子宝成就や安産祈願も!妊娠や出産の迷信・ジンクス・言い伝え

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この記事でお伝えしたいこと

妊娠・出産は迷信・ジンクスのオンパレード

女性は妊娠をすると、普段は信心深い性格ではなくても信じてしまったり、「嘘だろうなぁ。」と思いつつとりあえず試してみたり……という迷信じみた行動は多くなりますよね(^_^;)

わたしもどちらかというと信心深くはない方ですが、妊娠中は藁にもすがる思いで迷信やジンクスの類を試しました。

妊娠・出産に関する迷信やジンクスを調べてみると、出るわ、出るわ……。今では笑い話になりますが、出産時期が近づいてきた妊婦にとっては全てが真実に聞こえるかもしれません。

もちろん、昔から言い伝えられている話の中には本当っぽく聞こえるものもあれば、どう考えても迷信にしか聞こえないものもあります。

そのため、妊娠・出産に関する言い伝え全てを迷信・ジンクス・言い伝えで片付けてはいけませんし、盲信してもいけません。

そこで今回は、よく聞く妊娠・出産に関する言い伝え、迷信、ジンクスが本当なのか嘘なのかというお話をしたいと思います。

子宝に関する迷信やジンクス

神社で子宝祈願

普段、神頼みをしない人や迷信やジンクスのたぐいを一切信じない人でも、神社に子宝祈願に行ったことがあるかもしれません。

子宝祈願の神社は全国にたくさんありますが、東京では日本橋の水天宮や永田町の日枝神社はとても有名ですね。その他、八王子の子安神社、池袋の大島神社(鬼子母神堂)など、まだまだあります。

それほど有名ではなくても、神社に行けば子宝祈願のお守りなどもありますね。

子宝の湯に入る

子宝に恵まれる言い伝えの温泉も、全国各地にあるのではないでしょうか。たしかに、心身ともに健康である方が、妊娠はし易いのかもしれません。

そのため、気持ちのリフレッシュのためには温泉に行くのは良いことですね。夫婦にとっても子作りの環境を変えるのは良いことかも。

妊婦のお腹を触らせてもらう

妊婦のお腹を触ると妊娠するという話は、よく聞く言い伝えですね。コミュニケーションを取るためには良いことですね。ただし、嫌がる人もいるので注意しましょう。

先祖のお墓参りに行く

先祖を大切にすると子どもを授かるという話があります。もちろん迷信ですが、お墓参りなど先祖を大切にして偲ぶ気持ちは、持っておきたいですね。

妊婦が握ったおにぎりを食べる

妊婦が握ったおにぎりを食べると妊娠しやすくなるとのことですが、妊婦のお腹を触らせてもらうことと同で、あやかりたいという意味ですね。

子作り後に逆立ちする

子作り後に逆立ちすると、精子が子宮内に留まりやすく妊娠しやすいということが根拠のようですが、これも迷信です。逆立ちではなく、足を上げるという方法もありますね。

ピンクの物を身につける

真偽の程はわかりませんが、ピンクはエストロゲン(卵胞ホルモン)などの分泌を増やす効果があるそうです。そのため、ピンクの物を身につけると、妊娠しやすくなるそうですが……明確な根拠は発見できませんでした。

ベビーキティグッズを集める

ベビーキティは子宝に恵まれるという話を聞いたことがあります。もちろん、古い言い伝えではなく最近のお話のため、楽しむついでに信じてみても良いでしょう。

特に、兵庫県但馬のこうのとりキティのキーホルダーやストラップは、お守りのように願掛けに使われています。たしかに可愛いですね。

安産・難産に関する迷信やジンクス

安産や難産、また赤ちゃんの病気などに関する迷信やジンクスについて、まとめてみました。ちなみに、安産・難産には明確な定義付けはありません。

安産と難産の違いとは?定義は分娩時間?出産方法?それとも…

お腹を触ってもらうと安産になる

「元気な子が産まれると良いわねぇ。」と知らないおばあちゃんに触られたことは何度かあります。個人的に悪い気はしませんが、嫌と感じる人もいますよね。これで安産になれば良いのですが。

