食べ物の好き嫌いが多い…子供の偏食をなくす18の克服方法

ニコニコ食事をする女の子

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子供の好き嫌いや偏食をなくしたい!

わたしは子供に食べ物の好き嫌いがあったとしても、ある程度は仕方がないものと考えています。

それでもやはり、「子供の好き嫌いや偏食はなるべくなくしてあげたい!」「家族揃って同じものを美味しく食べたい!」と思う気持ちもあります。

ただ、同じ食べ物を食卓に出し、同じように育てている兄弟・姉妹でも食べ物の好き嫌いは分かれますよね。

お家では食べないのに、外食をすると食べる……
夫の前では食べるのに、わたしの前では食べない……
園では「きれいに食べました」と報告をもらうのに……

などなど、子供の食べ物の好みはわからないことだらけです。子供が環境や気分で食べ物の好みや食べ方に偏りができるのはなぜなんでしょうか。

今回は、子供の好き嫌いを少しでもなくすため、気分によって偏食をしないように気をつけた方が良いこと、なるべく克服する方法を考えてみたいと思います。

好き嫌いをなくす方法1.本当に嫌いな食べ物か聞く

子供がコミュニケーションを取れる年齢なら、なぜその食べ物を食べないのか聞いてみてください。

「これって嫌いなの?それとも、嫌いじゃないけど今食べたくないの?」

食べることが遅かったり、食事中にダラダラしたり、遊びだすのはその食べ物が嫌いだからじゃなく、集中力が続かなかったり、満腹感で食べられない可能性があります。

とくに子供は、お腹がいっぱいのときは「お腹がいっぱい。」とは言わずに、「いらない。」「食べたくない。」と言うことが多いため、ママは「嫌いな食べ物」だと勘違いすることがあります。

子供が食べない理由がわかれば食事の対応も変わります。ママの余計なイライラや悩みも減ります。

もちろん、子供に質問をするときは、きつい口調にならないようにしましょう。

好き嫌いをなくす方法2.食べられないことを悪いことと教えない

「子供の嫌いな食べ物をなくしたい!」と思っても、食べられないことをダメなことと教えてはいけません。

嫌いな食べ物は、環境の変化や食べ物の慣れで好きになる可能性があります。わたしたちも、子供のころの好きな食べ物、嫌いな食べ物がずっと変わらないことはないですよね。

ただ、子供にとってママが「ダメ!」と言うことは絶対にダメなんです。

子供のときは、どうしても食べられない食べ物もあります。お腹がいっぱいなのに、叱られるのが嫌で無理やり食べているかもしれません。

がんばっても食べられなくて、ダメなことをしていると感じて悲しくなっているかもしれません。そんな食の体験を作ってしまうと、その食べ物が余計に嫌いになってしまう可能性があります。

好き嫌いをなくす方法3.水分を摂りすぎていないか確認する

食事の前や食事中に水分を大量に摂ると、ご飯は食べられなくなります。

一般的に食べ物以外で幼児に必要な1日の水分摂取量は、体重×100mlほど(食べ物の水分を除く)。つまり、体重が15kgの子の場合は1.5リットルの水分摂取で良いということです。

ところが、食事中にも300-500ml以上の水分摂取をする子がいます(以前の息子)。

食事中の水分摂取は満腹感を与えるだけでなく、食べ物を流し込む癖がついて咀嚼回数が減ってしまいます。咀嚼回数が減ると、唾液の分泌が少なくなり、余計に食べ物を水分で流し込むループができます。

さらに、咀嚼回数が減るとプラ-クを落とす効果が減り、口内の自浄作用が低下します。また、唾液の分泌が少なくなると、唾液腺が未成熟になり、口内が乾燥して虫歯の原因にもなります。

参考|かわいい子供の歯を守る後編|おかもと歯科医院

子供が水分で満腹感を感じないため、虫歯予防のためにも食事中はあまり水分を摂取しないよう指導をしましょう。

好き嫌いをなくす方法4.満腹感はおやつでコントロール

子供はその日の体調や気分によってお腹の空き具合が変わるため、ご飯が食べられないことがあります。

もし、子供の満腹感が強くて食事がすすまない日が多い場合は、おやつの時間や量を少しずつ調整してください。

「おやつは食べちゃいけません!」という家庭があるかもしれませんが、3歳以下の小さな子供は3食のご飯だけだと食べる量や栄養にムラができるため、おやつで調整する方が良いと言います。

