小児科の年齢制限は何歳まで?良い病院の探し方と選び方13項目

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良いかかりつけの小児科の選び方は?

出産後の赤ちゃんには、なるべく早くかかりつけの小児科を見つけた方が良いと聞いたことはありますよね。

かかりつけ医には、単純に子どもの病気の診療だけではなく、定期健診や予防接種でもお世話になります。子どもの体調管理も兼ねて長期間診てもらう病院なので、選び方には気をつけたいところです。

・かかりつけ医はお家から遠くても良い?
・たくさんの病院の中からどう選べば良い?
・どんなときにかかりつけ医に頼れば良い?
・小児科専門医じゃなきゃダメ?
・そもそも小児科って何歳まで?

など、妊娠するまであまり病院に縁がなかったママにとっては、かかりつけの小児科をどう選べば良いか頭の中が「???」になっているでしょう。

そこで今回は、かかりつけの小児科の探し方と選び方についてお話したいと思います。

小児かかりつけ医の役割やかかりつけ医を持つメリットは、以下を参考にしてください。

子どもに小児かかりつけ医制度が必要な理由と特徴・メリット

小児科の利用は何歳まで?

そもそも小児科とは、子どもを専門的に診るための診療科のことですが、小児科の対象年齢は何歳までなのでしょうか。

よく、大人と子どもの違いとして、「子どもは大人と違って成長を続けているため、単純に大人の身体が小さくなったものではない。」と言われます。

そのため、一般的に小児科の対象年齢は、大人と同じ量の薬を服用できる15歳(中学生まで)ごろとされています。ただし、15歳以降が小児科に行けないというわけではありません。

日本小児科学会では、小児科での診療対象年齢の目安を20歳としています。

小児科が診療する対象年齢を、現在の「中学生まで」から「成人するまで」に引き上げること、そして、その運動を全国的に展開することを、平成18年4月に決定しました。これまで小児科に通院していた15~20歳の方はもちろん、これまで小児科に通院していなかった15~20歳の方も、どうぞ、気軽に小児科医に御相談下さい。

引用|小児科医は子ども達が成人するまで見守ります|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

たとえば、小児喘息やアトピー性皮膚炎、てんかん、小児麻痺、心臓疾患などの先天性の疾患を持っている子どもが15歳になっても、すぐに一般的な内科や皮膚科などに変更する必要はありません。

慢性的な疾患を持つ子どもが病院を変える必要があるかどうかは、医師と相談して決めるようにしましょう。

かかりつけ医の探し方

子どものかかりつけ医は、通常「小児科」「内科・小児科」など、小児科が含まれている病院を選びます。

小児科専門医は小児医療を熟知していますし、赤ちゃんや子どもだけじゃなく、ママの子育ての悩みや心配事を理解している医師が多いです。

近くの小児科専門医院は保健所や市区町村役所で教えてもらったり、ネットで探しても良いのですが、やはりママ友から生の声を聞いて、情報を集めた方が良いですね。

最近は、医療が細かく分化して専門化され、いざというときに症状にあった医療機関を選ぶことが難しくなっています。そのため、病状の切り分けなど、まずはなんでも相談できる「かかりつけの小児科」「小児かかりつけ医」を身近に持つことが望まれます。

住んでいる地域や電車でひと駅程度の距離で小児科医院をいくつかピックアップして、その中から最適なかかりつけの小児科を選びましょう。

もちろん、近所の評判やママ友の評判が良いことも重要ですが、最後は自分の目で確かめて、合う・合わないを判断してください。

良い小児科の選び方13項目

ピックアップした評判の良い小児科医院の中から、かかりつけにしたい小児科を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

小児科の選び方1.近所にあり交通の便が良い

嘔吐・発熱など、体調が悪い赤ちゃんや子どもを遠くまで連れて行くのは心配ですよね。

小児科には定期健診だけでなく子どもの急病で行くことも多いため、どの時間帯でも交通の便が良い場所にある病院や歩いて10-20分ぐらいの場所に評判が良い病院があると助かります。

小児科の選び方2.医師の対応が丁寧・評判が良い

わたしたちは医療のことはわからないので、病気の質問にしっかりと答えてくれたり、症状を丁寧に説明してくれる医師は頼りになりますし、たいてい評判が良いものです。

わたしが以前住んでいた地域の病院は割と怖い先生でしたが、子どものことをよく考えた対応をしてくれました。もし、評判を知らずに行くと、「この先生はちょっと……。」と思うママもいるだろうなと思いました。

そのため、事前の評判を聞いておくことは大切です。

小児科の選び方3.看護師や事務の対応が良い

看護師さんや受付の事務の方の対応が良い病院は、ママだけでなく子どもも安心できます。

子どもとにこやかに接してくれると、子どもが病院に行く抵抗が薄れるますし、細やかなところに気を使ってもらえると嬉しいですね。

小児科の選び方4.曜日・時間の都合が合いやすい

ママの仕事の時間を避けて、診療できる曜日・時間帯の小児科はやっぱり便利です。また、保育園の行き帰りにある病院、何かあった時にパパが対応できる場所にある小児科なら尚良しです。

