少子化で増えたポケットとは?年間で子ども1人に使われる金額

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少子化で増えたポケットとは

表現が妥当かどうかはおいといて、5(ファイブ)ポケット、6(シックス)ポケットという言葉を聞いたことがある人は多いですよね。

わたしは7ポケットまでは聞いたことがありましたが、しばらく意識していない間に9ポケット、10ポケットという表現まであるそうです。

中には「ポケット?なにそれ美味しいの?」と言う人もいるでしょう。「ポケット」とは、ずばりお財布のことです。

高齢化でおじいちゃんやおばあちゃんは長生きし、少子化で孫やひ孫の数が減っているため、それだけ孫やひ孫が効率的な経済援助を受けやすくなっているというのが「◯ポケット」という表現です。

昔はおじいちゃんやおばあちゃんに対して子どもが5-6人いて、さらにその子どもたちが結婚し3-4人の子どもを産むと孫は二十数人……という家族構成が普通でした。

それだけ多くの孫がいると、全ての孫にプレゼントを買ってあげたり、お小遣いをあげることが難しかったんですが、今は少数の孫でおじいちゃんおばあちゃんの財布を独占できてしまいます。

さらに長生きなひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんがいると孫(ひ孫)のポケットは増えます。

まるで、老人を支える社会保障費を孫が補っているかのような構造です。少なくともわたしが子どものころはそんなことなかった……。ここにも世代格差があるようです。

そこで今回は、今の子どもがいくつのポケットを持っているのか、孫に使われている金額がいくら位なのかというお話しをしたいと思います。

ポケット(財布)の内訳

4ポケットなら4人、9ポケットなら9人なので、ポケットを構成する組み合わせが決まっているわけではありません。

・父親
・母親
・父方のおじいちゃん
・父方のおばあちゃん
・母方のおじいちゃん
・母方のおばあちゃん
・父方の父方のひいおじいちゃん
・父方の父方のひいおばあちゃん
・父方の母方のひいおじいちゃん
・父方の母方のひいおばあちゃん
・母方の父方のひいおじいちゃん
・母方の父方のひいおばあちゃん
・母方の母方のひいおじいちゃん
・母方の母方のひいおばあちゃん

子ども1人に対してこのような人たちがポケット(財布)の内訳ですね。

さらに父親、母親の兄弟姉妹が仲良かったりすると、叔父叔母もポケット(財布)になってしまいます。わたしの妹はまさにそのパターンで、息子と娘をとても可愛がってくれます。

祖父母が年間で孫に使うお金

ソニー生命が行った「シニアの生活意識調査2015」というアンケート調査があります。そこで面白い結果がありました。

引用|シニアの生活意識調査2015 | ソニー生命保険

孫がいるシニア(320名)に、この1年間、孫のためにいくら使ったか聞いたところ、平均は111,375円となりました。

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流石に100万円以上使っている祖父母がいるため平均は上がっていますが、それでも10-20万円前後使ったと答えた祖父母が全体の25%にもなります。

また、少し古い調査ですが2006年に博報堂が行った「母親に聞いた子どものポケット実態調査」では、子ども一人が持つ平均ポケット数は約7つという結果が出ています。

※9歳以下の子どもを持つ母親600人が対象

<調査結果トピックス>
〇 子ども一人がもつ平均ポケット数は、約7つ。
〇 ポケット金額は、合計して「年間約 43 万円の支出」。
〇 ポケット出現回数は、一ヶ月平均 10.1 回。これは3日に1度の割合で、年間約 120 回のプレゼント。
〇 ポケットの中で母親満足度が高いのは「祖母<母方>ポケット」。
〇 祖父母は「大甘ポケット」。両親は「辛口ポケット」。
〇 「イベント支出(お祝いポケット)」のトップは、祖母。母親ポケットは、「子どもが頑張ったご褒美に(ご褒
美ポケット)」や「子どもの健康や発達のために役立つから(すくすくポケット)」がダントツ。
〇 「大人のほうが子どもと一緒に遊びたくて(遊びたがりポケット)」や、「子どもよりも、大人である本人が
欲しくて(自己中ポケット)」といった大人の都合が、ポケットの理由になることも。

引用|≪ 母親に聞いた子どものポケット実態調査 ≫ 子ども一人がもつ平均ポケット数は、 シックスポケットより一つ多い7ポケット。

詳細はリンク先のPDFで見てもらいたいんですが、9歳以下の子どもが持っているポケット(財布)対象は平均7つで、1人の子どもに年間合計で43万円が使われています。

43万円の内訳はイベント支出(クリスマス、節句、七五三など)が171,916 円、普段支出(食費、日用品、ご褒美のお菓子・おもちゃ、外食代など)が257,083円でした。

ポケット(財布)の中でも「子どもが欲しがると何でも買ってしまう(大甘ポケット)」は父方の祖父母、反対に「あまり子どものおねだりには応えない(辛口ポケット)」は予想通り父親と母親でした。

ポケットが増えることのメリットとデメリット

どちらのアンケート結果も詳細内容まで見ましたが、おじいちゃんおばあちゃんが甘々なのはわかっていましたし、パパママの次に大きなポケットだということもわかっていました。

ただ、少しずつでもポケット(財布)が増えていくと子どもに対する援助は増えていきます。うちの息子と娘の場合、パパ、わたし、両方の祖父母、わたしの妹がメインの7ポケット(財布)です。

さらに、ひいおばあちゃんとうちの弟も入ってくるので合計9ポケットになります。

ポケットが増えるメリット

もちろんポケットが増えると息子、娘が買ってもらえる物が増えます。

一番多いのはおもちゃ、洋服、教育用資材ですね。特に身体がすぐに大きくなってしまう幼児期の洋服はありがたいですし、勉強に使えるものを買ってもらえることもありがたいです。

ポケットが増えるデメリット

洋服や教育用資材がありがたい反面、その他の援助の多くが子どものおもちゃになってしまうため以下のデメリットがあります。

・甘やかしにつながる
・おもちゃが邪魔で部屋が片付かない
・タイミングを見てお返しやお礼が必要

祖父母がすぐにおもちゃを買ってくれるので、息子や娘はわたしにもすぐに「このおもちゃ買って!」と言います。さらに、おもちゃがたくさんありすぎて部屋が片付きません。スペースもけっこうとりますし……。

また、両方の祖父母には色々買ってもらっているため、「誕生日」「敬老の日」「結婚記念日」などなどは忘れずにプレゼントを送ったり、食事に招待しています。

さらにその他のお返しやお礼も欠かさずにしていると、余計に手間がかかったり出費が増えたりするんですよね……。


お礼をする場合は基本的には以下の方針でするのですが、身内となるとまた勝手が違ったりしますよね。特にお姑さんの方……(´・ω・`)

何に対してお返しをするのか、内祝いをするのかを覚えることが面倒な人は、

・何かいただいたらお返しをする
・お祝い返しには3分の1から2分の1
・見返りを期待せずに食事会などに招く
・リーズナブルな品物にはお菓子を返す
・ちょっとしたお祝いは3,000-5,000円
・関係が深い人にはお礼状も出す

最低限このようなルールを決めておけば基本的に問題ないはずです。

内祝いとお祝い返しの違いとは?金額・のし・水引など基本マナー

たしかに、子どもの喜んでいる顔を見たい祖父母はおもちゃの割合が多いんですが、子どもに必要な洋服、勉強道具だけにしてくれるとありがたいんだけどなー(^_^;)

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