古風な名前が可愛い!旧暦月名を赤ちゃんの名付けの参考・由来に

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名付けはキラキラから古風なテイストへ

ここ10年ほど良い意味でも悪い意味でも話題を振りまいている赤ちゃんのキラキラネームですが、どうやら最近少し揺り戻しが来ているようです。

最近の傾向としては、昔ながらの古風なテイストを取り入れた名前をつけるパパ・ママが増えてきたと聞きました。

うちは息子と娘が和風で古風な名前なので、「もし、もっとキラキラネームが増えたら浮いちゃうかな……。」と心配していましたが、この流れは大歓迎です。

古風テイストと言っても、使う漢字次第で今っぽくて可愛い名前にもなりますし、何よりも漢字を上手に使うことで由来も加味した名前になります。

そこで注目したいのは、旧暦での誕生月の昔ながらの読み方です。さすがに日本は歴史が積み重ねられているだけあって、意味が深い漢字や読み方が揃っています。

今回は、赤ちゃんの名付けの参考になる旧暦月の漢字や読み方とその意味・由来についてお話したいと思います。

旧暦の1月の名前|睦月(むつき)

旧暦の1月は正月が明けて一家が和やかに親しみ合う(むつみあう)ため、「睦月」と呼ばれるようになったという説があります。また、1月は最初の月であるため「生む月」という説もあります。

性別の判断は難しいですが、「睦月ちゃん」はそのまま使えて可愛い名前ですね。親睦(しんぼく)という単語にも使われている通り、親しくて仲が良いという意味を持つ漢字です。

「睦」は名前でも「あつし」「ちかし」「とも」「のぶ」「まこと」「むつみ」「よし」「よしみ」などに当てられて使われます。

参考|むつきと読む男の子の名前
参考|むつきと読む女の子の名前

睦月は現在の時期で言うと、1月20日-2月20日ごろになります。

旧暦の2月の名前|如月(きさらぎ)

旧暦の2月は春手前でまだ寒い季節です。寒いため着物をさらに重ねて「着更着(きさらぎ)」することから、如月と呼ばれるようになったという説があります。

また、2月は植物が芽吹き始める季節でもあります。そのため陽気がやってくるという意味の「気更来」や「息更来」から来ているという説もあります。「綺更木」という言い方もありますね。

名前にそのまま使うかどうかは人によると思います。「如」は、差別なく平等であること、真実の姿という意味の仏教用語で、「の」「き」「ゆき」などの音が当てられて名前に使われることもあります。

如月は現在の時期で言うと、2月20日-3月20日ごろになります。

旧暦の3月の名前|弥生(やよい)

旧暦の3月は春の暖かい陽気によって草木がますます生い茂る月であることから、「いやおい茂る」が転じて弥生になったという説があります。

弥生ちゃんもよく使われる名前ですね。響きも人気があるため、別の漢字を当てることもあります。「弥」には、ますますの発展を祈るなど、成長を期待する意味があります。

参考|やよいと読む男の子の名前
参考|やよいと読む女の子の名前

弥生は現在の時期で言うと、3月20日-4月20日ごろになります。

旧暦の4月の名前|卯月(うづき)

旧暦の4月は卯の花が咲く月なので「卯月」です。卯月も可愛い名前だと思いますが、卯の花はうつぎのことで、おからの別称でもあるので、その意味を良しとするかどうかですね。

また、「卯」はうさぎのことなので、可愛いうさぎのイメージが好きな人は、この漢字を使って名前に入れることは比較的多いと思います。

参考|うづきと読む男の子の名前
参考|うづきと読む女の子の名前

卯月は現在の時期で言うと、4月20日-5月20日ごろになります。

旧暦の5月の名前|皐月(さつき)

旧暦の5月は田植えをする季節のため「早苗月(さなえづき)」と言われていましたが、それが短くなって「さつき」になりました。

そのまま「皐月」でも良いですし「早月」もよく使われます。他にも「皐」「咲月」「沙月」「颯希」「紗月」は同じ読み方をする場合があります。

「皐」は名前でも「こう」「すすむ」「たか」「たかし」などに充てられて使われます。「皐」には、ゆるやか、白く輝くなどの意味があります。

参考|さつきと読む男の子の名前
参考|さつきと読む女の子の名前

皐月は現在の時期で言うと、5月20日-6月20日ごろになります。

旧暦の6月の名前|水無月(みなづき)

旧暦の6月は水無月と言い、現在でいうと6月下旬から7月下旬のことなので今の梅雨とは違います。水が無い月と書く名前の理由には諸説あります。

・梅雨明けのためあまり水が無い月説
・田んぼに水を入れるため水を張る月「みずはりづき」が「みなづき」に変化した説
・みなづきという呼び方の「な」は連体助詞なので無いという意味ではない説

どの意味にしても枯れ果てて水が無いという意味ではないため、悪い意味ではありません。響きは可愛いので、美菜月、水月、水奈月などの当て字を使うようにすると良いでしょう。

参考|水無月は「水の月」 | 大野湊神社

水無月は現在の時期で言うと、6月20日-7月20日ごろになります。

旧暦の7月の名前|文月(ふみづき)

