1歳・2歳・3歳の子供が歯磨き・仕上げ磨きを嫌がる理由は?

歯磨きを嫌がる理由

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子供の歯磨き嫌いでストレスが溜まる

「うちの子は歯磨きが大好きで、毎食後必ず歯を磨くの。しかも、仕上げ磨きも全然嫌がらないの。」……そんな子がいたら、ぜひ会ってみたいですね(^_^;)

普通、子供の歯磨きは、「ねぇ、歯磨きした?」「早く歯磨きしなさい!」「仕上げ磨きしてないのに布団に入らないの!」というやり取りが、ほぼ毎日続くはずです。

あまりにも子供が歯磨きを嫌がるので、「もう仕方ない……乳歯のうちに虫歯になって1度痛い思いをしないと……。」と思っているママもいるかもしれませんが、乳歯だけでなく永久歯の虫歯予防のためにも、1歳から3歳までに作る歯磨き習慣はとても大切です。

なぜなら、感染した虫歯菌が口内に定着しやすいのは2歳半ごろまでで、それまでになるべく虫歯菌の感染を最小限に抑えなければ、子供が虫歯になる確率が高まるからです。

そして、たとえ乳歯が全て永久歯に生え替わっても、口の中に虫歯菌が定着していると、永久歯も虫歯になる確率が上がります。

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子供の歯磨き習慣が大切なことはわかりますが、子供が毎日歯磨きや仕上げ磨きを嫌がるとママもストレスが溜まります。なぜ子供は、あれほど歯磨きを嫌がるのでしょうか……。

今回は、子供が歯磨き・仕上げ磨きを嫌がる理由についてお話したいと思います。

子供の年齢別虫歯の割合

子供の歯磨き嫌いの理由を知る前に、子供に虫歯ができる割合を知っておきましょう。

厚生労働省が調査した平成5・11・17・23年度の虫歯を持つ子供の割合をグラフにすると以下のようになります。

虫歯を持つ子供の割合

平成23年度だけを抜き出すと、最近の子供は以下の割合で虫歯を持っていることがわかります。

1歳|0.0%(0.0%)
2歳|7.5%(7.5%)
3歳|25.0%(25.0%)
4歳|34.8%(19.6%)
5歳|50.0%(16.7%)
6歳|42.1%(5.3%)
7歳|55.6%(6.7%)
8歳|69.2%(7.7%)
9歳|46.7%(13.3%)
10歳|52.1%(8.3%)
11歳|26.3%(0.0%)
12歳|27.0%(8.1%)

カッコ内は未処理歯がある者
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2歳で13人に1人、5歳になると2人に1人が虫歯を経験しています。しかも、10歳まで虫歯の割合はずっと50%前後……ということは、生えたばかりの永久歯に虫歯がある子もほぼ50%以上いるということですね……。

こうならないために、1歳・2歳・3歳の歯磨き・仕上げ磨き習慣が大切になります。

子供が歯磨き・仕上げ磨きを嫌がる理由

では、子供が泣いて暴れるほど歯磨き・仕上げ磨きを嫌がる理由は何でしょうか。

理由1.歯ブラシの感覚に慣れていないから

歯ブラシは、これまで子供が口の中に入れたどんな物とも違います。そのため、歯ブラシが歯茎や内頬に当たる感覚に違和感や刺激を感じて嫌がります。

最初は歯ブラシをガシガシ噛ませても良いので、少しずつ歯ブラシの感覚に慣れさせましょう。

理由2.むりやり口を開けられたから

ママは「可愛いわが子を虫歯にしたくない!」という一心で、機械的、強制的に子供の歯磨きを行います。

膝の上に子供の頭を乗せて、「はい、お口あーんして。……あーんして。あーんしなさい!」と手を入れて無理やり口を開けることも……。これが毎日続けば、子供も歯磨きが嫌になるでしょう。

理由3.ママの歯磨きが痛かったから

歯磨きは、離乳食前は水分を含んだガーゼでキュキュっと乳歯を磨くだけでOKです。ところが、離乳食が始まると、生えた歯のすき間に食べかすが残るため、歯ブラシが登場します。

最初はママも気合が入るため、つい力を入れてゴシゴシゴシ……。それが痛いと、子供は歯磨きが嫌になってしまいます。

理由4.唾液が溜まって苦しいから

歯磨きをしていると、口の中に唾液が溜まります。この唾液を子供が上手く飲み込めないと苦しくなり、歯磨きを嫌いになってしまいます。

子供の唾液が溜まってきたら、一度飲み込ませてください。「ペッ」とさせに行くと歯磨きが中断し、歯磨きの再開が難しくなります。

理由5.歯磨きが楽しくないから

子供は楽しいから行動し、楽しくないから行動しない生き物です。歯を磨くよりもテレビを見たい、歯を磨くよりも遊びたい、歯を磨くよりも早く寝たいが優先です。

歯磨きの必要性なんて考えませんし、「虫歯になるよ!」と脅してもピンと来ません。また、長い間じっとしていることも苦手です。とにかく、歯磨きが楽しくありません。

理由6.ママが怒るから

子供が歯磨きを嫌がるため、ママは怒ってでも歯磨きをしなきゃいけないと考えます。でも、ママが怒ると、子供は余計に歯磨きを嫌がります。このループはとても厄介です……。

理由7.イヤイヤ期がやってくるから

子供は、2歳を過ぎると何でもかんでも「イヤ!」と言う魔のイヤイヤ期がやってきます。

機嫌が良さそうな時に「歯磨きしよっ!」と言うしかないですね。でも、機嫌が良くても急に火がつくからな……。本当は、イヤイヤ期がやって来る前に、歯磨きを習慣化できれば良いのですが……(^_^;)

歯磨き習慣を作るには根気が必要

さて、子供が歯磨きを嫌がる理由を挙げましたが、「歯磨きが楽しくないから。」「ママが怒るから。」「とにかく歯磨きは嫌いだ。」と言われても、「じゃあどうすれば良いんだ……。」となってしまいます。

それでも、ママは何とかして子供の歯磨き習慣を作らなければいけません。子供が嫌がっても、抵抗しても、ママはストレスを溜めつつ、子供の歯磨きや仕上げ磨きを続けなければいけません。

そうしないと、前述した通り4-5歳から一気に虫歯が増えてしまい、せっかく6-7歳ごろから生えてくる永久歯もすぐに虫歯になってしまいます。

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一度虫歯になると、その後も繰り返し虫歯になることは、大人ならよく知っているはずです。大人になった今でも虫歯になりやすい人は、子供のころに歯磨き習慣を作れなかった可能性が高いんです。

というわけで、子供のためを思うなら、子供の抵抗にストレスを感じつつも、根気強く歯磨きの習慣を作ってあげましょう。

具体的に歯磨き嫌いを克服するためには、以下の方法を実践してみましょう。

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