ママが事故や病気で入院したら…子どもの預け先と準備・対応方法

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もしママが入院したら…

今小さな子どもを抱えているママは、「もしわたしが事故や病気で入院してしまったらどうしよう……。」と1度は考えたことがあるはずです。

旦那さん(パートナー)がいればまだ頼れますが、日本にはシングルマザー(100万人)やシングルファーザー(20万人)もたくさんいます。

すべてのシングル家庭が小さな子を抱えているわけではありませんし、子どもが小さいころにシングルになったとは限りませんが、多くの女性や男性がもしものことを考えて過ごした経験があるでしょう。

わたしは子どもが産まれてから出産以外で入院をしたことはありませんが、病気で寝込んでいた時期はあります。そのときの夫は、心身ともに疲れ切っていましたね(^_^;)

まだ経験がなくても、子どもが小さい時期にママなどの養育者が事故や病気で入院することは珍しくないため、子どもの預け先や対応方法などの準備をしておかなければいけません。

そこで今回は、ママが入院してしまった場合の子どもの預け先や対応方法についてお話したいと思います。

病気などで子どもの面倒を見られなかった期間・割合

ミキハウス子育て総研で行なった「ママが病気やケガをした時、子どもはどうしてる?」という調査によると、1日以上子どもの面倒をみることができなかったママは67%います。

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引用|ママが病気やケガをした時、子どもはどうしてる?|第669回|ハッピー・ノート.com

1日見られなかった|33.7%
2-3日間見られなかった|22.3%
4-6日間見られなかった|5.2%
それ以上見られなかった|7.7%
まだ見られなかったことはない|33.1%

わたしは「4-6日間見られなかった」に該当しますが、夫が言うには「仕事しながらだと4-5日が限界。1週間以上は考えたくない……。」だそうです。

また、「ママが病気やケガをした時、頼ったのは?」の回答は、予想通りパパ(70.9%)、ママ側の両親(44.7%)、パパ側の両親(21.4%)と続きます。

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引用|ママが病気やケガをした時、子どもはどうしてる?|第669回|ハッピー・ノート.com

パパ|70.9%
ママ側の両親|44.7%
パパ側の両親|21.4%
ママ友|7.1%
ご近所さん|2.7%
一時保育|2.5%
ベビーシッターサービス|1.0%
その他|4.2%

ただし、この結果はあくまでも1日-6日間子どもを見られなかったママが60%以上を占めているため、それ以上の入院などが必要な場合は、結果が大きく変わる可能性があります。

ママが入院前に行う準備

入院前の準備1.子どもの預け先を検討

もしママが入院することになった場合、救急搬送でなければ事前におおよその入院日数はわかります。そのため、入院日数によって子どもを誰にどのような形で預けるかを検討しましょう。

入院前の準備2.職場や関係者に入院の報告

ママが働いている場合は職場、また両親や家族、保育園など関係者に入院を告げ、いざというときに助けを求められる環境を作っておきましょう。

もちろん、パパも事前に自分の職場に話をして、子どもの世話のために仕事に影響が出る可能性があると伝えておきましょう。

入院前の準備3.ある程度のお金の準備

もし長期入院の場合は、子どもの預け先の話も含めて、ある程度まとまったお金が必要になります。そのため、先に必要な金額を計算して、手元にお金を準備しておきましょう。

入院前の準備4.子どものスケジュール確認

ママが入院中に、子どもの予防接種や定期検診、保育園行事など大切な予定があるかもしれません。どうしてもスケジュール厳守の予定は、両親やパパに把握してもらい、対応方法を事前に決めておきましょう。

入院前の準備5.保険内容の確認

現在加入している医療保険の入院保障や特約などの内容を確認しましょう。もしわからない場合は、保険会社の担当者にすぐ問い合わせてください。

ママ入院時の子どもの預け先・頼り先

ママが事故や病気で入院した場合、具体的に誰にどのように頼れば良いかを考えましょう。

子どもの預け先1.パパに頼む

わたしのように自宅で寝込んだ場合は、基本的にパパにお願いすることになります。2-3日の短期入院でも、おそらく……大丈夫のはずです。

子どもが3歳以上で保育園に通っていれば、パパも昼間は仕事に行けますし、両親などに保育園のお迎えをお願いできれば、夕飯前に仕事を終えるなどの時間調整も可能です。

ただし、子どもが0-2歳だと話は変わります。普段から保育園に通っていれば良いのですが、そうでなければパパは休みをとって1日中いっしょにいることを考えてあげましょう。

子どもの預け先2.両親・兄弟に預ける

もしママやパパの実家が近くにある場合は、実家に預けることを考えましょう。

ただし、子どもがまだ授乳が必要な赤ちゃんの場合は、夜はパパもいっしょに泊まるなどして、子どものお世話をするようにしましょう。

パパには少し肩身が狭く感じますが、赤ちゃんの面倒を見るには会社を休まなければいけませんし、乳児を連れて病院通いは色々と面倒だと思います。

子どもの預け先3.ママ友(友人)にお願いする

子どもの保育園が同じママ友や子育て経験があり信頼できる友人に、昼間の保育園のお迎えと少しの時間預かってもらうことをお願いしましょう。

ただし、もしお泊りをお願いするとしても、頼めるのはせいぜい1泊が限界です。ママ友の厚意で「もう少し見ようか?」と言ってもらえたら、もう1日だけお願いして、その間にパパは次の預け先を探してください。

