ママ注意!子どもに現れる16の愛情不足のサインとは

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子どもの愛情不足は形になって現れる

「愛情は形が見えないが、実感できるもの。」子どもと十分な愛着関係が築けている親にとっては、「愛情」はたしかに存在するものとして実感しているのではないでしょうか。

誰かに愛情を向ける行為は、人によって価値観が異なります。そのため、自分では子どもに愛情を与えているつもりでも、子どもが愛情を感じられなければ意味がありません。

たとえば、ドラマなどでよくある例としては「わたしはいつでも子どもが欲しいと思うものは全て買い与えてきたのに!」という親の一方的な愛情表現方法です。

子どもが何かを欲しいと思う場合、お金などの価値で比較するわけではありません。そのため、どれだけ子どもが欲しいと思う物を買い与えても、子どもはそこに親の愛情を感じない、という例です。

小学生や中学生くらいになると、そのような親に対して何らかの自己表現をすることはできます。ところが、未就学児(3-6歳ほど)の場合は、まだ自己表現がうまくできません。

そのため、子どもに親からの愛情不足によるストレスが、異質な行動や病気の症状などに現れてしまうことがあります。

今回は、子どもが親に対して抱く愛情不足を表す行動・サインなどについてお話したいと思います。

子どもが発信する愛情不足のサイン

子どもは親からの愛情が不足していて、精神的に不安定な状態の場合に、それを自分で処理することはできません。そのため、子どもなりのサインを出しています。

愛情不足のサイン1.指しゃぶり

赤ちゃんのころはお腹が空いた、寂しい、眠たいなど欲求を表す行動として指しゃぶりをしますが、手足が器用になり、言動や行動による自己表現ができるようになる3歳ごろには自然に消えていくものです。

ところが、子どもが3歳を過ぎても指しゃぶりが治らない場合は、心に不安やストレスを感じている場合があります。

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愛情不足のサイン2.歯ぎしり

もし、昼間に子どもから何も愛情不足サインが感じられなかったとしても、夜寝ているときに不安やストレスが歯ぎしりとして現れる場合があります。

子どもの歯ぎしりは、噛み合わせの調整や生え変わりのむず痒さでも行いますが、それらの時期に合わない歯ぎしりの場合には注意が必要です。

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愛情不足のサイン3.性器いじり

男の子でも女の子でも小さいころに性器いじりはするものですが、愛情不足によるストレスが原因で触っている場合もあります。

もし、ママが子どもの気持ちを理解せずに、「いつもちんちんばっかり触るな!」と怒ってしまうと、子どもは余計にママに拒絶されたと感じて傷ついてしまいます。

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愛情不足のサイン4.機能性難聴(心因性難聴)

耳や聴覚機能に異常がない、また病気や外傷もないにもかかわらず、突然耳が聞こえなくなってしまった場合は、心因性難聴を疑うことになります。

これは特に、女児や小学生に多く見られるストレス性の難聴で、愛情不足のサインとして発症する場合があります。

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愛情不足のサイン5.おねしょ・夜尿症

たとえ3歳でおねしょを卒業できたとしても、親からの愛情不足によるストレスでおねしょが復活してしまう場合があります。特に、子どもがママにきつく叱られた次の日におねしょをしてしまった経験はないでしょうか?

子どもは大好きなママに強く叱られることで「嫌われたくない。」という気持ちがストレスになり、そのストレスのせいでおねしょをしてしまいます。

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愛情不足のサイン6.寝ぼけ・夜驚症

夜驚症とは、夜中に目が覚めて大声で泣き叫ぶなどのパニックを起こすことです。

夜驚症の原因は、子どもの眠りが浅いときに脳が日中に感じた強いストレスをトレースしてしまい、ノンレム睡眠からいきなり覚醒してしまうことです。

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愛情不足のサイン7.怒りっぽい・ワガママ

子どもは小さいころに親とスキンシップを繰り返すことで、愛情ホルモンのオキシトシンが分泌されやすくなります。

オキシトシンは、考え方や気分を変えて心を落ち着ける効果もありますが、親子のスキンシップが少なかった子どもは、オキシトシンが分泌されにくくなり、怒りっぽくなったり、ワガママを自制できなくなってしまいます。

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また、赤ちゃん返りをした子も親の興味をひくために怒りっぽくなったり、ワガママになる傾向があります。

愛情不足のサイン8.嘘をつく

ママが働いていて、子どもも毎日保育園や幼稚園に通っていると、親子が会える時間が少なくなってしまいます。

たとえば、病気になったときにずっとママといっしょに入られることを1度知ってしまうと、次から寂しくなった場合に「なんかお腹痛い。」「風邪引いたかも。」という嘘をつくようになる場合があります。

