腰すわりとは?赤ちゃんがひとりでお座りできない・遅い8つの原因

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ママは赤ちゃんの運動機能が気になる!

赤ちゃんが生後2-3か月が過ぎるころ、ママはようやく赤ちゃんとのコミュニケーションに慣れ始めます。

そこで気になりだすのが赤ちゃんの成長スピードです。どんな育児書を見ても「◯◯をする成長目安は◯◯か月ごろ。個人差があるので、他の子と比べないように。」と書いてあります。

ネットの育児掲示板では「生後6か月で◯◯ができません。大丈夫でしょうか?」などの書き込みもよく見かけますね。

お座り(ひとりすわり)、ハイハイ、つかまり立ちという運動機能の成長に対する心配は多いようですが、わたしは中でもお座りがとても大切だと考えています。

赤ちゃんが、お座りできるようになる目安は生後7か月前後です。といっても、お座りは時期の差が出やすいため、生後5-9か月ごろと幅広く考えれば良いでしょう。

お座り(ひとりすわり)は、寝転がった体勢から目線が変わる行動です。調査結果によると、お座り(ひとりすわり)ができる子は生後7-8か月で7割近く、生後9-10か月で9割を超えます。

生後04-05か月未満:0.5%
生後05-06か月未満:7.7%
生後06-07か月未満:33.6%
生後07-08か月未満:68.1%
生後08-09か月未満:86.3%
生後09-10か月未満:96.1%
生後10-11か月未満:97.5%
生後11-12か月未満:98.1%
生後12-13か月未満:99.6%

なお、お座り(ひとりすわり)の定義は以下の通りです。

「ひとりすわり」は、おおむね1分以上支えなしですわっていられるもので、このとき両手を床についていないものを「できる」とした。

寝返り・ハイハイ・つかまり立ちなど運動機能の発達順番と平均時期

もちろん赤ちゃんの中には、

「おすわりなんてしないばぶー(。・ε・。) 」
「むしろきらいばぶーーー(●`ε´●)」

という子はいます。ママは赤ちゃんの自主性を尊重して成長を待たなければいけないのですが、何となくでも良いのでお座りが嫌いな理由やできない理由は知っておきたいですよね。

というわけで、ママが納得するために、赤ちゃんがお座りを嫌がる理由・できない理由についてお話したいと思います。

赤ちゃんがお座りできない・嫌がる原因は?

