人によって赤ちゃんや子どもに可愛い・可愛くないと感じる理由

b1a8e50bfad2c5b0125ca88b6b298e91

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

赤ちゃんは可愛い?可愛くない?

赤ちゃんや子どもは、とても可愛いですよね。もちろん、赤ちゃんや子どもが好きではなく、可愛いと思えない人もたくさんいます。

また、子育てを経験する前は特別に赤ちゃんや子どもを可愛いと感じなかったのに、子育てを経験して我が子だけでなく周りの子も可愛く思えるようになった人もいるでしょう。

うちの場合は夫が顕著で、以前はそれほど子どもに興味がなかったのですが、今では近所の子を見て頬を緩ませたり、スーパーで赤ちゃんを見かけると笑いかけたり、手を振るようになりました。

おそらく、赤ちゃんや子どもを見て可愛いと感じる人の方が多いとは思いますが、その理由は何でしょうか。反対に、赤ちゃんや子どもを可愛いと感じない人にはどのような理由があるのでしょうか。

今回は、赤ちゃんや子どもを可愛いと感じる理由、可愛いと感じない理由についてお話したいと思います。

赤ちゃんや子どもを可愛いと思う理由

わたしたち大人が、一般的に赤ちゃんや子どもを可愛いと思う感情には、とても当たり前の理由が存在します。

可愛い理由1.身体が小さく弱々しいから

産まれたばかりの赤ちゃんは、両手のひらで抱えられるくらい小さく、とても弱々しく感じます。

動物には身体の大小によって優劣の意識があるため、身体が小さい存在に対しては優位性を感じ、それが可愛いという感覚に変わるそうです。

可愛い理由2.赤ちゃんらしい見た目だから

オーストリアの動物行動学者コンラート=ローレンツ氏は、赤ちゃんに感じる可愛さは、様々な生物の赤ちゃんに共通する見た目の特徴「ベビーシェマ(ベビースキーマ)」があるためだとしています。

ベビーシェマ(ベビースキーマ)とは、「身体に対して割合が大きい頭」「前に張り出た額と上頭部」「丸く膨らんだ頬」「顔の中心より低い位置にある大きな目」「短くて太い手足」「ふっくらした体型」「やわらかい体表面」などの特徴です。

このようなベビーシェマ(ベビースキーマ)が、赤ちゃんを可愛いと感じさせています。

参考|Q22.赤ちゃんがかわいいのはなぜ?|日本心理学会
参考|かわいさと幼さ:ベビースキーマをめぐる批判的考察

可愛い理由3.動きがぎこちないから

わたしたち大人は、赤ちゃんや幼い子どもが大人のように行動をしたり、考えたりできないことを知っています。

赤ちゃんから幼児にかけての行動は全てがぎこちなく、非力で、何かをしたい場合に周囲の助けを必要とすることがわかるため、「何とかしてあげたい。」「がんばって○○しようとしてるな。」と感じます。

この赤ちゃんに対する感覚が、赤ちゃんを可愛いと感じさせています。

可愛い理由4.我が子と重ねるから

子育てはとても手がかかりますし、イライラすることもよくあります。それでも、ふと赤ちゃんが笑ったり、子どもが何かを訴えようと一生懸命な姿を見ると可愛く思うものです。

この感情が他の赤ちゃんや子どもを見たときに自分の子と重なり、赤ちゃんや子どもを可愛いと思えます。これは全ての大人ではなく、特に子育てをしたパパ・ママが感じる感情ですね。

赤ちゃんや子どもを可愛いと思わない理由

では、反対に赤ちゃんや子どもを可愛いと感じない人には、どのような理由があるのでしょうか。

可愛くない理由1.自分には関係がないと思うから

赤ちゃんや子どもに特別可愛いという感情を抱かないのは、赤ちゃんや子どもが自分に関係がない存在だと思うからでしょう。

子どもを作る気がない女性や自分の生活に子どもが関係しなかった人にとっては、赤ちゃんを見ても特に何も思わないかもしれません。

可愛くない理由2.イライラした経験があるから

赤ちゃんや子どもは、たとえ見た目が可愛くても常に癒される存在ではありません。

なかなか泣きやまない赤ちゃんや公共の場所で騒ぐ子どもにイラッとした経験が多いと、赤ちゃんや子どもを可愛いとは思えないかもしれません。

可愛くない理由3.どう接して良いかわからないから

赤ちゃんや子どもの見た目が可愛いくても、どう接して良いかわからなければ、可愛いという感情を排除してしまうかもしれません。

赤ちゃんや子どもに接するためには、目線を下げてこちらからアクションをする必要があります。普段友人と話しているように接することができないため、可愛い・可愛くないではなく、接したくない・面倒という感情が勝ることもあるでしょう。

子どもができたら赤ちゃんの見方が変わる?

「我が子はやっぱり可愛い!」「子どもができたら変わるから。」という話はよく聞きます。ありきたりですが、個人的にはわたしも同意できます。

わたしは職業柄ずっと子どもに接してきましたし、親も保育士・教師をしていたため、わたしが小さいころから親が子どもと接する姿を見てきました。

そのため、一般的な大人よりは子どもの扱いに慣れていたのかもしれませんし、子どもの可愛い部分も、憎たらしい部分もたくさん知っていました。

ところが、自分が子どもを産んだ後は、我が子には他の子とは違う可愛さを感じ、他の子に対する可愛いという感情もより強くなったように思います。

子ども苦手だったのに…自分の子が1番可愛いと感じる理由は?

もちろん、このような感情には個人差があると思います。そのため、一律に赤ちゃんを産んだ方が良いと言うつもりはありませんし、可愛いと思わなければいけないとも思いません(弱い存在は守る必要はありますが)。

ただ、子育ての理不尽な体験やイライラ体験が多いほど、時折見せる子どもの表情や仕草がより可愛いと思える気がします。

一生懸命働いて、へとへとになったときほどビールが美味しい……そんな感覚でしょうか……(^_^;)

記事のURLとタイトルをコピー