子どもに教えるトイレの手順とウォシュレットの使い方

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子どものトイレは自宅だけじゃない!

おしっこやうんちをしたいとママに伝えることができ、トイレに1人で行けるようになっても、子どものトイレトレーニングが終了したわけではありません。

子どもはトイレに行くことに慣れてくると、少しずつ自分のルールでトイレの使い方を変えたり、すべきことの順番を飛ばしてしまいます。

おしっこやうんちはお家の中だけでなく、公共の場でもするものです。そのため、ママは外出先で子どもが使った後のトイレは知らんぷり、というわけにはいきませんよね。

子どもが正しくトイレを使い、かつ、次にトイレを使う人のために守るべきマナーは、ママやパパが教えてあげなければいけません。

そこで今回は、子どもがおしっこやうんちをするときのトイレの使い方の順番、マナーや注意点、、ウォシュレットを使う時期についてお話したいと思います。

おしっこをするときのトイレの順番

おしっこの場合は、男の子と女の子でトイレの使い方が違います。特に、ママは男の子のおしっこの感覚がわからないので、パパに教えてもらったり、子どもの観察をすることで理解しましょう。

男の子のおしっこの順番

1.おしっこをしたくなったらトイレに行く
2.電気が必要な場合はつける
3.ドアを開けてトイレに入る
4.スリッパを履く
5.ドアを閉める
6.フタ、便座が下りていたら全部上げる
7.ズボンとパンツを脱ぐ
8.便器に近づいてちんちんを持つ
9.おしっこをする
10.最後まで出たことを確認する
11.レバーをひねって水を流す
12.ズボンとパンツを履く
13.スリッパを揃える
14.電気をつけていたら消す
15.洗面所で手を洗う
16.タオルで手を拭く

尿跳ねが多いときは座っておしっこをさせたくなりますが、どこに行ってもおしっこができるように、まずは立っておしっこをすることを覚えさせた方が良いでしょう。

自宅のトイレで男の子のおしっこ跳ねを予防したい場合は、以下の4点を守ると尿跳ねを最小限に抑えることができます。

簡単に尿ハネを抑える方法
・なるべく便器に近づいておしっこする
・おしっこをする前にトイレットペーパーを便器に敷く
・しっかりちんちんを持っておしっこする
・トイレットペーパーの上、かつ手前の斜面を狙っておしっこする
トイレで飛び散る息子のおしっこ…男の子の尿ハネ原因と対策

また、トイレを汚したら報告するように言っておきましょう。わたしは息子のときにこれを忘れてしまったため、「汚したでしょ?」と言ったら、「んーん、汚してないよ。」と嘘をついて隠すようになってしまいました……。

女の子のおしっこの順番

1.おしっこをしたくなったらトイレに行く
2.電気が必要な場合はつける
3.ドアを開けてトイレに入る
4.スリッパを履く
5.ドアを閉める
6.フタが下りていたら上げる、便座が上がっていたら下げる
7.ズボン・スカートとパンツを脱ぐ
8.便座に座る
9.おしっこをする
10.最後まで出たことを確認する
11.トイレットペーパーを決めた分畳みながら出す
12.股の間から尿道にポンポンと当てる様に拭く
13.レバーをひねって水を流す
14.ズボン・スカートとパンツを履く
15.スリッパを揃える
16.電気をつけていたら消す
17.洗面所で手を洗う
18.タオルで手を拭く

女の子のおしっこのは、男の子よりも少し手順が増えます。

うんちをするときのトイレの順番

うんちをするときは、基本的に男の子も女の子も同じ順番、同じ動作になります。

1.うんちをしたくなったらトイレに行く
2.電気が必要な場合はつける
3.ドアを開けてトイレに入る
4.スリッパを履く
5.ドアを閉める
6.フタが下りていたら上げる、便座が上がっていたら下げる
7.ズボン・スカートとパンツを脱ぐ
8.便座に座る
9.うんちをする
10.最後まで出たことを確認する
11.トイレットペーパーを決めた分畳みながら出す
12.肛門から後ろに向かって拭く(おまた・ちんちんの方向に拭かない)
13.ゴシゴシこすらないように2-3回拭く
14.レバーをひねって水を流す
15.ズボン・スカートとパンツを履く
16.スリッパを揃える
17.電気をつけていたら消す
18.洗面所で手を洗う
19.タオルで手を拭く

