赤ちゃんとのお散歩はいつから?持ち物は?毎日する必要性は?

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赤ちゃんとママのお散歩

赤ちゃんとママが外気浴を堪能し、外の空気に慣れてきたら、次はいよいよ長めのお散歩に移りましょう。

前にもお話しましたが、外気浴でちょこっとお外に出ることとお散歩の違いは……わかりません。ただ、外気浴とお散歩の大きな違いは、「ママの意識」です。

目的がなくふらっと出かける外気浴と違い、お散歩は公園に行ったり、近くの学校に行ったり、児童施設に顔を出したり、お買い物に行ったりなど、何らかの目的を決めて行うと良い時間を過ごせます。

ところが、ママの身体が少しずつ動くようになり本格的に家事と育児の両立が始まると、途端に赤ちゃんとのお散歩時間がなくなってしまいます。

「もっと赤ちゃんと楽しくコミュニケーションが取れると思ってたのに……。」

ママは赤ちゃんが寝ているときは家事に追われ、起きているときは授乳、おむつ替え、あやしなどに追われるため、赤ちゃんとゆっくりお散歩する時間が見つけられません。

では、どうやって赤ちゃんとお散歩をすれば良いのでしょう。そもそも毎日お散歩に行く必要性はあるんでしょうか。また、赤ちゃんとのお散歩に必要な準備や持ち物はあるんでしょうか。

今回は、赤ちゃんとお散歩する際の準備・持ち物や月齢別の注意点についてお話したいと思います。

お散歩の時間帯や季節

育児書を見ると、生後2-3か月ごろから毎日30分程度お散歩することが推奨されています。ただし、「毎日30分」は絶対ではありません。以下のように考えましょう。

1.お散歩をする時間の目安

赤ちゃんは、外気浴を経て生後2か月ごろからお散歩に連れて行きます。遠出に不安なママは、外気浴と同じように徐々に時間を長く、距離を長くしていけば良いと思います。

お散歩の時間は毎日30分が目安となっていますが、初めは10分-15分程度で問題ありません。

2.お散歩の時間帯の目安

お散歩の時間帯には決まりはありませんが、赤ちゃんの生活リズムを作るために、朝や夕方などある程度時間帯を決めた方が後から楽になります。

生活リズムを作るために「先週は1日2時間お散歩に行ったけど、今週は1日10分だけ……。」などあまり極端ではない方が良いですね。

また、夏場は抱っこひもの中も、ベビーカーの中も外気温よりも温度が数度上がります。そのため、熱中症や脱水症状には十分に注意しましょう。

3.冬のお散歩・雨のお散歩はどうする?

冬の寒い日もあれば、雨が降っている日、風が強い日もあります。赤ちゃんやママの体調が優れない日もあります。そのため、無理にお散歩に行く必要はありません。

お散歩しない日は窓を開けて外気浴を行い、赤ちゃんのストレスが溜まらないようにしてください。また、寒い日は、上着を羽織るなど最低限の防寒はしておきましょう。

お散歩のメリット

赤ちゃんとのお散歩は、毎日する必要はありませんが、時間を決めてお散歩を日課にすることで以下のメリットが期待できます。

メリット1.昼夜の区別が付くようになる

生後2-3か月前後までの赤ちゃんは視力が弱く、光も強く感じられないため、まだはっきりと昼夜の区別が付きません。お散歩によって昼間の明るさを体感すると、徐々に昼夜の区別が付くようになっていきます。

メリット2.赤ちゃんの生活リズムができる

決まった時間にお散歩に行くと、赤ちゃんの体内時計が調整されます。また、お散歩に行く前に授乳やおむつを替えをするなどの習慣を作ることで、少しずつママと赤ちゃんの生活リズムができていきます。

メリット3.好奇心で心と身体が成長する

外に出て毎日違ったものや音を見聞きすることで、赤ちゃんの心の成長につながり、興味や好奇心が高まります。興味や好奇心の高まりが身体を動かし、身体の機能を成長させるきっかけになります。

メリット4.外気に触れることで抵抗力が高まる

赤ちゃんがママからもらう母子免疫は、生後4-6か月までが目安です。そのため、赤ちゃんは一定期間後に自力で病気予防ができるように、身体の免疫機能を高めなければいけません。

赤ちゃんは外気に触れることで免疫機能が高まり、徐々に抵抗力がついていきます。

母子免疫の期間はいつまで?生後6か月間病気にならないは本当?

