今と昔の子どもの好き嫌いは違う?好きな食べ物ランキング

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今と昔で子どもの食べ物の好みは違う?

一般的に、子どもと大人は味覚が変わるため好き嫌いも変わると言いますが、味覚は環境や体験や個人の状態(疲れている、病気など)でも感覚が変わるため、本来は千差万別です。

ただ、食べ物の好き嫌いが変化すると言っても、子どもは食の経験も浅いですし、食に対する思い入れも少ないため、基本的な5つの味覚「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「旨味」に忠実なことが多いでしょう。

人間の味覚はもともと味を判別する味覚があり、それらが旨味(アミノ酸、核酸)、甘味(糖)、塩味(ミネラル)、酸味(腐敗物)、苦味(毒物)を感じることで、危険から身を守っています。

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つまり、子どもは「甘味」「塩味」「旨味」を感じる食べ物を好んで食べるということです。そして、成長するにつれて食の経験や環境が、「酸味」「苦味」の食べ物の味の感じ方を変えていくのでしょう。

では、子どもが好きな食べ物、嫌いな食べ物とは何でしょうか。少し前の話題になりますが、ぐるなびが2014年に行った調査で、「昭和と平成で違う?こどもの好きなもの、嫌いなものランキング」というものがありました。

参考|昭和と平成で違う?こどもの好きなもの、嫌いなものランキング|こどもの日特集

この調査は10-60代の男女1500人と小学生の子どもがいる男女4488人に対して、子どもの好き嫌いについてアンケートを行ったもので、平成14-20年生まれの今の小学生と昭和20-30年生まれの昔の小学生の食べ物の好みをランキングで紹介しています。

今回は、この調査をもとにして、今と昔の子どもの好きな食べ物ランキングについてお話したいと思います。

子どもが好きな食べ物1位|カレーライス / カレーライス

平成14-20年生まれ|カレーライス(34.8%)
昭和20-30年生まれ|カレーライス(57.6%)

子どもが好きな食べ物は、今も昔もやっぱりカレーライス!ですね。

カレーライスは明治時代からありましたが、家庭で食べられるようになったのは昭和に入ってからで、1950年代にテレビCMが始まったことで爆発的に普及していきました。

昭和20-30年生まれの小学生の2人に1人が、一番好きな食べ物にカレーライスを選んでいるのは凄いですね。わたしが小学生のときは男の子たちが早食いをして、何杯もおかわりしていました。

うちの息子も娘も、カレーライスは大好きです。今も昔もカレーライスが子どもに1番人気があるということは、誰もが納得できますね。ちなみに、夫はそれほど好きではないそうです……。

子どもが好きな食べ物2位|寿司 / オムライス

平成14-20年生まれ|寿司(32.7%)

お寿司!?と驚く年配の方がいるかもしれませんが、今お寿司といえば回転寿司です。しかも、1皿100円の激安が当たり前です。そのため、外食に行くと一番安上がりなのがお寿司だったりします。

昭和20-30年生まれ|オムライス(13.7%)

オムライスは元々大人が食べる物として1900年以降に定着したのですが、1930年代に日本橋三越で「お子様ランチ」が誕生したことをきっかけに、子どもが食べる物に変わっていったそうです。

そのため、昭和初期はオムライスが大人気だったとか。

子どもが好きな食べ物3位|鶏の唐揚げ / ハンバーグ

平成14-20年生まれ|鶏の唐揚げ(28.7%)

鶏の唐揚げは、外食に行けばどこでも食べられますし、お家でも簡単に作れます。簡単から揚げ粉が登場したのは1970年代、さらに今は揚げない唐揚げの作り方も浸透しているので、食卓の定番メニューになっています。

昭和20-30年生まれ|ハンバーグ(13.7%)

高度経済成長期には、安価な合い挽き肉を使ったハンバーグが食卓に並ぶことが多かったようです。また、このころから調理済みで焼くだけのハンバーグが登場したため、気軽に食べられるようになりハンバーグの人気が高まりました。

子どもが好きな食べ物4位|ハンバーグ / 卵焼き

平成14-20年生まれ|ハンバーグ(18.8%)

子どもが好きな食べ物と言えば「ハンバーグ!」と答える人は多いですね。今も昔も変わりません。ハンバーグは子どもが好きな食べ物というだけでなく、ママの料理を手伝うときの定番メニューでもあります。娘が作ったハンバーグを食べるパパは嬉しそう(^_^;)

昭和20-30年生まれ|卵焼き(12.3%)

卵焼き(玉子焼き)は、地域によって色々な味付けや独自の混ぜものがありますが、今の甘い味付けの厚焼きが一般的になったのは、高度経済成長期だそうです。家庭で玉子焼きを食べることが増えたため、甘めで子どもが好む味にしたそうです。

子どもが好きな食べ物5位|ラーメン / ラーメン

平成14-20年生まれ|ラーメン(17.4%)
昭和20-30年生まれ|ラーメン(12.0%)

わたしは、子どもの好きな食べ物ベスト3が「カレーライス」「ハンバーグ」「ラーメン」だと思っていたので、ラーメンがベスト3には入っていると思っていましたが、平成14-20年生まれも昭和20-30年生まれも同着で5位でした。

