新生児・月齢別赤ちゃんの母乳・ミルク哺乳量や授乳回数の目安

赤ちゃんにおっぱいをあげるパパ

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哺乳量、授乳回数、授乳時間の判断

ママが赤ちゃんの授乳で気をつけることは、赤ちゃんが成長に合わせて適切な量の母乳(ミルク)を飲んでいるかを見極めることです。

赤ちゃんの哺乳量や授乳回数は月齢ごとに目安があり、育児書やネットの情報で知っている人も多いと思います。また、授乳時間によって、赤ちゃんに必要な哺乳量を考えているママもいるでしょう。

もちろん、赤ちゃんは機械的に満足をお知らせするわけではないため、ママが授乳回数、授乳時間の目安と日々の経験によって、赤ちゃんの最適な哺乳量を判断するしかありません。

ところが、ある程度授乳に慣れる生後2-3か月であれば良いのですが、生後1か月の新生児期は日々哺乳量が変わるため、なかなか目安を見つけることが難しいと思います。

そこで今回は、生後1か月の新生児期から離乳食が始まる前の生後5か月までの赤ちゃんに必要な母乳・ミルク量と授乳回数の目安についてお話したいと思います。

赤ちゃんの授乳時間の目安については、以下を参考にしてください。

赤ちゃんの授乳時間の目安は何分?1回の授乳が長い原因と対策

母乳授乳とミルク授乳の違い

まず基本的なこととして、母乳授乳とミルク授乳の違いを押さえておきましょう。

ママはさまざまな理由で、母乳育児、ミルク育児、(母乳とミルクの)混合育児を選択します。基本は母乳育児や混合育児で良いと思いますが、ママの体調の理由やお世話の理由によって、ミルク育児を選択する場合もあります。

母乳育児、ミルク育児、混合育児はどれかに決めたらずっと変わらないわけではなく、赤ちゃんの月齢によって以下のように割合が変動するので、ママは悩み過ぎる必要はありません。

平成17年の厚生労働省の調査によると、完母、完ミ、混合を月齢別の割合で見ると以下のグラフのようになります。

授乳期の栄養方法_月齢別

出典|授乳に関する現状 – 厚生労働省

基本的な母乳育児の考え方

母乳育児の場合は、授乳に際して母乳の量を細かく調整する必要はありません。新生児の間は1日6-8回の授乳を基本として、赤ちゃんが飲みたいだけ飲ませてあげます。

1.新生児期の母乳育児

定期的な3時間毎8回の授乳をベースとして、その他、赤ちゃんが母乳を欲しがるたびに授乳します。足りない分はミルクで補うと楽ですが、完全母乳にしたいママは、母乳を絞って哺乳瓶で補うなどの工夫をしてください。

2.生後2か月以降の母乳育児

生後2-3か月ごろになると、赤ちゃんも適量の母乳が飲めるようになっていきます。授乳リズムが落ち着けば、決まった時間で1日6-8回程度の授乳習慣がついてきます。

基本的なミルク育児の考え方

ミルク育児の場合は、個人差がありますがミルクの量を調整して授乳する必要があります。おおよその授乳量の目安は以下の通りです。

1.新生児期のミルク育児

1回あたりの哺乳量は100-120ml前後で、1日の授乳回数は8回が目安です。

2.生後2-3か月のミルク育児

1回あたりの哺乳量は140-160ml前後で、1日の授乳回数は6-8回が目安です。

3.生後3-5か月のミルク育児

1回あたりの哺乳量は160-200ml前後で、1日4-5回程度が目安です。1日トータルの目安量は800-1000mlくらいです。

赤ちゃんの哺乳量と授乳回数の目安

新生児の1か月間は赤ちゃんの体重が1.6倍、身長が15%前後増加する急激な成長時期です。日々哺乳量が変わるため、単純に「1回あたりの授乳量は100-120ml前後で~~」とは考えず、赤ちゃんの成長に応じた授乳が必要です。

もう少し細かく赤ちゃんの哺乳量と授乳回数を以下を参考に見てみます。これを見ると、早期新生児期、新生児期、それ以降の哺乳量と授乳回数の目安がわかります。

参考|哺乳量の目安|北海道大学大学院歯学研究科・歯学部※リンク切れ

日数 1回哺乳量 間隔 回数 1日の総量
生後1日 0-16ml 3時間 6-8回 -60ml
生後2日 10-20ml 3時間 6-8回 60-120ml
生後3日 20-30ml 3時間 6-8回 120-180ml
生後4日 30-40ml 3時間 6-8回 180-240ml
生後5日 40-50ml 3時間 6-8回 240-300ml
生後6日 50-60ml 3時間 6-8回 300-360ml
生後7日 60-70ml 3時間 6-8回 360-420ml
生後8日 70-80ml 3時間 6-8回 420-480ml
生後9日 80-90ml 3時間 6-8回 480-540ml
生後10日 90-100ml 3時間 6-8回 540-600ml
生後11-14日 100-110ml 3時間 6-8回 600-660ml
生後15-30日 110-150ml 3時間 6-8回 600-700ml
生後2-3か月 150ml位 4-5回 700-800ml
生後3-4か月 160-180ml 4-5回 800-900ml
生後4-5か月 160-200ml 4-5回 800-1000ml

母乳育児にしてもミルク育児にしても、生後1か月までは体重がどんどん増えています。赤ちゃんの1日のおしっこ回数が5-6回以上あることを目安にし、生後2-3か月あたりから哺乳量と授乳回数を調整して生活リズムを整えましょう。

ただし、出産後3-5日前後に限り「生理的体重減少」があることも認識しておきましょう。

出産後に新生児の体重が減る…生理的体重減少の原因と割合

授乳にも赤ちゃんの個性が出る

母乳よりもミルクの方が哺乳量や授乳回数に細かい目安がありますが、赤ちゃんの性格や育ち具合、授乳姿勢によってに哺乳量や授乳回数は違います。

また、1日単位で見ると授乳の環境、誰が哺乳瓶で飲ませるか、どのような姿勢で飲ませるかなどの要素で、赤ちゃんの哺乳量や授乳回数も変わる場合があります。

腰や肩が辛い…疲れる…正しい授乳姿勢と赤ちゃんの抱き方のコツ

そのため、目安通りにピッタリ飲んでくれればママも楽ちんなのですが、そんなに簡単にうまくはいきません(^_^;)

ただし、赤ちゃん毎に1日に必要なエネルギーに大きな差があるわけではないので、ママは母乳不足にならないように授乳回数を増やしたり、哺乳量を増やすことで、赤ちゃんが十分成長できる工夫をしなければいけません。

赤ちゃんの母乳不足のサインは?1日の体重増加やおしっこ量など

早めに赤ちゃんの授乳スタイルを見つけて確立できれば、赤ちゃんも授乳に満足しますし、ママも今より楽に授乳が行えると思います。

赤ちゃんの哺乳量、授乳回数を押さえるよりも、まずは完全母乳育児、完全ミルク育児、混合育児から授乳方法を選ばなければいけませんね。

完母・完ミ・混合がどのくらいの割合なのか、また、どのような悩みを抱えているかを知っておくと授乳方法を選ぶ参考になるかもしれません。

完母・混合・完ミの割合と各々の授乳方法でママが抱える悩み

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