メリット5.ママに早く信頼関係が生まれる

赤ちゃんは、産まれた時からママの存在を認識しています。もちろん、どのような存在であるかはわかりませんが、母乳をくれて、一番近い場所にいる対象だということはわかります。

赤ちゃんがママを認識するのはいつから?声・匂い・顔で時期が違う

これからママは時間をかけて赤ちゃんと愛着関係を築いていくのですが、愛着関係を築くためには赤ちゃんの不安解消だけでなく、赤ちゃんの感情に応えていくことが大切です。

そのため、お散歩を通して赤ちゃんの感情を引き出し、常に語りかけをすることで、より赤ちゃんに信頼される存在になれます。

メリット6.近所の人と顔馴染みになり交流が生まれる

赤ちゃんとママが頻繁にお散歩をすることで、近所の人には顔なじみの存在になります。

「あの家庭には赤ちゃんがいるんだ。」と認識してもらえるだけで、余計な気を使わずに済むシチュエーションが増えます。

メリット7.赤ちゃんとママの気分転換になる

「毎日必ず30分のお散歩……。」と考えると気が滅入ってしまいますが、家事から開放されて赤ちゃんとコミュニケーションが取れると思えば、ママのストレス発散や気分転換にもなります。

赤ちゃんも室内にこもりっきりだとストレスが溜まってしまうため、赤ちゃんのためにもお散歩の時間は気分転換の時間だと考えるようにしましょう。

お散歩に必要な持ち物

赤ちゃんとの外出時間が長くなるほど、持ち物は増えます。まずは、お散歩に必要な持ち物を一通り理解し、「今日は○○に○時間お散歩に行くから○○が必要。」と考えて持ち物を選ぶようにしましょう。

持ち物1.おむつ替えセット

・おむつ(時間帯によって2-3枚)
・おしりふきコンパクトタイプ
・ビニール袋(3枚程度)
・おむつ替えマット(場所による)

布おむつの場合は、おむつカバーとライナーを持っていくのですが、やっぱりかさばりますね。また、紙おむつはどこにでも捨てられるわけではないので、もしものためにビニール袋が必要です。

持ち物2.授乳と離乳食

・授乳ケープ
・哺乳瓶
・粉ミルク
・お湯(小さな魔法瓶)
・麦茶(あると尚良)
・レトルト離乳食
・ベビーヨーグルト
・ベビースプーン
・スタイ
・おやつ(赤ちゃんせんべいなど)

外出時の授乳は粉ミルクだと便利です。そのため、わたしは混合育児でした。母乳育児のママは授乳ケープが必須です。また、離乳食が始まっている子は、必要に応じて持って行きます。おやつは、赤ちゃんのご機嫌取りに便利です(^_^;)

持ち物3.着替えや防寒具など

・ベビータオル
・バスタオル(おくるみ)
・帽子(季節に合わせて)
・着替え一式(季節に合わせて)
・上着など

季節に合わせた洋服で外出しますが、夕方の場合は1-2時間でも気温がぐっと下がります。必ず赤ちゃんの上着と帽子を持っていきましょう。また、うんちの横漏れや母乳の吐き戻しで服を汚すこともあるため、着替えがあるとなお良いです。

持ち物4.あやし用グッズなど

・おもちゃ(2-3個)
・抱っこ紐(おんぶ紐)
・ベビーカー

ベビーカーで出かける場合は、予め赤ちゃんにおもちゃを持たせて外出します。ベビーカーの脇に2つほど置いておきましょう。ただし、おもちゃを投げることもあるので注意です(^_^;)

持ち物5.ママに必要な物

・母子手帳と保険証
・ママ用の羽織もの
・携帯電話
・お財布
・ママ用の飲み物

母子手帳と保険証は意外と忘れがちです。母子手帳ケースでまとめておきましょう。お財布は当たり前として、緊急連絡用の携帯電話も必須です。わたしは意外と忘れます……。

また、夏の暑い日のお散歩は、ママが脱水症状を起こさないように自分の飲み物を持って行きましょう。自動販売機があるとわかっていれば必要ありません。

赤ちゃんの月齢別お散歩の注意点

生後1-2か月のお散歩

生後1-2か月のちょっとした外出を外気浴というかお散歩というかは人によりますが、この時期はまだ首がすわっていないため、基本的にはママが抱っこをして外を歩く程度です。