トイレを綺麗にすると元気な子が産まれる

妊婦がトイレをきれいにしていると、元気な子が産まれると言います。同様に、お風呂をきれいにすると、元気な子が産まれるとも言います。

四つん這いの姿勢など、妊婦のころでも適度な運動をすると安産になりやすいことから「元気な赤ちゃんが産まれる」につながる説はよく聞きます。

妊婦の運動はいつから?妊娠中におすすめ・してはいけない運動

ヤンキー座りをすると安産になる

ヤンキー座りは助産師さんも進める妊婦の体操の1つなので、迷信ではありません。ヤンキー座りをすると、股関節が柔らかくなるため安産になります。

ただし、痔持ちの人は痔が悪化するので気を付けてください……。ヤンキー座りの必要はないのですが、股関節は柔らかくなるようにあぐらなど、ストレッチをしましょう。

戌の日に腹帯を巻くと安産になる

戌の日に安産を祈願して帯祝いをすることは、今でも行われている儀式です。迷信と言えば迷信ですが悪いことではないため、安定期に入った1つのお祝い事だと思って、積極的に行なってみましょう。

戌の日の安産祈願の帯祝いとは?参拝方法・初穂料・服装・食事など

二人分食べると元気な子が産まれる

妊娠中は子どもの分を合わせて二人分食べると、元気な子が産まれるというのはよく聞きますが、これは迷信です。

妊婦の食事は、量よりも栄養バランスが大切です。食べ過ぎは、高血圧や妊娠糖尿病などの原因になるため、無理に二人分食べてはいけません。

妊婦の理想体重は何キロ?増えすぎや増えないときの影響は?

兎肉を食べると兎唇の子が産まれる

兎唇(としん)とは、特に上唇の奇形がある口唇口蓋裂のことです。上唇が裂けているとうさぎの口のように見えることから、言い伝えられたようです。もちろん、迷信です。

お風呂掃除をすると逆子になりやすい

反対に、お風呂掃除をすると逆子が産まれやすいという迷信もあります。逆子を治す逆子体操には、ブリッジ法や胸膝法がありますが、あまり長い時間行うものではありません。

妊婦は適度に動くことが良いとされつつ、あまり無理な姿勢を長時間取るものではないという戒めなのでしょう。

逆子体操・外回転術・鍼灸…逆子治療・予防に試す6つの方法

妊娠初期のショックで先天異常児が産まれる

先天異常とは、ダウン症や奇形児などの形態的・機能的異常のことです。先天異常が起こる原因の多く(60-70%)は明らかになっておらず、次いで遺伝子・染色体異常(20-25%)とされています。

妊婦の精神状態と先天異常児に直接的な関係はありませんが、妊婦の精神状態が安定していることは良い分娩につながる要素の1つです。そのため、これも妊婦が普段の生活に注意するための言い伝えですね。

参考|先天異常児 – 日本産科婦人科学会

胎児に話しかけないと自閉症になる

自閉症とは、対人障害、コミュニケーション障害、構音障害などの発達障害のことを言います。こちらも何の根拠もない迷信です。

ただ、妊婦が胎児に話しかけるのは語りかけ育児の練習になりますし、より赤ちゃんの存在を身近に感じることで、親の自覚が強く芽生えるため、行った方が良いのかもしれませんね。

赤ちゃんとの会話が苦手…親の自覚を促す語りかけと5つの効果

赤ちゃんの性格・特徴に関する迷信やジンクス

お腹を触ってもらうと赤ちゃんが人見知りしない

お腹を触ってもらうだけで人見知りしない、物怖じしない子が産まれるならどんどん触ってもらいたいですが、これも迷信です。人見知りは成長の過程に起こることなので、悪いことではありません。

