初乳と成乳の違いとは?時期・栄養成分・色・味・カロリーなど

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最初はなるべく完全母乳育児で

赤ちゃんを出産してママがしたいことの1つは、授乳ですよね。最初はドキドキしますが、赤ちゃんが乳首を咥えて、一生懸命母乳を飲む姿を見るとママになった実感が湧きます。

ただ、授乳に慣れるまでは少し時間がかかりますし、夜中に起きて授乳するのは大変なので、予め用意したミルクで済ませたいこともあるでしょう。

もちろん、マッサージをしても、食事を変えても、搾乳しても母乳がほとんど出ないママもいます。ある程度の対策をしても母乳が出なければ、仕方がありません。頭を切り替えてミルクで赤ちゃんを育てていけば良いんです。

母乳が出ない・少ない…分泌量を増やす12の母乳不足解消方法

生活状況に合わせて母乳とミルクを使い分けることは問題ないのですが、母乳が出るなら、最初はなるべく完全母乳育児を目指した方が良いでしょう。

その理由は、出産後5-6日前後までに分泌される初乳と、その後に分泌される成乳の成分の違いによるものです。

今回は、初乳と成乳の特徴や栄養素などの違いについてお話したいと思います。

初乳(しょにゅう)と成乳(せいにゅう)の違い

初乳と成乳の違い1.分泌時期と期間

初乳とは、産後5-6日前後まで出る母乳のことで、それを過ぎると徐々に成乳(成熟乳)に移行していきます。ちなみに、成乳に移行するまでの2週間程度の母乳を「移行乳」と呼びます。

初乳と成乳の違い2.色や状態

初乳は黄色がかったクリーム色をしており、液体にとろみがあります。成乳は白濁色でサラサラとした液体です。以下の写真は、左から初乳、移行乳、成乳です。

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引用|母乳 成分 | 母乳 成分 | Medela

初乳と成乳の違い3.味

初乳の味は甘みがなく少し塩気があります。成乳の味は少し甘いのですが、ママが食べたもの(特に匂いの強いもの)に影響を受ける場合があります。

初乳と成乳の違い4.主な栄養素

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参考|母乳の成分 | 母乳とミルクの子育て

母乳の栄養素は、主に脂肪、蛋白質、炭水化物、ミネラルで構成されています。

初乳と成乳の栄養素の違いを見ると、初乳にはビタミンA、βカロテン、ビタミンEなどのビタミン類、ナトリウム、カリウム、クロル、亜鉛などのミネラル類が多く含まれていることがわかります。

また、初乳と成乳では含まれるタンパク質の成分が違います。

初乳と成乳のカロリーに大きな違いはありませんが、糖質は成乳の方が少し多く、コレステロールは初乳の方が多い特徴があります。

母乳に含まれる主な栄養成分は、以下を参考にしてください。

栄養素満点!母乳に含まれる重要な7つの成分の役割

初乳と成乳の違い4.タンパク質

初乳と成乳の1番の違いはタンパク質の種類で、初乳のタンパク質にはラクトフェリン(母乳や汗などの分泌液に含まれる鉄結合性の糖タンパク質)やIgAが多く含まれるため、様々な免疫効果が期待できます。

母乳に含まれるタンパク質は主に「ホエイ」と「カゼイン」に分かれます。初乳のタンパク質の9割がホエイ、1割がカゼインであることに対し、成乳のタンパク質は6割がホエイ、4割がカゼインです。

ホエイはカゼインに比べて吸収しやすく、免疫機能を高める役割(抗体)があります。この抗体を「免疫グロブリンA(IgA)」と言います。

IgA抗体は、赤ちゃんの口や鼻や目などの体表面の粘膜、喉や胃や腸など内臓の粘膜を保護して、細菌やウイルスの進入を防ぐ役割があり、赤ちゃんを風邪やアレルゲンなどから守ってくれます。

赤ちゃんに美味しい母乳を飲ませたい

母乳の味は、前述した通り初乳と成乳で違いがあります。初乳は産後5日程度の母乳なので味に違いはないのですが、成乳は2歳前まで赤ちゃんが飲む可能性があるため、環境によって味が変わる場合があります。

母乳の味の変化1.食事や摂取物

妊娠中に食事を制限していたママは、「あれもこれも食べたい……できればお酒も少し……。」なんて誘惑が出だすころですね。

もちろん、妊娠前に食べていたもので、産後に食べてはいけない物はほとんどありません。ただし、赤ちゃんに美味しい母乳を飲ませたいと思うなら、制限する必要はあります。

タバコや禁止薬物は論外として、お酒は生後6か月まで、コーヒーなどのカフェイン飲量や味・匂いが濃い食べ物はストレスを感じない程度に制限をした方が、赤ちゃんの母乳の飲みは良いはずです。

授乳中の薬・お酒・タバコ・コーヒーは禁止?摂取・服用ルールは?

母乳の味の変化2.乳腺炎

母乳の味の変化で気を付けたいことは、乳腺炎(にゅうせんえん)です。乳腺炎になると母乳が詰まりやすくなるため、赤ちゃんは古くて濃い母乳を飲むことになります。

乳腺炎を予防するためには、以下の生活習慣に気をつけましょう。授乳方法やマッサージなどはまた別途お話したいと思います。

・糖分や脂分など消化が悪い食べ物ばかり食べない
・身体を冷やして血行を悪くしない
・水分はたくさん摂った方が良いが、なるべく温かい飲み物
・適度に運動をして汗をかくようにする

母乳の色や味のチェックはたまに行ってください。そして、もし母乳の味や風味が変わったと感じたら、赤ちゃんのために一度生活習慣を見直すようにしましょう。

また、「赤ちゃんの体重増加」「おしっこやうんちの回数」「授乳後の赤ちゃんの機嫌」の状態を総合的に見て母乳不足が疑われる場合は、母乳の出が良くなる対策を行い、場合によって医師に相談してください。

足りてるか心配…赤ちゃんの母乳不足の原因と3つの見分け方


参考|初乳とは?知っておきたい母乳の成分・色・栄養について│AMOMA
参考|母乳 成分 | 母乳 成分 | Medela

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