愛情不足のサイン9.物を隠す・壊す

子どもがママに寂しさを言葉で伝えても、「仕方がない。」「わがまま言わないで。」など、ママが取り合ってくれない場合は、ママの気を惹くために物を隠したり、わざと物を壊したりすることがあります。

特に、ママのスマホ、財布、カバンなど仕事に行くときに必要な物を隠したり、ママのコップやお皿などをお気に入りの物を壊すことが多いようです。

愛情不足のサイン10.やたらと甘える

子どもがやたらと甘えてきたときは、愛情不足のせいかもしれません。特に、2人目ができて上の子にあまり構えなくなったり、「もうお兄ちゃんなんだから。」という言葉をやたらに使うと、甘えの傾向が強くなる場合があります。

また、子どもは甘えることで親の愛情を確認しますが、そこで突き放してしまうと、ワガママになる、嘘をつく、物を壊すなどのストレス行動が現れる可能性があるため、ママは子どもが愛情不足にならないように甘えに応じてあげましょう。

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愛情不足のサイン11.ママを避ける、拒絶する

ママが子どもに愛情を注いでいなかった場合、子どもはママを安全基地と認識できないため、ママを避けたり、拒絶する場合があります。

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愛情不足のサイン12.他人に甘える

ママやパパに甘えられない子は、身近にいる他の大人に対して甘えたり、愛情不足のサインを出す場合があります。

愛情不足のサイン13.外部に助けを求める

自分の親から愛情をもらえない場合、子どもは外部に甘え以外の助けを求める行動を取る場合があります。

以前にわたしが経験した子どもの愛情不足サインは、両親が共働きで夜2人で過ごす近所の小学生と保育園児の兄弟が、「何か食べさせてください。」とやって来る行動でした。思い出すと涙が出そうになります。

愛情不足のサイン14.自分を傷つける

わざと転んで擦りむいたり、木の棒で腕をペシペシ叩いたり、擦りつけたりして作った傷を親や保育士に見せてくる子がいます。

もちろん、子どもは心配してもらう目的、面白がってもらう目的で自傷行為を繰り返してしまいます。

愛情不足のサイン15.自分で何でもしようとする

自分で何でもできるようにするという教育方針は良いことだと思いますが、本来親がするべきことでスキンシップが取れていない分、他で愛情表現をする時間を作らなければいけません。

表面的にはしっかりしている子でも、突然感情がコントロールできなくなったり、自傷したり、他の子をいじめたりする場合は、子どもが自分のためではなく、親のためにそうしている場合が見受けられます。

愛情不足のサイン16.感情表現がなくなる

子どもは、面白かったことやイライラしたことなど、何でもママやパパに共有したがります。子どもの「ねーねー」「ねーママー」は1日何十回も聞きますよね。

小さいころに親がこれらの声に耳を傾けないことで、親の愛情を感じられなかった子は、楽しい悲しいなどの感情表現が乏しくなる傾向があります。そのような子は、もちろんコミュニケーション能力も成長しません。

子どもへの愛情は質か?量か?

親の愛情不足で現れる子どもの行動とは、ストレスが行動に現れるものです。そのため、子どもの愛情不足のサインは上に挙げたものだけではなく、他にも様々な行動が考えられます。

お友だちに暴力を振るったり、保育士や大人に攻撃的になったり、万引きをしたり……などなど、やってはいけないことだと認識しながら繰り返す子も少なくありません。

もちろん、愛情不足のサインを出す子どもには親の愛情が必要なのですが、愛情は質なのか、量なのかという疑問を抱く人もいるでしょう。

これは、特に子どもとの接触時間が少ないことが気になる共働き夫婦やシングルマザーにとっては、切実な問題だと思います。

3歳児神話や愛着関係のお話で少し触れましたが、たとえ親でなくても愛着関係を築くことはできますし、3歳まで親がずっといっしょにいなければ子どもが精神的に育たないわけではありません。

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「だったら、愛情は量より質ということ?」と思うかもしれませんが、ママやパパが注いだ愛情に子どもが満足するかどうかは、その子にしかわからないため、愛情の質を定義することは難しいでしょう。

愛情は子どもを甘やかすことではありませんし、厳しく育てることでもありません。子どものことを想い、子どもの将来を想うからこそ出る言葉だったり、行動だったりするものだと思います。

そのため、個人的には愛情を量や質で考えることはしないのですが、一つ言えるのは、子どもが自分のことを見てくれていると感じるのは、親が真剣に子どもに向き合っているかどうかです。

あまり時間がなくても、他のお家と違っても、ママやパパが正面から一生懸命子どもと向き合う時間を少しでも作ってあげられれば、子どももきっと親の愛情を感じることができ、愛情不足のサインもなくなっていくはずです。

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