちゃんは、首がすわることで色々な動きができるようになります。ママも赤ちゃんの首がすわると、ベビーカーに乗せたり、チャイルドシートに乗せてお出かけする抵抗が薄れます。

これまで赤ちゃんに対しておっかなびっくりで接していたパパも、抱っこに挑戦して赤ちゃんを喜ばせようと必死です。

ただし、まだ赤ちゃん1人では行動範囲も狭いため、寝返りができても、ずりばいができても、ママが赤ちゃんを見失うことはありません。

ところが、早い子で生後6か月ごろから「はいはい」を始めると、赤ちゃんが動くスピードは大きく変わります。

ふと目を離すと、赤ちゃんは隣の部屋の片付け忘れていた薬に手を伸ばしたり、階段の方へ向かったり、どこかに消えてしまうため「あれ!?」と声を出す機会が増えます(^_^;)

このように赤ちゃんの行動がはいはいで大きく変わると、ママは本格的な危険対策をしなければいけません。

今回は、赤ちゃんのはいはいがいつからいつまでか、効果的な練習方法と危険対策についてお話したいと思います。

はいはいとは

はいはいとは、赤ちゃんが四つん這いになって手足を交互に前に出して移動する行為のことで、ずりばいの次の段階を指します。

赤ちゃんがはいはいできるのは、手足の骨格が発達し、手足で身体を支える十分な筋力と姿勢を保つ腰回りの筋力がつき、手足を上手にコントロールできる様になったためです。さらに、はいはいで前を見るためには、常に首を持ち上げなければいけません。

右、左、右、左と手足両方を交互に前に出すことは、大人にとっては簡単な動きでも、これまでの赤ちゃんの行動を考えるととても大きな進歩です。

また、赤ちゃんははいはいで今までよりも早く移動できるようになります。興味対象に向かって素早く最短距離で向かえるため、本格的な後追いも始まります。

つまり、はいはいができるようになると、赤ちゃんが「○○したい!」と思ってから欲求を満たすまでの時間がとても短くなるため、途中で目標を変更することが少なくなるんです。

そのため、はいはいは身体的な発達だけでなく、自我をより強く意識し、集中力を高めるなど脳の発達にもとても有効な行動です。

はいはいの時期はいつから

赤ちゃんがはいはいを行う時期の目安は、生後7-8か月で約5割、生後9-10か月で9割を超えます。

はいはい時期の目安
生後04-05か月未満:0.9%
生後05-06か月未満:5.5%
生後06-07か月未満:22.6%
生後07-08か月未満:51.1%
生後08-09か月未満:75.4%
生後09-10か月未満:90.3%
生後10-11か月未満:93.5%
生後11-12か月未満:95.8%
生後12-13か月未満:96.9%
生後13-14か月未満:97.2%
生後14-15か月未満:98.9%
生後15-16か月未満:99.4%
生後16-17か月未満:99.5%

はいはいよりつかまり立ちが先…?

赤ちゃんがはいはいをできるのは、主に背骨がしっかりして腰回りや手足の筋肉がついて、バランスを保ちながら身体を支えられるようになった証拠です。

赤ちゃんははいはいの時期とそれほど変わらずに、つかまり立ちにも挑戦し始めます。そのため、はいはいをしないで「高速ずりばい→つかまり立ち→はいはい」という流れで運動機能が発達する子もいます。

はいはいよりも先につかまり立ちができた場合は、赤ちゃんの足腰がしっかり成長している証拠なので、とくに心配する必要はありません。

中には寝っ転がったままママを呼び、常に抱っこでの移動を求める子もいますが、生後9-10か月を過ぎてもはいはいをしなかったり、すぐに四つん這いが崩れる場合は、1度医師に相談してみましょう。

はいはいの練習・トレーニング方法

個人差があるとは言え、赤ちゃんが1歳近くまではいはいをしなければ、身体機能の発達の遅れが気になります。

もちろん、無理にはいはいをさせる必要はありませんが、生後7-8か月を過ぎてはいはいをしなければ、ママはコミュニケーションを取りながらはいはいの練習(遊び)を促しても良いと思います。

練習方法1.ママの四つん這いを見せる

ずりばいで目標に向かって行くことができる赤ちゃんには、四つん這いの形を教えます。

まずは、赤ちゃんにママの四つん這いの形とはいはいを見せましょう。赤ちゃんのずりばいと並走しても良いですし、赤ちゃんの周りをぐるぐる回っても良いです。

練習方法2.対称性緊張性頸反射による形の練習

布団やクッションを敷いた上で赤ちゃんをうつ伏せにして持ち上げると、「対称性緊張性頸反射(たいしょうせいきんちょうせいけいはんしゃ)」という反射行動を行います。

対称性緊張性頸反射とは、はいはいをするために必要な反射で、赤ちゃんの顎を下げると腕を曲げて足を伸ばし、顎が上がると腕が伸びて足を曲げることで四つん這いの姿勢になります。