その日の食事量を見て、次回からおやつの時間を少し早めたり、量を少なくして、おやつで子供の満腹感をコントロールできるようにしましょう。

好き嫌いをなくす方法5.食事のときはテレビを消す

食事のときは、パパやママが見たいテレビがあってもテレビを消しましょう。

子供は「ながら食べ」ができません。そのため、テレビが付いていると手や口を動かせなくなり、集中力が切れてダラダラした食事になります。

そして、食事を始めて20分以上経つと、少しずつ満腹中枢が刺激され、十分な量のご飯が食べられなくなります。

もちろん、食事の時間に集中して食べられないのは、食事のリズムができていないからで、これはある程度の年齢までは仕方がないことです。

1-2歳であればママと向かい合って1対1でコミュニケーションを取りながら食事をし、3歳以上であればテレビを消して、食事に集中しやすい環境を整えてあげましょう。

好き嫌いをなくす方法6.食事を通してコミュニケーションを図る

教育方針として、「食事のときは喋っちゃいけない」という家庭もあると思います。家庭の教育方針は尊重するとして、個人的には楽しく話をしながら食事をすることをおすすめします。

子供はママやパパと食事を通したコミュニケーションを図ることで、食事を楽しいことだと認識するようになります。食事が楽しいと認識すれば、良い食の体験が増えて偏食が少なくなる可能性があります。

会話が食事の邪魔にならない年齢ならコミュニケーションをとりながら、1-2歳くらいの子供ならママが語りかけながら食事を楽しみましょう。

ただし、おしゃべりに夢中になる子もいるので、話すことと食べることのバランスには気を付けてください。

好き嫌いをなくす方法7.食に遊びの要素を入れる

コミュニケーションと似ていますが、ただ会話をするだけではなく、手や口が止まった子供に対して、楽しく食べさせることも偏食をなくし、食事のリズムを作る有効な方法です。

よくある方法は、「ごはんが◯ちゃんのお口トンネルとおりまーす。」と言って、ぱくっと食べさせるなどです。これは3-4歳位までなら、たまに行っても良いと思います。

ただし、3-4歳はすでに保育園など集団生活が始まっている時期なので、ママが食べさせることが当たり前にならないようにしましょう。

好き嫌いをなくす方法8.とにかく褒めごろし

「ママ、◯ちゃんが食べてくれたら嬉しいなぁ。」
パクッ!
「すごーい、食べれたー!ママうれしいぃー!」
パチパチパチー、ギュッ!

食事に限らず、子供にとってママが褒めるのは鉄板ですね。まぁ、テンションが高いだけでいけるのは、3歳くらいが限度だとは思います。

ただ、子供の味覚形成は3歳までに完成すると言われており、それまでに色々な味の食べ物に慣れさせることで、ある程度食べられる物・食べられない物が決まります。

そのため、3歳までは子供を褒めて、気分を良くして、調子に乗らせることが一番効果があるんですよねぇ(^_^;)

子供が一口食べたら、それ以上食べるかどうかは自主性に任せます。

好き嫌いをなくす方法9.嫌いになる前に種類・味付けを変える

子供にはとにかく色々な種類、味付けの食べ物を経験させることが重要です。

ピーマンが嫌いな子は、「ピーマンは嫌いだ」と認識する前に「これ美味しくない」→「食べたくない」→「嫌い!」と考えます。そして、一度「嫌い!」と認識してしまうと頑なに食べません。

そのため、ママが「この子はピーマン食べたくないのかな?」と思ったら、「お腹いっぱいで食べられないなら、これはママが食べるね。」と、子供が「嫌い!」を認識する前に下げてしまいましょう。

次にピーマン料理を出す場合は、同じピーマン料理は出さずに、違う種類・味付けのピーマン料理を作りましょう。ママ御用達のクックパッドなら、いくらでも見つかります。

参考|みんなの推薦 ピーマン レシピ 941品 [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが249万品

好き嫌いをなくす方法10.とにかくちょっとずつ食べさせる

好き嫌いが激しい原因の1つは、その食べ物に慣れていないためです。とくに食事を始めたばかりの1-2歳ごろは、酸っぱい食べ物や苦い食べ物が苦手です。それには理由があります。