小児科の選び方5.病院内が汚れていない

病院なので汚れていると怖いですよね。特にトイレを注意して見てみると、院内感染にどれだけ気をつけているか1つの指標になります。

また、単純に病院内が汚れていないだけではなく、据え置きの本が整理されていると、細かいところまで注意が行き届いていることがわかります。

小児科の選び方6.待ち時間がそれほど長くない

待ち時間の長さは、時間帯や季節(インフルエンザの季節など)によって変わるため一概には言えませんが、診察を受けるのは子どもなので待ち時間が長いと……暴れます……。

ただし、評判が良い病院ほど人もたくさん来るため、判断は少し難しいのですが。

小児科の選び方7.マナーが悪い患者が少ない

これは何度か受診しないとわかりませんが、待合室で他の患者さんのマナーが悪い病院に行くとイライラしてしまいます。

子どもが騒ぐことは仕方がないとして、それを咎めたり、難しくても何とかしようとしない親は見ていて気持ちが良いものではありません。

もちろん、子どもの教育にもよくありません。病院のせいではないんですが……よく使う場所だけに重要なポイントです。

小児科の選び方8.おもちゃや経本が豊富

病院によっては、おもちゃや絵本がたくさん置いてあったり、簡易なキッズスペースが作られていることがあります。

待っている間に子どもに絵本を読んであげると、親にとっても暇つぶしができて良いですよ。

小児科の選び方9.病気のアドバイスやパンフレットをくれる

子どもの病気はたくさんあるため、ママは症状や対処法を覚えるのも一苦労です。

病気にかかりやすい時期に合わせて、簡単な対処法をアドバイスしてもらえたり、病気がまとまったパンフレットをくれると助かります。

まぁ、最終的には親がいろいろ覚えなければいけないんですけど。

乳幼児が季節や時期でかかる病気・いつでもかかりやすい病気一覧

小児科の選び方10.診療予約が取りやすい

赤ちゃん・子どもの病気は、体調が良くなっても放っておいて良いわけではありません。病後経過の観察と今後の予防のためにも、次回の診療予約を取りやすいと便利です。

今は電話だけでなく、ネット予約ができる小児科も多いので、普段から診療予約の仕組みを使うようにしましょう。

小児科の選び方11.カルテを残してあるか

カルテがしっかりと残っているかは、その病院を長く利用しないとわからないことですが、かかりつけの小児科を選ぶ情報収集の際に、カルテに関してトラブルがあった病院は避けた方が良いと思います。

カルテが残っていなければ、何のためのかかりつけの小児科なのかわかりませんしね。

小児科の選び方12.紹介状を書いてくれるか

こちらも利用してみないとわかりませんが、紹介状を書くことを嫌がる医師(病院)もいるそうです。紹介状とは、医師の専門外の病気や高度な医療機器が必要な場合に、違う病院を紹介するためのものです。

他病院を紹介することは、病院の義務ではありませんが、紹介状のトラブルがある病院も避けた方が良いと思います。書かない理由を明確に教えてもらえれば良いのですが……。

小児かかりつけ医の変更方法と紹介状(診療情報提供書)の役割

小児科の選び方13.小児科専門医のいる病院を選ぶ

最後に当たり前ですが、小児科専門医のいる病院を選ぶことが重要です。

色々な医科の医師が担当をする救急外来を利用するとわかりますが、やはり子どもの医療は小児科の専門医に相談できることが一番安心できます。

仮に小児科専門ではなくても、小児科専門医がいる他科の病院もあります。他の要素は十分満足なのに「小児科」の看板が出ていない場合は、小児科専門医がいるかどうかで選ぶ場合もあります。

かかりつけ医とのコミュニケーションが大切

もし、かかりつけ医から紹介された病院へ行く場合は、普段処方されている薬や処方内容を伝えられるようにしておきましょう。

その際、かかりつけ医からその病院に対して「診療情報提供書(いわゆる紹介状)」を書いてもらうと、行った先の病院での診療がスムーズになります。

診療情報提供書(紹介状)に関する説明は以下を参考にしてください。

小児かかりつけ医の変更方法と紹介状(診療情報提供書)の役割

また、引っ越しの場合や、やむを得ずかかりつけ医を変えたい場合(何となく先生が合わないなど……)も同様です。

最近は、インフォームドコンセントの重要性を聞くことが多くなりましたが、ママは医師の説明を待っているだけではダメです。

インフォームドコンセントとは、医師が患者に診療の目的や内容を十分に説明することです。

大切な子どもの身体と健康のことなので、ママの方から積極的に「家庭で気をつけることはありますか?」「下の子に感染することはありますか?」など聞くようにしましょう。

医師は、わたしたち患者が何をどれくらい知っているかはわかりません。とはいえ、知識がないことを前提で全ての説明をするには、時間がかかり過ぎます。

ママは気になることだけを質問して、医師とコミュニケーションを取るようにしましょう。もちろん、ルールとマナーを守って、医師と良い関係を築くようにしましょう。

子連れママのかかりつけ医院・小児科・救急外来の受診マナー

せっかく選んだかかりつけの小児科は、理由がない限りあまり変えない方が良いと思います。それだけに最初に選ぶときは慎重に。しっかりと周りのママの助けを借りて選んでください。

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