母子手帳はいつ交付される?紛失時の再発行や引越した場合は?

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母子手帳はいつもらえるもの?

女性が妊娠を実感するタイミングは、人それぞれです。

もちろん、妊娠中の色々な経験や体調の変化などによって徐々に妊娠を実感する人は多いと思いますが、わたしは母子手帳をもらったときに初めて妊娠を実感できました。

個人的には妊娠前にも何度か母子手帳を読んだことがありましたが、普段赤ちゃんと縁がない人にとっては交付後に初めて見るものだと思います。持ち帰った母子手帳を読み漁った人も多いでしょう。

さて、そんな母子手帳ですが、いつ・どこで・どんな風に手続きをして、どうやってもらえば良いか知っていますか?

また、母子手帳をもらったらどう管理し、万が一失くしてしまった場合にどうすれば良いのか分かりますか?

母子手帳には妊娠、出産、その後の育児について色々と書かれていますが、交付されなければそれも読めません。

そこで今回は、母子手帳はいつどこでもらうのか、もらい方やもらった後の扱い方、また万が一なくしてしまった場合や引越した場合にどうすれば良いかについてお話したいと思います。

母子手帳が交付されるまでの流れ

母子手帳はどこでどのようにもらえば良いのか、流れを見ていきます。

交付の流れ1.病院で妊娠の確定

今は多くの人が妊娠検査薬の使用後に病院で妊娠検査を行ない、医師の診断で妊娠の有無を判断しているでしょう。妊娠検査で、医師が「胎嚢」「胎芽」「心拍」を確認できたら妊娠確定です。

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胎児の心拍が聞こえるのは妊娠6週から妊娠7週、出産予定日がわかるのは妊娠8週から妊娠10週程なので、妊娠予定日がわかれば、医師から「母子手帳をもらってきてください。」と言われると思います。

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交付の流れ2.妊娠届出書(にんしんとどけでしょ)の提出

妊娠が確定したら、「妊娠届出書」を市区町村役所の市民課など(自治体により名前が違う)の窓口に提出して、妊娠を明らかにします(母子保健法第15条)。

妊娠届出書とは、妊娠が確定したときに病院でもらう妊娠を報告する書類のことです。妊娠届出書に必要事項を記載して窓口に提出すれば、母子手帳や妊婦健診の受診券(妊婦健診の助成)などを受け取ることができます。

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母子手帳をもらうためには、以下のものが必要です。持ち物は地方自治体によって異なるため、事前に確認しましょう。

母子手帳をもらうために必要なもの
・妊娠届出書
・妊娠証明書
・身分証明証

妊娠証明書は、病院で発行される妊娠を証明するための書類です。窓口では、妊娠届出書、妊娠証明書以外に運転免許証や保険証などの身分証明証の提示を求められることもあります。

妊娠届出書の提出は代理人(旦那さんや家族など)でも構わない自治体もあります。代理人にお願いする場合は、代理人の身分証明証が必要になります。

交付の流れ3.母子手帳の交付

一通りの必要物を提出すると、すぐに窓口で母子手帳が交付されます(母子保健法第16条)。

またその際、妊婦健診の助成制度として14枚前後の受診券(または補助券)が発行されます。妊婦健診の受診券は、これから妊婦健診を受ける際に使える割引券のようなものです。

受診券は地方自治体によって内容が違います。利用できるサービスは地域によって違うので必ず確認してください。たとえば品川区の場合は以下のものが交付されます(2016年の時点)。

品川区の場合は通常の妊婦健診の受診券に超音波検査の受診券も合わせて、以下の様な内訳で15枚もらえます。

・初回妊婦健康診査受診券8,450円上限×1枚
・2-14回妊婦健康診査受診券5,150円上限×13枚
・妊婦超音波検査受診券5,300円上限×1枚

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さらに、地方自治体によって、育児の小冊子や各種イベント(パパ・ママ学級など)の案内用紙、アメニティグッズなどなどがもらえます。