ラーメンは1958年にインスタントラーメンが登場し、ラーメンブームが起きました。そのため、当時の小学生にも大人気で、以降カレーライスと並んでずっと食べ続けられている国民食ですね。

子どもが好きな食べ物6位|焼肉 / コロッケ

平成14-20年生まれ|焼肉(15.5%)

今は、焼肉も家族の外食の定番の1つになっています。わたしが子どものころよりもお手軽なチェーン店が増えましたし、食べ放題のお店もたくさんあります。また、今の戸建住宅は換気扇の性能も良いため、家庭で焼肉をすることも増えましたね。

昭和20-30年生まれ|コロッケ(11.3%)

東京オリンピックをきっかけに様々な冷凍食品の開発が進みました。中でも多いメニューがコロッケだったそうです。そのため、気軽に食べられる家庭食として、子どもにも大人気になりました。ちなみに、今でも冷凍食品のメニューではコロッケが最も多いそうです。

子どもが好きな食べ物7位|ポテトフライ / 寿司

平成14-20年生まれ|ポテトフライ(13.6%)

ポテトフライも外食の定番サイドメニューですね。とりあえずうちは、どこに食べに行っても子どもたちのためにポテトフライを頼みます。さっと出てくるので、料理が出てくるまでに待ち疲れする子どものつなぎに必須です。

昭和20-30年生まれ|寿司(10.5%)

このころは回転寿司はないので、本当に高級な食べ物ですね。法事や結婚式などの行事のときしか食べられない特別感が、子ども人気が高かった理由でしょう。

子どもが好きな食べ物8位|オムライス / すき焼き

平成14-20年生まれ|オムライス(10.4%)

今の小学生の親世代はオムライスブームを経験しています。その当時の流行りは、半熟トロトロふわふわオムライスでしたね。そのため、今の小学生が家庭で食べるオムライスも半熟トロトロふわふわオムライスが多いようです。

昭和20-30年生まれ|すき焼き(10.4%)

ハンバーグや冷凍食品と同じように、牛肉の需要量も高度経済成長期に飛躍的な伸び、すき焼きも家庭で食べられるようになりました。この世代にとっては、高度経済成長期で食卓や食べ物の好みに与えた影響が本当に大きいことがわかります。

子どもが好きな食べ物9位|ピザ / トンカツ

平成14-20年生まれ|ピザ(9.9%)

パーティーと言えばピザという家庭も多いと思います。ここ30年で宅配ピザ屋は急激に増えましたね。ピザ市場は2600億円以上もあるそうです。

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引用|ピザのマーケット – ピザ協議会

昭和20-30年生まれ|トンカツ(8.5%)

豚肉も牛肉と同じく、高度経済成長期に消費量が増えた食材です。中でも、子どもたちに人気があったのはトンカツです。1950年まではポークカツレツだったものが、トンカツ表記に変わって一気に普及したそうです。

子どもが好きな食べ物10位|刺身 / 鶏の唐揚げ

平成14-20年生まれ|刺身(6.7%)

わたしはまだ馴染めませんが、今家族で外食に行く際によく選ばれるのが居酒屋です。居酒屋に行くと、わたしたちは必ずお刺身を頼みますよね。そのため、子どもにとっても定番のメニューになっているようです。

昭和20-30年生まれ|鶏の唐揚げ(7.0%)

牛肉、豚肉とくれば鶏肉も入るでしょう。今も昔も鶏の唐揚げは人気メニューです。わたしの記憶では、昔の鶏の唐揚げは竜田揚げの方が多かった気がします。

子どもが好きな食べ物は今も昔も変化なし

今の小学生の好きな食べ物を見ても、現在50-60歳の人が小学生のときに好きだった食べ物を見ても、それほど大きな変化がないことがわかります。

やはり、1960年代に始まった高度経済成長によって、日本の食文化に肉類、冷凍食品、レトルト食品が普及したことが大きな変化だったようですね。

さらに外食産業も拡大し、家族で気軽に外食できるようになったことも、今の子どもたちが好きな食べ物を決める要因になっている気がします。

我が家ではお寿司、ハンバーグ、ラーメン、焼肉、ポテトフライ、ピザなどは外食(または中食)で食べる機会が多いのですが、恐らく他の家庭もそうでしょう。

ちなみに、ぐるなびの同調査によると、今の小学生が嫌いな食べ物トップ3と昔の小学生が嫌いな食べ物トップ3は以下の通りです。

今の小学生が嫌いな食べ物
1位|ゴーヤ(28.3%)
2位|セロリ(14.7%)
1位|ピーマン(12.0%)

昔の小学生が嫌いな食べ物
1位|セロリ(13.6%)
2位|レバー(13.0%)
3位|納豆(12.9%)

味が苦い食べ物、匂いに特徴がある食べ物ばかりなので、こちらも予想通りですよね。嫌いな食べ物も好きな食べ物と同じく、今も昔もそれほど変わらないと言えそうです。

子どもの偏食が気になる……好き嫌いをなくしたい……というママは以下を参考にしてください。

食べ物の好き嫌いが激しい…子どもの偏食をなくす18の方法

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