生後1か月の赤ちゃん

1か月健診の項目は?保険証は必要?赤ちゃんの増加体重目安は

投稿日:2019年4月21日 更新日:

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1か月健診は赤ちゃんとの初めてのお出かけ

出産から1か月経つと、赤ちゃんは「1か月健診」、ママは「産後健診」を受けなければいけません。

ただ、出産後は1か月ほどお家で安静にして過ごすいため、ママにとっては久しぶりの外出になりますね。しかも、赤ちゃんにとっては、初めての長時間の外出だと思います。

そのため、赤ちゃんとのお出かけに不安を感じているママはとても多いはずです。持ち物や注意点なども気になりますね。

もちろん、1か月健診でどのような項目を調べられるのかも気になりますし、赤ちゃんの成長具合や健康面も気になります。

そこで今回は、1か月健診の内容と必要な持ち物、注意点などについてお話したいと思います。

1か月健診とは

1か月健診とは、出産から1か月経った赤ちゃんが、身長・体重などの身体測定や病気の早期発見だけでなく、月齢・年齢に合わせた成長や機能の発達を確認するために行う健康診査のことです。

乳幼児の定期健診(集団検診)
・3-4か月健診
・1歳6か月健診
・3歳健診

乳幼児の任意健診(個別健診)
・1か月健診
・6か月健診(生後6-7か月)
・9か月健診(生後9-10か月)
・1歳健診
・2歳健診

1か月健診を受ける場所

1か月健診は、ママの産後健診といっしょに受けるため、出産した産院などの医療機関で行われます。

注意乳幼児健診と産後健診を別の日に行う病院もあります。

1か月健診の時期

1か月健診の時期は、赤ちゃんの生後1か月前後が目安です。具体的な日程は、産後の入院中に乳幼児健診・産後健診の時期を促されるため、その際に日時の予約を取ることになります。

1か月健診にかかる時間

1か月健診にかかる時間はおよそ1時間-1時間半ほどですが、込み具合によってはそれ以上になることもあります。

1か月健診で診る項目

赤ちゃんの1か月健診の具体的な項目は以下の通りです。ただし、医師によって確認方法や診る箇所、判定と対応方法が若干変わる場合があります。

乳幼児健康調査身体診察マニュアル | 国立成育医療研究センター

身体の発育状態

赤ちゃんの発育状態や脳の成長を確認するため、身長、体重、頭囲などを測ります。この時期の1日あたり体重増加量は20-50g/日ほどのため、出生時から体重が1kgほど増えていることが目安です(身長は3-4cmほど)。

また、小頭症・大頭症の確認、手足の左右のバランスなども合わせて確認します。

精神の発育状態

ペンライトを使って固視を確認します。早い子はこの時期に追視が見られます。また、音に対する反応(モロー反射)やクーイングの有無も確認します。

けいれんの有無

赤ちゃんが刺激に対して、手足など身体をピクピクさせる動きが生理的なものかを確認します。けいれんが疑われる場合は、精密検査が必要になります。

運動発達の状態

仰向け状態の赤ちゃんの体制や手足の動きを確認します。通常は、手足を軽く曲げ、軽くこぶしを作って自由に動かしますが、背中の強い反り返りが見られたり、非対称性緊張性頸反射に異常が見られる場合は精密検査が必要になります。

また、手足を動かさない状態、左右の手足の動きに明らかな差がある場合は片麻痺などを疑います。

神経系の発達状態

筋緊張を診るために、手足の筋肉を触って弾性の確認をし、関節可動域を診るために関節の屈伸状態を確認します。

また、引き起こし反射、対称性緊張性頸反射も確認して、中枢神経系の異常や筋緊張低下がないかを判断します。

感覚器の発達状態

視覚の異常

ペンライトを使った瞳孔反応の視診により、先天白内障、先天緑内障、先天眼底疾患などの眼科疾患がないか確認します。

とくに先天白内障は、生後すぐの手術(両眼性は10-12週以内、片眼性は生後6週以内)を受けなければ極端に視力が悪くなってしまいます。また、手術後も弱視訓練を開始しなければいけません。

聴覚の異常

出産後に行う「新生児聴覚スクリーニング」の結果から、母子手帳に「両耳リファー」「右耳リファー」「左耳リファー」のいずれかが記載されていれば、精密聴覚検査機関の受診を促します。