交付の流れ4.病院で交付される場合も

母子手帳のもらい方のその他の方法として、妊娠届出書を病院が用意してそこで記載すると、母子手帳交付の手続きまで行なって病院で受け取ることが可能な地域もあるそうです。

母子手帳を紛失したときの再発行方法など

では、もし母子手帳をなくしたり、引越しをした場合はどうすれば良いのでしょうか。

少し古い資料ですが、子ども家庭総合研究事業では「母子健康手帳の評価とさらなる活用に関する研究」の中で、母子手帳の紛失率について「1%未満と予想以上に低かった」と触れています。100人中1人なら十分多い気がしますが(^_^;)

手帳の紛失経験は、1%未満と予想以上に低かったが、逆に言えばそれだけ大切に保管され利用されていないとも解釈できる。

引用|母子健康手帳の評価とさらなる活用に関する研究|子ども家庭総合研究事業

1.母子手帳の再発行

母子手帳は出産までではなく、生まれた子が小学校に入学するまで使い続けるものです。そのため、母子手帳を失くしたり、破損したり、盗難にあった場合は、すぐに再発行の手続きを行ってください。

再発行をするには地方自治体のホームページから「母子健康手帳再交付申請書(名称は地方自治体による)」をダウンロードするか、窓口でもらい、申請書に必要事項を記載して保健センターに提出してください。

2.母子手帳の記録について

母子手帳を紛失すると、これまで記載された子どもの出産の記録や成長の記録や予防接種の記録はなくなってしまいますし、ママの妊婦健診の記録もなくなってしまいます。

これらの記録は病院に行ってお願いをすれば過去のカルテから再記入してもらえる場合もあるそうですが、記録の再記入行為自体はその病院の善意によって行われるものなので、絶対に期待してはいけません。通常は断られると思った方が良いと思います。

3.妊婦健診の受診券について

妊婦健診の受診券は母子手帳といっしょに利用するため、いっしょに保管してください。そのため、妊娠期間中に母子手帳を失くすと、妊婦健診の受診券も失くしてしまうことが多いと思います。

残念ながら妊婦健診の受診券は再発行されないため、それ以降の妊婦健診は割引無しで受診しなければいけません。

妊娠は病気ではないため、妊婦健診の費用は保険適用外です。妊婦健診は1回あたり5000円から15000円ほど、出産前までに12-16回受けるため大きな出費になります。

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4.引越しした場合の母子手帳

もし引越しをして住所が変わった場合、母子手帳はそのまま使い続けても問題ありません。

ただし、妊婦健診の受診券は一般的に交付された市区町村の病院でしか使えないため、引越し先の地方自治体の窓口に行き、受診券の交換手続き申請を行う必要があります。

その際は、母子手帳と未使用の受診券、身分証明書、印鑑を持って、交換手続きを行うようにしましょう(地方自治体によって持ち物が変わる場合があります)。

母子手帳は大切に保管・管理しよう

母子手帳には、妊娠、出産、子育ての思い出が記録されていきます。後から母子手帳を見ることで、そのときの思い出が蘇ってきます。

そのため、母子手帳をもらう行為自体が難しくないからと言って、もらった後に適当に扱わないようにしましょう。

わたしも息子と娘の母子手帳をときどき何気なく見返します。子どもたちの成長の記録を見ると、楽しかったこと、辛かったこと、色々な思い出が蘇ってきます。その思い出は何にも代えがたいものです。

もし、母子手帳を雑に扱って失くしてしまったら、思い出も振り返れなくなってしまいます。もちろん、母子手帳の再発行後に安易に病院に行って記録の再記入をお願いするのは……やっぱり失礼なので避けたいですね。

また、母子手帳は6-7年ほど使うので、大切に扱わないとすぐにボロボロになります。そのため、母子手帳ケースで管理するようにしましょう。

可愛くて便利な母子手帳ケースはたくさん販売されています。母子手帳ケースも母子手帳といっしょに思い出として残るため、なるべく丈夫で可愛いものを選びましょう。

母子手帳ケースの話は、まとめてまた別途お伝えしたいと思います。

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