ベビーカーはいつまで使う?A型・B型の違いと10の選び方

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ベビーカーは育児の必須アイテム

現代の育児の必須アイテムの1つに、ベビーカーがあります。特に、都市圏に住むママは歩いて移動することが多いため、使いやすいベビーカーを持っていないと移動が苦痛です。

もちろん、抱っこひもやおんぶひもを使って、赤ちゃんを抱えて歩いても良いのですが、赤ちゃんは生後3か月には出生体重の倍以上になります。流石に、約6kgの子を抱えて歩き回るのは厳しいですよね。

わたしが住んでいる場所は都市圏ではないため、移動手段は車が中心だったのですが、たまに歩いて5分のスーパーに抱っこで買い物に行くと、帰りがとても大変だったためベビーカーは必須でした。

ところで、赤ちゃんは生後何か月からベビーカーに乗せても良いのでしょうか。また、ベビーカーは何歳まで使えるもの(使ったほうが良い・使っても変ではないもの)なのでしょうか。

今回は、赤ちゃんをベビーカーに乗せても良いのはいつからいつまでなのか、また、ベビーカーの大まかな種類や特徴についてお話したいと思います。

ベビーカーはいつから使える?

赤ちゃんを連れて外出できるようになるのは、一般的には産後の1か月検診で医師の許可をもらってからです。そして、生後1か月の赤ちゃんからベビーカーを使えます。

もちろん、お散歩に行くときに無理やりベビーカーを使う必要はありません。赤ちゃんの体重が軽いうちは、抱っこひもでのんびりとお散歩を楽しんだ方が良いとは思います。

生後1か月の赤ちゃんは、起きている時間も少なく、いつ目が覚めておっぱいを欲しがるかわかりません。もちろん、首もすわっていないため、ベビーカーを使って遠出をする必要はありません。

ただ、お買い物に行ったり、生活に必要な用事も発生するため、「のんびりはしていられない!」というママも多いはずです。

では、生後1か月の赤ちゃんに対して、どのようなベビーカーを使えば良いのでしょうか。

ベビーカーは、大きく分けるとA型、B型、バギーの3種類があります。中でもA型、B型のベビーカーがメインで、この2つは赤ちゃんが使用できる年齢が違います。

そのため、生後間もなくビーカーでお出かけをしなければいけないママは、ベビーカーの種類を間違えないようにしましょう。

A型・B型ベビーカー、バギーの特徴

では、A型、B型、バギーそれぞれのベビーカーの特徴を見ていきましょう。

ベビーカーの種類.A型

A型ベビーカーを使用できる時期は、生後1か月から2歳ごろまでです。

A型ベビーカーはどっしりとしてタイヤも大きく安定性が高いベビーカーで、座面をリクライニングしてパタッと水平に倒せるため、首がすわっていない赤ちゃんを寝かせて移動するには最適です。

持ち手部分を前後に切り替えることで、赤ちゃんとママが向き合う対面式、赤ちゃんが周囲を見渡せる背面式を使い分けられる両対面式の需要が高いですね。

生後5-6か月ごろまでは座面をフラットにして、対面式で赤ちゃんの顔を見ながら移動することが多く、腰すわり・お座りができるようになってからは、座面を起こして使うのですが、赤ちゃんが寂しがり屋か好奇心旺盛かで対面と背面を使い分けるイメージです。

ただし、どっしりとして安定性が高いため、他のタイプのベビーカーに比べて重量が重く、持ち運びには適していませんし、折り畳んでもスペースを取ります。

そのため、赤ちゃんが大きくなると、移動の利便性のために途中で買い替えることが多いと思います。

ベビーカーの種類.B型

B型ベビーカーを使用できる時期は、生後7か月から3歳ごろまでです。

B型ベビーカーは座面がフラットにならないため、赤ちゃんが腰すわり・お座りをできるようになってから使い始めます。

赤ちゃんが、お座りできるようになる目安は生後7か月前後です。といっても、お座りは時期の差が出やすいため、生後5-9か月ごろを目安にB型ベビーカーを使うと考えれば良いでしょう。

生後7か月を過ぎると、赤ちゃんの体重は6-7kgを超えます。赤ちゃんとのお出かけも多くなるため、軽くて持ち運びやすく移動しやすいB型ベビーカーの需要が高まります。