人の持つ味覚には、旨味、甘味、塩味、酸味、苦味があります。5つの味覚うち酸味は腐敗物、苦味は毒物とみなし、本能的に飲み込まないよう脳が信号を出して嚥下反射に影響を与えています。

とくに、子供の味蕾の数は大人よりも多いため、苦味や酸味も感じやすい特徴があります。そして、酸味と苦味の感じ方には個人差があります。

ただし、初めて食べたときは美味しくないと思った苦いピーマン、酸っぱい梅干しなどは、何度も食べるうちに安全だと認識し、「食べちゃダメ→食べることができる→好きかも」と変わることがあります。

そのため、嫌いな食べ物は一気に無理やりではなく、ちょっとずつ時間をかけて慣らしていきましょう。ママには、年単位の根気が必要です。

好き嫌いをなくす方法11.食べやすさに注意する

子供は大人よりもアゴが弱く、硬い食べ物を噛みきれません。一口が大きな食材も食べにくいと感じます。熱い料理も苦手です。そのため、子供にとって「食べにくいもの=嫌い」となります。

よく噛んで顎を鍛えることはとても重要ですが、そればかり意識して食べにくい料理を出すと、子供は好き嫌いが激しくなるかもしれません。

子供が食べることに慣れてきたら、自分で噛み切ることができる食べ物や大きさを考えて、少しずつ大人が食べるものに近づけていってください。

ちなみに、顎関節症を予防するためには、3歳から5歳前後までの食習慣が大切です。

好き嫌いをなくす方法12.匂いを消す調理をする

多くの場合、嫌いな食べ物は、味だけでなく匂いにも苦手意識を持っています。そのため、子供はその食べ物の匂いを嗅いだだけで気持ちが悪くなったり、食欲がなくなったりします。

そこでママは、子供の嫌いな食べ物がわかった時点で、何とか匂いを消すような調理方法で子供が食べられる工夫をしてみてください。

子供は、自分がその食べ物のどこが嫌いで食べられないのかを上手く表現できません。そのため、匂いを消せば食べられるとわかれば、苦手意識もなくなる可能性があります。

好き嫌いをなくす方法13.甘い食べ物や味の濃い食べ物を控える

味覚形成とは、旨味、甘味、塩味、酸味、苦味の違いを感じ取り、それぞれの味の食べ物を食べ慣れる様になることを言います。

幼少期に培われた味覚形成が一生の味覚を左右すると言われているため、 とくに3歳までに多くの味に慣れさせることが大切です。

そこで気をつけるべきことが、甘い食べ物や味の濃い食べ物ばかり与えないことです。味覚形成の時期に、甘い食べ物や味の濃い食べ物に慣れてしまうと、酸味や苦味をより敬遠するようになります。

とくに、3歳未満の子供にインスタント食品やアイスクリーム、チョコレートなどを食べさせ過ぎると、偏食が強くなります。

そもそも、ショ糖が含まれている甘い食べ物は虫歯の原因になるため、あまり良いことはありません。チョコレートやアイスクリームで喜ぶ子供を見ると、こっちまで嬉しくなるのですが……。

好き嫌いをなくす方法14.食べ物の種類や名前を覚えさせる

人は多く見たものや触れたものほど好きになります。名前や形を知っているだけで、何となく嫌いな感情が薄れるそうです。これを「単純接触効果(ザイオンス効果)」と言います。

というわけで、スーパーへのお買い物はなるべく子供といっしょに行きましょう。

「◯◯ちゃん、にんじんとってきて。あとピーマンも!」
「ほら見て、このお魚おっきいねぇ。」
「このトマトの中から、一番美味しそうなの選んで。」

という会話をしながら食材を覚えさせたり、子供に選ばせることで、苦手な意識を和らげることができます。

好き嫌いをなくす方法15.いっしょに料理をする

子供が2-3歳になると、ママが料理をしていることに興味が湧きます。そして、「○○もやるー。」と料理をしたがります。

まぁ……おとなしくテレビを見ててくれた方が楽なんですが、子供に少しでも料理を手伝わせることで食の興味が高まります。

そして、自分が作った料理は、たとえ嫌いな食べ物が入っていても「○○がつくったにくじゃがおいしいね(実はじゃがいも洗っただけ)。」と積極的に食べてくれます。

こねたり、かき混ぜたりは2歳でも問題なし。3歳なら子供用のピーラーで皮むき、卵割り、もう少し大きくなると子供用の料理セットを使って、野菜のカットなどもお願いできます。