赤ちゃんをゆっくり布団の上に降ろして、四つん這の姿勢を意識させましょう。ただし、腰回りが発達していなかったり、手を伸ばして身体を支える筋力がなければ、赤ちゃんは四つん這いをしても顔から崩れてしまいます(^_^;)

練習方法3.手を補助してはいはいをさせる

赤ちゃんは、手の筋肉よりも腰回りと足の筋肉が先に発達するので、ママが手を支えながら前に出して進むことを教えます。

反対に、うつぶせ寝から頭を上げる動作をよくしていた子は、足を曲げた四つん這いに違和感を感じる場合もあるため、足を曲げて補助します。

練習方法4.お友達のはいはいを見せる

同じ月齢くらいではいはいができる子がいる場合は、その子のはいはいを見せることで真似をし始めます。保育園に通っている子のはいはいが早いのはそのためです。

保育園に通っていない場合は、近所の児童館などに行くと近い月齢の子がいるはずです。遊びに行ったついでに、はいはいをよく見せてあげましょう。

練習方法5.はいはいを実践する

はいはいの練習方法はずりばいと同じように行います。

赤ちゃんが四つん這いをできるようになったら、ママは赤ちゃんの正面に行き、赤ちゃんが手を伸ばしても少し届かないところで「◯ちゃーん、おいでー。」と声掛けをしてください。両手を見せて、抱っこをイメージさせると良いですね。

また、赤ちゃんが手を伸ばしても少し届かないところに、お気に入りのおもちゃを置いても良いです。初めは四つん這いを崩してずりばいで移動しますが、慣れてくると少しずつはいはいで移動できるようになります。

赤ちゃんのはいはいは安全な環境で行う

赤ちゃんがはいはいをできるようになったら、行動範囲よりも行動スピードを注意しましょう。

ずりばいや寝返りで移動していたころは、「あらあら、あんなところまで行っちゃって。」なんて余裕で言えたのが、「わー、ちょ、ちょっと待ってストップストーーップ!!」となります……(^_^;)

そのため、赤ちゃんがはいはいをし始めたら、台所、高さがある玄関、階段などの危険な場所には、あらかじめベビーゲートを設置しましょう。戸建てにしろ、マンションにしろ、日本の住宅事情ではベビーゲートは必須です。

ベビーセーフティオートゲート

ベビーゲートの開閉はママが片手でできるもの、かつ3歳未満の子供が簡単に開けられないものを選びましょう。対象は2歳未満がほとんどですが、ロックを開けるために1アクション必要なものなら3歳未満まで使えます。

・開閉できるロック式ゲートがついたもの
・開けたゲートが自動で閉まるもの
・ロックの開閉はママが片手でできるもの
・ロックの開閉に1アクション必要なもの
・高さが60-70cm以上あるもの
・付け場所を変えるため拡張性があるもの
・子供が揺らしても壊れにくいもの

これらの要素を満たしたカトージのベビーゲートがおすすめです。

⇒「ベビーゲート+拡張ゲート」カトージ公式

また、口に入れるものがないように周りを片付けたり、家具などの出っ張りにクッションなどの保護材をつけましょう。

赤ちゃんの安全対策
1.周囲に物を置かない
2.テーブルの上などに小物を置かない
3.ジョイントマットなどを敷く
4.家具の角に吸収材を貼る
5.家具の転倒を防止する
6.テーブルクロスなどは使わない
7.引き出しストッパーを使う
8.目隠し用の布をかける
9.ヒーター・ストーブ用の柵を用意する
10.重要な場所にはベビーゲート
11.家電のチャイルドロックをかける

安全対策以外のママの困り事は、どこに行っても赤ちゃんが付いてくる「後追い」ですね。

最初は可愛いのですが、家事ができない……トイレに行けない……顔が見えないだけで激しく泣く……では困りますね。以下の後追い対策も参考にしてください。

ママは常に赤ちゃんからストレスを受けますが、ある程度は仕方ありません。赤ちゃんの成長の喜びに目を向けて、ストレスが溜まらない心の持ち方を模索するしかありません。

色々大変なことはありますが、それだけ楽しいこともたくさんあるので、赤ちゃんと良いはいはいライフを楽しめるようにしましょう。