旧暦の7月は七夕に織女に対して文を供える月から「文月」になったという説や、稲穂のふくらむ月のため「ふくらみ月」が短くなったという説があります。

文月をそのまま名前にするかどうかは好みの問題ですが、「文」はとても使いやすい漢字ですね。文には、文字、文学、学問などの意味の他に模様という意味もあります。

文月は現在の時期で言うと、7月20日-8月20日ごろになります。

旧暦の8月の名前|葉月(はづき)

旧暦の8月は葉っぱが散ってしまう月なので「葉落ち月」が転じて、「葉月」になったと言われています。「葉月」も響きが良いですし、植物を名前に入れたい人にとっては良い名前だと思います。

確かに葉月は旧暦では8月下旬から9月下旬ごろのことなので、葉っぱが散ってしまうという意味ではちょっと可哀想ですが、今の葉月は葉っぱが青々と生い茂る8月です。

このように旧暦の意味にとらわれずに現在の意味を込めると、名付けに幅と奥行が出ます。

参考|はづきと読む男の子の名前
参考|はづきと読む女の子の名前

葉月は現在の時期で言うと、8月20日-9月20日ごろになります。

旧暦の9月の名前|長月(ながつき)

旧暦の9月は秋になり夜が長くなる月のため「夜長月(よながづき)」が縮まって「長月」になったと言われています。

また、稲穂を刈る季節のため稲刈月(いなかりづき)、稲熟月(いなあがりつき)、穂長月(ほながつき)が縮まって「長月」になったという説もあります。

「長月」は名前に使いづらいですが、「稲」「穂」という漢字は使いやすいですし、稲穂の元気な様子や稲穂の収穫による実りを表すために、漢字を取り入れて名前に使うのは良いですね。

長月は現在の時期で言うと、9月20日-10月20日ごろになります。

旧暦の10月の名前|神無月(かんなづき)

旧暦の10月は全国各地の神々が出雲大社に集まり神様がその地からいなくなるため、「神無月」と呼ばれています。また、水無月と同じように無は連体助詞なので無いという意味ではなく「神の月」だという説もあります。

「かんな」という響きは可愛いですが、「神」を名前に使うのはなかなか難しいですよね。読み方は少し難しいですが、寛奈、叶菜などの当て字を使ってみると良い名前になると思います。

参考|かんなと読む男の子の名前
参考|かんなと読む女の子の名前

神無月は現在の時期で言うと、10月20日-11月20日ごろになります。

旧暦の11月の名前|霜月(しもつき)

旧暦の11月は霜がつく月なので「霜月」と言われます。季節的にもそのままですね。

意味としても霜以外にはないため、霜を使った名前は季節的な思い入れがある人だけが使ったり、霜が降りてくる様子を可愛いと思う人が使うと良いでしょう。

参考|「霜」を含む男の子の名前
参考|「霜」を含む女の子の名前

霜月は現在の時期で言うと、11月20日-12月20日ごろになります。

旧暦の12月の名前|師走(しわす・しはす)

旧暦の12月は僧侶を表す「師」が走り回るほど忙しい月であることから「師走」といいます。

「しわす」という響きで名前にするのは少し難しいですが、「師」という漢字は先生や指導者の意味があるため、男の子の名前にはまだ入れやすいと思います。

また、「しはす」という読み方で考えるならば、師が馳せるということができ、「馳」を感じに使うことができますね。音読みでは、「ち」「じ」と読めますが、こちらも名前に使うにはなかなか難しい字ですね。

意味はとてもスマートでかっこ良いと思うんですが……。

参考|「師」を含む男の子の名前
参考|「馳」を含む男の子の名前
参考|「馳」を含む女の子の名前

師走は現在の時期で言うと、12月20日-1月20日ごろになります。

干支や春夏秋冬も名付けの参考になる

旧暦月は読み方が可愛らしく、音の響きがそのまま名付けにできるだけでなく、ちょっとした工夫次第で今時の名前にアレンジできそうです。

旧暦月以外にも干支や春夏秋冬を表す季語を名前にしたり、使われている漢字を一文字名前に取り入れることは多いですよね。

冒頭でお話した通り、最近の名付けの傾向が古風なテイストへに揺り戻すのは個人的に大歓迎です。子どもたちの名前を思うと、何となく安心します(^_^;)

赤ちゃんの名前は、産まれたときに1度しか付けられません。改名にはそれなりの理由と裁判所への申請、許可が必要です。

名前変えたい!手続きに必要な改名理由・条件・費用から戸籍変更まで

赤ちゃんの将来のためにも、いっしょに生きていく家族のためにも、今後かかわっていくであろう人たちのためにも、以下の点に注意して真剣に赤ちゃんの名前をつけてあげてください。

名付けの注意点1.夫婦で話し合って決めること
名付けの注意点2.他人の意見に耳を傾けること
名付けの注意点3.別の意味がないか確認すること
名付けの注意点4.違和感を感じる漢字か確認すること
名付けの注意点5.無理に由来を考える必要はないこと
名付けの注意点6.その名前で不便ではないか考えること
名付けの注意点7.名前が一番ではないと認識すること

赤ちゃんの名前で揉めて離婚も…名付けで注意する7つのこと

なお、記事内で紹介した参考リンク先の名前はわたしがおすすめする名前ではなく、あくまでも参考です。使われていた漢字には本来無い読み方の当て字や、違う意味になってしまう組み合わせもあるので注意してください。

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