魔の2歳はいつまで続く…子どものイヤイヤ期がある理由

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会話にならないイヤイヤ期がつらい

3歳の娘は、最近そろそろイヤイヤ期も終わりにさしかかっているのかな?という一面を見せるようになってきました。

ちょっと前に入園したばかりの娘の評判はなかなかのもので、幼稚園の先生からは、

「◯ちゃんすごいですね。毎日元気が余りまくってますよ。」
「今日はお友だちのおもちゃ取らずに仲良く遊べましたよ。」
「嫌がって1人だけお散歩に行きませんでした……(^_^;)」

保育士のわたしからすれば、こういう話が連発で出てくる子は手がかかる子です。知ってます……。ご迷惑おかけしました……。

もちろん、娘はお家でもなかなか手が付けられないわがままっぷりで、

マ「歯みがこー。」
娘「いや!」
マ「手あらおー。」
娘「いや!」
マ「ご飯食べ……」
娘「いや!」
マ「あっ、パパ帰ってきた。」
娘「いや!」←これは可哀想

イヤイヤ期がピークのときは、親子の会話が成立しません。妊娠期、新生児期、夜泣き期、イヤイヤ期……こんなのが連発で来るんですから、ママに育児ストレスが溜まる気持ちもわかりますよね。

でも、イヤイヤ期の子どもは赤ちゃんとは違って、言葉でコミュニケーションをとることもできます。そのため、面倒でも子どもと向き合い、なぜ子どもがイヤイヤを連発するのかをわかってあげなければいけません。

ただ、わたしたちママは育児の忙しさのせいで、子どもの気持ちが見えにくくなっているのかもしれません。

そこで今回は、子どもがイヤイヤ期に何を考えているのか、そしてママはイヤイヤ期をどう考え、どう対処すれば良いのかについてお話したいと思います。

イヤイヤ期とは自我の目覚め

イヤイヤ期とは「第一反抗期」のことで、別名「恐怖のイヤイヤ期」「魔の2歳児」なんて呼ばれています。

ママの要求に対して、子どもが全ての答えを「いや!」で返すという、理不尽で恐ろしい時期のことです。

個人差はありますが、2歳(早い子で1歳6か月ほど)を過ぎたころからイヤイヤが始まり、3-4歳まで続きます(魔の2歳じゃないじゃん……)。

ただ勘違いしてはいけないことは、イヤイヤ期とは単にママやパパの言うことに反抗をしたくて「いや!」を連発する期間ではありません。

・自分の意志でやることを決めたい
・大人がやってることを真似したい
・ママに褒められたい
・もっと遊んでいたい
・ご飯よりもお菓子を食べたい

など子どもが「◯◯したい!!」という欲求が高まる時期です。そして、その欲求を直接伝えるための言葉と行動が発達してきている時期です。

つまり、何でもしてもらっていた赤ちゃんから、何でもしてみたい子どもに変わり、自我が目覚める時期だということです。

自我の目覚めがなぜイヤイヤになるのか

わたしは別に、2歳からイヤイヤ期が始まったとは思っていません。

赤ちゃんのころでもおっぱいが欲しい、寝たい、お散歩に行きたい、遊んで欲しいなどの欲求はありました。

注射されたくない、歯磨きしたくない、お風呂に入りたくない、横向き抱っこされたくないなどの感情はありました。

ただ、赤ちゃんはそれをママに伝えるだけの言葉と行動の発達がなかっただけなんです。

さらに、自分の行動範囲が広がり、興味の対象が増え、触れ合う人が増えたことで、「◯◯したい!」「◯◯したくない!」という行為対象が爆発的に増えていきます。

赤ちゃんのころは、注射も、歯磨きも、お風呂も「この子のため!」と思って、ママは強制的に行ってきましたが、自己表現ができるようになった子どもは、1つ1つ自分の感情に従ってどうするか決めたいんです。

イヤイヤ期の子どもがママに対して「いや!」というのは、「自分で決めたい!だからママに決められたくない!」という感情からくる言葉だと理解しましょう。

ママはイヤイヤ期をどう考えるべきか

ママは子どもの「いや!」を素直に聞き入れてあげる必要はありません。

なぜなら、注射は受けなければいけない理由があるからです。歯磨きはしなければいけない理由があるからです。

子どもは、イヤイヤ期を通して感情がぶつかることを学びます。「やらなければいけない。」「やってはいけない。」と言われることに意味を探すことを学んでいきます。

子どもに芽生えた自己表現は爆発的にやってくるので、ママはストレスが溜まるかもしれません(いや確実に溜まる)。

でも、このイヤイヤ期でママとぶつかり、ママから教えられることは、子どもにとって大きな心の成長につながります。

イヤイヤ期は、ママの気持ち、ガマンすること、相手を思いやる気持ち、上手くできること・できないことなどを子どもが理解して学んでいく重要な時期なんです。

そのため、ママは子どもから色んな感情を引き出してあげてください。

なぜ「いや!」というのか理由を聞いてください。
子どもに「じゃあ◯◯と××と△△どれが良い?」と選択させてください。
ときには、ムリヤリ言うことを聞かせるのもアリです。

人としての感情をたくさん教えてあげることで、子どもは自分で色々考えるようになるはずです。そして考えた分だけ感情が成長します。

基本は、「子どもの言動の原因を聞く」「ママが思う理由を教える」「子どもに選択をさせる」「ママが褒める」です。

イヤイヤ期の子どもは素直で可愛い…多分

「恐怖のイヤイヤ期」「魔の2歳」はたしかにママの負担です。

でも、子どもは別に何歳でも嫌なものは嫌、好きなものは好きと欲求に素直です。

イヤイヤ期にこれだけ自分の意志を表現できるということは、子どもは成長しているということです。ママから生まれた子どもが、感情を持った人間として育っているということです。

それだけに、イヤイヤ期の娘に「ママだいすきぃー。」と言われると嬉しいです。だって本音ですから。5分後に「マーマーきーらーいー。あっちいってー。」までがセットですけど、これも本音です(^_^;)

わたしたち大人みたいに、「全体的には好き。でもこの部分は気に食わない。」とはまだ考えられないため、そのとき好きだと思えば好き、嫌いだと思えば嫌いだという感情をストレートに表現してくるんですね。

なので、「パパきらい!ママの方がすき!パパいや!あっち行って!」って言われても、パパはあんまり落ち込まないように(^_^;)

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