初めは10分-15分程度で、徐々に時間を長くすれば良い良いと思います。まず、赤ちゃんが外気に慣れること、ママも気分転換程度に外出することが大切です。

ママはこの時期のお散歩で外出時の持ち物をチェックし、赤ちゃんとのお出かけに慣れるイメージを持ちましょう。

生後3-4か月のお散歩

生後3-4か月になると赤ちゃんの首すわりも進み、少し遠出をしても赤ちゃんは疲れにくくなります。

ただし、生後3-4か月の赤ちゃんの体重は新生児の2倍以上(6-7kg前後)あり、抱っこだけで出かけるのは厳しいと思います。そのため、ベビーカーを使って30分-1時間程度のお散歩をしましょう。

ちなみに、このころ使えるベビーカーはA型です。A型ベビーカーは生後1-2か月から3歳前後まで使えます(B型は生後6-7か月以降)。リクライニング角度が水平に近くなるので、赤ちゃんが途中で眠ってしまっても安心です。

ベビーカーはいつまで使う?A型・B型の違いと10の選び方

ベビーカーでお散歩に出かける場合も、抱っこ紐は持って行った方が良いですね。公園や児童施設に着いたらベビーカーから降ろして、抱っこ紐で抱っこしながら歩きまわると、赤ちゃんとのスキンシップがより深くとれます。

生後3-4か月の赤ちゃんの睡眠時間は14-15時間程で、お昼寝も午前1時間、午後2-3時間、夕方1時間と3回とることが一般的です。

もちろん、お散歩はお昼寝と被らない方が良いですが、お散歩中に疲れて眠ることもあります。その場合、夜の睡眠に影響しないように、時間管理を心がけましょう。

生後5-6か月以降のお散歩

生後5-6か月ごろになると、赤ちゃんは離乳食を食べ始めるため体力がついてきます。このころは2時間程度のお散歩には行けるので、外での離乳食に挑戦しても良いでしょう。わたしは動物園に連れて行きました。

周囲の状況に目を向けることもできるため、「ほら、ぞうさんだよぉ。」と言うとそっちを見たり、「葉っぱだよぉ」と差し出すと触って喜ぶので、ママも楽しくなります。

また、早い子はズリバイを始めるころなので、児童施設に連れて行けば、お家よりも広い場所で好きなように赤ちゃんを遊ばせることもできます。

生後5-6か月ごろの赤ちゃんの睡眠時間は12-14時間程度、お昼寝も午前1時間、午後2-3時間と2回になるため、夕方にお昼寝をすると夜の睡眠に影響が出てしいます。

昼間の活動時間が長くなると、お散歩の時間も長くなるため、ママは外出準備の抜け漏れがないように、外出時間に合わせたお散歩セットを決めておくと良いですね。

長時間のお散歩・外出の注意点

生後6か月以降で長時間のお散歩をする際のママの注意点は、お散歩中にほぼ「おむつ替え」「ミルク・離乳食」「疲れて寝る」のどれか(すべて)があることです。

お散歩の注意点1.おむつ替え

お散歩時のおむつ替えはなるべく1回で済ませたいはず。そのため、お散歩前におむつを替えてから出かけましょう。

ただし、ママが事前におむつ替えをしてもおむつは最低2枚、できれば3枚用意します。おしりふきもコンパクトタイプを1つ持って行きましょう。

お散歩の注意点2.ミルク・離乳食

赤ちゃんの食事は粉ミルクとお湯を入れた魔法瓶を持ち、お散歩先で調乳します。ママのおっぱいは、赤ちゃんがグズグズしたときの最終手段です。

離乳食は本格的な遠出のときだけにして、普段のお散歩で離乳食は避けたいですね。離乳食の時間までに帰るか、離乳食を食べてからお散歩に出かける工夫をしないと持ち物が増えてしまいます。

どうしても離乳食が必要な場合はレトルトが便利ですが、好き嫌いもあるため、まずお家で何種類か慣れておきましょう。もちろん、ベビースプーン、スタイ、ベビータオルを忘れないよう。持ち物多い……。