そのため、このような子供用調理器具セットを使うと、子供のテンションも上がります。女の子は可愛いエプロンで、テンションマックスです。子供の料理はまた別途お話したいですね。わたしも楽しいですし、子供たちも楽しそうなので。

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好き嫌いをなくす方法16.良い食の経験を作る

なるべく多くの食の経験をすることは、子供だけでなく大人にとっても大切なことです。食の経験が少ない子供は、食事のイメージの良し悪しで簡単に好き嫌いが激しくなります。

大人でも、「豚肉が生焼けでお腹を壊した。」「生牡蠣で食中毒になった。」「失恋中に食べたオニオンスープが嫌いになった。」など、食と嫌な経験が結びついて食べ物を嫌いになります。これを「後天的な味覚嫌悪学習」と言います

反対に、「おばあちゃんが昔作ってくれた味噌汁が忘れられない。」「誕生日には必ずママ手作りのコロッケを食べた。」など、食と良い経験が結びついて、食べ物を好きになることを「後天的な味覚嗜好学習」と言います。

つまり、子供が楽しく食べられる環境・食卓を作って、良い食の経験をたくさんさせることで嫌いな食べ物を少なくできます。

好き嫌いをなくす方法17.妊娠中に色々な物を食べる

子供の好き嫌いは、ママが妊娠中に何を食べていたかが影響するそうです。

子供は、妊娠3か月の胎児のころから味覚が発達し始めます。そして、妊娠20週過ぎには嗅覚が発達します。

この時期の胎児は絶えず羊水を飲み、排泄を繰り替えしていますが、羊水にはママが食べたものが一部溶け出しているため、味や匂いを羊水から感じています(諸説あり)。

参考|羊水の匂いから赤ちゃんの食の好みが決まる?|健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS

そのため、ママが偏った食事をしていると、子供にも食べ物の好みに偏りができるとのこと。たしかに、ママに嫌いな食べ物が多いと、子供も嫌いな食べ物が多いような気がします。

好き嫌いをなくす方法18.食物アレルギーを疑ってみる

食物アレルギーには様々な症状がありますが、必ずじんましん、痒み、くしゃみなどのわかりやすいアレルギー反応だけわけではありません。症状が軽いと、気付かずにアレルゲンを摂取し続け、成長してアレルギーがひどくなる恐れもあります。

わたしは小さいころ茄子が嫌いでした。理由は、食べると舌がピリピリして、口の中が痒くなったからです。これは今思うと食物アレルギーの可能性があり、本来アレルギーの可能性がある食べ物は医師などの指導なしに食べ続けてはいけません。

ただ、子供のわたしは舌がピリピリするとは言わず、「まずい!」「食べられない!」と言っていました。幸い茄子を食べない時期があり、大人になると食べられるようになっていました。

わたしたち親は子供が1歳末ごろまではアレルギーを気にしますが、それ以降はあまり気にしません。そのため、子供が好き嫌いを示したら細かい状況を聞き、食物アレルギーの可能性も疑ってください。

子供に好き嫌い・偏食があることは当たり前

今回ご紹介した好き嫌いをなくす方法・克服する方法以外にも、色々な人と食事をして褒められる機会を作る、環境を変えてもご飯が食べられるように慣らすなど、環境面からアプローチできることもあります。

ええ……確かに子供の偏食をなくすためにママが色々と考え、工夫をするのはとても面倒です……。

ただ、食事は生きている限りずっと続くものです。食事は健康だけでなく、人格形成にも影響を与えます。そのため、嫌いな食べ物が少ない方が良いことは言うまでもありません。

でも、何よりも大切なことは、食事が楽しいことだと子供が感じることです。食事を楽しいと感じられれば、毎日が楽しくなります。好き嫌いや偏食をなくすことは、楽しい食事の1つの要素でしかありません。

というわけで、わたしは子供の好き嫌いや偏食をある程度は仕方がないと受け入れているんです。その方が、わたしもストレスが溜まりませんし……(^_^;)

子供に食べ物の好き嫌いや偏食があることは当たり前です。子供の好き嫌いを受け止め、できることから食生活の改善に挑戦し、それ以上に楽しい食事ができるように心がけましょう。

ちなみに、子供の好きな食べ物、嫌いな食べ物は今も昔も変わらないようですね。