3歳までの子育てに親子のスキンシップが必要な理由と8つの効果

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スキンシップとは心を通わせること

子どもにとって3歳までの子育てがとても大切だということは、ママなら誰でも聞いたことがあると思います。言葉の良し悪しや受け止め方は置いておくとして、3歳児神話や三つ子の魂百までという言葉があるくらいです。

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3歳までの子育てで最も大切なことは、親子(養育者と子ども)がスキンシップを取ることです。

スキンシップとは、人と人が肌を触れ合わせることによる心と心の交流のことを言います。ちなみに、スキンシップとは和製英語で、正しくは「physical intimacy」「physical contact」と表現します。

子どもとのスキンシップで大切なことは、単純に子どもに触れることではなく、心を通わせることを念頭においた触れ合い・交流を行うことです。

では、なぜ3歳までの子育てにおいて、スキンシップが重要だと言われているのでしょうか。

今回は、親子がスキンシップをすることで得られる効果についてお話したいと思います。

親子のスキンシップが子どもに与える効果

スキンシップの効果1.ストレス耐性ができる

親子のスキンシップは、子どもの脳にオキシトシンの分泌を促します。オキシトシンは、心拍数を下げ、副交感神経を高めることでストレス状態を和らげる効果があります。

また、スキンシップを繰り返すことで子どもにオキシトシンが分泌しやすい脳を作っておけば、成長に合わせてストレス耐性も高まります。

スキンシップの効果2.感情コントロールができる

感情をコントロールするとは、自制ができるということです。つまり、独りよがりやワガママを抑える能力があるということです。

自制をするためには、起こった出来事に対して感情的にならずに思考を働かせて、考え方を変える、気分を変えることによって欲求を抑えてコントロールする必要があります。

親子のスキンシップを繰り返すことで、子どもの脳はオキシトシンが分泌されやすくなります。オキシトシンが分泌されやすい脳を作れば、心の安定やストレスの解消につながり、感情をコントロールすることができるようになります。

スキンシップの効果3.親子の愛着関係を築く

スキンシップによって、愛情ホルモンのオキシトシンが分泌されると、子どもはスキンシップの対象に安心感を覚えます。

特定の他者に対して安心感を覚える信頼関係ができた状態を「愛着関係」と言い、特に生後6か月から2歳過ぎまでの親子の愛着関係が子どもの身体的、精神的な成長を促進してくれます。

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スキンシップの効果4.子どもの情緒が安定する

情緒とは、感情のようにそのときの気持ちではなく、普段の雰囲気を表す言葉です。つまり、情緒不安定とは、普段から落ち着きがなく、何か突拍子もない行動をとったり、常に不安を抱えている状態を言います。

スキンシップによって親子の愛着関係を築いた子どもは、親を安全基地と認識して、自信を持った自発的な行動を取ることができるようになります。そのため、不安な気持ちが解消され、情緒も安定します。

スキンシップの効果5.早い自立につながる

親子のスキンシップによる愛着関係は子どもに自己肯定感を生み、自己肯定感が自信と好奇心を育てることで、子どもは自発的に行動できるようになります。

自発的な行動が増えることで、少しずつ子どもが自信を高めることができ、より早い自立につながります。

スキンシップの効果6.知能が発達する

親子のスキンシップを繰り返すことで、子どもの知能が発達する可能性があるという実験結果があります。

ドイツにあるマックス・プランク研究所が行ったもので、43組の母子を対象に行われました(子どもの平均年齢5.5歳)。まず、母子でソファに座ってもらい、そこで遊ぶ自然な姿をビデオで撮影しました。その後、収録したビデオをもとに、遊んでいる最中の双方のスキンシップ(母→子、子→母)の様子を分析し、それぞれの子どもの脳の動き(安静時脳活動)と照らし合わせました。

すると、遊びの最中に母親が触れる頻度が多い子と少ない子の脳の動きに違いが見られたのです。とくに顕著だったのは、「社会脳」と呼ばれる部分の活動だったそうです。この「社会脳」とは、共感したり、相手の気持ちを察したりするときに活躍する領域で、スキンシップが豊富な子はこの部分の動きがより活発だったということでした。

引用|育児でスキンシップが大事と言われる一番の理由 [子育て] All About

上記の社会脳とは、社会的認知能力を司る扁桃体、眼窩前頭野、側頭葉のことを示しており、社会的認知能力とは、人が社会的な状況を認知・分析する際に必要な情報の取捨選択を担う能力のことです。

簡単に言うと、子どもに現在の状況を理解する能力がつくため、頭の回転が早くなるということですね。

スキンシップの効果7.身体機能が向上する

子どもの身体機能の向上に欠かせないことは、好奇心の高まりと自発的な行動です。

前述した通り、自信と好奇心を持った子どもは、「自分でやってみたい。」「自分でできる。」という気持ちから挑戦するようになり、挑戦を繰り返すことで身体機能が向上します。

スキンシップの効果8.他者への信頼感が生まれる

スキンシップによって親子の愛着関係ができると、他人を信頼する心が育まれます。そこで人が自分を受け入れてくれる心を認識でき、信頼されることが嬉しさや安心感を得られることを理解します。

そのため、自分も他人を受け入れて、信頼関係を構築することができるようになります。

親子のスキンシップは3歳までで良い?

スキンシップが肌を合わせるだけの意味で捉え、ベタベタすることだと思っている人もいるでしょう。

それは勘違いで、スキンシップとは肌の触れ合いも含めて、心を通わせることです。電車の中で、男性が女性のおしりを触っても心は通いませんよね(^_^;)

そのため、スキンシップは子どもをベタベタと甘やかすことではありませんし、単純に抱きしめてあげたり、手をつないで歩くこととも違います。

一般的に、子どもの方からベタベタとしてくるのは小学校低学年ぐらいまでで、それ以降はベタベタすることが恥ずかしいと思う気持ちが芽生えます。

ただ、スキンシップの意味さえ勘違いしなければ、たとえば子どもが何かを達成したときにハイタッチをしたり、グーパンチを合わせたり、おしりを叩くこともスキンシップだと言えます。

そのため、スキンシップは親子である限りずっと行なっていけることが理想ですね。親子から始まるスキンシップをお友だちと行い、将来的にはパートナーと行い、そして将来の家族と行なっていくという流れができることが大切なのだと思います。

ちなみに、子どもは保育園などで集団生活を体験すると、他者との関係性を通して自我が急激に発達していきます。子どもが急に大きくなって、生意気になった感覚がするのはそのためです。

特に、仕事で普段あまりコミュニケーションが取れないパパは戸惑ってしまうかもしれません(^_^;)

他の家庭はどうしているのか、親子でどのようなスキンシップをとれば良いかがわからないというパパは以下を参考にしてください。

子どもと接し方がわからないパパ…親子のスキンシップの方法

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