子どもにとって、うんちを拭くことはなかなかの高等テクニックです。トイレでうんちができても、手がおしりに届かないこともあります。そのため、この流れの中に「ママに確認してもらう」を含めましょう。

せめて子どもが園児の間は、ママが仕上げ拭きをしておしりを清潔にしてあげてください。

また、女の子は肛門から尿道に向かって拭くと、尿道や膣に菌が感染して感染症を起こすかもしれません。感染症は意外と症状が重い病気なので注意してください。

赤ちゃんに多い尿路感染症の症状と原因は?予防法はある?

ウォシュレットを使うときのトイレの順番

ウォシュレットは、子どもがうんちの後に拭き残しなくおしりが拭けるようになってから、使い方を教えてあげてください。目安は小学校にあがるくらい、またはあがった後くらいでしょうか。

ママは、それまでにおしりをきれいに拭けるように指導してあげましょう。男の子・女の子ともにうんちをした後にウォシュレットを使う場合は、以下の順番で行います。

1.うんちをしたくなったらトイレに行く
2.電気が必要な場合はつける
3.ドアを開けてトイレに入る
4.スリッパを履く
5.ドアを閉める
6.フタが下りていたら上げる、便座が上がっていたら下げる
7.ズボン・スカートとパンツを脱ぐ
8.便座に座る
9.うんちをする
10.最後まで出たことを確認する
11.おしりの位置とウォシュレットの強さを確認する
12.ウォシュレットの開始ボタンを押す
13.5-6秒水流をあてて洗い流す
14.ウォシュレットの終了ボタンを押す
15.トイレットペーパーを決めた分畳みながら出す
16.肛門にポンポンと当てる様に拭く
17.レバーをひねって水を流す
18.ズボン・スカートとパンツを履く
19.スリッパを揃える
20.電気をつけていたら消す
21.洗面所で手を洗う
22.タオルで手を拭く

ちなみに、女性のおしっこの後でウォシュレットを使うのは、間違った使い方です。おしっこ後にウォシュレットを使うと、尿路感染症や膀胱炎などの感染症になる可能性があるため注意してください。

勢いよくシャワーをおしっこの出口である外尿道口にあてると、
周囲の菌を尿道内に押し込んでしまうのです。
女子の場合、尿道は短いためその菌は膀胱内に侵入し、膀胱炎を起こすと考えられています。

引用|女子は排尿後、ウォッシュレット使用は☓です。 | 五本木クリニック | 院長ブログ

ウォシュレットを使うときの注意点とマナー

ウォシュレットを使うときの注意点とマナーをしっかりと子どもに教えましょう。

参考|皆が知らない!ウォシュレットの使い方

ウォシュレットの注意とマナー1.水温を冷たくしない

いきなり冷たい水が出るとびっくりするので、温度の確認をしましょう。また、次に使うの人のことも考えて、水温は冷たいままにはしないでおきましょう。

ウォシュレットの注意とマナー2.水圧は最弱から始める

ウォシュレットの水圧が強いと水が便器の周囲に飛び散ります。また、水圧が強いと肌が弱い肛門部分を傷つけてしまう可能性があります。

ウォシュレットの水圧を強くしても汚れの落ちが良くなるわけではないので、洗い流す程度の水圧にしましょう。また、次に使うの人のことも考えて、水温は最弱にしておきましょう。