子どもの預け先4.ファミリーサポート

昼間の預け先として、ファミリーサポートも候補に入れた方が良いでしょう。ファミリーサポートとは、市区町村単位で子育て支援を受けたい人と子育て支援をしたい人の両者を仲介をする事業のことです。

子どもは、子育て支援をしたい人の自宅で預かる対応がほとんどだと思います。ファミリーサポートで支払う料金は、市区町村によって決められています。以下を参考にしてください。

地域の子育てを支援するファミリーサポート制度の利用方法と料金

子どもの預け先5.一時保育

一時保育とは、認可保育園で、保育園や幼稚園に通っていない子を通常の保育とは別に短期間預けられるサービスのことです。地域によっては、認可外保育所や子育て支援センターで行うこともあります。

利用パターンは地域によって異なり、多くは非定型的保育、緊急保育、私的理由による保育、裁判員の一時保育に分かれています(養育者の入院時は緊急保育)。

緊急保育は、特定時期での連続利用※が可能で、宿泊が必要な場合は「子どもショートステイ」と連携してサービス提供されます。ただし、緊急保育とショートステイの対象年齢は違う場合があるため注意が必要です。

緊急保育の利用日数上限は、主に1か月で最大14日前後の地方自治体が多いと思います。利用日数、料金、受け入れ月齢は地方自治体によって異なるため、問い合わせてください。
保育園などが行う一時保育とは?利用方法・時間・料金など

子どもの預け先6.夜間保育(トワイライトステイ)

夜間保育とは、夜の18時以降で子どもの保育ができない場合に、22時までの保育や宿泊など夜間に子どもを預けられる一時保育サービスのことです。

夜間保育は、保育園の延長保育として提供しているほかに、夜間保育を専門に行う保育園、夜間に子どもを預かる施設もあります。

利用時間帯や日数は地方自治体によって異なります。また、こちらも複数日の宿泊が必要な場合は、「子どもショートステイ」と連携してサービス提供される場合があります。

夜間保育(トワイライトステイ)とは?利用条件・料金・申込方法など

子どもの預け先7.子どもショートステイ

子どもショートステイとは、入院や冠婚葬祭など短期で子どもを見られない場合に、保育施設や児童養護施設などで子どもの宿泊預かりをしてもらえるサービスのことです。

子どもショートステイの利用料金は地方自治体によって異なりますが、子どもの年齢、家庭状況に応じて1日あたり数千円でサービスを受けられます。

また、子どもショートステイの利用期間は最大7日間※となっているため、それ以上の長期ステイが必要な場合は相談が必要です。

主に連続で最大7日間の地方自治体が多いと思います。子どもショートステイの利用日数、利用料金、受け入れ月齢は地方自治体によって異なるため、窓口に問い合わせてください。
子どもショートステイとは?利用条件・料金・申込方法など

子どもの預け先8.乳児院・児童養護施設

もしママが、子どもショートステイで対応できない長期入院をする場合は、市区町村役所の窓口で子どもを乳児院や児童養護施設に預けることを勧められる場合があります。

名前の通り、乳児院は乳児を預かる施設(0-2歳までが一般的)で、1歳以上になると児童養護施設で預かってもらうことが可能です。詳しくは、市区町村役所の窓口に問い合わせてください。

乳児院とは?乳幼児の利用者数と入所理由の割合は?

児童養護施設とは?児童の利用者数と入所理由の割合は?

子どもの預け先9.ベビーシッター

ベビーシッターを利用する方法もあります。突然の入院で準備期間もなく、短期の入院で済みそうな場合は、ベビーシッターは十分に選択の余地があります。

子どもの預け先10.子連れ入院

ママが入院する病院の対応によっては、子連れ入院を受け入れてくれる場合もあります。

ただし、子連れ入院は、感染症や他の患者さんの環境の変化などの考慮もあるため、病院側も多くが推奨しているわけではありません。また、子連れ入院は個室の場合のみです。

もしものために事前準備が必要

ママは普段から、子どもの健康を第一に考えて生活をしています。そのため、子どもが事故や病気で入院してしまうと、パニックになりますね。

そして、同じくらい心配しなければいけないのが自分の健康です。もし、ママが事故や病気で入院してしまったら……、病気で何日も寝込んでしまったら……、きっと家族中がパニックになります。

ご紹介した通り子どもの預け先は意外とたくさんあり、両親や頼れる友人が周りにいない場合でも工夫次第で乗り切ることは不可能ではありません。

ただし、子どもの預け入れサービスは、どれも事前に話をしなければいけないものが多く、自分が健康なときはなかなか意識できないんですよね……。

わたしの周りでも先日入院をしたママ友がいますが、たまたま旦那さんが海外出張だったため、普段の10倍増しで家族は疲弊していました(旦那さんは一時帰国してとんぼ返り)。

そして、そのような状況を見たりお手伝いするなかで、わたしもいつか入院するかも……という心配が強まりました。

子どもの預け先・頼り先は、選択肢があるほど安心できます。両親や友人を頼るのが1番ですが、いざというときは役所の担当窓口に相談してください。同じ悩みを抱えたママは何人も相談しているはずです。

もちろん、子どもの病気で仕事に支障が出る場合もあります。どちらも、突然やってくることなので、事前に想定と準備をしておきましょう。

子どもの病気・発熱で仕事休めない…働くママの5つの対処法

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