赤ちゃんがお座りを嫌がる原因は、身体の理由と心の理由があります。

お座りできない・嫌がる原因1.腰がすわってないから

さすがに1歳近くになって、赤ちゃんがお座りをしないのは遅いとは思いますが、7-8か月ごろはまだ身体の準備が整っていない場合があります。

特に、腰回りの筋肉や骨格が発達しないうちに赤ちゃんにムリにお座りをさせると、身体を痛めてしまうかもしれません。

腰回りは「首がすわる」と同じように、「腰がすわる」と言います。どっしり安定したお座りをするためには、まず腰すわりに慣れなければいけません。

腰すわりとは、赤ちゃんが支え無しで足を前に出し、少し前かがみでバランスが取れている状態を言います。

腰すわりに徐々に慣れると背筋を伸ばし、おしりでどっしりとバランスが取れるようになり、お座りができるようになっていきます。

お座りできない・嫌がる原因2.前のめりに抵抗があるから

一般的に赤ちゃんの身体はとても柔らかく、大人より柔軟性がありますが、腰すわりで自分の身体を支えるためには、初めは前に重心をかけた状態を維持する必要があります。

赤ちゃんのお座りをイメージしてください。何となくテディベアのような感じです。膝は軽く伸ばし、腰は少し前のめりに丸く、身体を前に倒すことでバランスをとっています。

前のめりの状態を維持できない子は、前にぐでーっと倒れてしまいますが、最初は仕方がありません。

反対に、前のめりを嫌がる子は後ろに重心があるため、腰すわりができません。ママが前から声をかけたり、好きなおもちゃを使って後ろに反り返ることを防ぐ必要があります。

お座りできない・嫌がる原因3.頭が少し大きめだから

赤ちゃんにとって、お座りは簡単ではありません。頭が少し大きい子だとバランスをとることが難しいため、お座りの体勢を維持することができません。

また、頭が少し大きい子は首すわりにも時間がかかる可能性があるため、お座りを嫌がったり遅くなる傾向があります。

お座りできない・嫌がる原因4.床に違和感を感じるから

赤ちゃんはお座りをするまでは、ずっと寝っ転がって生活をしています。

ところが、お座りは、身体を起こしておしりだけで身体を支えることです。このとき赤ちゃんが、床の感触に違和感を感じる可能性があります。

赤ちゃんが床に違和感を感じてるようなら、床の硬さをあまり感じないように柔らかめのクッションを用意したり、布団の上でお座りをさせても良いでしょう。

お座りできない・嫌がる原因5.おむつが汚れて不快だから

おしっこやうんちでおむつが汚れているときにお座りをすると、赤ちゃんは不快感を感じることがあります。

赤ちゃんがお座りにチャレンジすることを嫌がったら、念のためおむつを変えたり、お風呂に入った後にお座りチャレンジをしてみましょう。

お座りできない・嫌がる原因6.目線が変わることを怖がるから

赤ちゃんはお座りをすることで、寝ているときよりも目線が高くなります。それも自分の力で目線を変えるため、より怖さを感じるのかもしれません。

わたしたちも今立っている高さの2倍の目線になると、怖さを感じると思います。

お座りできない・嫌がる原因7.ママと離れる感じがするから

赤ちゃんは、これまで目線が変わるときは必ずママに抱っこされ、ママに触れながら目線が変わっていました。

そのため、ママに触れずに目線が変わることは、ママと離れてしまう感覚を覚えるかもしれません。

お座りできない・嫌がる原因8.筋緊張低下症(きんきんちょうていかしょう)のため

お座りが遅い子の中には、稀に筋肉の緊張を司る神経系が未発達のために起こる「筋緊張低下症」の赤ちゃんがいます。

筋緊張低下症はほとんどが「乳児良性筋緊張低下症」と言われ、成長とともに改善していきますが、極稀に悪性の筋緊張低下症の場合があります。

筋緊張低下症は通常、出生時、または乳児の頃に発見されます。赤ちゃんに筋緊張低下症がある場合、出生時にふにゃふにゃしているように見え、肘や膝がやや曲がる状態になりません。赤ちゃんは、その後もお乳を飲むことや運動技能に問題を持ち続ける可能性があります。

さまざまな疾患や障害が筋緊張低下症の原因になります。筋力や運動神経、また脳に影響するため、症状にはすぐに気づきますが、問題の原因となっている疾患や障害を診断することは困難である場合があります。 

引用|筋緊張低下症

お座りが遅くて心配なママは一度診察を

赤ちゃんはママのお腹の中で10か月ほど過ごしてから産まれてきますが、その時点で赤ちゃんの体重や成長具合はバラバラですよね。

それぞれ個性を持って産まれてきた赤ちゃんが、「◯か月で◯◯できないとおかしい。」と考える方が正しくないと思います。

とはいえ、「◯◯ができるようになる目安は◯か月」という考え方自体は大切な考え方なので、ママは必ず知っておくべきだとも思います。

なぜなら、その目安を過ぎても赤ちゃんに必要な運動機能が身につかない場合、身体の発達に何か問題を抱えている可能性もあるためです。

もし悪性の筋緊張低下症だった場合、運動機能の目安を知っておくことは病気や症状の早期発見につながります。そのため、ママが神経質になってしまうことも理解できます。

生後7-8か月を過ぎても腰がすわっていなかったり、1歳でもお座りがうまくできない場合は、一度かかりつけ医に相談してみましょう。

お座りに対するママの心構え

ママは赤ちゃんの腰すわり、お座りが遅いと感じたら、その理由を考えてあげましょう。

赤ちゃんによってお座りができる時期は違うため、基本的には自発的にお座りにチャレンジするまで待ってあげることが大切です。

もしそうではなく、おむつ関係や床のクッションの具合など環境が悪いようなら整えてあげてください。

お座りは、赤ちゃんが1人で座ってママから離れてしまう自立の一歩です。初めは手を添えて近くにいることをわからせたり、目線を合わせていっしょに遊んであげた方が、安心して早くお座りに慣れてくれるでしょう。

もちろん、最初の腰すわりが1度成功しても不安定な時期は続きます。周囲の環境に危険がないか確認して、赤ちゃんが倒れても安全なように布団やクッションをしっかり用意してあげましょう。

お座りの流れや練習方法は以下を参考にしてください。

赤ちゃんがお座りで遊ぶのはいつから?お座り練習方法は?

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