新幹線の自由席と指定席の乳幼児・子供料金はいくら?膝の上は?

新幹線N700系

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新幹線デビューする子供の料金は?

新幹線は、建設中の路線を合わせるとほぼ全ての都道府県で開通しており、新幹線で全国どこにでも行ける日はそう遠くないかもしれません。今後ますます、家族旅行で新幹線を使う機会も増えるでしょう。

ところで、子供が生まれて初めて新幹線に乗る人、家族旅行を計画している人は、子供の新幹線料金がいくらか知っているでしょうか。

仕事で新幹線に乗る機会が多い人でも、新幹線の子供料金を意識することはあまりないでしょう。

子供料金というくらいなので、年齢によって料金が違いますが、新幹線の自由席・指定席に乗るのか、子供が何人いるかによっても、料金のルールが変わります。

そこで今回は、子供を連れて初めての家族旅行の前に押さえておきたい新幹線の子供料金についてお話したいと思います。

※全て2017年7月現在の情報です。

新幹線の料金の基本

まず、基本的な新幹線の料金とは、切符(券)を購入する料金のことです。そして、新幹線を利用するためには、必ず「乗車券」と「特急券」の2枚が必要になります。

と言うと難しそうに聞こえますが、実際の切符は1枚で「乗車券」と「特急券」がセットになっているため、意識する必要はありません。

乗車券とは電車に乗るための券のことで、特急券とは新幹線を含む特急列車を利用するための券のことです。そして、新幹線の場合、特急券には以下の通り席の種類によって料金が異なるランクがあります。

・自由席特急券
・指定席特急券(特急券+指定席利用料)
・グリーン券(特急券+グリーン利用料)
※グランクラスは今回除く

そのため、新幹線に乗るためには、「乗車券+自由席特急券」「乗車券+指定席特急券」「乗車券+グリーン券」という組み合わせの切符を購入する必要があります。

新幹線の大人料金、子供料金、乳幼児料金

新幹線の料金は年齢だけでなく、大人と子供の人数、利用する席によって、切符の料金が異なります。まずは基本的な、年齢による料金の違いを押さえておきましょう。

以下は、全て子供が1つの席に座るものだとします。

自由席の料金

自由席は、席が空いていれば座ることが可能な席のため、乳幼児は無料になります。

乗車券の料金
1歳未満の乳児|無料
1歳-6歳までの未就学児|無料
6歳-12歳までの小学生|半額料金
12歳以上(中学生以上)|通常料金

特急券の料金
1歳未満の乳児|無料
1歳-6歳までの未就学児|無料
6歳-12歳までの小学生|半額料金
12歳以上(中学生以上)|通常料金

指定席の料金

指定席は、1つの席を確保するため、乳幼児でも子供料金を支払う必要があります。ただし、未就学児(乳幼児)の場合、親の膝の上に子供を乗せていれば、料金は無料になります。

乗車券の料金
1歳未満の乳児|半額料金
1歳-6歳までの未就学児|半額料金
6歳-12歳までの小学生|半額料金
12歳以上(中学生以上)|通常料金

特急券の料金
1歳未満の乳児|半額料金
1歳-6歳までの未就学児|半額料金
6歳-12歳までの小学生|半額料金
12歳以上(中学生以上)|通常料金

グリーン車の料金

グリーン車は、乗客1人当たりの占有面積が広い特別な席を確保するため、乳幼児でも通常料金を支払わなければいけません。たとえ、乳児を親の膝の上に乗せると主張しても通常料金になります。

乗車券の料金
1歳未満の乳児|通常料金
1歳-6歳までの未就学児|通常料金
6歳-12歳までの小学生|通常料金
12歳以上(中学生以上)|通常料金

特急券の料金
1歳未満の乳児|通常料金
1歳-6歳までの未就学児|通常料金
6歳-12歳までの小学生|通常料金
12歳以上(中学生以上)|通常料金

大人と子供と乳幼児の料金変化事例

上記を見てわかる通り、乳幼児の料金が無料なのは自由席のみです。ただし、自由席も大人と子供と乳幼児の人数によって以下のルールがあり、料金が変化します。

新幹線自由席のルール
・料金を払って乗る乗客1人につき、乳幼児2人まで無料
・乳幼児が有料の場合は、半額料金(子供料金)

つまり、大人1人で乳幼児を3人連れている場合は、乳幼児2人分が無料で1人分が6歳-12歳までの小学生と同様の料金(半額料金)になります。

では、いくつかのパターンで新幹線にかかる料金のシミュレーションをしてみましょう。

例えば、東京-名古屋間の通常の片道料金は10,880円(乗車券6,260円、自由席特急券4,620円)ですが、東京から名古屋まで子供を連れて新幹線に乗ると、自由席の料金はいくらになるでしょうか。