そのため、B型ベビーカーは背面式がメインで、A型ベビーカーよりも機能が少なく、軽さや小回りを重視して作られています。

ベビーカーの種類.バギー

バギータイプのベビーカーを使用できる時期は、生後7か月から2-3歳ごろまでです。

バギーは、B型ベビーカーよりも更に軽さを追求し、持ち運びやすさ、使いやすさを求めるママに向いているベビーカーです。

ただし、軽量で簡易的に作られているため、赤ちゃんがしっかりお座りできなければ、疲れてしまったり、腰を痛めてしまう可能性があります。

そのため、よりアクティブな1歳前を目安にすると良いと思います。バギーを使いたい場合は赤ちゃんの成長を見極めて使うと良いでしょう。

本当のベビーカーの選び方

A型、B型、バギーの特徴を挙げましたが、ベビーカーは商品の進化のおかげで、タイプに境目がなくなってきています。そのため、A型、B型、バギーの特徴を押さえつつ、使う環境を考えて選ぶようにしましょう。

ちなみに、トレンド総研が行なったアンケート調査によると、ベビーカーを選ぶ基準は「安全性(74%)」「価格(66%)」「押しやすさ、軽さ、耐久性(58%)」が上位です。

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引用|乳幼児の熱中症、対策は「水分補給」「ベビーカー」「サインを見逃さない」 | マイナビニュース

選び方1.対象年齢の確認

ベビーカーには対象年齢(対象月齢)が記載されています。生後1か月、生後2か月、生後4か月、生後7か月からのものがあるため、いつから使いたいのかを考えて選びましょう。

また、何歳まで使えるかも重要です。こちらも、2歳、3歳、4歳まで使えるものがあるため、いつまで使うかを考えて選びましょう。ただ、初めての赤ちゃんの場合、2歳、3歳、4歳の生活がイメージできないと思います。

個人的な意見ですが、お出かけが多い家庭であれば2歳ではなく3歳対象のベビーカーがおすすめです。なぜなら、3歳前の子どもは思っているより自分で歩いてくれませんし、疲れるとすぐ眠ってしまうからです。

逆に4歳は集団生活に慣れているため、外でママに抱っこをされていると恥ずかしいと感じる子が増えます(これも個人差がありますが……)。

選び方2.リクライニングの確認

生後7か月よりも前に使いたい場合は、基本的にA型を検討します。歩いて移動が多い都市圏のママは、まずA型を選ぶようにしましょう。

生後7か月よりも前の赤ちゃんをベビーカーに乗せる際は、できるだけフラットなリクライニングは必須です。

ただし、SG規格において生後1か月から使えるものは150度以上のリクライニングが基準になっています。そのため、150度以上でどこまで座面を倒せるかは確認が必要です。

B型の中にもリクライニングできるベビーカーはありますが、一部(アップリカのスティックなど)を除いてほとんどが150度以上にはならないため、小さな赤ちゃんには使えません。

また、A型を長く使いたい場合は、リクライニングを起こしたときの角度が110-150度とタイプによって異なるため、慎重に選ぶようにしましょう。

選び方3.重さの確認

ベビーカーの用途や使う環境によって、ベビーカー自体の重さはとても重要です。

特に、赤ちゃんをベビーカーに乗せて毎日お買い物に行くママ、毎日公共交通機関を利用するママは、できるだけ軽い方が良いと思います。

ベビーカーの重さの目安は、A型が4.5kg-8kg、B型が3kg-6kg、バギーが2kg-4kgほどです。この重さを見てわかる通り、B型がA型よりも軽いと言っても、A型の最軽量クラスであればB型の中量級クラスだということです。

そのため、小さな赤ちゃんが乗るA型ベビーカーが、B型に比べて必ずしも重いわけではありません。

選び方4.値段の確認

値段はベビーカーによってピンきりですが、一般的にはA型が1番高くて3-6万円前後、B型は2-5万円前後、バギーが1-3万円前後となっています。

値段の違いは機能の違いでもありますが、新旧モデルの違いでもあるため値段が高いから良いベビーカーだとは言えません。どちらにしても3年しか使わないものなので、「最新型!」のコピーに踊らされないようにしましょう。

選び方5.折りたたみやすさの確認

最近のベビーカーは、バギーも含めて折りたたみ可能なタイプが増えています。そのため、まず折りたためるかどうかのチェックが必要です。

次に、折りたたみができても手元でワンタッチで折りたたみができるタイプ、両手を使うタイプ、足も使うタイプなどがあります。

ベビーカーを折りたたむときは、赤ちゃんを抱っこして折りたたむことをイメージしながら、折りたたみやすさの確認をした方が良いでしょう。

選び方6.折りたたみサイズの確認

折りたたんだときのベビーカーのサイズは、できるだけコンパクトな方が良いですね。

もちろん、バギー、B型、A型の順にコンパクトに折りたためますが、タイプによる差よりも種類による差の方が大きいと思います。重さと同様、これも比べなければわかりません。

