赤ちゃんの髪の毛が薄い…抜け毛の原因は?いつ生えてくる?

髪の毛が薄い赤ちゃん

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薄毛の赤ちゃん…将来ハゲないか心配

産まれたばかりの赤ちゃんは、背中や額や耳の産毛が気になる割に、男女とも髪は薄毛の子が多いですよね。

うちも息子・娘とも髪の毛がスカスカだったのですが、「まぁ……成長したら多分生えるよね……。」と思いつつ、新生児室で隣の子のフサフサな髪の毛を見ると、ちょっとだけ心配になります(^_^;)

ところが、生後3か月を過ぎ……生後6か月が過ぎ……身体の産毛は大分薄くなりましたが、髪の毛もまだ薄いまま……。髪の毛は伸びていますが、どう見ても量が少ないままです。

しかも、ある日気がつくと、赤ちゃんの後ろ頭がどんどんハゲてきています。枕には毎日たくさんの抜け毛・切れ毛がついています。

同じ月齢の子のフサフサな髪の毛を見て、「多分大丈夫……個人差だから……。」とは思っても、初めての赤ちゃんだとなんだか少し心配になってしまいます。

ママはせめて、赤ちゃんの薄毛・抜け毛・切れ毛、後頭部がハゲてしまっている理由くらいは知りたいはずです。

そこで今回は、なぜ赤ちゃんの髪の毛は抜けてしまうのか、いつ生えてくるのか、後頭部にハゲができる理由についてお話したいと思います。

赤ちゃんの薄毛・抜け毛が起こる原因

原因1.新生児生理的脱毛(しんせいじせいりてきだつもう)

新生児生理的脱毛とは、生後1か月ごろから赤ちゃんの前頭部から頭頂部にかけて髪の毛などが抜け落ちてしまうことで、抜け毛の量は赤ちゃんによって変わります。

赤ちゃんは新陳代謝が活発で、髪の毛が生え変わるサイクルも大人より早いため、生後数か月は抜け毛と薄毛が気になります。

髪の毛の成長サイクル(ヘアサイクル)は頭の場所によりますが、成人男性で3-5年、女性で4-6年ほどです。赤ちゃんの髪の毛にヘアサイクルができるまでは、およそ半年ほどかかります。

新生児生理的脱毛の期間に髪の毛がごっそり抜け、地肌が目立つこともありますが、赤ちゃんの髪の毛は徐々に強く太くなっていくため、とくに心配する必要はありません。

参考|赤ちゃんのハゲ | 北見市小児科の秋山こどもクリニック

原因2.乳児期後頭部脱毛(にゅうじきこうとうぶだつもう)

乳児期後頭部脱毛とは、赤ちゃんがずっと仰向けに寝ているため、後頭部の髪の毛が擦り切れて少なくなってしまい、ハゲてしまうことを言います。

乳児期後頭部脱毛は、赤ちゃんが寝返りをできるようになる生後4-5か月ごろまでよく見られる現象です。

しかも、新生児生理的脱毛と重なって余計に髪の毛がスカスカになるため、心配なママもいると思いますが、どちらも赤ちゃんの成長で髪の毛が徐々に強く太くなり、脱毛しなくなっていきます。

原因3.乳児脂濡性湿疹(にゅうじしろうせいしっしん)

乳児脂漏性湿疹とは、赤ちゃんの顔や頭、耳周辺に「乳痂(にゅうか)」というかさぶたができる症状で、皮脂と汗の分泌が盛んな生後1か月-4か月ごろに見らます。これは赤ちゃんの病気やアレルギー、不衛生が原因ではなく、皮脂腺の過活動が原因です。

乳児脂漏性湿疹

出典|Baby With Cradle Cap – 乳痂 – Wikipedia

乳児脂漏性湿疹で頭にかさぶたができると、かさぶたが剥がれるときに弱い髪の毛も抜けてしまい、赤ちゃんの薄毛や抜け毛の原因になってしまいます。

乳児脂漏性湿疹自体は炎症ですが、毎日の沐浴や入浴で優しく洗って、丁寧にお肌のケアをしていればなくなっていきます。

参考|乳児湿疹と乳児脂漏性皮膚炎|写真で見る「子供の病気」 – 町医者の家庭の医学

沐浴の準備とやり方は?頭と体の正しい洗い方や洗う順番・支え方

原因4.抜毛症(ばつもうしょう)

抜毛症とは、ストレスなどの精神的な理由で、自分で髪の毛をむしってしまうことを言います。ただし、赤ちゃんの場合は、ストレスなど精神的な理由で髪の毛をむしるわけではありません。

赤ちゃんは、ハンドリガードやフットリガードの家庭で自分の意思で手足が動かせる発見をしますが、その動作の1つとして抜けやすい髪の毛(産毛)を掴んでしまい抜毛が起こります。

ハンドリガード・フットリガードはいつまで続く?しない理由は?

