子連れママのかかりつけ医院・小児科・救急外来の受診マナー

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小児科でもマナーは必要!

子どもが病気のとき、定期健診、予防接種などのときにお世話になるかかりつけの病院は、ほとんどが小児科専門医院を利用するはずです。

そのため、病院内は子どもに配慮した作りになっていますし、おもちゃや絵本も揃っていたりします。

ネットや電話での予約システムが完備された病院も多く、看護師さんや事務員さんも子どもの対応に慣れていて、子連れママには過ごしやすい場所です。

もちろん、子どもやママが過ごしやすく、頼りになるかかりつけの小児科を選ぶことは基本中の基本です。良いかかりつけの小児科を選ぶ方法は以下を参考にしてください。

小児科は何歳まで?信頼できる病院の探し方と選び方13項目

そんな、子どものことを考えて作られた小児科医院であっても、わたしたちママは利用の際に守らなければいけないマナーがあります。

いえ、子どもがいるからこそ、子どもを免罪符にしてマナー違反をしたり、◯◯してもらって当然という態度をとってはいけないんです。親として子どもに社会の常識やマナーを教えるのは当然の努めですね。

そこで今回は、日頃お世話になっているかかりつけの小児科医院や救急外来を使う際のマナーのお話しをしたいと思います。

小児科・救急外来の受診マナー1.診療時間を過ぎた電話

子どもの熱は、夕方過ぎから急に上がることがよくあります。つまり、ちょうど小児科の診療時間が終わるころです。

もし、小児科の診療時間を1時間、2時間過ぎて子どもの発熱に気づいた場合は、そもそも留守電に切り替わっている可能性もあります。

かかりつけ医制度では、診療時間外にできる限り電話対応することとされていますが、電話がつながらないこともよくあります。

子どもに小児かかりつけ医制度が必要な理由と特徴・メリット

その場合は、代わりに「小児救急電話相談(#8000)」に電話をして、子どもの体調や病気の状況を伝え、次にママがとるべき行動を決めてください。

小児救急電話相談は、都道府県によって利用できる時間帯が異なるため、以下で確認してください。「#8000」にはスマホからもつながります。対象年齢は生後満1か月から6歳までです。

夜間の発熱・嘔吐・ケガに小児救急電話相談!繋がらない場合は?#8000

小児科・救急外来の受診マナー2.感染の恐れがある病気で来院

もしも子どもの身体に発疹ができていることを発見した場合は、麻疹(はしか)や風疹(ふうしん)などの可能性があります。

これらの病気は、未経験の子どもにはすぐに感染してしまう病気です。そのため、他の患者さんのためにも慌てて病院に連れてくることは避けましょう。

まずは病院に電話をして、「発疹ができているの診察してもらいたいのですが、どうすれば良いですか?」と伝えて下さい。

恐らくマスクを付けて来院する様に言われます。もしかすると時間指定もあるかもしれません。さらに、病院に着いてから受診まで隔離室で待つことになるかもしれませんし、ママは別室で待機するように言われることもあります。