料金は時期によって異なります。

料金シミュレーション1.大人1人、乳幼児2人の場合

大人の新幹線料金|10,880円(乗車券6,260円+自由席特急券4,620円)
乳幼児2人の新幹線料金|0円(乗車券0円+自由席特急券0円)

大人1人、乳幼児2人の新幹線の料金合計は、10,880円になります。

料金シミュレーション2.大人1人、乳幼児3人の場合

大人の新幹線料金|10,880円(乗車券6,260円+自由席特急券4,620円)
乳幼児2人分は無料
乳幼児1人の新幹線料金|5,440円(乗車券3,130円+自由席特急券2,310円)

大人1人、乳幼児3人の新幹線の料金合計は、16,320円になります。

料金シミュレーション3.大人2人、乳幼児5人の場合

大人2人の新幹線料金|21,760円(乗車券12,520円+自由席特急券9,240円)
乳幼児4人分は無料
乳幼児1人の新幹線料金|5,440円(乗車券3,130円+自由席特急券2,310円)

大人2人、乳幼児5人の新幹線の料金合計は、27,200円になります。

※料金を払って乗る乗客1人につき、乳幼児2人までが無料なので乳幼児4人分は無料

料金シミュレーション4.大人1人、小学生1人、乳幼児4人の場合

大人1人の新幹線料金|10,880円(乗車券6,260円+自由席特急券4,620円)
小学生1人の新幹線料金|5,440円(乗車券3,130円+自由席特急券2,310円)
乳幼児4人分は無料

大人1人、小学生1人、乳幼児4人の新幹線の料金合計は、16,320円になります。

ポイントはここですね。たとえ小学生の半額料金でも「料金を払って乗る乗客1人」になるため、乳幼児は2人まで無料になります。

料金シミュレーション5.乳幼児3人の場合

乳幼児3人の新幹線料金|16,320円(乗車券9,390円+自由席特急券6,930円)

乳幼児3人の新幹線の料金合計は、16,320円になります。

なかなかないことですが、たとえば親が東京駅構内で子供を見送り、名古屋駅構内におばあちゃんが迎えに行くなど、6歳の園児3人だけで新幹線に乗る場合は、「料金を払って乗る乗客」がいないため、乳幼児でもそれぞれ半額料金が必要になります。

乗車券と特急券の買い方

新幹線に慣れていない人にとっては、ややこしい内容だと思います(乗り慣れていてもややこしいかも)。

では、切符はどのように買えば良いのでしょうか。購入は券売機でもできますが、並んでいる人が多くなければ、「みどりの窓口」の方が簡単です。窓口では、「乗車券と特急券を購入しなきゃ!」と意識する必要はなく、以下の内容を伝えるだけです。

新幹線の切符の買い方
・いつ利用するのか→今日、明日など
・新幹線を利用する旨→新幹線で
・目的の駅は(どこから)どこまでか→大阪までなど
・片道なのか往復なのか→往復で
・往復の場合帰りはいつなのか→帰りは明日でなど
・席の種類は何にするのか→自由席、指定席など
・大人、小学生、乳幼児は何人か→大人1人、4歳1人、8歳1人など

「今から新幹線で名古屋まで、片道の自由席でお願いします。」
「○日に新幹線で飯田橋から名古屋まで、往復の○日帰り、指定席でお願いします。」
「明日新幹線で大阪まで、往復の日帰り、グリーンでお願いします。」

と伝えればわかってもらえるでしょう。ちなみに、指定日を過ぎた場合は切符を払い戻してもらえます。さらに、子供を連れているため、以下のように話すと良いでしょう。

「今から新幹線で名古屋まで、片道の自由席でお願いします。子供は4歳と5歳です。」
「○日に新幹線で飯田橋から名古屋まで、往復の○日帰り、指定席でお願いします。子供は6歳の園児と1歳です。」

新幹線は種類によって料金が変わる

わたしも詳しくはないのですが、新幹線には700系、N700系、E7系などの種類があります。ちなみに、東海道山陽新幹線を利用している人にとっては、N700系の「のぞみ」「ひかり」「こだま」がおなじみなですね。

実は、「のぞみ・ひかり」と「こだま」では、区間が同じでも指定席料金(指定席乗車券の料金)が多少異なります。例えば、東京-名古屋間の指定席料金は、のぞみが5,700円に対して、ひかり・こだまが5,390円です。

新幹線が空いている時期なら自由席に座れば問題はないので、あまり気にしなくても良いと思います。

子供連れで旅行に行く場合は、空いている時期なら安く済ませるために自由席で行くか、混んでいる時期なら早めに11号車(指定席)の後部座席を獲得するのがおすすめのセオリーです。

また、「子連れでグリーン車には乗らない方が良い」という暗黙の了解もあるので、新幹線のマナーも合わせて覚えておくと良いでしょう。

子連れママの新幹線マナーとは?席の選び方、食事の仕方など

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