母乳の場合は外出先に授乳室があるかを確認し、なければ授乳ケープを持って行きましょう。「わたしは平気だけど。」ではなく、周囲が気を使うんです(^_^;)

お散歩の注意点3.疲れて眠る

ちょっと長めのお散歩では、赤ちゃんが疲れて眠ってしまうことを覚悟します。そうなるとベビーカーは必須ですし、日除けもあった方が良いです。寒い時期はおくるみやバスタオルも必要です。

ただし、生後5-6か月にもなると、赤ちゃんが夕方から眠ってしまうのは困りますね。おそらく、人によって「○時に起こす」「かわいそうだから寝かせておく」と対応が分かれる時期だと思います。

わたしの場合は17時以降は寝かせないようにして、それでも眠ってしまったら18時前に起こすようにしていました。赤ちゃんの個性と家庭の状況にもよりますが、日によってバラバラではなく、なるべく毎日同じ生活習慣で過ごせるようにしましょう。

時間がなくてお散歩できない場合の解決法

料理や掃除を妥協したくないママはいると思います。でも、あまり真面目に考え過ぎると、赤ちゃんとのコミュニケーションが減ってしまいます。

1.家事で時間がないママの場合

夕食は大目に作って残ったら朝に回す、洗濯物は少し溜めてから洗濯機を回す、掃除はローテーションで何日かにわけてやるなど、時短家事の工夫をしてください。

そして、赤ちゃんとのお散歩を家事の合間の息抜きだと考えましょう。それでも時間が無い場合は、家事代行サービスなどを使って、家事を任せてしまいましょう。

2.育児に負担を感じるママの場合

家事は良いけど育児に負担を感じてしまうママには、たまに1人で息をつく時間やお友だちと過ごす時間も必要です。

パパや家族に協力してもらいお友だちと食事に行く日、1人でぼーっとする日を作っても良いでしょう。たった1時間でも、気分がガラッと変わります。

近くに頼れる人がいなければ、ベビーシッターやファミリーサポートを利用しても良いですし、生後6か月以降であれば赤ちゃんを連れてママ会を開いても良いでしょう。

子連れ可の飲食店はたくさんあります。子連れママが集う飲食店もあるので、調べてみてください。子連れ外食には注意点がありますが、1度デビューすれば勝手もわかりますし、お散歩を踏まえた息抜きのコツもつかめる様になると思います。

子連れ可の飲食店検索サイトまとめと飲食店を選ぶ注意点

3.仕事で時間がないママの場合

仕事で時間がないママは、朝早めに起きて保育所への子どもの送り迎えをお散歩の時間に当てたり、休日の予定を計画すると良いでしょう。

シングルマザーや仕事の都合上、育休を早めに切り上げたママが仕事と育児と家事を両立することは難しいことです。そのため、場合によっては優先順位も必要です。

わたし個人の意見ですが、できれば家事や仕事よりも育児の優先度を高めて欲しいと思います。その仕事はママにしかできないことかもしれませんが、赤ちゃんにとってもママが1番大切な存在です。

お散歩は大変だけど気分転換に最適

お散歩は赤ちゃんにとって、刺激的でたくさんのメリットがある行為です。ただ、ママがお散歩に義務感を感じてしまうとストレスになり、赤ちゃんと良い愛着関係が築けません。

お散歩は義務ではないので、気負いすぎないことが楽しめるコツです。ママは自分なりに力の抜きどころ、さぼりどころ、頼りどころを見つけて、赤ちゃんと楽しいお散歩ができる工夫をしてください。

お散歩をすると、ママが赤ちゃんに話しかける要素があふれています。今まで何気なく見ていたものや景色が、赤ちゃんがいるだけで違ったものに見えてきます。

そのため、赤ちゃんとのお散歩はママの気分転換に最適です。準備するものを把握すれば、後は時間に合わせて行き先を選ぶだけなので、楽しんでお散歩に出かけましょう。

もちろん、パパにも赤ちゃんと触れ合うためについてきてもらいましょう。家族みんなで公園まで歩いて戻ってくるだけでも良いです。パパは積極的に抱っこしてあげてください。

もし、歩いてお散歩ではなく車でお出かけをする場合は、以下の点に注意してお出かけをするようにしましょう。

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