診療を受ける際は、他の患者さんがいることを考慮して、医師の言うことに従ってください。

小児科・救急外来の受診マナー3.診療時の準備と態度

子どもの発熱などによる初めての診療は、落ち着こうと思っても気持ちに焦りや緊張感があるはずです。そのため、普段から診療の準備を心がけておきましょう。

診療の準備1.子どもの様子・症状を覚えておく

診察時に医師から聞かれることはある程度決まっています。ママは予め子どもの様子や今日の過ごし方を思い出して、伝える準備をしておかなければいけません。

「いつごろ発熱しましたか?」
「おっぱいはどれくらい飲んでいますか?」
「うんちやおしっこの出はどうですか?」
「お昼寝はしっかりしていますか?」
などなど

これらの質問には、あまり時間をかけずに答えましょう。次の診察を待っている子どもたちがいます。

診療の準備2.今後の対応は必ずメモする

医師から診察後に、「◯◯した方が良いですよ。」「◯◯を見てあげてください。」など、今後の病気の対応や注意点を説明してくれます。

大切な子どもの病気を治すアドバイスや何かあったときの重要な対処方法を話しているため、ママは頭で覚えずに必ずメモを取るようにしましょう。

医師が言っていた注意点を聞き逃してしまって、後から「なんで治らないの!」と文句を言うママもいるそうです……。

小児科・救急外来の受診マナー4.病院ごとのルールを守る

たとえ病院でも、小さな子どもは関係なく暴れまわっています。病院が嫌で泣き叫ぶならまだしも、はしゃいで走り回っている子もいます(病気だろ……)。

そんなときに重宝するのが、スマホアプリやスマホで見られる動画です。たとえば以下のような動画ですね。

子ども向け?大人向け?ピリッとシュールな短編アニメ7選

ただし、病院によっては携帯電話の操作を禁止している場合もあります。

「以前は携帯は電子機器に誤作動があるから禁止って言われてたけど、実は大丈夫なんでしょ?」……言いたい気持ちはわかりますが、病院には病院のルールがあります。

病院でスマホの操作をしても電子機器の誤作動がないとはいえ、決められたルールを守ることができないなら、その病院での受診は控えた方が良いでしょう。

「本を読んだら片付けましょう!」「他の患者さんもいるのでお静かに。」などの張り紙があるなら、当たり前ですが極力守るようにママが努力してください。

小児科・救急外来の受診マナー5.診察に不満があるときの対応

診察の不満1.待ち時間は長いのに診療時間が短い

「2時間も待ったのに、診察はたった5分ヽ(`Д´)ノ」と怒ってしまうママがいるようです。イライラはわかりますが、5分で診察が終わって良かったんです。重大な病気じゃないということですから。

医師がパっと診て、すぐに終わらせるのは手抜きではありません。逆に診察に2時間もかかったら不安になります……。

診察の不満2.処方される薬が少ない

「薬が2日分しか処方されないんだけど……。」これもよくある不満のようです。

医師は子どもの症状から、必要最低限のお薬を処方します。そのうえで「もし、◯◯になるようなら~~もう一度来てください。」という話をするはずです。

子どもが咳をしていたり、鼻水が止まらずに苦しそうにしていると、ママとしては「もっと心配をして欲しい。」「もっと診ることがあるんじゃない?」と思ってしまいがちです。

その場合はイライラした態度を出すのではなく、「鼻水が出て苦しそうなときに、家でできることはありますか?」「食事には、どのように気をつければ良いですか?」など、子どもが早く症状から回復するための質問をした方が建設的です。

診察の不満3.助成制度などの手続きやルールが面倒

乳幼児医療費助成制度はとても助かる制度ですが、受給者証を提示しなければ医療費は通常負担になります。また、保険証を忘れてしまうと医療費は全額負担です。

もちろんこれらは、後でしっかりと手続きを行えば差額が返金されます(乳幼児医療費助成制度は地方自治体による)。ところが、「なんでこんなに面倒くさいの?病院で手続きをしてくれないの?」と憤るママもいます。

気持ちはわか……いやごめんなさい、わからないです(^_^;)

今当たり前の様に受けている制度が受けられない地域や境遇の人もいます。ルールをしっかり守った上で受けられる医療費助成制度だと認識しておきましょう。

また、乳幼児医療費助成は、地方自治体ごとに決められている制度です。そのため、他の地域ではその医療費助成は受けられません。そもそも地域が違うと年齢制限や受けられる医療も違うことを知っておきましょう。

乳幼児医療費助成制度の詳細は以下を参考にしてください。

子どもは医療費が無料?乳幼児医療費助成の手続きと年齢・所得制限

小児科・救急外来の受診マナー6.夜間診療・休日診療の場合

夜間・祝祭日など、小児科の休診日に子どもが病気になったときは、子どもの症状をしっかり観察したうえで、救急外来を利用することもあるでしょう。

救急外来の利用に迷った場合は、すぐに小児救急電話相談を使いましょう。小児救急電話相談は、以下の場合に活用できます。

・子どもの症状に合わせた対処法を知りたい
・病院の診療を受けた方が良いか知りたい
・すぐ診てもらえる病院を案内して欲しい
・救急車を呼ぶべきかを知りたい

夜間の発熱・嘔吐・ケガに小児救急電話相談!繋がらない場合は?#8000

救急外来は、曜日や時間によって持ち回りの病院が変わることもあります。ママはもしものときのために、予め地域の救急外来を調べておきましょう。

「教えてもらっていないからわからない。」ではなく、ママが子どものために調べておくものなのでお忘れなく。

救急外来では普段お世話になっているかかりつけの小児科の様に、自分の子の特徴を知っているわけではありません。そもそも小児科以外の医師が担当することも普通です。

そのため、思うような対応をしてもらえない可能性はありますが、あくまでも緊急対応だと認識しておきましょう。

たとえ病院でも子どもを免罪符にしない!

もちろん、子連れママは社会に守られるべき存在だと思います。これからの日本のために気持ちよく育児をしてもらいたいですし、可能ならたくさん子どもを産んで欲しいですしね。

とは言え、最近は子連れママのマナーの悪さが話題になることもあります。子どもといっしょにいるからこそ、ママ自身が公共の場所でマナーを守らなければいけません。

子連れママがマナーを守るべき10の公共の場所

子連れママのマナーが悪いと思われてしまうと、「これだから子連れは……。」なんて言われかねません。これでは、今から赤ちゃんを産むプレママ世代の立場が悪くなってしまいます。

これから成長していく子どものためにも、ママがマナーを守って模範になることはとても大切なことです。子どもの病気予防や早い回復のためにも、マナーを守って病院を受診し、しっかりとママのお努めを果たしてください。

赤ちゃん・子どもが救急外来を利用する症状の目安は、また別途まとめたいと思います。

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