赤ちゃんの人見知り時期はいつから?原因と7つの接し方・治し方

妊婦が心配症だと赤ちゃんが神経質になる

妊婦はストレスを溜めないことが良い出産になるため、心配のしすぎは良くありません。心配をしすぎる妊婦を戒めるための言い伝えなのでしょう。

タバコを吸うと赤ちゃんが色黒になる

タバコを吸っても色黒の赤ちゃんが産まれることはありませんが、出産のリスクが増します。妊娠が発覚したら、絶対にタバコを吸ってはいけません。

妊娠前の喫煙もダメ?タバコが胎児・子ども・妊婦に与える影響

妊婦が転ぶと赤ちゃんにアザができる

妊婦が転んでしまうと、産まれた赤ちゃんにアザができるという迷信があります。もちろんこれは、普段の生活に注意するように妊婦を戒めるものです。

火事場に行くと赤ちゃんにアザができる

妊婦が火事を見たり、家事現場に行くことも赤ちゃんにアザができると言われていました。たしかに、火事現場は人が集まるため倒されることもあるかもしれませんし、火事を見ることで精神的なショックを受けるかもしれません。

腹帯をしないと赤ちゃんが大きくなる

赤ちゃんが大きくなりすぎることは迷信ですが、妊婦が腹帯をすると腰痛などを抑え、身体が楽になります。そのため、妊婦の身体を気遣った言い伝えなのだと思います。

男女の性別判断や産み分けに関する迷信やジンクス

妊婦のお腹が前に出ると男の子

妊婦のお腹が前に出ると男の子、横に広がる(お腹がまるい)と女の子というのはよく聞きますよね。そして出産後に「ほら、男の子だったでしょ。」なんて言いますが、確率は2分の1なので……。つまり、単なる迷信です。

電磁波をあびると女の子になる

昔は「テレビに近づきすぎると女の子になるよ。」と言われていました。今でも、スマホばかり触ってると女の子になるという説は聞きますが、こちらもただの迷信です。

胎動が強いと男の子が産まれる

男の子は活発に、女の子はおしとやかにという意味合いからそのような話はありますが、特に関係はありません。

胎動が強いと落ち着きがない子が産まれる

性別と同じように、胎動でその子の性格が変わるわけではありません。こちらも迷信です。

妊婦の顔つきがきつくなると男の子

これも単なる迷信です。胎児の性別が、妊婦の顔つきに影響を与えることはありません。

妊婦がよく肉を食べると男の子、魚や野菜だと女の子

肉が男の子で、魚や野菜が女の子……何となく言いたいことはわかりますが、食べ物で男女の産み分けはできません。つまり、これも単なる迷信です。

妊婦が辛い物が好きだと男の子、甘い物が好きだと女の子

同じく、辛い物好きだと男の子、甘い物好きだと女の子というのも全く根拠がありません。

ちなみに、辛い物を食べても胎児に影響はありませんが、妊婦が辛い食べ物で体調を崩した場合は、健康な妊娠生活に影響があります。

妊娠中に男の子の夢を見たら女の子

妊娠中に男の子の夢を見たら女の子が産まれ、女の子の夢を見たら男の子が産まれるというものですが、これは靴を投げて表が出たら晴れ、裏が出たら雨レベルの占いですね。

わたしは、息子のときに、男の子の夢も女の子の夢も見ています(^_^;)

腹帯に書かれた性別と逆の子が産まれる

兵庫県にある中山寺は、安産祈願として有名なお寺ですね。中山寺でもらう、腹帯の端には男か女のどちらかが書いてあるのですが、産まれてくる赤ちゃんは、書かれている性別とは逆の性別になるそうです。

参考|安産祈願 / 大本山 中山寺

つわりに関する迷信やジンクス

妊娠・出産の過程において、つわりに関する迷信やジンクスが一番多いのではないでしょうか。つわりに関しては、安産や産み分けも含めてまとめてみました。

つわりが重いと女の子が産まれる

つわりが重い軽いで性別はわかりません。そもそも、つわりが重い軽いはその人がどう感じるかもあります。

ただし、経産婦はつわりが重い傾向があるため、2人目、3人目の妊娠時には「今回のつわりは重いかも……。」と感じやすいでしょう。さらに人口に対して女の子の方が出産割合が多いという事実があります。