ハンドリガードやフットリガードは生後2-3か月ごろからなので、そのころに自分で髪の毛を抜いて、その手を不思議そうに見つめる光景がよく見られます。

心配する必要はありませんが、ハンドリガードによる抜毛は癖になることもあるため、ある程度の月齢になったら、髪の毛を抜くよりも面白いおもちゃがあることを教えてあげましょう。

原因5.自己免疫疾患による円形脱毛症

赤ちゃんにも円形脱毛症ができることがあります。ただし、乳児期ではなく早い子で1歳過ぎから見られるものです。

円形脱毛症の原因は、病原体や異物から身体を守る免疫が過剰反応して、血管障害や自己免疫障害が起こるためだと考えられています。

円形脱毛症の場合は、毛髪を作る細胞にリンパ球が過剰に反応することによって起こるようです。発症の引き金となる原因がわからないため、予防や早期発見はとても難しいのですが、子どもの頭髪をこまめにチェックしたり、枕に毛がたくさんついていないかなどの心配りをしたりすることが大切です。

引用|子供の円形脱毛症 【前編】|ベネッセ教育情報サイト

原因6.先天性無毛症・先天性欠毛症

先天性無毛症・先天性欠毛症とは、先天的な理由で赤ちゃんに髪の毛が生えなかったり、生え揃わない病気のことです。生後1-2年で髪の毛が抜け落ちてしまい、それから生えてこない場合もあります。

先天性無毛症・先天性欠毛症の原因は、遺伝子異常や放射線などで、確率は1万分の1から2万分の1と少ないのですが、1歳を過ぎても髪の毛が生えてこない・生え揃わない場合に疑う必要があります。

参考|無毛症または乏毛症とはどんな病気か|症状や原因・治療と関連Q&A – gooヘルスケア

その他、感染症、薬剤によて、後天的に欠毛症を起こす症候性脱毛症などもあります。

赤ちゃんの抜け毛・薄毛の対策

赤ちゃんの抜け毛や薄毛の原因は、ほとんどが成長過程で見られる生理現象のため、ママはあまり心配する必要はないと思います。

とくに、生後6か月過ぎまでは前述した原因が重なることで、後頭部だけハゲたり、髪の毛が伸びているのに前頭部から頭頂部が薄くなって落ち武者のようになる赤ちゃんもいます。

また、赤ちゃんの髪の毛は細くて軽いため、髪の毛が逆立ちます。そのため、余計に頭皮が見えて髪の毛の少なさが目立ちます。

髪の毛の生え揃いが遅い子でも、1歳ごろには毛量が増えたことは実感できますし、産毛も3歳ごろまでに生え変わり、1本1本にハリと重さがある髪の毛になります。

ただし、乳児湿疹など赤ちゃんの肌のケアは毎日丁寧に行ってください。

たとえばベビーソープは、何よりも赤ちゃんのお肌に合うかどうかが大切ですが、使ってみなければ良し悪しはわかりません。そのため、毎日ベビーソープを使いながら、赤ちゃんに頭皮の赤み、フケ、パサつき、新生児ニキビ、あせもやアトピーなどの頭皮・髪・肌のトラブルがないか注視しましょう。

「ぬくもり泡シャンプー」は、天然植物エキスや整肌ビタミンを配合した無添加のボタニカルベビーソープなので、アトピーなど肌が弱い赤ちゃん・新生児にも使えます。1度試してみてください。

また、赤ちゃんは髪の毛がある程度生えてくるまで、薄毛で地肌が露出した状態です。春~夏過ぎは紫外線が強いため、帽子を被って外出してください。日焼け止めでも良いのですが、市販の日焼け止めは、赤ちゃんの肌には刺激が強過ぎます。

心配なら、無添加で新生児にも使えるミストタイプの日焼け止めを使うと良いでしょう。アロベビーの「UV&アウトドアミスト」は、紫外線対策と虫よけ効果があるオーガニック製品なので、少しでも手間と心配を減らしたいなら便利です。

心配なのは先天性欠毛症と先天性無毛症ですが、生後1年経っても髪の毛が生えない、部分的に生えていない場合は、皮膚科を受診した方が良いでしょう。

どちらも、効果的な治療法はないのですが、遺伝性疾患を発見する手がかりになる場合があります。

ママも自分の抜け毛が気になるかも

赤ちゃんの髪の毛が薄いことも、後頭部がハゲてしまっていることも、自ら髪の毛を引き抜いてしまうことも、大切な赤ちゃんを見ていると不安に思うことだらけですね。

赤ちゃんのお世話でストレスが溜まり、病気や体調変化の心配でストレスが溜まり、仕事や家事でストレスが溜まり……。

ママは何かとストレスが溜まりやすい時期だとは思いますが、わからないことや心配なことは、なるべくすぐに専門家に聞いて安心材料を見つけてください。

そうでなければ、「子供の抜け毛を心配してたら、わたしも抜け毛が増えてるんだけど……。」ということになってしまいます。

出産後は赤ちゃんだけではなくママも抜け毛が増えることがあるため、そちらの方も大いに心配でしょう……。ママの産後脱毛症については以下を参考にしてください。

ひどい抜け毛、産後脱毛症はいつまで続く?原因と対策・予防法

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