特に、普段からバスや電車に乗らなければいけないママは、折り畳んだサイズがコンパクトな方が安心できるでしょう。

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選び方7.日除けの確認

ベビーカーの上部についている日除け用のホロは、大きさがそれぞれ違います。また、可動具合も違います。

特に、A型は大きく可動域が大きいのですが(可動域はまちまち)、バギータイプの中には「これ日除けにならないよね……。」というものもあります。

赤ちゃんの肌は弱いため、1歳ごろまではある程度日除けができるホロがついたタイプがおすすめです。

選び方8.荷物スペースの確認

ベビーカーが必要な理由は赤ちゃんと散歩をするためではなく、赤ちゃんを連れて買い物など日常の用事を済ますためです。

そのため、買い物後のエコバッグなどを置く荷物スペースがあると便利です。特に、毎回大量の荷物を持ち運ぶママは、基本的に荷物スペースも大きく取られているA型が良いでしょう。

ベビーカーの種類によっては、小ポケットが複数ついたタイプもあります。赤ちゃんに必要な小物やママの飲み物を入れるなど、あると便利だというママはチェックしてください。

選び方9.目立ち具合の確認

ベビーカーがある程度目立った方が良いのは、「あのベビーカー素敵ね!」と言われたいわけではなく、目立たないとどこにあるかわからなくなるためです。

たとえば、動物園などで○○コーナーに入るときは、ベビーカーを外に置いて館内に入るなどのルールがあったりします。

一通り見終わってベビーカーを取りに行くと、ズラッと40-50台ほどのベビーカーが……。わたしも1度間違えられました。シンプル過ぎるとわからなくなりますが、ストラップなどを付けても良いですね。

選び方10.暑さ対策の確認

夏場に赤ちゃんをベビーカーに乗せる際に注意すべき点は、暑さ対策です。実際に、ベビーカーの中に手を入れると暑さがわかります。

実際の温度はあちこちで情報を見かけますが、ベビーカーの中と外では4-6度ほど違うようです。つまり、気温32度だとベビーカーの中は38度の可能性があるんです。

そのため、ベビーカーはメッシュ素材など通気性が良く、地面から高く調節できる方が良いでしょう。ただし、ベビーカーの作り的に暑くても、保冷剤を入れるスペースやポケットがあると安心です。

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A型からB型ベビーカーに替える時期

最初にA型ベビーカーを購入して、途中でB型ベビーカー(またはバギー)に替えるママは、ベビーカーの買い替え時期が気になりますね。

本やネットで買い替え時期は色々と言われていますが、わたしは基本的には買い替える必要がないと思っています。

前述しましたが、A型が4.5kg-8kg、B型が3kg-6kg、バギーが2kg-4kgほどなので、軽量のA型を購入すれば2-3歳前後まで使えます。

ただし、安定性抜群の多機能A型を購入した場合、またはA型を使い潰してしまった場合は、年齢によってB型にするか、バギーにするかを検討しても良いと思います。

1歳前後までならB型、1歳半-2歳過ぎまでならバギーというイメージです。

ただしこちらも、子どもの成長具合や性格(歩くのが好きかどうかなど)によります。育児の予定は常に未定です。

ベビーカーはいつまで使う?

先程の話に関わりますが、もし1歳過ぎにA型ベビーカーが壊れた場合、「もうひとり歩きできるし、ベビーカーいらないかな。」とはなりません。

子どもは歩き疲れるとぐずります。ちょっと歩いて「がんばって歩いたねー。」と褒めると、さらに数百メートルは歩くかもしれませんが、そこからはもう歩けません。

2-3歳の子どもの体重は12-15kg……、抱っことおんぶで10-15分が限界です。そのため、最低でも2歳、通常は3歳までベビーカーが必要と考えましょう。

ただし、子どもが乗らないベビーカーはただの荷物です。どこにどのくらいの時間お出かけするかを考えて、最善の方法をとってください。

子どもの遊び場や広いスペースに行くなら、子どもを乗せなくても手荷物を乗せてゴロゴロ移動できますが、人が多い公共の場所へ行くと邪魔ですよね。

また、いつまでベビーカーを使っても恥ずかしくないのかと悩むママもいると思います。

あまり心配しなくても集団生活が始まれば乗らなくなりますし、たとえ乗りたいと言っても、「もう保育園(幼稚園)に行くんだから、乗れないんだよ。」と言って、隠してしまえば問題ありません。

基本的には、ひとり歩きが始まったころから積極的に公園に行ったり、散歩をしながら徐々に子どもが歩ける距離を伸ばしていきましょう。

ベビーカーを使う年齢に決まりがあるわけではないため、ライフスタイルに合わせて使う時期を決めます。もちろん、使用時の年齢制限は守ってください。

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