ウォシュレットの注意とマナー3.長時間使用しない

ウォシュレットは、5-6秒水流をあてるだけで十分汚れを洗い流せます。

長時間水をあて続けると腸内に菌を流し込んでしまい、炎症を起こす可能性があります。また、腸内を洗浄してしまうことで、腸内環境が変わってしまう恐れもあります。

ウォシュレットの注意とマナー4.肛門よりも周囲を洗う

ウォシュレットを使う場合は、肛門を集中的に洗うのではなく、肛門の周囲に残ったうんちを洗い流すイメージで使うようにしましょう。

子どものトイレの使い方の注意点とマナー

最後に、子どもがトイレを使う際のマナーを教えてあげましょう。また、子どものトイレ後にママが注意する点を押さえておきましょう。

トイレの注意とマナー1.うんちやおしっこはなるべく触らない

おしっこやうんちのことを単に「汚い」「恥ずかしい」という刷り込みをすると、集団生活を始めたときに色々と不都合が出てくると思います。

子どもがうんち・ちんちん好きで困る…連呼する理由と対処法

「おしっこやうんちは食べた物の栄養が無くなった残りカスで、バイキンがついているから触らないようにしようね。おしっこやうんちの後は、バイキンが付いているから必ず手を洗おうね。」と教えてあげてください。

トイレの注意とマナー2.他の人のトイレ姿を見てはいけない

まだ何も知らない小さな子は、ママがおしっこをしていようが、パパがうんちをしていようが、いきなりトイレのドアを開けます。お客さんがしているときも開けようとします……。

「おしっこやうんちをしているところを見られると恥ずかしいから見ちゃダメ、○ちゃんも、おしっこやうんちをするときは、トイレのドアを閉めてしようね。」と教えてあげましょう。

子どもも徐々にトイレのドアを閉めて、おしっこやうんちができるようになります。特に女の子は早いですよ。

トイレの注意とマナー3.スリッパを揃えてトイレを出る

スリッパを使ったら揃えておくのは当たり前のことですね。玄関で靴を揃えることと同じだと教えてあげましょう。

トイレの注意とマナー4.パンツ・ズボンを履いたままするのは少し先

一般的にズボンやスカートは膝下や足首まで下ろしてから、おしっこやうんちをしますが、初めからできるわけではありません。

また、うんち後におしりを拭くときも、洋服が邪魔になることがあります。そのため、初めはパンツとズボン・スカート(上着も)を脱いでおしっこやうんちをしても構いません。

徐々に慣らしていき、小学生までにできることを目標にすると良いでしょう。

トイレの注意とマナー5.便器周りは常に清潔にする

子どもがトイレをする姿を見ると、肌が直接便器に触れていたり、手で便器のあらゆるところを触っていることに気付きます。尿ハネ問題もあるためママは大変ですが、便器周りは常に清潔にしておきましょう。

また、子どもが入った後のトイレは何が起こっているかわかりません。ママは、必ずトイレ後のチェックをしてください。

トイレの注意とマナー6.おしっこやうんちを我慢させない

子どもが1人でトイレに行けるようになっても、おしっこやうんちの声掛けはしばらくしてあげましょう。

お家の中でも外でも、定期的におしっこやうんちの声掛けをすることで、子どもがトイレにいく抵抗をなくすことができます。

特に、集団生活の中ではトイレに行きたいと言えずにお漏らしする園児もたくさんいます。我慢せずに自然にトイレに行くことは、病気予防のためにも大切です。

トイレのマナーはとても難しい

ママが何度も子どもに繰り返して教えることで、おしっこやうんちの順番はしっかり身につきます。

ところが、子どもは覚えることはできても、すぐに意味を理解することができません。特に、「トイレは清潔に使う」「次の人が使いやすいように」などを理解して、覚えることはとても難しいことです。

トイレのマナーは大人でもできない人がたくさんいますね……。子どもは、自分の意志で行為の意味とともに覚えたことはなかなか忘れません。そのため、意味を含めて教えてあげることが大切です。

また、うんち後のおしりを拭く行為も難しいと思います。わたしたちは、小さいころに覚えたおしりの拭き方を正しいと思っていますが、意外と間違った拭き方を教わり、大人になっても間違った拭き方をしている場合があります。

そのため、子どもにうんち後のおしりの拭き方を教える際は、正しいおしりの拭き方を調べてから教えてあげましょう。

前から?後ろから?女の子のおしっこ・うんちで正しいおしりの拭き方

最初は時間がかかるためママもイライラしますが、子どもの将来のために丁寧に根気良く教えましょう。これが終われば、ようやくトイレトレーニングの本当の完了です。

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