赤ちゃんがママの手・肩・授乳中の乳首を噛む理由と噛み癖対策

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お願い!乳首噛むのはやめて!

可愛い赤ちゃんが、一生懸命おっぱいを咥えている姿は癒やされます。ママが赤ちゃんに授乳している姿には、パパも癒されますよね。

その姿はまるでマリア様……と思いきや授乳中に赤ちゃんと戦っているママは多いんです。マリア様と言うよりも、まるでジャンヌ・ダルク。

赤ちゃんは可愛い顔してけっこうな力で乳首に吸いつくため、心の中では「(い、いてぇー、いてぇよっっ!)」となるのもしばしば。

さらに、早い子は生後3か月ごろで歯が生え始めることもあります。しかも、最初は上下4本の前歯(乳中切歯)から生え始めるので、その歯で乳首を噛まれることがあり……とても痛いんです。

赤ちゃんの歯が生え始める時期はいつ?乳歯の本数や順番は?

ガブッ!「ほげー。」ガブッ!「ほげー。」ガブッ!「ほげー。」毎日これは辛すぎる……。

乳首を噛まれると血が出ることもあります。と言うと、けっこうな力で噛まれることがわかってもらえると思います。

もちろん赤ちゃんが「ガブッ!!」と噛むのは、ママの乳首だけではありません。抱っこした時の腕や肩、顔に近づけた指も噛みます。なぜ赤ちゃんはこんなに可愛いのに、そんなに凶悪なことをするんでしょう。

今回は、赤ちゃんが手や乳首を噛む理由とその対策についてお話をしたいと思います。

赤ちゃんが手や乳首を噛む理由は?

赤ちゃんがママの手や乳首を噛むのは、3つの理由が考えられます。

赤ちゃんが噛む理由1.歯が生え始めてかゆいから

赤ちゃんが乳首や肩や手を噛むのは、歯が生え始める生後3-9か月ごろからです。歯の生え始めはむず痒く、それを解消するために色々なものを噛む理由が考えられます。

赤ちゃんの歯は前歯が先に生えるため、前歯で色々なものを噛みます。そのため、前歯が生えそろう1歳前後までは手や乳首をよく噛まれるます。

赤ちゃんが噛む理由2.遊びの一貫

赤ちゃんは、まだ手足が上手に使えません。そのため、噛むことで遊んでいるという理由が考えられます。

赤ちゃんがに指を甘噛みされて、「うほほ、かわえぇ(*´ω`*)」となることはあるでしょう。ママやパパもふざけて「痛いよぉー。やめてぇえぇ。」なんてキャッキャウフフな反応をしていると、赤ちゃんも面白がって何度も噛むことを覚えます。

赤ちゃんが噛む理由3.感触を確かめている

赤ちゃんがハンドリガードで自分の手の感触を確かめることができれば、次は自分の手以外の感触を確かめるために、様々な物を口の中に含み、時にはそれを噛むこともあるでしょう。

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赤ちゃんが噛む理由4.精神的なストレスが原因

赤ちゃんは生後6か月が過ぎると感情が育ち、感性が豊かになってきます。

そのため、何かに興奮したり何かを怖いと思った時にストレスを感じるのですが、その衝動が噛むという行為になる理由が考えられます。

言葉や手足を使った行動よりも、噛むという行為で周囲に気づかせる方が赤ちゃんには簡単ですよね。

乳首の噛み傷による急性化膿性乳腺炎

赤ちゃんの噛む力でも手や肩を噛まれるのはとても痛いのですが、手や肩はまだマシ……。もし、乳首が噛まれて傷つくと授乳に影響が出ます。

授乳は毎日行うものです。そのため、噛み癖がある子の授乳は、傷口を広げに行くようなもの……。もちろん、ママの恐怖もありますが、乳首の傷が化膿すると「急性化膿性乳腺炎(きゅうせいかのうせいにゅうせんえん)」を起こして、母乳育児の中断もあり得ます。