血液の状態

全身の皮膚色、及び眼球を視診して、貧血や黄疸の有無を確認します。また、3回目のビタミンKシロップの服用を行います。

ビタミンKシロップの服用時期
1回目|初めての授乳の後
2回目|退院間際
3回目|1か月健診時

皮膚の状態

全身の皮膚を視診・触診して、湿疹やかぶれなどの乳児湿疹、あざの有無や程度を確認します。皮膚の状態に応じて、保湿などのスキンケア指導を行います。

また、カフェオレ斑や色素性母斑による神経皮膚症候群、いちご状血管腫の有無を確認します。

股関節の状態

M字型開脚で足が自由に動いているか、強い向き癖がないかを確認して、先天性股関節脱臼が起こらないようコアラ抱っこや向き癖対策などを指導します。

頭や首の状態

首周辺を触診して、筋肉のしこりや炎症、頚椎の奇形がないか確認します。先天性筋性斜頚の疑いがある場合は、専門医療機関を紹介します。

「斜頚」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる

また、頭頂部の大泉門の開き具合、膨らみ具合を見て異常がないか確認します。、

循環器の状態

聴診により、心音の速さや不整がないか確認します。心音の異常や心雑音がある場合は、他の症状も合わせて、精密検査が必要になる場合もあります。

呼吸器の状態

呼吸音の左右差がないか、ラ音(ラッセル音)や喘鳴(ぜいめい)などの異常音がないか確認します。ラ音や喘鳴がある場合は、多呼吸・陥没呼吸、チアノーゼの症状を加味して、すぐに精密検査が必要です。

消化器の状態

腹部膨満がある場合は状態を視診・触診して、便秘や嘔吐症状があるかどうかの確認、合わせて母子手帳の便色カードを用いた問診を行います。

そけい部やへその腫れがないかも確認します。とくに、へその緒が取れた跡の乾燥具合を確認し、出血や膿んでいる場合は手当をして、家でのケア方法を指導します。

また、舌圧子(ぜつあつし)を用いて、口蓋裂、軟口蓋裂、先天歯の有無、口腔カンジダ症による白斑の有無を確認します。

泌尿生殖器の状態

外性器や肛門に奇形や異常がないかを視診します。男児の場合は、触診により停留睾丸がないかも確認します。

先天性代謝異常

先天性代謝異常の新生児マススクリーニングの結果を確認し、要精密検査判定で未受診の場合はただちに受診を促します。

先天性形態異常

頭、顔面、手足など先天奇形が診られないか、ダウン症候群などの顔の特徴が診られないかを確認します。

その他の異常

身体を視診して、傷跡、打撲痕、出血斑、やけど痕などが複数診られる場合は、虐待を疑って子ども家庭相談センターなどに連絡します。

1か月健診に必要な持ち物

・母子手帳
・保険証(赤ちゃんとママ)
・赤ちゃんの乳幼児医療証
・乳児健診受診券または補助券
・記載した問診票(事前配布の場合)
・病院の診察券
・現金1万円ほど
・筆記道具

持っていった方が良い物

紙おむつとおしりふき

集団検診ほど混むわけではありませんが、1か月健診は産後すぐの赤ちゃんが対象のため時間がかかります。おむつは、予備も含めて3枚用意しておきましょう。

ミルクなど

混合育児、ミルク育児の場合はミルクを持っていきましょう。ただし、授乳は健診の最低1時間前までに終えていなければいけません。

そのため、待ち時間が長い場合に早めに飲ませるか、帰りに飲ませるようにしましょう。もちろん、母乳育児の場合は授乳ケープなどを必要に応じて持っていくようにしましょう。

ガーゼやタオル

生後1か月の赤ちゃんは、まだ吐き戻しが多いため、普段使っているガーゼやタオルを用意してください。もちろん、汗をかいたときにも使えます。

着替え

汚れたときのために、着替えも1セット持っていきましょう。夏場は肌着を2枚用意しても良いですね。

おくるみなど

その他

これら以外に病院から指定された持ち物があれば持っていきましょう。また、季節に合わせてブランケットなど防寒できるものを持っていきましょう。

1か月健診のその他の注意点

赤ちゃんの服装は?

赤ちゃんの服は季節に合わせた前開きの肌着に、脱ぎ着しやすいスナップボタン式のカバーオールなどにしましょう。

ママの服装は?

ママも産後健診があるため、前開きの服やブラウス、トレーナーにスカートなどの脱ぎ着しやすい服にしてください。また、足元もヒールではなくスニーカーにしてください。

1か月健診にかかる費用は?

1か月健診は、任意健診のため費用がかかります。しかも保険適用外のため、保険証を使うことはできません。費用は病院によって異なりますが、地域が発行する乳児健診受診券または補助券がなければ、2000-5000円ほどかかります。

健康保険証や乳児医療証が届いていない場合は?

1か月健診で何らかの検査や医療行為が必要な場合は、それらの行為に医療費がかかり、保険が適用されます。そのため、赤ちゃんの保険証がないと医療費がかかってしまいます。

もし保険証が間に合わない場合は、事前に健診日の変更を相談してみてください。

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まーさ
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まーさ

保育士資格、幼稚園教諭免許(一種)を取得後、保育園・幼稚園・支援センターを複数回経験して、もうすぐ業界歴20年です。 仕事と2人の子育てをこなしつつ、勉強をしつつ、ゆっくり情報を発信しています。

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