そのため、経産婦はつわりが重いと感じやすく、女の子は若干出産の確率が高いため、「つわりが重い=女の子」と考えるのかもしれません。

つわり症状はいつまで続く…ピークは?原因と予防・治療法

つわりが軽いと難産

妊婦のつわりが重いと、「良かったねぇ。つわりが重いと安産になるよ。」という年配の方がいますが、つわりが重いと安産、つわりが軽いと難産という根拠はありません。

つわりが重いと赤ちゃんの髪が薄くなる

つわりが重いと髪の毛の薄く、軽いと髪の毛がフサフサの赤ちゃんが産まれるという話がありますが、何の根拠もありません。

赤ちゃんは、生理的脱毛や脂濡性湿疹、スレによるハゲで髪の毛が薄い子がたくさんいますが、2-3歳までには太く重い髪に生え変わるため、特に心配はいりません。

赤ちゃんのハゲが心配…1歳前の薄毛・抜け毛の原因は?

ちなみに、つわりに関する迷信・ジンクスは以前もお話しており、他にもたくさんあります。

・つわりが重いと赤ちゃんは丈夫になる
・つわりが重いと女の子、軽い場合は男の子
・眠りつわりが重いと女の子が産まれやすい
・つわり中に好きになった食べ物はその子の好物になる
・つわりが軽いとママと同じ血液型になる
・お肉や味が濃いものを食べたいと男の子、甘いものが食べたいと女の子
・2人目の妊娠のときに、1人目と症状が違う場合は性別が異なる

つわりの種類と嘔吐・吐き気・眠気・唾液過多など症状の対処法

つわりの迷信・ジンクスが多いのは、妊婦がつらいつわり症状を耐えて、出産までがんばる希望を持てるようにという励ましのためだと思います。

その他の迷信やジンクス

お葬式に参列してはいけない

妊婦がお葬式に参列すると、赤ちゃんの魂が連れて行かれるため、参列する場合は鏡をお腹に入れなければいけないという言い伝えがあります。わたしは、身内の葬儀があったので妊娠中に参列しました。

お葬式は拘束時間が長くなりますし、お線香の匂いや人が密集しているため、つわり症状が重い場合は全ての参列は控えた方が良いと思います。

火葬場に行ってはいけない

お葬式と同じように、妊婦が火葬場に行くと赤ちゃんの魂が連れていかれるという言い伝えがあります。

厄年に出産すると厄が落ちる

女性は数え年で19歳、33歳、37歳が厄年です。この厄年に出産をすると、子どもといっしょに厄が落ちるという迷信があります。特に、33歳は大厄なので、この年齢で産むと良いそうです。そう言えば、わたしも33歳で出産しました。

ちなみに、出産による厄払いは、男の子限定と伝わっている地域もありますね。

捨て子は元気に育つ

さて、厄といっしょに落とされた赤ちゃんはたまったものではありません。そのため、厄年に産まれた赤ちゃんは一度神社に捨てる振りをして厄払いをし、神様からのもらい子として拾い直すと元気に育つという言い伝えもあります。

妊婦は迷信やジンクスをどう考えるべき?

妊娠や出産に関する迷信・ジンクス・言い伝えの中には、実は根拠があって本当の話も一部混じっています。そのため、忠実に実行する必要はありませんが、知っておいて損はないでしょう。

また、たとえ根拠がない迷信やジンクスでも、明るく前向きになれる話もたくさんあります。

明るく前向きになれる迷信・ジンクス・言い伝えは、妊娠生活を楽しくしてくれる考え方だったり、ストレスを軽減してくれる考え方かもしれません。

そのため、朝のテレビの占い程度に信じて、良い妊娠生活をおくる材料にしても良いと思います。

もちろん、迷信だからと言って、アドバイスをくれた人に対して「そんなの迷信だから、やるわけ無いじゃん!」と突っかかるのはトラブルの元です。

「へぇーそうなんですか。なんでですかね。次から気を付けますね。」と返して、あまり気にしないようにしましょう。

上手くやり過ごして、ストレスがない平静な心を保つことは良い妊娠、良い出産につながる基本ですよ。これは迷信やジンクスではありません。

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