参考|急性化膿性乳腺炎とはどんな病気か|症状や原因・治療と関連Q&A – gooヘルスケア

急性化膿性乳腺炎とは

急性化膿性乳腺炎とは、母親の乳首にできた傷に何らかの細菌が感染して、乳房内で炎症を起こす病気のことです。感染が進行すると乳房が膿んでしまい、38度以上の高熱や乳房の痛みを伴うこともあります。

急性化膿性乳腺炎の治療法

急性化膿性乳腺炎だと診断された場合、抗生剤、鎮痛剤、抗炎症剤などを投与して治療を行います。

一般的に急性化膿性乳腺炎の症状が出ている間は授乳できないことが多く、症状が重い場合は切開手術による排膿の必要性もあります。

まだ幼い赤ちゃんにとって、母乳を飲めないことは辛いことです。そのため、急性化膿性乳腺炎の予防のためにも、赤ちゃんの噛み癖はなるべく治す努力をした方が良いでしょう。

赤ちゃんの噛み癖を治す方法

最初は可愛いから良いんです。また、手とか肩だったらちょっと位痛くても「こいつぅー♪」程度で済みます。

でも、歯が生えた赤ちゃんが授乳中の乳首を噛むのは辛すぎ……。しかも1歳近くになると噛む力も強いため、恐る恐る乳首を出す身にもなって欲しい……。というわけで、赤ちゃんの噛み癖は治したいですね。

噛み癖を治す方法1.大げさに痛がらない

これは特にパパが注意してください。パパは赤ちゃんに乳首を噛まれて悶絶することはないので、手などを噛まれて大げさに痛がって、赤ちゃんの気を引こうとします。

乳首を噛まれたら、赤ちゃんがいくら喜んでいてもわたしは全く楽しくありません。大げさも何もほんとに痛みしかないので。

噛み癖を治す方法2.やめて!と言う

赤ちゃんに言葉は通じませんが、雰囲気は伝わります。噛まれた時に「噛んじゃダメ!」としっかり表情を作って繰り返し伝えることで、赤ちゃんも少しずつ学習していきます。

ただし大声で注意したり、噛まれた痛さでびっくりして突然言うのではなく、あくまでも冷静に「めっ!」という顔で赤ちゃんに理解させましょう。

噛み癖を治す方法3.歯がためを使う

歯がためとはシリコンなどでできた赤ちゃんが噛んで遊ぶおもちゃのことです。赤ちゃんは歯固めを使って歯のムズムズを抑え、ストレスを解消し、乳歯や歯茎・アゴの発達も促します。

赤ちゃんがママを噛んだら、「ママを噛んじゃダメ!」と言いながら歯固めなどを渡してあげてください。

赤ちゃんが口の中に物を入れたり、物を噛む行為自体はとても大切なので、噛む行為を止めさせるのではなく、噛むことができる物を別に用意してあげる方が良いでしょう。

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パパわかって…噛まれる痛み

夜に「眠いなぁ……。」と思いながら授乳していると、お腹がいっぱいになった赤ちゃんはうつらうつら……。次の瞬間カッ!と目が見開き、ガブッ!「ほげー!」。そして、噛み付いたまま乳首にぶら下がる荒業も披露します。

そんなママは、パパが腕や指を噛まれて「いてて、いってー。ほんとに噛む力強くなったなぁ。うふふ(*´ω`*)」なんて言うのを見ると殺意を覚えるはずです。

たしかに、赤ちゃんが物を噛む行為はとても大切ですが、人を噛むことと物を噛むことは全く違います。

ましてや、乳首を噛まれてしまうと、ママが感染症を起こしてしまうだけでなく、赤ちゃんに必要な授乳が行えなくなる能性もあります。

そのため、赤ちゃんが少しずつ人と物を区別できるように、家族全員の協力が必要だということをパパに教えてあげましょう。

そう言えば、わたしは今でもたまに子どもとちゅーをします。虫歯菌や歯周病菌の感染原因になることはわかっていますが、可愛くてやめられません(^_^;)

でも、赤ちゃんのころのちゅーはとても危険です。だって、油断していると唇噛まれるんですよ。これはきっと初めての痛み……。本当に赤ちゃんは何でも噛むので怖いです。

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